JP3026466B2 - デマルチプレクサ回路 - Google Patents

デマルチプレクサ回路

Info

Publication number
JP3026466B2
JP3026466B2 JP4096982A JP9698292A JP3026466B2 JP 3026466 B2 JP3026466 B2 JP 3026466B2 JP 4096982 A JP4096982 A JP 4096982A JP 9698292 A JP9698292 A JP 9698292A JP 3026466 B2 JP3026466 B2 JP 3026466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reference signal
demultiplexer circuit
serial
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4096982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05268183A (ja
Inventor
伸治 松岡
由明 山林
幸司 宝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4096982A priority Critical patent/JP3026466B2/ja
Publication of JPH05268183A publication Critical patent/JPH05268183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3026466B2 publication Critical patent/JP3026466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速多重化端局装置に
おいてマルチプレクサ回路で多重化処理された信号の
離処理を行うデマルチプレクサ回路に関する。特に、入
力信号の基準位置を示す入力信号に基づいて、分離処理
を行うデマルチプレクサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムにおけるネットワークと
ノートとのインタフェース(NNI)は、将来の映像通
信や高速ディジタルデータ通信その他の広帯域ISDN
サービスを世界統一のインタフェースで提供可能とする
ために、1988年にCCITTにおいてシンクロナスディ
ジタルハイアラーキ(SDH: Synchronous DigitalH
ierarchy)として標準化された。
【0003】このSDHにおける多重化端局装置の機能
は、多重化および分離を行う多重分離処理と、信号終端
処理その他の端局処理に大別される。高次群信号STM
−N(STM:Synchronous Transport Module Level
N) への多重化処理は、SDHの基本である155.52Mb/s
のSTM−1を基準として、NチャネルのSTM−1信
号をバイト(8ビット)単位に多重化することにより行
われ、N×156Mb/s の速度となる。このため、N対1の
ビット単位の直並列変換の他に、バイト単位にデータ系
列を並べ替えるバイト化処理を行う必要がある。また、
多重化された高次群信号を低次群信号(Nチャネル)へ
分離する処理は、多重化処理の逆の操作となるために、
バイト単位に1対N分離する必要がある。
【0004】SDHにおける端局処理は、156Mb/s ベー
スの処理となる多重化端局間(セクション間)の終端処
理と、N×156Mb/s ベースの処理となる中間中継器間
(リピータセクション間)の終端処理に分けられる。
【0005】このような多重化端局処理を行う多重化端
局装置の構成を図10に示す。(1)は多重化側の構成を
示し、(2) は分離側の構成を示す。図10(1) におい
て、156Mb/s ベースの処理を行う低速終端処理部101
は、Nチャネルの156Mb/s 並列信号(♯1〜♯N)に対
して局内からの基準クロックに基づいて多重化端局間の
終端処理を行い、N並列の156Mb/s 信号と基準信号を送
出する。バイト化処理部102は、低速終端処理部10
1からの基準信号を基に、後段のビット多重化部103
において多重化後の信号がバイト単位となるようにNチ
ャネル信号の並べ替えを行う。ビット多重化部103
は、Nチャネルの並列信号をN対1並直列変換を行うと
ともに、基準信号を高速側へ引き渡す。高速終端処理部
104は、バイト多重化されたN×156Mb/s 信号に対し
て、ビット多重化部103からの基準信号に基づいて中
間中継器間の終端処理を行う。
【0006】図10(2) において、高速終端処理部11
4は、入力されるN×156Mb/s 信号に対して中間中継器
間の終端処理を行い、主信号とともに基準信号を送出す
る。ビット分離部113は、高速終端処理部114から
の基準信号を基に、N×156Mb/s の主信号に対して1対
N直並列変換を行い、Nチャネルの156Mb/s 並列信号に
変換し、基準信号とともに送出する。バイト化処理部1
12は、ビット分離部113からの基準信号を基に、N
チャネルの並列信号がバイト単位となるように並べ替え
を行う。低速終端処理部111は、Nチャネルの並列信
号(♯1〜♯N)に対して多重化端局間の終端処理を行
う。
【0007】このように、多重化側におけるビット多重
化部103のマルチプレクサ回路は、Nチャネル信号を
N対1並直列変換するとともに、基準信号を高速側へ引
き渡す処理が必要となる。また、分離側におけるビット
分離部113のデマルチプレクサ回路は、基準信号に基
づいてNチャネル信号を1対N直並列変換するととも
に、この基準信号を低速側へ引き渡す処理が必要とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SDH以前
の光伝送システムにおける従来の多重分離処理では、バ
イト単位ではなくビット単位であったことから、基準信
号に基づいて行う直並列変換あるいは並直列変換の必要
性はなかった。
【0009】一方、SDHにおけるビット多重化部のマ
ルチプレクサ回路およびビット分離部のデマルチプレク
サ回路は、基準信号を高速側および低速側に引き渡す機
能と、基準信号による並直列変換および直並列変換機能
を実現する必要がある。
【0010】本発明は、入力される基準信号に基づいて
処理を行うことができるデマルチプレクサ回路を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデマルチプレク
サ回路はマルチプレクサ回路がNチャネルの並列信号と
基準信号をN対1直並列変換し多重化して高速側に引き
渡した多重化信号の分離処理を行う。
【0012】請求項1に記載の発明は、多重化信号をN
チャネルの並列信号に分離する1対N直並列変換部を備
えたデマルチプレクサ回路において、前記多重化信号を
0ビットから(N−1)ビットまで遅延を与え、その1
つの遅延量を有する多重化信号を選択して前記1対N直
並列変換部に与えるデータシフト手段と、前記多重化信
号の基準位置を示す基準信号を用いて、回路内部の分周
クロック信号をラッチし、前記基準信号と回路内部の1
/N分周クロックとの位相に応じて、前記データシフ
ト手段における多重化信号の遅延量を選択制御する位相
比較手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項に記載の発明は、請求項に記載
のデマルチプレクサ回路において、データシフト手段
は、N=2としたときに1ビット、2ビット,…,2
k−1の遅延量を与えるシフトレジスタと、各遅延量を
選択するk個の2対1セレクタとを備え、0ビットから
(N−1)ビットまでのいずれかの遅延量を有する多重
化信号を選択する構成であることを特徴とする。
【0014】請求項に記載の発明は、請求項に記載
のデマルチプレクサ回路において、制御手段は、入力す
る基準信号をトリガとして1/N分周クロックを生成す
るM個(2=N)のTフリップフロップの状態を判断
し、基準信号と1/N分周クロックの位相比較を行う構
成であることを特徴とする。
【0015】請求項に記載の発明は、請求項に記載
のデマルチプレクサ回路において、入力する基準信号を
データシフト手段を介して1対N直並列変換部に与えて
分離する構成であることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のデマルチプレクサ回路は、対向するマ
ルチプレクサ回路でNチャネルの並列信号と基準信号を
多重化し高速側に引き渡たされる信号を取り扱うことが
できる。
【0017】そして、本発明のデマルチプレクサ回路
は、制御手段が基準信号と1/N分周クロックとの位相
状態を判断し、それに応じて1対N直並列変換する多重
化信号の位相(遅延量)を制御することにより、基準信
号に基づく1対N直並列変換が可能になるとともに、基
準信号を低速側へ引き渡すことができる。
【0018】
【実施例】図1は、基準信号を高速側へ引き渡す機能を
有するマルチプレクサ回路の基本構成例を示す図であ
る。
【0019】図において、入力チャネル数をNとし、各
チャネルの入力データ系列をチャネル番号の後に添字で
示す。例えば、チャネル2の3番目のデータ系列は2−
3とする。このとき、Nチャネルの並列信号の基準位置
を示す基準信号は、各チャネルの最初のデータ、すなわ
ち1−1,2−1,…,N−1と同位相で入力するもの
とする。
【0020】本マルチプレクサ回路は、基準信号を高速
側へ引き渡すために、N並列信号を多重化するN対1並
直列変換回路11と同等の回路を基準信号用に設ける。
この基準信号用のN対1並直列変換回路12は、第1入
力ポート(♯1)へ基準信号を入力し、その他の入力ポ
ート(♯2〜♯N)へは低レベル(L)を入力する。し
たがって、基準信号は、入力データ1−1の位相と合っ
た状態で出力される。なお、図では説明を簡単にするた
めに、それぞれ専用のN対1並直列変換回路を配置して
いるが、♯1の信号に対する多重化部分を2回路設ける
ことができれば、基準信号用のN対1並直列変換回路1
2の♯2〜♯Nの入力は必要なくなる。
【0021】次に、基準信号による直並列変換機能につ
いて説明する。通常の1対Nのデマルチプレクサ回路
は、入力するデータ系列の位相とは無関係に分離処理を
行う。すなわち、多重化された信号1−1 ,2−1,…,N−1,1−2,2−2,… を分離するときには、第1出力ポート(♯1)に必ずし
も1−1,1−2,…のデータが出力されるとは限らな
い。このために、出力データを所定の出力ポートへ切り
替える処理が必要となり、直並列変換を行う前にシフト
レジスタとセレクタを用いてその操作を行うデマルチプ
レクサ回路が提案されている(特願平2−16765
3)。
【0022】本発明のデマルチプレクサ回路は、基準信
号と直並列変換時に作成する分周クロックとの位相関係
から、そのセレクタの動作を決めるものである。図2
は、本発明のデマルチプレクサ回路の基本構成を示すブ
ロック図である。
【0023】図において、デマルチプレクサ回路は、通
常の1対N直並列変換回路21と、1/N分周クロック
を生成する分周クロック生成部22と、入力される多重
化信号に0ビットから(N−1)ビットまで遅延させる
シフトレジスタ部23と、0〜(N−1)ビットの遅延
量を有するN個の多重化信号のうち1つを選択して1対
N直並列変換回路21に与えるN対1セレクタ部24
と、入力される基準信号と1/N分周クロックとの位相
関係を判断してN対1セレクタ部24の選択動作を制御
する位相比較部25とにより構成される。
【0024】ここで、本発明のデマルチプレクサ回路の
動作について、1対2デマルチプレクサ回路を例に説明
する。図3は、1対2直並列変換回路の構成(1) および
その動作例(2) を示す図である。図において、入力され
る多重化信号はDフリップフロップ31で1ビット遅延
される。Dフリップフロップ32には1ビット遅延した
多重化信号が入力され、Dフリップフロップ33には入
力された多重化信号がそのまま入力される。各Dフリッ
プフロップ32,33は、Tフリップフロップ34を介
して与えられる分周クロックで、1ビット遅延信号と0
ビット遅延信号をラッチして出力ポート35,36に出
力し、1対2直並列変換を行う。
【0025】ここで、チャネル1の分離信号(1−1,
1−2,…)を第1出力ポート(♯1)35へ出力する
ためには、1ビット遅延信号と分周クロックの位相関係
が図3(2) に示す状態となる必要がある。すなわち、第
1出力ポート35に接続されるラッチ用のDフリップフ
ロップ32に与える分周クロックの立ち上がりに同期し
て、チャネル1の信号を入力する必要がある。このため
には、直並列変換回路へ入力するデータ位相を分周クロ
ック位相に合わせるように変えなければならない。
【0026】図4は、1ビットのシフトレジスタ部と2
対1セレクタ部を有するデマルチプレクサ回路の各部の
データ系列を示す図である。図において、入力される多
重化信号に対して、2対1セレクタ部は1ビットの遅延
差を有するセレクタ出力とセレクタ出力のいずれか
を選択出力する。また、分周クロック位相の違いによっ
てケース1とケース2を示すが、分周クロック位相は入
力される基準信号との位相比較を行うことにより判断可
能である。
【0027】ケース1の場合には、セレクタ出力を選
択することにより、第1出力ポート(♯1)および第2
出力ポート(♯2)に、それぞれチャネル1およびチャ
ネル2の分離信号を出力することができる。また、ケー
ス2の場合には、セレクタ出力を選択することによ
り、第1出力ポート(♯1)および第2出力ポート(♯
2)に、それぞれチャネル1およびチャネル2の分離信
号を出力することができる。
【0028】以上、1対2デマルチプレクサ回路につい
て説明したが、1対Nデマルチプレクサ回路の拡張も同
様に説明することができる。次に、デマルチプレクサ回
路において、基準信号を低速側へ引き渡す機能について
説明する。基準信号は、チャネル1の信号と同様に考え
ることができるので、基準信号を第1出力ポートへ出力
させるように、主信号系とは別に同様の回路を構成すれ
ばよい。
【0029】図5は、基準信号を低速側へ引き渡す機能
を有する本発明のデマルチプレクサ回路の基本構成を示
すブロック図である。図において、主信号系を構成する
1対N直並列変換回路21、分周クロック生成部22、
シフトレジスタ部23、N対1セレクタ部24、位相比
較部25は、図2に示す構成と同様である。また、基準
信号を第1出力ポートへ出力させる構成は、同様のシフ
トレジスタ部23a、N対1セレクタ部24aおよび1
対N直並列変換回路21aにより実現され、各部は主信
号系と同様に動作する。なお、1対N直並列変換回路2
1aは第1出力ポートのみを有し、基準信号はこの第1
出力ポート(♯1)から低速側へ引き渡される。
【0030】以下、本発明のデマルチプレクサ回路の実
施例構成について説明する。図6は、対向するマルチプ
レクサ回路の構成例(8対1マルチプレクサ回路)を示
すブロック図である。
【0031】図6において、本実施例に適用するマルチ
プレクサ回路は、Dフリップ(DFF)61〜61
15と、Tフリップフロップ(TFF)62〜62
と、2入力論理積回路(AND)63〜6317と、
8入力論理和解路(OR)64とにより構成される。
【0032】DFF611 〜619 は、基準信号とチャ
ネル1〜8の入力信号をラッチし、信号位相を揃える。
TFF621 〜623 は、1/8分周クロックを生成す
る。DFF6110〜6113およびAND6310〜6317
は、8対1直並列変換を行うための制御信号S1〜S8
を発生する。DFF612 〜619 でラッチされたチャ
ネル1〜8の入力信号は、AND632 〜639 で制御
信号S1〜S8と論理積がとられ、さらにOR64で8
対1の論理和をとった後に、DFF6115で整形されて
多重化信号となって出力される。また、DFF611
ラッチされた基準信号は、チャネル1の入力信号と同様
に、AND631 で制御信号S1と論理積がとられ、D
FF6114で整形されて出力される。この基準信号は、
多重化信号のチャネル1の信号と同位相で出力されるの
で、基準信号の高速側への引き渡しが実現できる。
【0033】図7は、本発明デマルチプレクサ回路の実
施例構成(1対2デマルチプレクサ回路)を示すブロッ
ク図である。図において、本実施例のデマルチプレクサ
回路は、Dフリップフロップ(DFF)711 〜7110
と、2対1セレクタ付Dフリップフロップ(SDF)7
1〜722 と、Tフリップフロップ(TFF)73と
により構成される。なお、SDF72は、制御信号Sが
低レベル(L)のときに入力ポートD1の信号を選択
し、高レベル(H)のときに入力ポートD2の信号を選
択する。
【0034】DFF711 ,712 とSDF721 は、
図2で説明した0〜1ビットのシフトレジスタ部と2対
1セレクタ部を構成する。TFF73は、1/2分周ク
ロック生成部を構成する。DFF713 〜715 は、図
2および図3で説明した1対2直並列変換回路を構成す
る。DFF717 〜7110とSDF722 は、図5で説
明した基準信号用のシフトレジスタ部、2対1セレクタ
部および1対2直並列変換回路を構成する。DFF71
6 は、基準信号とTFF73から出力される1/2分周
クロックとの位相状態を比較する位相比較部を構成す
る。
【0035】多重化信号はDFF711 へ入力され、基
準信号はDFF718 へ入力されるとともにDFF71
6 のクロック入力端子へ入力される。DFF716 は、
この基準信号で1/2分周クロックをラッチする。これ
により、基準信号と1/2分周クロックの位相状態がD
FF716 の出力となる。この出力の反転信号によりS
DF721 ,722 を制御し、DFF711 あるいはD
FF718 から出力される0ビット遅延信号か、DFF
712 あるいはDFF719 から出力される1ビット遅
延信号かを選択し、対応する信号系列を次段の1対2直
並列変換回路へ引き渡す。その後の動作は図3で説明し
た通りである。なお、基準信号は、多重化信号のチャネ
ル1の信号と同位相なので、図の第1出力ポート(♯
1)の信号と同様の経路を通って出力されるように構成
される。
【0036】図8は、本発明デマルチプレクサ回路の実
施例構成(1対8デマルチプレクサ回路)を示すブロッ
ク図である。図において、本実施例のデマルチプレクサ
回路は、1対2デマルチプレクサ回路を拡張したもので
あり、Dフリップフロップ(DFF1 〜DFF42)と、
2対1セレクタ付Dフリップフロップ(SDF1 〜SD
6 )と、Tフリップフロップ(TFF1 〜TFF3
と、排他的論理和回路(EXOR)とにより構成され
る。なお、SDFは、同様に制御信号S1〜S3が低レ
ベル(L)のときに入力ポートD1の信号を選択し、高
レベル(H)のときに入力ポートD2の信号を選択す
る。
【0037】DFF1 〜DFF8 は0,1,2,4ビッ
トのシフトレジスタ部を構成し、SDF1 〜SDF3
含めて0〜7ビットのシフトレジスタ部と8対1セレク
タ部を構成する。TFF1 〜TFF3 は1/8分周クロ
ック生成部を構成する。DFF9 〜DFF23は1対8直
並列変換回路を構成する。DFF27〜DFF42とSDF
4 〜SDF6 は、基準信号用のシフトレジスタ部、8対
1セレクタ部および1対8直並列変換回路(ただし出力
は1端子)を構成する。DFF24〜DFF26およびEX
ORは、基準信号と1/8分周クロックとの位相状態を
比較する位相比較部を構成する。
【0038】DFF24〜DFF26は、1/8分周クロッ
クを作成するTFF1 〜TFF3 の各出力信号を基準信
号でそれぞれラッチする。したがって、基準信号と1/
8分周クロックの位相状態がDFF24〜DFF26の出力
となる。この3出力ともにSDF1 〜SDF6 を制御
し、0ビット遅延信号から7ビット遅延信号のうちの1
信号を選択し、対応する信号系列を次段の1対8直並列
変換回路へ引き渡す。基準信号は、多重化信号のチャネ
ル1の信号と同位相なので、図の第1出力ポート(♯
1)の信号と同様の経路を通って出力されるように構成
される。
【0039】ここで、各部のデータ系列の一例を図9に
示す。本デマルチプレクサ回路内で生成される1/8分
周クロックと基準信号との位相関係により8種類の動作
状態が存在するが、図ではその位相関係が基準信号とT
FF3 との関係にあるものとする。多重化信号のチャネ
ル1の信号(1−1,1−2,…)がDFF23から出力
され、また基準信号がDFF42から出力されており、基
準信号による直並列変換機能と、基準信号の低速側への
引き渡し機能が実現されているのがわかる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデマルチ
プレクサ回路は、基準信号に基づく、1対N直並列変換
が可能になるとともに、基準信号を低速側に引き渡すこ
とができる。したがって、このデマルチプレクサ回路を
用いて、SDH対応の多重化された信号の分離部を構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチプレクサ回路の基本構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明のデマルチプレクサ回路の基本構成を示
すブロック図である。
【図3】1対2直並列変換回路の構成例およびその動作
例を示す図である。
【図4】本実施例のデマルチプレクサ回路の各部のデー
タ系列を示す図である。
【図5】本発明のデマルチプレクサ回路の基本構成を示
すブロック図である。
【図6】マルチプレクサ回路の構成例(8対1マルチプ
レクサ回路)を示すブロック図である。
【図7】本発明デマルチプレクサ回路の実施例構成(1
対2デマルチプレクサ回路)を示すブロック図である。
【図8】本発明デマルチプレクサ回路の実施例構成(1
対8デマルチプレクサ回路)を示すブロック図である。
【図9】1対8デマルチプレクサ回路内のデータ系列の
一例を示す図である。
【図10】多重化端局装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11,12 N対1並直列変換回路 21 1対N直並列変換回路 22 分周クロック生成部 23 シフトレジスタ部 24 N対1セレクタ部 25 位相比較部 31〜33 Dフリップフロップ(DFF) 34 Tフリップフロップ(TFF) 35,36 出力ポート 61 Dフリップフロップ(DFF) 62 Tフリップフロップ(TFF) 63 論理積回路(AND) 64 論理和回路(OR) 71 Dフリップフロップ(DFF) 72 2対1セレクタ付Dフリップフロップ(SDF) 73 Tフリップフロップ(TFF) 101 低速終端処理部 102 バイト化処理部 103 ビット多重化部 104 高速終端処理部 111 低速終端処理部 112 バイト化処理部 113 ビット分離部 114 高速終端処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝川 幸司 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−295539(JP,A) 特開 平4−56433(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化信号をNチャネルの並列信号に分
    離する1対N直並列変換部を備えたデマルチプレクサ回
    路において、 前記多重化信号0ビットから(N−1)ビットまで遅
    延を与え、その1つの遅延量を有する多重化信号を選択
    して前記1対N直並列変換部に与えるデータシフト手段
    と、 前記多重化信号の基準位置を示す基準信号を用いて、回
    路内部の分周クロック信号をラッチし、前記基準信号と
    回路内部の1/N分周クロックとの位相に応じて、前
    記データシフト手段における多重化信号の遅延量を選択
    制御する位相比較手段とを備えたことを特徴とするデマ
    ルチプレクサ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデマルチプレクサ回路
    において、 データシフト手段は、N=2kとしたときに1ビット、
    2ビット,・・・,2k-1の遅延量を与えるシフトレジスタ
    と、各遅延量を選択するk個の2対1セレクタとを備
    え、0ビットから(N−1)ビットまでのいずれかの遅
    延量を有する多重化信号を選択する構成であることを特
    徴とするデマルチプレクサ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデマルチプレクサ回路
    において、 制御手段は、入力する基準信号をトリガとして1/N分
    周クロックを生成するM個(2M=N)のTフリップフ
    ロップの状態を判断し、基準信号と1/N分周クロック
    の位相比較を行う構成であることを特徴とするデマルチ
    プレクサ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデマルチプレクサ回路
    において、 入力する基準信号をデータシフト手段を介して1対N直
    並列変換部に与えて分離する構成であることを特徴とす
    るデマルチプレクサ回路。
JP4096982A 1992-03-23 1992-03-23 デマルチプレクサ回路 Expired - Fee Related JP3026466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096982A JP3026466B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 デマルチプレクサ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4096982A JP3026466B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 デマルチプレクサ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05268183A JPH05268183A (ja) 1993-10-15
JP3026466B2 true JP3026466B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=14179425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4096982A Expired - Fee Related JP3026466B2 (ja) 1992-03-23 1992-03-23 デマルチプレクサ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3026466B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101611892B1 (ko) * 2014-09-01 2016-04-15 나노인텍 주식회사 데드 존이 없는 3개의 블레이드를 구비한 교반장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528579B2 (ja) * 1974-01-08 1980-07-29
JPS63248244A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Fujitsu Ltd フレ−ム同期信号伝送方式
JPH02206242A (ja) * 1989-02-03 1990-08-16 Nec Corp 時分割多重伝送方式
JPH02206243A (ja) * 1989-02-03 1990-08-16 Nec Corp 時分割多重伝送方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101611892B1 (ko) * 2014-09-01 2016-04-15 나노인텍 주식회사 데드 존이 없는 3개의 블레이드를 구비한 교반장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05268183A (ja) 1993-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7269130B2 (en) Redundant add/drop multiplexor
US6424649B1 (en) Synchronous pipelined switch using serial transmission
WO1997049210A1 (en) Synchronous plesiochronous digital hierarchy transmission systems
JPH0767099B2 (ja) デイジタル広帯域信号の伝送方法
US20020191620A1 (en) Hybrid time division multiplexing and data transport
US7711007B2 (en) Method and apparatus for synchronous switching of optical transport network signals
US5978120A (en) Optical switch arrangement with synchronisation feature and in particular optical protection switching module and optical hitless protection switching module using such an arrangement and methods realized by such arrangement and modules
JP3026466B2 (ja) デマルチプレクサ回路
US7161965B2 (en) Add/drop multiplexor with aggregate serializer/deserializers
US7145922B2 (en) Composite add/drop multiplexor with crisscross loop back
US7110424B2 (en) Bi-directional serializer/deserializer with discretionary loop-back
US20020080442A1 (en) Optical cross-connect for optional interconnection of communication signals of different multiplex levels
JP3298353B2 (ja) 同期信号源選択方式
JP3367520B2 (ja) 多重伝送装置、多重伝送方法及び多重伝送制御用ソフトウェアを記録した記憶媒体
JP3569914B2 (ja) ハイブリッドスイッチ装置
JP2678174B2 (ja) フレーム同期回路
KR100460514B1 (ko) 에스디에이취 전송장치
US20020081058A1 (en) Optical cross-connect for optional interconnection of communication signals of different multiplex levels
US20020080441A1 (en) Optical cross-connect for optional interconnection of communication signals of different multiplex levels
KR100421951B1 (ko) 전송시스템의 병렬 브이씨3 매핑회로
JPH11243379A (ja) 多重変換回路およびその装置
KR100379254B1 (ko) 분기 결합용 광 가입자 전송장치
JP2965321B2 (ja) Sdh用soh終端回路
GB2324687A (en) Add/drop multiplexer apparatus
KR100399413B1 (ko) 동기식 디지털 계위 전송 시스템의 고계위 신호 연결 장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees