JP3027015B2 - インクジェットペンのレギュレータ - Google Patents
インクジェットペンのレギュレータInfo
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- JP3027015B2 JP3027015B2 JP3075761A JP7576191A JP3027015B2 JP 3027015 B2 JP3027015 B2 JP 3027015B2 JP 3075761 A JP3075761 A JP 3075761A JP 7576191 A JP7576191 A JP 7576191A JP 3027015 B2 JP3027015 B2 JP 3027015B2
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- valve member
- ink
- valve seat
- regulator
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7897—Vacuum relief type
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット・ペンの
インク溜め内の圧力を調整するレギュレータに関する。
インク溜め内の圧力を調整するレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】イン
クジェット・ペンは一般にインク溜めから印字面へとイ
ンク滴を制御しつつ供給することを含め、確立された印
字技術になっている。
クジェット・ペンは一般にインク溜めから印字面へとイ
ンク滴を制御しつつ供給することを含め、確立された印
字技術になっている。
【0003】ドロップ・オン・デマンドと呼ばれる一つ
の形式のインクジェット印字では、制御信号に応答して
インク溜めからインク滴を噴射する印字ヘッドを有する
ペンを使用している。ドロップ・オン・デマンド式イン
クジェット・ペンは一般にインク滴を噴射するため2つ
の機構のうちの一つを利用する。すなわち、熱バブル又
は圧電圧縮波を利用した機構である。
の形式のインクジェット印字では、制御信号に応答して
インク溜めからインク滴を噴射する印字ヘッドを有する
ペンを使用している。ドロップ・オン・デマンド式イン
クジェット・ペンは一般にインク滴を噴射するため2つ
の機構のうちの一つを利用する。すなわち、熱バブル又
は圧電圧縮波を利用した機構である。
【0004】熱バブル式のペンの印字ヘッドは加熱され
てインクの小部分を急激に気化させる薄膜抵抗を備えて
いる。インク蒸気が急激に膨張することによって、少量
のインクが印字ヘッドのオリフィスを強制的に通過す
る。
てインクの小部分を急激に気化させる薄膜抵抗を備えて
いる。インク蒸気が急激に膨張することによって、少量
のインクが印字ヘッドのオリフィスを強制的に通過す
る。
【0005】圧電圧縮波式のペンは制御信号に応答して
印字ヘッド内のインク容積を急激に圧縮し、それによっ
てインク滴が強制的にオリフィスを通過するようにする
圧縮波を発生する圧電素子を使用する。
印字ヘッド内のインク容積を急激に圧縮し、それによっ
てインク滴が強制的にオリフィスを通過するようにする
圧縮波を発生する圧電素子を使用する。
【0006】従来のドロップ・オン・デマンド式印字へ
ッドはペンのインク溜めからインク滴を噴射、すなわち
“ポンピング”するには有用であるが、印字ヘッドが動
作していない時にインクが印字ヘッドから滲出すること
を防止する機構を備えていない。従って、ドロップ・オ
ン・デマンド技術では印字ヘッドの休止中にペンからイ
ンクが漏れることを防止するため、インク溜め内に僅か
な負圧を与えるようにインク溜め内の液体を貯蔵する必
要がある。ここで用いられる負圧という用語はインク溜
め内の液圧がインク溜め周囲の大気圧よりも低いことを
意味する。負圧の上昇とはインク溜め内の液圧が大気に
対して更に負になることを意味する。
ッドはペンのインク溜めからインク滴を噴射、すなわち
“ポンピング”するには有用であるが、印字ヘッドが動
作していない時にインクが印字ヘッドから滲出すること
を防止する機構を備えていない。従って、ドロップ・オ
ン・デマンド技術では印字ヘッドの休止中にペンからイ
ンクが漏れることを防止するため、インク溜め内に僅か
な負圧を与えるようにインク溜め内の液体を貯蔵する必
要がある。ここで用いられる負圧という用語はインク溜
め内の液圧がインク溜め周囲の大気圧よりも低いことを
意味する。負圧の上昇とはインク溜め内の液圧が大気に
対して更に負になることを意味する。
【0007】インク溜め内の負圧はインクが印字ヘッド
から漏れることを防止するのに充分大きくなければなら
ない。しかし、負圧は印字ヘッドのポンピング機能がイ
ンク滴を噴射する際に負圧を超えられなくなるほど大き
くてはならない。
から漏れることを防止するのに充分大きくなければなら
ない。しかし、負圧は印字ヘッドのポンピング機能がイ
ンク滴を噴射する際に負圧を超えられなくなるほど大き
くてはならない。
【0008】インクジェット・ペンのインク溜めの負圧
は印字ヘッドがインク滴を噴射するために起動すると変
化する。このような負圧の上昇を調整しないと、印字ヘ
ッドはインク滴を噴射するため上昇した負圧を超えるこ
とができないので、インクジェット・ペンは結果的に故
障する。
は印字ヘッドがインク滴を噴射するために起動すると変
化する。このような負圧の上昇を調整しないと、印字ヘ
ッドはインク滴を噴射するため上昇した負圧を超えるこ
とができないので、インクジェット・ペンは結果的に故
障する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は印字ヘッドから
のインクの漏れを防止するのに充分なレベル以上に負圧
を留めるようにインクジェットペンのインク溜め内の負
圧を調整する機構を提供するものである。この機構は更
に印字ヘッドの故障を引き起すほど負圧が大きくならな
いようにする。インク漏れが防止され、印字ヘッドの動
作が保証される負圧レベルの範囲は以後、負圧動作レン
ジという。
のインクの漏れを防止するのに充分なレベル以上に負圧
を留めるようにインクジェットペンのインク溜め内の負
圧を調整する機構を提供するものである。この機構は更
に印字ヘッドの故障を引き起すほど負圧が大きくならな
いようにする。インク漏れが防止され、印字ヘッドの動
作が保証される負圧レベルの範囲は以後、負圧動作レン
ジという。
【0010】本発明は特に弁座及び関連する弁部材から
成るレギュレータを提供する。弁座はインクジェットペ
ンのインク溜めの本体に取り付けられる。弁座はこれを
貫通して形成された孔を有している。好ましい実施例で
は、弁座は前記孔がインク溜め本体内に形成された通気
口と通気するように取り付けてある。通気口によってイ
ンク溜めと大気の通気が可能になる。弁部材は弁座に対
して動作するように弁座の近傍に取り付けてある。弁部
材は孔を閉じるため(ひいては通気口が閉じる)、弁座
に密着した閉位置に移動し、孔を開くため(ひいては通
気口が開く)、弁座から離れた開位置に移動するように
構成されている。
成るレギュレータを提供する。弁座はインクジェットペ
ンのインク溜めの本体に取り付けられる。弁座はこれを
貫通して形成された孔を有している。好ましい実施例で
は、弁座は前記孔がインク溜め本体内に形成された通気
口と通気するように取り付けてある。通気口によってイ
ンク溜めと大気の通気が可能になる。弁部材は弁座に対
して動作するように弁座の近傍に取り付けてある。弁部
材は孔を閉じるため(ひいては通気口が閉じる)、弁座
に密着した閉位置に移動し、孔を開くため(ひいては通
気口が開く)、弁座から離れた開位置に移動するように
構成されている。
【0011】弁部材は弁座と弁部材の間の磁力によって
閉位置に強制される。弁部材は弁部材の内表面に作用す
るインク溜めの負圧の力によって弁座から強制的に離さ
れる。弁座及び弁部材は、両者の間の磁力が通常は弁部
材を閉位置に保持して通気口を密閉し、そのため印字ヘ
ッドからのインク漏れを防止するのに充分な負圧がイン
ク溜め内に確保されるように構成され、配置されてい
る。
閉位置に強制される。弁部材は弁部材の内表面に作用す
るインク溜めの負圧の力によって弁座から強制的に離さ
れる。弁座及び弁部材は、両者の間の磁力が通常は弁部
材を閉位置に保持して通気口を密閉し、そのため印字ヘ
ッドからのインク漏れを防止するのに充分な負圧がイン
ク溜め内に確保されるように構成され、配置されてい
る。
【0012】弁座と弁部材の間の磁力はインク溜め内の
負圧が磁力を超えるのに充分なレベルまで上昇するまで
(例えば、印字ヘッドの動作によるインクの減損の結
果)弁部材を閉位置に保持する。特にレギュレータは負
圧が負圧動作レンジ以上のレベルに上昇すると、弁部材
が弁部材の内表面に作用する負圧の圧力により弁座から
引き離されるように設計されている。弁部材が弁座から
動作することによって、大気がインクジェット・ペンの
インク溜め内に流入できる。大気がインク溜めに流入す
ると、インク溜め内の負圧は動作レンジ内に低下し、弁
部材は低下した負圧の圧力を超える磁力によって閉位置
に戻る。
負圧が磁力を超えるのに充分なレベルまで上昇するまで
(例えば、印字ヘッドの動作によるインクの減損の結
果)弁部材を閉位置に保持する。特にレギュレータは負
圧が負圧動作レンジ以上のレベルに上昇すると、弁部材
が弁部材の内表面に作用する負圧の圧力により弁座から
引き離されるように設計されている。弁部材が弁座から
動作することによって、大気がインクジェット・ペンの
インク溜め内に流入できる。大気がインク溜めに流入す
ると、インク溜め内の負圧は動作レンジ内に低下し、弁
部材は低下した負圧の圧力を超える磁力によって閉位置
に戻る。
【0013】磁界の強度と形状及び弁部材と弁座孔のサ
イズは、負圧が動作レンジ以上に上昇した瞬間に弁部材
が開位置に移動するように設計される。従って、本発明
はインク溜めの負圧を精密に調節するように調整可能な
レギュレータを提供するものである。
イズは、負圧が動作レンジ以上に上昇した瞬間に弁部材
が開位置に移動するように設計される。従って、本発明
はインク溜めの負圧を精密に調節するように調整可能な
レギュレータを提供するものである。
【0014】本発明の別の側面として、弁部材は固有ば
ね力(intrinsic spring forc
e)を有する磁化された材料から成っている。従って、
磁力とばね力の双方が弁部材を閉じるために利用され
る。本発明の別の側面では、弁部材が弁座に密着して閉
じられた時の密閉を保証するため、弁部材と弁座はエラ
ストマ材料から成っている。
ね力(intrinsic spring forc
e)を有する磁化された材料から成っている。従って、
磁力とばね力の双方が弁部材を閉じるために利用され
る。本発明の別の側面では、弁部材が弁座に密着して閉
じられた時の密閉を保証するため、弁部材と弁座はエラ
ストマ材料から成っている。
【0015】本発明の別の側面ではレギュレータは孔を
囲み、弁部材が閉位置の場合は弁座と弁部材の間で変形
する変形可能な密閉機構を含んでいる。この変形可能な
密閉機構によって、孔の周囲の漏れ止めが保証される。
囲み、弁部材が閉位置の場合は弁座と弁部材の間で変形
する変形可能な密閉機構を含んでいる。この変形可能な
密閉機構によって、孔の周囲の漏れ止めが保証される。
【0016】本発明の別の側面では磁力は電磁石によっ
て供給される。その結果、電磁石によって生成される磁
界の強度を制御することによって負圧動作レンジを変更
することができる。
て供給される。その結果、電磁石によって生成される磁
界の強度を制御することによって負圧動作レンジを変更
することができる。
【0017】
【実施例】図1及び図2を参照すると、本発明のレギュ
レータ20はインクジェット・ペン24のインク溜め2
2内の負圧を制御するために用いられる。
レータ20はインクジェット・ペン24のインク溜め2
2内の負圧を制御するために用いられる。
【0018】インクジェット・ペン24はインク溜め2
2の液体容積を規定するペン本体26を備えている。ペ
ン本体26は更にインク溜の液体容積と接触する縦穴2
8をも形成している。縦穴28の底は従来のドロップ・
オン・デマンド式印字ヘッド30を備えている。印字ヘ
ッド30は公知の方法で縦穴28からインクを噴出する
ように作動し、縦穴28にはインク溜め22に蓄積され
たインクが供給される。
2の液体容積を規定するペン本体26を備えている。ペ
ン本体26は更にインク溜の液体容積と接触する縦穴2
8をも形成している。縦穴28の底は従来のドロップ・
オン・デマンド式印字ヘッド30を備えている。印字ヘ
ッド30は公知の方法で縦穴28からインクを噴出する
ように作動し、縦穴28にはインク溜め22に蓄積され
たインクが供給される。
【0019】前述したように、従来のドロップ・オン・
デマンド式印字ヘッドは印字ヘッドの休止中に、すなわ
ち、インク溜めからのインク噴射のための印字ヘッドの
制御がなされていない時、インクが印字ヘッドから滲出
することを防止する機構を備えていない。従って、印字
ヘッドからの漏れがないように、印字ヘッド30のイン
クの液圧と釣り合わせるため、インクジェット・ペンの
インク溜め22内に負圧が生成される。負圧はインク溜
め22にインクが満たされた時に生成されることが好ま
しい。漏れを防止するのに必要な負圧の最低レベルはイ
ンク溜め22の構造と、使用される印字ヘッド30の種
類によって左右される。一般に、漏れを防止するのに必
要な最低負圧は約−2.5cm(水柱)である。
デマンド式印字ヘッドは印字ヘッドの休止中に、すなわ
ち、インク溜めからのインク噴射のための印字ヘッドの
制御がなされていない時、インクが印字ヘッドから滲出
することを防止する機構を備えていない。従って、印字
ヘッドからの漏れがないように、印字ヘッド30のイン
クの液圧と釣り合わせるため、インクジェット・ペンの
インク溜め22内に負圧が生成される。負圧はインク溜
め22にインクが満たされた時に生成されることが好ま
しい。漏れを防止するのに必要な負圧の最低レベルはイ
ンク溜め22の構造と、使用される印字ヘッド30の種
類によって左右される。一般に、漏れを防止するのに必
要な最低負圧は約−2.5cm(水柱)である。
【0020】印字ヘッド30が起動してインク滴を噴射
すると、噴射されるインクに起因する液体容積の減少に
よってインク溜め22内の負圧が上昇する。最も広範に
使用されている印字ヘッド30は負圧が約−10cm
(水柱)のレベルまで上昇してもインク滴の噴射を継続
することができる。しかし、前記の最大負圧以上では、
そのように大きい負圧に抗してポンピングすることがで
きないので、印字ヘッド30は動作不能になる。前述の
ように、インク漏れが防止され、印字ヘッド30が動作
を継続する負圧レベルの範囲は負圧動作レンジといわれ
る。
すると、噴射されるインクに起因する液体容積の減少に
よってインク溜め22内の負圧が上昇する。最も広範に
使用されている印字ヘッド30は負圧が約−10cm
(水柱)のレベルまで上昇してもインク滴の噴射を継続
することができる。しかし、前記の最大負圧以上では、
そのように大きい負圧に抗してポンピングすることがで
きないので、印字ヘッド30は動作不能になる。前述の
ように、インク漏れが防止され、印字ヘッド30が動作
を継続する負圧レベルの範囲は負圧動作レンジといわれ
る。
【0021】本発明はインク溜めの負圧が負圧動作レン
ジ以上のレベルに上昇することを防止する調整装置20
を備えている。このレギュレータ20はペン本体26の
頂部34内に形成された通気口32の近傍に取り付けて
ある。通気口32はインク溜め22と、ペン24を囲む
大気との通気をもたらす。レギュレータ20は基本的に
ペン本体26の通気口32の近傍に取り付けた弁座36
と、弁部材38とから成っている。1実施例では弁座3
6はペン頂部34の内表面40に締め付けられた強磁性
のステンレス鋼の平坦な条片から成っている。弁座36
は通気口32を完全に覆う。弁座36内には環状の孔4
2が形成されている。孔42は通気口32と通気されて
いるので、空気は通気口32と孔42を通ってインク溜
め22内へと通過できる。
ジ以上のレベルに上昇することを防止する調整装置20
を備えている。このレギュレータ20はペン本体26の
頂部34内に形成された通気口32の近傍に取り付けて
ある。通気口32はインク溜め22と、ペン24を囲む
大気との通気をもたらす。レギュレータ20は基本的に
ペン本体26の通気口32の近傍に取り付けた弁座36
と、弁部材38とから成っている。1実施例では弁座3
6はペン頂部34の内表面40に締め付けられた強磁性
のステンレス鋼の平坦な条片から成っている。弁座36
は通気口32を完全に覆う。弁座36内には環状の孔4
2が形成されている。孔42は通気口32と通気されて
いるので、空気は通気口32と孔42を通ってインク溜
め22内へと通過できる。
【0022】弁部材38は平坦で、ほぼ長方形の部材で
ある。弁部材38の一端は溜め金具44等によって弁座
36に固定されている。弁部材38の好ましい実施例は
磁化材料を埋設した可撓性のエラストマ材料から形成さ
れている。従って、反作用力がない場合は、弁部材38
と弁座36の間の磁力によって弁部材は図1の実線で示
す弁座に密着した閉位置へと移動する。
ある。弁部材38の一端は溜め金具44等によって弁座
36に固定されている。弁部材38の好ましい実施例は
磁化材料を埋設した可撓性のエラストマ材料から形成さ
れている。従って、反作用力がない場合は、弁部材38
と弁座36の間の磁力によって弁部材は図1の実線で示
す弁座に密着した閉位置へと移動する。
【0023】弁部材38は閉位置にある時は、弁座36
内の孔42が完全に覆われる位置に配置されている。更
に、弁部材38はエラストマ材料から形成されているの
で、弁部材38は弁座36に押圧され、それによって孔
42は実質的に漏れ止めされて閉鎖される。
内の孔42が完全に覆われる位置に配置されている。更
に、弁部材38はエラストマ材料から形成されているの
で、弁部材38は弁座36に押圧され、それによって孔
42は実質的に漏れ止めされて閉鎖される。
【0024】閉じた弁部材38がインク溜め22を密閉
し、休止中の印字ヘッド30からのインク漏れを防止す
るためインク溜め内に負圧を発生可能であることが理解
されよう。インク溜め22内の負圧が印字ヘッド30の
定常動作中に上昇すると、弁部材38は負圧が負圧動作
レンジを超えるレベル(例えば−10cmの水柱)に達
するまで閉じた状態を保つ。負圧が前記最高レベルを超
えると、弁部材38の内表面48に作用する負圧による
力が上昇して、弁部材38と弁座36の間の磁力を超
え、かつ弁部材38は図1の点線で示す開位置へと移動
する。明解にするため、開いた弁部材38の弁座36に
対する変位は図1では大きく誇張されている。
し、休止中の印字ヘッド30からのインク漏れを防止す
るためインク溜め内に負圧を発生可能であることが理解
されよう。インク溜め22内の負圧が印字ヘッド30の
定常動作中に上昇すると、弁部材38は負圧が負圧動作
レンジを超えるレベル(例えば−10cmの水柱)に達
するまで閉じた状態を保つ。負圧が前記最高レベルを超
えると、弁部材38の内表面48に作用する負圧による
力が上昇して、弁部材38と弁座36の間の磁力を超
え、かつ弁部材38は図1の点線で示す開位置へと移動
する。明解にするため、開いた弁部材38の弁座36に
対する変位は図1では大きく誇張されている。
【0025】弁部材38が開位置にあると、大気は通気
口32及び孔42を通ってインク溜め22内に流入する
ことができる。大気がインク溜め内に移動すると、イン
ク溜めの負圧が低下する。その結果、弁部材の内表面4
8に作用する負圧は、弁部材38と弁座36の間の磁力
が再び負圧力を超えて、弁部材38を閉じるレベルに減
少する。
口32及び孔42を通ってインク溜め22内に流入する
ことができる。大気がインク溜め内に移動すると、イン
ク溜めの負圧が低下する。その結果、弁部材の内表面4
8に作用する負圧は、弁部材38と弁座36の間の磁力
が再び負圧力を超えて、弁部材38を閉じるレベルに減
少する。
【0026】本発明のレギュレータ20はインクジェッ
ト・ペンのインク溜め内の負圧を調整する比較的簡単な
機構であることが理解されよう。更に、レギュレータ2
0のサイズが小さいので、レギュレータ20を収納する
のにインク溜め容積は極めて僅かしか必要としない。従
って、インクジェット・ペンのインク溜めはペンの容積
効率を僅かしか低下させずにレギュレータ20を組み入
れることができる。
ト・ペンのインク溜め内の負圧を調整する比較的簡単な
機構であることが理解されよう。更に、レギュレータ2
0のサイズが小さいので、レギュレータ20を収納する
のにインク溜め容積は極めて僅かしか必要としない。従
って、インクジェット・ペンのインク溜めはペンの容積
効率を僅かしか低下させずにレギュレータ20を組み入
れることができる。
【0027】本発明のレギュレータ20によって、極め
て精密な調整が可能なので、弁部材38はペンの設計者
が選択した任意の最大負圧で開く。従って、レギュレー
タ20は広範囲のインク溜めサイズ及び印字ヘッドの性
能特性に適応できる。レギュレータ20が選択された負
圧レベルで開くようにレギュレータの調整に多くの機構
を利用できる。(便宜上、弁部材38を開位置に移動す
るために必要な力を調整装置の“開放力”と呼ぶ。)例
えば、レギュレータ20の開放力を調整するのに弁座3
6内の孔42の直径を変更することができる。この点に
関して述べると、より大きい孔42が弁部材38により
覆われる弁座面積を縮小し、ひいては弁部材38と弁座
36の間の磁力が減少する。その結果、減少した磁力に
反発するために要する負圧は少なくなるので、レギュレ
ータ20の開放力は減少する。
て精密な調整が可能なので、弁部材38はペンの設計者
が選択した任意の最大負圧で開く。従って、レギュレー
タ20は広範囲のインク溜めサイズ及び印字ヘッドの性
能特性に適応できる。レギュレータ20が選択された負
圧レベルで開くようにレギュレータの調整に多くの機構
を利用できる。(便宜上、弁部材38を開位置に移動す
るために必要な力を調整装置の“開放力”と呼ぶ。)例
えば、レギュレータ20の開放力を調整するのに弁座3
6内の孔42の直径を変更することができる。この点に
関して述べると、より大きい孔42が弁部材38により
覆われる弁座面積を縮小し、ひいては弁部材38と弁座
36の間の磁力が減少する。その結果、減少した磁力に
反発するために要する負圧は少なくなるので、レギュレ
ータ20の開放力は減少する。
【0028】特筆すべきは、弁座36内の孔42の直径
が大きくなると、弁部材38の上表面50で正の大気圧
が負圧と共に弁部材38を強制的に開くように作用する
領域がより多く露出することである。
が大きくなると、弁部材38の上表面50で正の大気圧
が負圧と共に弁部材38を強制的に開くように作用する
領域がより多く露出することである。
【0029】レギュレータ20の開放力を調整する他の
アプローチとして、弁部材38の全体サイズを調整して
弁部材38と弁座36の重なりの全面積を変更し、それ
によって前記の双方の部材間の磁力を所望レベルにする
ことができる。
アプローチとして、弁部材38の全体サイズを調整して
弁部材38と弁座36の重なりの全面積を変更し、それ
によって前記の双方の部材間の磁力を所望レベルにする
ことができる。
【0030】弁部材38は前述のエラストマ材料、又は
後述する強磁性のステンレス鋼のような可撓材料から成
っているので、弁部材38内には固有ばね力がある。ば
ね力は弁部材38と弁座36との間の磁力と共に弁部材
を閉位置に移動する作用を行う。従って、弁部材38の
サイズが変化すると、弁部材の固有ばね力が変化し、そ
れによって調整装置の開放力が変化する。
後述する強磁性のステンレス鋼のような可撓材料から成
っているので、弁部材38内には固有ばね力がある。ば
ね力は弁部材38と弁座36との間の磁力と共に弁部材
を閉位置に移動する作用を行う。従って、弁部材38の
サイズが変化すると、弁部材の固有ばね力が変化し、そ
れによって調整装置の開放力が変化する。
【0031】本発明のレギュレータの別の構造として、
弁部材38を閉じるのに充分な磁力を生成するため、弁
部材38を磁化された金属製とし、弁座36を、その内
部に強磁性材料が埋設されたエラストマ材料から構成す
ることも可能であろう。
弁部材38を閉じるのに充分な磁力を生成するため、弁
部材38を磁化された金属製とし、弁座36を、その内
部に強磁性材料が埋設されたエラストマ材料から構成す
ることも可能であろう。
【0032】好ましい実施例では、弁部材38は磁化さ
れ、弁座は強磁性材料(特に強磁性ステンレス鋼)から
成るものと説明してきた。しかし、別の実施態様とし
て、弁座36を磁化し、弁部材38を強磁性材料から形
成することもできよう。
れ、弁座は強磁性材料(特に強磁性ステンレス鋼)から
成るものと説明してきた。しかし、別の実施態様とし
て、弁座36を磁化し、弁部材38を強磁性材料から形
成することもできよう。
【0033】図3はインク溜めの通気口132の近傍に
取り付けたレギュレータの別の実施例を示している。弁
座136は強磁性ステンレス鋼のような強磁性材料(又
は、強磁性材料を埋設したエラストマ材料)から形成さ
れ、弁部材138は付属の円筒状磁気スラグ158を備
えている。弁部材138の残りの部分はプラスチックの
ような適宜の可撓材料から形成することができる。磁気
小片158はこの磁気小片158と弁座136の間の磁
力が弁座136内に形成された孔142の周囲で最大に
なるように取り付けられている。
取り付けたレギュレータの別の実施例を示している。弁
座136は強磁性ステンレス鋼のような強磁性材料(又
は、強磁性材料を埋設したエラストマ材料)から形成さ
れ、弁部材138は付属の円筒状磁気スラグ158を備
えている。弁部材138の残りの部分はプラスチックの
ような適宜の可撓材料から形成することができる。磁気
小片158はこの磁気小片158と弁座136の間の磁
力が弁座136内に形成された孔142の周囲で最大に
なるように取り付けられている。
【0034】図4は本発明に基づき形成されたレギュレ
ータのさらに別の実施例を図示している。特に、弁座2
36はプラスッチク又は別の非強磁性材料から形成さ
れ、弁座内に形成された孔242を囲むように弁座23
6の内表面264内に埋設された強磁性材料の環状体2
62を備えている。弁部材138は図3に関して説明し
た弁部材138と同様に形成されている。従って、弁部
材238に取り付けた磁気小片258は弁座236内に
埋設された強磁性環状体262に磁気によって引き付け
られる。
ータのさらに別の実施例を図示している。特に、弁座2
36はプラスッチク又は別の非強磁性材料から形成さ
れ、弁座内に形成された孔242を囲むように弁座23
6の内表面264内に埋設された強磁性材料の環状体2
62を備えている。弁部材138は図3に関して説明し
た弁部材138と同様に形成されている。従って、弁部
材238に取り付けた磁気小片258は弁座236内に
埋設された強磁性環状体262に磁気によって引き付け
られる。
【0035】図4に示した実施例では、磁気小片258
を強磁性材料で形成し、環状体262を磁化することも
可能であろう。更に、磁気小片258と環状体236の
双方とも、各々の極を適宜に配向して磁化することによ
って、弁部材238を閉位置に強制するのに必要な磁力
を生成することも可能であろう。この点に関して、本発
明のどの実施例も弁部材と弁座の双方を磁化するように
構成することもできる点に留意されたい。
を強磁性材料で形成し、環状体262を磁化することも
可能であろう。更に、磁気小片258と環状体236の
双方とも、各々の極を適宜に配向して磁化することによ
って、弁部材238を閉位置に強制するのに必要な磁力
を生成することも可能であろう。この点に関して、本発
明のどの実施例も弁部材と弁座の双方を磁化するように
構成することもできる点に留意されたい。
【0036】図5は弁部材338が閉じるたびに弁座3
36内に形成された孔342を密閉するため変形可能な
密閉部366を設けた本発明の別の実施例を示してい
る。図5に示した実施例では、弁部材338はエラスト
マ材料から形成され、密閉部材366は孔342の近傍
の弁部材表面の部分の環状突起から成っている。密閉部
366は弁座336内に形成された孔342を囲むよう
な形状である。弁部材338が閉じると、密閉部366
は弁座336と弁部材338の間で変形する。密閉部3
66が変形することによって、弁部材338が閉位置に
ある時は空気が大気からインク溜め22に漏入すること
はない。別な構造として、密閉機構366を弁座436
に取り付けることも考えられよう。
36内に形成された孔342を密閉するため変形可能な
密閉部366を設けた本発明の別の実施例を示してい
る。図5に示した実施例では、弁部材338はエラスト
マ材料から形成され、密閉部材366は孔342の近傍
の弁部材表面の部分の環状突起から成っている。密閉部
366は弁座336内に形成された孔342を囲むよう
な形状である。弁部材338が閉じると、密閉部366
は弁座336と弁部材338の間で変形する。密閉部3
66が変形することによって、弁部材338が閉位置に
ある時は空気が大気からインク溜め22に漏入すること
はない。別な構造として、密閉機構366を弁座436
に取り付けることも考えられよう。
【0037】前述の通り、弁座又は弁部材を磁化するこ
とができる。磁化は電磁石によって行うことができる。
例えば、図5に示したレギュレータの弁座336はエラ
ストマ材料から形成され、弁座から出るリード線370
を有する埋設された電磁石を備えている。リード線37
0はペン本体を通過し、切り換え可能な電源と接続され
ている。電磁石368は弁部材338に取り付けた強磁
性小片358を引っ張るように起動する。別の構造とし
て、電磁石を弁部材338に取り付け可能であることが
理解されよう。電磁石368を使用することによって、
レギュレータの開放力を調整する簡単な方法が得られ
る。特に、電磁石368に供給される電流を変更して、
インク溜め内の負圧が負圧動作レンジ内に溜まっている
間は弁座336と弁部材338の間の磁力を弁部材が確
実に閉状態を保つのに必要な磁力に調整することができ
る。
とができる。磁化は電磁石によって行うことができる。
例えば、図5に示したレギュレータの弁座336はエラ
ストマ材料から形成され、弁座から出るリード線370
を有する埋設された電磁石を備えている。リード線37
0はペン本体を通過し、切り換え可能な電源と接続され
ている。電磁石368は弁部材338に取り付けた強磁
性小片358を引っ張るように起動する。別の構造とし
て、電磁石を弁部材338に取り付け可能であることが
理解されよう。電磁石368を使用することによって、
レギュレータの開放力を調整する簡単な方法が得られ
る。特に、電磁石368に供給される電流を変更して、
インク溜め内の負圧が負圧動作レンジ内に溜まっている
間は弁座336と弁部材338の間の磁力を弁部材が確
実に閉状態を保つのに必要な磁力に調整することができ
る。
【0038】一定の用途では、小片358を磁石にし
て、(又は弁部材338を磁気材料で形成してもよ
い。)電磁石がオフの場合は小片が磁力によって引っ張
られ、電磁石がオンの場合は弁座から排斥されるように
小片358の極を配向することができる。電磁石の電流
を調整することによって、弁部材内のばね力をほぼ打ち
消して、必要ならば、インク溜め内の負圧が僅かに上昇
した結果としてレギュレータが開くように微調整可能に
することができる。
て、(又は弁部材338を磁気材料で形成してもよ
い。)電磁石がオフの場合は小片が磁力によって引っ張
られ、電磁石がオンの場合は弁座から排斥されるように
小片358の極を配向することができる。電磁石の電流
を調整することによって、弁部材内のばね力をほぼ打ち
消して、必要ならば、インク溜め内の負圧が僅かに上昇
した結果としてレギュレータが開くように微調整可能に
することができる。
【0039】前述の電磁石の弁座及び磁気弁部材を従来
の圧力センサ369(図5)と組み合わせて、レギュレ
ータの開放力を確実に制御することができる。この点に
関して、センサ369は液体溜め内の液圧を連続して表
示するため液体溜め内に配設される。センサの出力は電
磁石に供給された電流を制御し、ひいては負圧の変化に
確実に応答して開放力を制御するため従来の帰還制御ル
ープ(図示せず)に送られる。
の圧力センサ369(図5)と組み合わせて、レギュレ
ータの開放力を確実に制御することができる。この点に
関して、センサ369は液体溜め内の液圧を連続して表
示するため液体溜め内に配設される。センサの出力は電
磁石に供給された電流を制御し、ひいては負圧の変化に
確実に応答して開放力を制御するため従来の帰還制御ル
ープ(図示せず)に送られる。
【0040】図6は本発明の別の実施例を示し、ここで
はレギュレータの弁部材438は球形であり、かつ弁座
436は球形の弁部材438がその内部に移動して孔4
42を閉じる溝472を設けている。更に詳細に述べる
と、ペン本体の頂部434はインク溜め頂部434の内
表面450内に形成された室474内に開口した通気口
432を備えている。弁座436は基本的に通気口43
2と室474の接合部に取り付けた環状部材である。弁
座436は通気口42と通気する中央口442を備えて
いる。弁座436内に形成された溝472の形状は逆切
頭錐体である。溝472は孔442と通気している。
はレギュレータの弁部材438は球形であり、かつ弁座
436は球形の弁部材438がその内部に移動して孔4
42を閉じる溝472を設けている。更に詳細に述べる
と、ペン本体の頂部434はインク溜め頂部434の内
表面450内に形成された室474内に開口した通気口
432を備えている。弁座436は基本的に通気口43
2と室474の接合部に取り付けた環状部材である。弁
座436は通気口42と通気する中央口442を備えて
いる。弁座436内に形成された溝472の形状は逆切
頭錐体である。溝472は孔442と通気している。
【0041】球形弁438はインク溜め頂部434の内
表面450の近傍の室開口部を横切って延びるねじ47
0によって室474内に固定されている。弁座436と
球形弁部材438の間の磁力は弁部材438を溝472
内に引き付け、それによって孔442を密閉する。イン
ク溜め内の負圧が最大負圧レベル以上に上昇すると、負
圧の合力が磁力に抗して作用し、弁部材438を僅かに
溝472の外(図6の点線)に移動するので、大気は孔
442と溝472を通ってインク溜め内に流入でき、ひ
いてはインク溜め内の負圧を低下させる。
表面450の近傍の室開口部を横切って延びるねじ47
0によって室474内に固定されている。弁座436と
球形弁部材438の間の磁力は弁部材438を溝472
内に引き付け、それによって孔442を密閉する。イン
ク溜め内の負圧が最大負圧レベル以上に上昇すると、負
圧の合力が磁力に抗して作用し、弁部材438を僅かに
溝472の外(図6の点線)に移動するので、大気は孔
442と溝472を通ってインク溜め内に流入でき、ひ
いてはインク溜め内の負圧を低下させる。
【0042】図6に示した実施例では、弁座436に対
する弁部材438の密閉を促進するため、弁座436又
は弁部材438の何れか、又は双方をエラストマ材料か
ら形成することができる。
する弁部材438の密閉を促進するため、弁座436又
は弁部材438の何れか、又は双方をエラストマ材料か
ら形成することができる。
【0043】本発明のレギュレータは任意の数のペン構
造とともに使用でき、その使用はインク溜めと直接通気
する印字ヘッドを有するペンに限定されない。例えば、
図7はインクがインク溜め522内に収納された収縮自
在の袋580内に貯蔵されたインクジェット・ペン52
4で使用するために取り付けたレギュレータ520を図
示している。袋の外部は通気口532を経て大気に露出
されている。袋580は袋580内のインクが縦穴52
8に流入するように、例えば取り付けリング585によ
って縦穴528の近傍に取り付けた開口部584を有し
ている。縦穴528内には袋の開口部584と印字ヘッ
ド530との間に延びる仕切り板582が形成されてい
る。仕切り板582は印字ヘッド530の真上に空洞5
86を形成する。開口588によってインクは袋から空
洞586へと流入することができる。
造とともに使用でき、その使用はインク溜めと直接通気
する印字ヘッドを有するペンに限定されない。例えば、
図7はインクがインク溜め522内に収納された収縮自
在の袋580内に貯蔵されたインクジェット・ペン52
4で使用するために取り付けたレギュレータ520を図
示している。袋の外部は通気口532を経て大気に露出
されている。袋580は袋580内のインクが縦穴52
8に流入するように、例えば取り付けリング585によ
って縦穴528の近傍に取り付けた開口部584を有し
ている。縦穴528内には袋の開口部584と印字ヘッ
ド530との間に延びる仕切り板582が形成されてい
る。仕切り板582は印字ヘッド530の真上に空洞5
86を形成する。開口588によってインクは袋から空
洞586へと流入することができる。
【0044】レギュレータ520は空洞586内のイン
クが休止中の印字ヘッド530から漏れないように、空
洞586内に負圧が形成される機能を果たす。この点に
関して、レギュレータ520は前述のどの実施例に従っ
ても形成でき、弁座536と弁部材538とを備えてい
る。しかし、特筆すべきは、弁部材538の開放力を生
成するため、弁部材に(孔542を経て)作用するイン
クの流体圧を考慮にいれることが必要であることであ
る。
クが休止中の印字ヘッド530から漏れないように、空
洞586内に負圧が形成される機能を果たす。この点に
関して、レギュレータ520は前述のどの実施例に従っ
ても形成でき、弁座536と弁部材538とを備えてい
る。しかし、特筆すべきは、弁部材538の開放力を生
成するため、弁部材に(孔542を経て)作用するイン
クの流体圧を考慮にいれることが必要であることであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の如く、弁部材の開閉によって液体
容器内の負圧は、常にインク滴の噴射に適した所望の圧
力に保たれ、インクジェットペンにおいて良好なインク
噴射を可能とする。
容器内の負圧は、常にインク滴の噴射に適した所望の圧
力に保たれ、インクジェットペンにおいて良好なインク
噴射を可能とする。
【図1】本発明の一実施例に係るレギュレータを備えた
インクジェットペンの断面図である。
インクジェットペンの断面図である。
【図2】図1の2−2線から見た矢視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るレギュレータの断面
図である。
図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るレギュレータの断面
図である。
図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係るレギュレータ
の断面図である。
の断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係るレギュレータ
の断面図である。
の断面図である。
【図7】本発明のレギュレータを他の態様で用いたもの
を示す断面図である。
を示す断面図である。
20:レギュレータ 22:インク溜め 24:ペン 26:ペン本体 28:縦穴 32:通気口 36:弁座 38:弁部材 42:孔 44:止め金具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−204359(JP,A) 特開 昭60−204356(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/045 B41J 2/055
Claims (3)
- 【請求項1】 通気口を有するインク溜め容器とインク
を噴出するためのプリントヘッドとを備えたインクジェ
ットペンにおける、インク溜め容器内の圧力を調整する
ためのレギュレータであって、 前記通気口と前記インク溜め容器内を連絡する孔を有す
る、前記通気口を覆うように設けられた弁座と、 前記孔を開閉するように動作可能に前記弁座に取り付け
られた弁部材とを備え、 前記弁座と前記弁部材は、その間に磁力が働くように磁
性体材料と磁化材料の組合わせによって構成され、前記
磁力によって前記孔を閉じる方向に付勢され、前記イン
ク溜め容器内の圧力が所望の圧力を維持するように前記
弁部材が開閉することを特徴とし、さらに、 前記弁座の前記孔の開口面積を変更することにより、及
び/または、前記弁部材の大きさを変え、前記弁部材と
前記弁座の接触面積を変更することにより、前記インク
溜め容器内の前記所望の圧力の値を変更するようにした
ことを特徴とするレギュレータ。 - 【請求項2】 前記弁部材は可撓性材料を含んでおり、
前記磁力に加えその固有ばね力よって前記孔を閉じる方
向に付勢されていることを特徴とする、請求項1に記載
のレギュレータ。 - 【請求項3】 前記弁部材及び/または前記弁座はその
接触表面にエラストマ材料を含んでおり、変形可能であ
ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の
レギュレータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US494710 | 1990-03-16 | ||
US07/494,710 US5040002A (en) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | Regulator for ink-jet pens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220354A JPH04220354A (ja) | 1992-08-11 |
JP3027015B2 true JP3027015B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=23965647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075761A Expired - Fee Related JP3027015B2 (ja) | 1990-03-16 | 1991-03-15 | インクジェットペンのレギュレータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5040002A (ja) |
JP (1) | JP3027015B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020516434A (ja) * | 2017-04-13 | 2020-06-11 | シン, ドン ジュンSHIN, Dong Jun | 空気流入弁を備えた塵埃吸引エアマット |
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