JP3027167U - 粒状木炭封入シート - Google Patents
粒状木炭封入シートInfo
- Publication number
- JP3027167U JP3027167U JP1996000749U JP74996U JP3027167U JP 3027167 U JP3027167 U JP 3027167U JP 1996000749 U JP1996000749 U JP 1996000749U JP 74996 U JP74996 U JP 74996U JP 3027167 U JP3027167 U JP 3027167U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charcoal
- granular charcoal
- sheet
- granular
- seal portion
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調湿,消臭,遠赤外線放射等の多機能材料と
しての木炭を現代生活の様々な局面で手軽に利用できる
利用形態を提供する。 【解決手段】 少なくとも一方が通気性を有する2枚の
シート材を積層し、それらを経方向及び緯方向に格子状
に配設されたシール部で接合一体とし、積層体の層間に
前記シール部で区画されることにより形成された小空間
内に、木炭を破砕して得られた粒状木炭を封入した。
しての木炭を現代生活の様々な局面で手軽に利用できる
利用形態を提供する。 【解決手段】 少なくとも一方が通気性を有する2枚の
シート材を積層し、それらを経方向及び緯方向に格子状
に配設されたシール部で接合一体とし、積層体の層間に
前記シール部で区画されることにより形成された小空間
内に、木炭を破砕して得られた粒状木炭を封入した。
Description
【0001】
【0001】
【0002】
本考案は、木炭の持つ調湿作用,消臭作用,遠赤外線放射作用等の多様な機能 を手軽に利用するための粒状木炭封入シートに関する。
【0003】
【0002】
【0004】
木炭は、旧来燃料として利用されてきたが、最近では燃料としてより寧ろその 調湿(除湿)作用,消臭作用,浄化・解毒作用,遠赤外線放射作用等が見直され 、健康や生活環境に関する分野での様々の利用が提案されている。
【0005】
【0003】 然しながら自然木を焼くことにより得られる木炭は、必然的に不定形な塊状を なすと共に脆弱でもあり、現代の生活環境に適合し易い形態をなしていないこと が、その優れた機能の割には利用されない一因となっていた。
【0006】
【0004】
【0007】
本考案は、上記の点に鑑みて、調湿,消臭,遠赤外線放射等の多機能材料とし ての木炭を現代生活の様々な局面で手軽に利用できる利用形態を提供することを 課題としてなされたものである。
【0008】
【0005】
【0009】
少なくとも一方が通気性を有する2枚のシート材を積層し、それらを経方向及 び緯方向に格子状に配設されたシール部で接合一体とし、積層体の層間に前記シ ール部で区画されることにより形成された小空間内に、木炭を破砕して得られた 粒状木炭を封入した。
【0010】
【0006】
【0011】
本考案実施の形態について図面と共に説明する。
【0012】
【0007】 図1及び図2に、本考案粒状木炭封入シートの代表的な実施形態を示す。図に おいて、粒状木炭封入シート1を構成する2枚のシート材2,3のうち図中上側 の一方のシート材2はエンボス加工により経方向及び緯方向に格子状に配設され た平坦なシール部4,5に対して畝状に膨出した突条部分6を形成している。
【0013】
【0008】 そして、粒状木炭封入シート1は、上記シート材2を、全体が平坦なシート材 3の上に重ね、前記経方向,緯方向のシール部4,5において接合一体とするこ とよにより形成される積層シートの層間に、前記シール部4,5で囲まれた小空 間7を形成し、該小空間7に粒状木炭8を封入している。
【0014】
【0009】 粒状木炭8は、木炭を破砕して粒径0.1〜1mm程度の粒状としたものであり 、木炭としては、1000℃以上の高温で焼成された白炭、特にウバメガシから 得られる備長炭が好適である。粒状木炭8の粒径が小さすぎる場合には、木炭の 多孔質である特長が生かせなくなり、また粒径が大きすぎると充填性が悪化し、 且つ、各小空間7での充填度が均一化され難くなる。
【0015】
【0010】 また、シート材2,3のうち突条6を形成したシート材2は通気性を有するも のを使用する。シート材3も通気性を有することが好ましいが、必ずしもこの限 りではない。これらシート材2,3としては、例えばポリプロピレン,ポリエス テル,ポリアミド等の不織布や、ポリエチレンとパルプの混紗紙等を使用するこ とができる。
【0016】
【0011】 そして、粒状木炭封入シート1の製造に際しては、図とは反対にシート材2の 突条6が下に凸となるようにエンボス加工し、経方向に走行させつつ、各列の突 条6に対応して緯方向(幅方向)に並設された供給装置(図示せず)から粒状木 炭8を突条6による凹陥部内に供給充填した後、もう一方のシート材3を重ね、 平坦なシール部4及び5において加熱ロールにより加圧して熱融着させシールす る。
【0017】
【0012】 このようにして得られた粒状木炭封入シート1は、一面に近東に分布した突条 6を有する全体に厚さの一様な薄いシート状をなし、経方向,緯方向のシール部 4,5に沿って折曲可能で、取扱いが容易であり、生活環境の様々な局面で利用 することが可能である。
【0018】
【0013】 例えば、粒状木炭封入シート1をマットレス等の寝装品に内在させたり、シー ツや枕カバーの下に敷き込むことにより、寒冷期には粒状木炭8から放射される 遠赤外線により暖かく、また、夏期には発汗による水分を粒状木炭8が吸収する ことにより、四季を通じて快適な睡眠が可能であると共に、上記の遠赤外線放射 による温熱作用で血行が促進され、肩こりや筋肉痛等が緩和され、疲労回復効果 も期待できる。
【0019】
【0014】 また、粒状木炭封入シート1を壁紙や壁材パネルに用いたり敷物として床に敷 くことにより、粒状木炭8から発生されるマイナスイオンが、大気汚染や電気製 品から発生されるプラスイオンを中和させ、室内空気を浄化すると共に、粒状木 炭8の除湿或いは調湿作用、及び、消臭作用により快適な生活環境が実現できる 。
【0020】
【0015】 更に、粒状木炭封入シート1を畳やカーペットの下に敷き込んだり、押入れの 壁面に装着することにより、これらの箇所の除湿、及び、結露やカビの防止効果 も得られる。
【0021】
【0016】
【0022】
本考案、粒状木炭封入シートは、上述の通り構成されているので、寝装品や壁 紙,敷物等の内装材に容易に用いることができる形態をなしており、調湿,消臭 ,遠赤外線放射等、木炭の多様な機能を現代生活の様々な局面で有効且つ手軽に 利用できる。
【図1】本考案粒状木炭封入シートの実施形態を示す一
部切除した斜視図である。
部切除した斜視図である。
【図2】図1のII−II´線断面図である。
1 粒状木炭封入シート 2,3 シート材 4,5 シール部 6 突条 7 小空間 8 粒状木炭
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一方が通気性を有する2枚の
シート材を積層し、それらを経方向及び緯方向に格子状
に配設されたシール部で接合一体とし、積層体の層間に
前記シール部で区画されることにより形成された小空間
内に、木炭を破砕して得られた粒状木炭を封入したこと
を特徴とする粒状木炭封入シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000749U JP3027167U (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 粒状木炭封入シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000749U JP3027167U (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 粒状木炭封入シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027167U true JP3027167U (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=43162291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000749U Expired - Lifetime JP3027167U (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 粒状木炭封入シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027167U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11076737B2 (en) | 2016-06-06 | 2021-08-03 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Cleaning robot and method of surmounting obstacle |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP1996000749U patent/JP3027167U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11076737B2 (en) | 2016-06-06 | 2021-08-03 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Cleaning robot and method of surmounting obstacle |
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