JP3026651U - モ−ル糸 - Google Patents

モ−ル糸

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JP3026651U
JP3026651U JP1996000312U JP31296U JP3026651U JP 3026651 U JP3026651 U JP 3026651U JP 1996000312 U JP1996000312 U JP 1996000312U JP 31296 U JP31296 U JP 31296U JP 3026651 U JP3026651 U JP 3026651U
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Japan
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yarn
core
thread
floating
fusible
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JP1996000312U
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Inventor
淳 庄司
Original Assignee
株式会社ショージ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、芯糸の接着糸として130℃以上
の高温で溶融する融着糸を使用して染色工程においても
不用意に融着糸が溶融することなく、芯糸と浮き糸を確
実に融着し、浮き糸が不用意に抜けることのないモ−ル
糸を提供しようとするものである。 【解決手段】 芯糸及び浮き糸よりなるモ−ル糸におい
て、芯糸には、高温高圧性融着糸30%〜15%と、該
融着糸の温度では非溶融性のポリエステル糸70%〜8
5%の混紡糸を使用して芯糸に浮き糸を融着したことを
特徴とするモ−ル糸。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモ−ル織などに使用するモ−ル糸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のモ−ル糸は芯糸にナイロンからなる接着糸を使用し、この芯糸に浮き糸 を絡みつけ熱を掛けながら接着糸を溶融させ、芯糸と浮き糸を固定している。
【0003】 又芯糸或は浮き糸に熱による高収縮性の糸を使用する方法等がある。
【0004】
【従来技術の欠点】
然しながら前者方法にあっては、この接着糸は熱に弱いため染色工程において 接着糸が溶融してしまい、その結果、溶融した樹脂は接着個所以上に広がって他 の部分を汚染してしまい商品価値を損なう虞がある。
【0005】 又後者の高収縮性糸を使用する方法では浮き糸との接着性或は密着性が悪く、 浮き糸が脱落等して耐久性がなく使用に耐え得ない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、接着糸として130℃以上の高温で溶融する融着糸を使用し て染色工程においても不用意に融着糸が溶融することなく、芯糸と浮き糸を確実 に融着し、浮き糸が不用意に抜けることのないモ−ル糸を提供しようとするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、芯糸及び浮き糸よりなるモ−ル糸において、芯糸には、130℃以 上で溶融する高温・高圧性融着糸30%〜15%と、該融着糸の温度では溶融し ないポリエステル糸70%〜85%の混紡糸を使用したことを特徴とするもので ある。
【0008】
【実施例】
本考案を図示の実施例により詳記すると、芯糸1及び浮き糸2よりなるモ−ル 糸3において、芯糸1には、130℃以上で溶融する高温・高圧性融着糸4、3 0%〜15%と、該融着糸の温度では溶融しないポリエステル糸5、70%〜8 5%との混紡糸6を使用し、融着糸4の溶融温度を掛けながら芯糸1に浮き糸2 融着させ、芯糸と浮き糸を固定したものである。
【0009】 芯糸1の混紡糸6は、より具体的には株式会社ユニチカ製の商品番号E100 DMS401か301で、高温・高圧で溶融するポリエステル糸の融着糸4(商 標名=メルティ)と収縮性ポリエステル糸5(商標名=ミュ−テス)の混紡した もので、この混紡率は融着糸4が30%〜15%と収縮性のポリエステル糸5が 70%〜85%である。その他のメ−カ−の同性質の混紡糸を使用してもよい。
【0010】 ポリエステル糸5は収縮性のないものでも良い。
【0011】 高温・高圧性融着糸4とポリエステル糸5の混紡率において、融着糸4が30 %以上となった場合は当該融着糸の溶融によって接着個所以外の部分を汚染する 虞があり、又15%未満では接着性が低く浮き糸が抜ける虞があり適当でない。
【0012】 尚モ−ル製品に追撚を掛けることにより浮き糸をより抜けにくくすることがで きる。
【0013】
【効果】
本案は以上のようになっているので高温・高圧(130℃未満)で染色しても 芯糸1は必要以上に溶融することなく所望色に染めることができ、又融着糸4は 130℃以上の高温で溶融させて浮き糸2を固定すると共に、溶けて余分な部分 はポリエステル糸5に吸収されるので融着糸4の溶融によって接着個所以上の浮 き糸部分を汚染することなくモ−ル糸の商品価値を高め、且つ耐久性にも優れて いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案モ−ル糸の説明図。
【図2】芯糸或は混紡糸の拡大断面説明図。
【符号の説明】
1は芯糸 2は浮き糸 3はモ−ル糸 4は高温・高圧性融着糸 5はポリエステル糸 6は混紡糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D01F 6/62 303 K

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯糸及び浮き糸よりなるモ−ル糸におい
    て、芯糸には、高温高圧性融着糸30%〜15%と、該
    融着糸の温度では非溶融性のポリエステル糸70%〜8
    5%の混紡糸を使用して芯糸に浮き糸を融着したことを
    特徴とするモ−ル糸。
JP1996000312U 1996-01-08 1996-01-08 モ−ル糸 Expired - Lifetime JP3026651U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052183A (ja) * 2007-07-30 2009-03-12 Kurabo Ind Ltd 詰め綿、その製造方法及びこれを用いた製品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07278986A (ja) * 1994-03-31 1995-10-24 Unitika Ltd モール糸の製造方法

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