JP3027089U - 造花形成用リボン - Google Patents

造花形成用リボン

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JP3027089U
JP3027089U JP1996000556U JP55696U JP3027089U JP 3027089 U JP3027089 U JP 3027089U JP 1996000556 U JP1996000556 U JP 1996000556U JP 55696 U JP55696 U JP 55696U JP 3027089 U JP3027089 U JP 3027089U
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JP1996000556U
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Inventor
隆治 青山
Original Assignee
株式会社青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 造花を装飾対象物の所望の位置に確実に取り
付けることができる造花形成用リボンを提供すること。 【解決手段】 本考案の造花形成用リボン(10)は、互い
に重ね合わされた一対のストリップ(12)と、両ストリッ
プの間に配置されストリップの長手方向へ伸びる複数の
紐(14)と、複数の紐の一部を互いに締め付ける締付部材
(15)とを含む。両ストリップ(12)と複数の紐(14)とはこ
れらの一端部で互いに結合され、両ストリップは複数の
紐に対する長手方向への相対移動が可能であるようにス
トリップの長手方向に間隔をおかれた複数の線(L) の各
線上の少なくとも二箇所(18)において互いに結合されて
いる。また、締付部材(15)は複数の紐の他端部(14b) に
配置され紐の長手方向へ移動可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、造花を形成するためのリボンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品の装飾に用いられる造花を形成するためのリボンが提案されている 。この造花形成用リボンは、互いに重ね合わされた一対のストリップと両ストリ ップの間に配置され該ストリップの長手方向へ伸びる複数の紐とを有する。前記 両ストリップと前記複数の紐とはこれらの一端部で互いに結合され、前記両スト リップは前記複数の紐に対する長手方向への相対移動が可能であるように前記両 ストリップの長手方向に関して間隔をおかれた複数の線の各線上の二箇所におい て互いに結合されている(実公昭60−14726号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この造花形成用リボンによれば、複数の紐に対して両ストリップをこれらの他 端部がこれらの一端部に接近するように相対移動させると、両ストリップはこれ らの結合箇所間でそれぞれ湾曲して複数のループに変化する。その結果、これら のループを花弁とする造花が形成され、前記複数の紐は前記造花から伸び出る。
【0004】 形成された造花は、これから伸び出る前記複数の紐を物品またはその包装のよ うな装飾対象物に巻き付け、これらを互いに結び合わせることにより前記装飾対 象物に固定することができる。
【0005】 ところで、前記複数の紐の結び合わせの巧拙や前記装飾対象物の形状によって は前記装飾対象物への前記造花の結び付けが弱く、前記造花の配置位置にずれが 生じあるいは前記造花を所望の位置におくことができないことがあり、このため 、十分な装飾効果が得られないことがある。
【0006】 本考案の目的は、造花を装飾対象物の所望の位置に確実に取り付けることがで きる造花形成用リボンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る造花形成用リボンは、互いに重ね合わされた一対のストリップと 、両ストリップの間に配置され該ストリップの長手方向へ伸びる複数の紐と、前 記複数の紐の一部を互いに締め付ける締付部材とを含む。前記両ストリップと前 記複数の紐とはこれらの一端部で互いに結合され、前記両ストリップは前記複数 の紐に対する長手方向への相対移動が可能であるように前記ストリップの長手方 向に関して間隔をおかれた複数の線の各線上の少なくとも二箇所において互いに 結合されている。また、前記締付部材は前記複数の紐の他端部に配置され前記紐 の長手方向へ移動可能である。
【0008】 前記締付部材は、例えば、前記複数の紐を横切るあり溝および該あり溝に受け 入れられたありをそれぞれ有する一片および他片を含み、前記複数の紐が両片に 締め付けられている。
【0009】
【考案の作用および効果】
本考案によれば、前記複数の紐に対して両ストリップをこれらの他端部がこれ らの一端部に接近するように長手方向へ相対移動させるとき、両ストリップはこ れらの結合箇所間でそれぞれ湾曲して複数のループに変化する。その結果、これ らのループを花弁とする造花が形成され、前記複数の紐は前記造花から伸び出る 。
【0010】 前記造花を物品またはその包装のような装飾対象物に取り付けるには、前記造 花から伸び出る複数の紐で前記装飾対象物を取り巻き、次いで前記締付部材を前 記複数の紐の他端部からこれらの一端部に向けて、すなわち前記装飾対象物に向 けて移動させることにより行なうことができる。前記締付部材の移動により、前 記装飾対象物が前記複数の紐で締め付けられ、前記造花が前記装飾対象物に固定 される。前記複数の紐とこれらの一部を互いに締め付ける前記締付部材との間に 働く摩擦力のため、前記締付部材の移動後の位置は維持される。したがって、従 来における複数の紐の結び合わせの巧拙や装飾対象物の形状に拘りなく、前記装 飾対象物への造花の取り付けを容易に行なうことができ、また、前記装飾対象物 の所望位置への造花の取り付けを確実に行なうことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1を参照すると、本考案に係る造花形成用リボン10は、互いに重ね合わさ れた一対のストリップ12と、両ストリップ12の間に配置され両ストリップ1 2の長手方向へ伸びる一対の紐14と、両紐14の一部を互いに締め付ける締付 部材15とを備える。
【0012】 両ストリップ12と両紐14とはこれらの一端部12a,14aにおいて互い に結合されている。また、両ストリップ12は、両ストリップ12間の紐14に 対するこれらの長手方向への相対移動が可能であるように、両ストリップ12の 長手方向に互いに間隔をおかれた複数の線(仮想線)Lの各線上の少なくとも二 箇所において、互いに結合されている。
【0013】 ストリップ12および紐14は、それぞれ、例えばナイロン繊維やポリエステ ル繊維のような合成繊維製の織布からなり、溶接またはヒートシールにより互い に結合されている。符号16は両ストリップ12および両紐14のそれぞれの一 端部における結合箇所を示し、また、符号18は両紐14の両側における両スト リップ12相互の結合箇所を示す。
【0014】 ストリップ12および紐14は、前記合成繊維製の織布の他、合成繊維製の不 織布、ポリプロピレンやビニルのような合成樹脂製のテープ、紙製のテープ、天 然繊維製の織布、天然繊維製の不織布等からなるものとすることができる。両ス トリップ12の一端部および紐14の一端部の相互結合および両ストリップ12 の相互結合は、前記溶接またはヒートシールに代えて、例えば接着剤による接着 、糸による縫い合わせ、鳩目、ホッチキスによる綴じ合わせ等により行なうこと ができる。
【0015】 両紐14は図示の例のように互いに重ね合わされていることが望ましい。また 、紐14の数量はこれを2とする図示の例に代えて3以上とすることができる。
【0016】 複数の線Lはそれぞれ両ストリップ12を斜めに横切り、傾斜方向は交互に変 化している。各線が両ストリップ12を横切る角度は任意に定めることができる 。両ストリップ12を横断する前記線の角度の大きさに応じて、後記造花の互い に対をなす花弁相互の開き角度と、紐14の周りの各対の花弁相互の相対位置が 変化する。また、線Lの相互間隔を任意に定めることができる。線Lの相互間隔 により前記花弁の大きさが定まる。さらに、線Lの数量も任意に定めることがで き、前記線の数に応じて、前記花弁の数量が変わる。
【0017】 締付部材15は両紐の他端部14bに配置されている。より詳細には、両スト リップ12の他端部12bと該他端部に最も近い線Lとの間を伸びる両紐14の 一部に配置されこれらを取り巻いている。また、締付部材15は両紐14の長手 方向へ移動させることができる。
【0018】 図示の締付部材15は、両紐14を横切るあり溝20および該あり溝に受け入 れらたあり22をそれぞれ有する一片24および他片26を備える(図2および 図3参照)。両紐14は両片24,26間、より詳細には、あり溝20の底面と あり22の頂面との間を経て伸び、あり溝20の底面とあり22の頂面とにより 互いに締め付けられている。
【0019】 このため、締付部材15は両紐の他端部14bに留められ、また、締付部材1 5に対して両紐14の長手方向へ外力を加えると、両片24,26とこれらに接 する両紐14との間に大きい摩擦力が生じる。締付部材15は、これに前記摩擦 力を越える大きさの外力を加えることにより、両紐14の長手方向へ移動させる ことができる。
【0020】 両片24,26はプラスチック材料で成形することができる。これによれば、 両片24,26の少なくとも一方の弾性変形を利用して両片のあり溝20とあり 22とを互いに係合させまた両片24,26を互いに引き離すことができる。ま た、図示の例では、両片24,26がこれらの側部においてプラスチック製の薄 い板片28で互いに連結されている。
【0021】 図4に示すように、両紐14に対して両ストリップ12の他端部12bをこれ らの一端部12aに向けて相対移動をさせると、両ストリップ12の互いに隣接 する線L間の各ストリップの一部12cと、両ストリップの一端部12aとこれ に隣接する線Lとの間の各ストリップの一部12dとがそれぞれ外方に膨らむ。 前記相対移動を続けると、両ストリップ12の長手方向に互いに隣接する両線L が近接し、また、結合箇所16とこれに隣接する線Lとが互いに近接し、各スト リップ部分12c,12dはループに変形する。その結果、ループ状の各ストリ ップ部分12c,12dを花弁とする造花30(図5参照)が形成される。造花 30の下部すなわち両ストリップの他端部12bに最も近い線L上の両結合箇所 18間から両紐14の大部分が伸び出る。
【0022】 図5および図6に示すように、得られた造花30を装飾対象物、例えば贈答品 のような物品あるいは該物品を入れた包装箱32に取り付け、これを装飾すると きは、まず両紐14を包装箱32に掛け回す。より詳細には、包装箱32が両紐 14の両端部間(造花30と締付部材15との間)にあって両紐14に取り巻か れるようにする。次に、包装箱32に対する造花30の配置位置を調整する。次 いで、締付部材15をこれが両紐14を介して包装箱32に突き当たるまで移動 させる。
【0023】 締付部材15のこの移動操作により、造花30と締付部材15との間の間隔が 狭まり、包装箱32は両紐14により締め付けられる。締付部材15の移動後の 位置は、締付部材15と両紐との間の前記摩擦力により維持される。その結果、 造花30は包装箱32の所望位置に固定され、固定状態が維持される。
【0024】 締付部材15の移動操作による両紐14の締め付け作業は、両紐の結び合わせ によるより容易であり、また、両紐の結び合わせに伴う両紐14の緩みも生じな い。このことから、前記装飾対象物の所望箇所への造花30の取り付けを容易か つ確実に行なうことができ、したがって、造花30による装飾を良好にすること ができる。
【0025】 なお、紐14の数量を例えば4とするときは、包装箱32の左右および上下の 各方向に向けて、紐14を掛け回すことができる。また、締付部材15は、図示 の例に限らず、複数の紐14の一部を互いに締め付けることができ、また、締め 付け状態を維持したまま、紐14の長手方向へ移動可能のものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る造花形成用リボンの斜視図であ
る。
【図2】締付部材の斜視図である。
【図3】締付部材の側面図である。
【図4】造花の形成途上にある造花形成用リボンの斜視
図である。
【図5】造花が取り付けられた装飾箱の正面斜視図であ
る。
【図6】造花が取り付けられた装飾箱の背面図である。
【符号の説明】
10 造花形成用リボン 12,12a,12b ストリップ、その一端部および
その他端部 14,14a,14b 紐、その一端部およびその他端
部 15,24,26 締付部材とその一片および他片 16,18 結合箇所 20,22 あり溝およびあり 30 造花 32 装飾箱(装飾対象物) L 線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ね合わされた一対のストリップ
    と、両ストリップの間に配置され該ストリップの長手方
    向へ伸びる複数の紐と、前記複数の紐の一部を互いに締
    め付ける締付部材とを含み、前記両ストリップと前記複
    数の紐とがこれらの一端部で互いに結合され、前記両ス
    トリップが前記複数の紐に対する長手方向への相対移動
    が可能であるように前記両ストリップの長手方向に関し
    て間隔をおかれた複数の線の各線上の少なくとも二箇所
    において互いに結合され、また、前記締付部材が前記複
    数の紐の他端部に配置され前記紐の長手方向へ移動可能
    である、造花形成用リボン。
  2. 【請求項2】 前記締付部材が、前記複数の紐を横切る
    あり溝および該あり溝に受け入れられたありをそれぞれ
    有する一片および他片を含み、前記複数の紐が両片に締
    め付けられている、請求項1に記載の造花形成用リボ
    ン。
JP1996000556U 1996-01-22 1996-01-22 造花形成用リボン Expired - Lifetime JP3027089U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088549A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Aoyama:Kk 造花形成用リボン
JP2015048083A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社青山 リボンケース

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