JP3026422B2 - 製麺方法 - Google Patents

製麺方法

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JP3026422B2
JP3026422B2 JP8076408A JP7640896A JP3026422B2 JP 3026422 B2 JP3026422 B2 JP 3026422B2 JP 8076408 A JP8076408 A JP 8076408A JP 7640896 A JP7640896 A JP 7640896A JP 3026422 B2 JP3026422 B2 JP 3026422B2
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栄太郎 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、うどん麺、そうめ
ん、ひやむぎ、きしめん、そば、ラーメン、スパゲティ
ーなどの製麺方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の製麺方法としては、機械
式の製麺方法と手延べ式製麺方法とがある。手延べ式製
麺方法は、混練された1本の麺棒を引き延ばしと熟成と
を繰り返しながら、徐々に細くして麺線を製造する方法
である。この引き延ばし時に麺線に撚りをかけるので、
手延べ麺は強靱で、また表面が滑らかであり、かつ切り
口がないので茹ですぎても味落ちしない。しかし、1本
の麺棒から製麺するため、量産に適さないといった大き
な難点があった。
【0003】一方、機械式製麺方法は、麺生地を多段ロ
ール間を通して順次薄く圧延して麺帯を形成し、これを
切り出し機を通して縦に細い多条線に切断し、次いでこ
の麺線を一定長さに切断して機械麺を得るものである。
従って、機械式製麺方法では、麺帯を多条線に切断して
連続的に形成できるため、量産性に優れているが、麺帯
がロールで一定方向に圧延されているので、麺組織のグ
ルテンの網目構造が壊れ、縦に裂けやすく、麺表面の滑
らかさ、歯ごたえ、強靱さで劣るばかりでなく、味落ち
するという難点がある。また、麺帯に刃物による切り口
があるので、茹でて時間が経過すると崩れやすいといっ
た難点がある。
【0004】上記のごとく、機械式麺及び手延べ麺に
は、それぞれ相反する長所と短所を有している。これを
解決するため、本発明者は、手延べ麺の製法として機械
式の長所を採り入れた種々の装置を開発し、量産性の向
上に寄与してきた。例えば、特公昭51ー38788号
公報記載の「麺線連続製造装置」や特公平4ー4158
2号公報記載の「生麺の製麺方法とその装置」である。
【0005】特公昭51ー38788号公報記載の「麺
線連続製造装置」は、混練機、熟成機及び麺帯複合機を
順次配し、断面円形の麺線を採桶内に渦巻き状に巻納さ
せ、この採桶内の麺線をかけば機に8の字形に掛けて撚
りを掛けた後、自動子引き機で徐々に伸長・熟成した
後、さらに麺線を伸長して裁断するために使用する装置
である。この麺線連続製造装置によると、連続した一貫
工程で麺線製品が得られるため量産性の面ではかなり改
善された。
【0006】一方、特公平4ー41582号公報記載の
「生麺の製麺方法とその装置」は、麺生地よりロールを
通して形成した厚麺帯を幅方向に折り重ね合わせ、ロー
ル間を通して複合圧延し、これを溝型ロールを通して断
面円形の棒状麺を形成し、これを一定長さに切断して熟
成後、それぞれの棒状麺を次々に成型器のローラに食い
込ませて麺帯を形成するようにしている。従って、従来
の機械麺のようにローラによる加圧方向が一定ではな
く、あらゆる方向に交錯してグルテンの活性化が図れ、
緻密な麺組織が形成されるので、手延べ麺風味が得られ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭51ー38
788号公報記載の「麺線連続製造装置」によれば、連
続した一貫工程で麺線製品が得られるため量産性の面で
はかなり改善されたが、採桶からかけば機への麺線掛け
作業には人力を必要としており、さらなる自動化が望ま
れているところである。
【0008】また、特公平4ー41582号公報記載の
「生麺の製麺方法とその装置」によれば、従来の機械麺
のに比べて麺帯の加圧方向があらゆる方向に交錯するの
で、グルテンの活性化が図れ、緻密な麺組織が形成さ
れ、手延べ麺風味が得られるが、その後の麺線形成工程
においては、従来と変わらず刃物により多条線とするた
め、切り口が露出し、茹でて時間を置くと崩れるといっ
た難点は未だ完全には解決されていない。
【0009】ところで、本発明者は、特開昭61ー70
951号公報に記載のように、茹で麺の経時的変化によ
る物性の低下が少なく、味落ちが少なく、釜揚げ時とほ
ぼ同様な状態を保つことができるように、異品種の小麦
粉原料による外層部と内層部の2層からなる手延べ麺を
開発・提供し、近年はこの2層構造の手延べ麺が好評を
得ている。
【0010】しかしながら、この手延べ麺の製法におい
ても、上述の麺線連続製造装置における場合と同様に、
上記内層部の棒状麺と外層部の帯状とを合わせた後のか
けば工程において、やはり人力による作業が必要であっ
た。
【0011】本発明は、上記に鑑み、内層部と外層部の
2層構造からなる手延べ麺であっても機械化による連続
的かつ自動的な麺線の製造が可能であり、切り口が露出
するのを防止でき、量産性が飛躍的に向上し得る製麺方
法及び装置の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため、本発
明者は、以下の点を改善して飛躍的な量産性及び品質の
向上を図った。すなわち、異品質の2層構造あるいは3
層構造の麺帯の成形は、異なる麺帯成形機を2列又は3
列に配列し、それぞれの成型押し出しローラから圧延麺
帯を押し出し、これを1箇所に集合させて複合機で複合
圧延すれば容易に製造可能である。しかし、このような
麺帯では、その後の切断工程において、麺帯の幅方向で
多数条になるように切断するため、その切り口には麺芯
部分が露出することになり、品質上好ましいものではな
い。
【0013】そこで、本発明では、2枚の麺帯の中間
に、麺芯を麺帯の幅方向に間隔をおいて配列介在した
後、溝型ロール等を使用して麺芯の側面部においても上
下の麺帯が廻り込むように圧延して、麺芯間を分割切断
するようにし、切り口から麺芯が露出しないようにした
ものである。
【0014】このような切断麺線は、そのまま機械式麺
として製品化できるが、麺線の長さ方向に沿って切断面
(切り口)が残るので、製品の品質としては好ましいも
のではない。そこで、発明者は、分割されたそれぞれの
麺線を転がしならがら丸めて麺線断面を円形にする手法
も開発した。すなわち、麺線を挟み込むベルトあるいは
ローラ等の搬送部をプーリ又はローラ軸周りに回転させ
て麺線を次工程に送り出すとともに、これらベルト又は
ローラをそのプーリ軸又はローラ軸の軸方向へ移動さ
せ、これら押圧部の相対的な左右方向の運動により、分
割した麺線を押圧しながらその切り口を押し丸める方法
を開発した。
【0015】すなわち、本発明においては、分割された
各麺線を一対の搬送部間に介在して搬送するとともに、
この一対の搬送部を麺線の搬送方向に直交する方向へ相
対的に運動させて、切断麺線を押圧しながら麺線の長さ
方向に入った切れ目を押し丸める製麺方法も採用可能で
ある。
【0016】この際、切断後の麺線は互いに間隔はほと
んどないため、搬送部による左右方向の運動により麺線
を転がした場合、麺線のもつ粘着性により再び接合する
おそれがある。そこで、本発明では、切断後の麺線同士
の間隔を大きく取りながら搬送部に介入する方法を採用
可能とした。この場合に使用する装置としては、切断後
の麺線同士を幅方向に1条づつ分離する回転刃の出口側
に、扇形の案内ガイドを設置するか、あるいは麺線を1
条おきに麺帯の厚み方向で分離する多数の案内ガイドを
設置する構成が採用できる。
【0017】以上の工程において、丸みを帯びた麺線が
成形できるので、機械式麺の場合、この状態でも出荷す
ることができる。しかし、手延べ麺風に仕上げる場合に
は、熟成と引き延ばしにより、いわゆる腰のある製品を
作り出さなければならない。従って、引き延ばし強度を
高めるため、切断後の麺線に強い撚りをかける必要があ
る。
【0018】この撚りかけ方法としては、例えば、特公
平1ー21727号公報に記載されたように、かけば機
の2本の麺掛け棒に8の字掛けする際に、これと偏心し
た位置に麺線誘導管を配し、その先端口金の回転運動に
よる強い撚りを掛けるようにする方法もあるが、このか
けば機を使用すると、麺線の先端を麺掛棒に掛け止めす
る手作業が必要となり、連続自動化の目的を達成できな
い。
【0019】連続自動化の目的を達成するには、麺線の
先端も連続的に流れていく工程にしなくてはならない。
元来、かけば機を使用するのは、2本の麺掛棒を使用し
て徐々に麺線を引き延ばすためであり、2本の麺掛け棒
による引き延ばし方法を別の引き延ばし方法に変更する
ようにすれば、このかけば機が不要となる。
【0020】そこで、本発明者は、この点について鋭意
研究した結果、ローラ把持点間の距離を変更したり、あ
るいは複数段の熟成コンベヤを使用してこのコンベヤ間
に麺線を差し渡して、コンベヤを麺線の搬送方向に相対
的に前後動させれば、麺線とコンベヤベルトとの摩擦力
により上下のコンベヤ間で麺線の引き延ばしが可能とな
ることを発見した。
【0021】なお、ローラによる引き延ばしの場合、麺
線が押圧されて扁平化する可能性があるので、コンベヤ
ベルトによる引き延ばし作業の方が麺線が扁平化しない
分、好ましい。また、コンベヤベルト上で麺線の熟成も
可能であるため、ローラによる引き延ばしよりも優れて
いる。
【0022】そこで、本発明では、複数段の熟成コンベ
ヤに亘って順次麺線を搬送し、熟成コンベヤ間の麺線伸
長手段を前後に移動させることにより、上下の熟成コン
ベヤ間で麺線を伸長する製麺方法を採用する。また、そ
の実施装置として、複数段の熟成コンベヤからコンベヤ
群と、このコンベヤ群に設けられた麺線伸長手段とを備
え、麺線伸長手段は、コンベヤ群の中間に配された熟成
コンベヤを麺線の搬送方向に強制的に往復動させる駆動
機構から構成された製麺装置を提供するようにしたもの
である。
【0023】なお、麺線伸長手段として、熟成コンベヤ
の相対的な位置を固定しておき、上下の熟成コンベヤ間
に引き延ばし棒をコンベヤの搬送方向に往復移動させる
構成により、コンベヤと引き延ばし棒との相対的位置関
係を変更して麺線を引き延ばすことも方法も採用可能で
ある。
【0024】このような2本の麺掛け棒を使用しない、
すなわち、かけば機を使用しない製麺方法を採用すれ
ば、その前工程における撚り掛け工程は比較的容易に行
える。例えば、切断後の麺線の切れ目を押し丸めた後、
送り出し部及び回転部との両把持点間で麺線に撚りをか
けて伸長強度を大にする製麺方法を採用可能となる。
【0025】この場合、上側の送り出し部として溝型ロ
ーラを、また下側の回転部としては麺線誘導管を使用す
る構成を採用すれば、ローラの把持点と麺線誘導管の把
持点とを偏心させて麺線誘導管を回転させれば、撚りが
掛かることになる。逆に、上側に麺線誘導管を、下側に
溝型ローラを配置した構成であっても、両者の相対的回
転運動により、麺線に撚りを掛けることができる。
【0026】このような引き延ばし・熟成工程後の乾燥
工程においては、麺線を均一に乾燥するための方策が必
要となる。麺線を均一に乾燥するには、麺掛け棒に垂下
して熱風又は送風で乾燥するのが最適である。また、麺
掛け棒に垂下して乾燥する場合でも、麺線の下部と上部
では、上部の方が乾燥しやすく、下部にいくほど乾燥が
遅れる。
【0027】そこで、本発明では、伸長後の麺線を一定
間隔で配列された多数の麺掛け棒に掛けて乾燥させる方
法を採用し、その際、麺掛け棒からの垂下長さを従来の
上下麺掛け棒による伸長・乾燥工程における麺線長さよ
りも短くして麺線の乾燥工程を短縮する製麺方法を採用
した。
【0028】この場合、例えば、300mmの切断麺を
得るのに、3本の麺掛け棒を使用して波状に掛ける方法
を採用すれば、70mm程度が麺線垂下長さとなる。従
って、乾燥度合いもほとんど均一になり、高品質の切断
麺を得ることができる。また、この乾燥度合により、生
麺、半生麺、乾麺が生産できることになる。
【0029】ところで、手延べ麺は、一般に、2本の麺
掛け棒を使用して、この間隔を拡げながら伸長する工程
があったため、麺掛け棒の根元部分に延伸平面状の扁平
部分であるバチが自然発生的に作られる。従って、麺線
をその長さ方向に数分割した場合に、必ずバチ部分が含
まれた麺線が提供されることが特徴であり、これを目安
として消費者が購入する傾向もあった。
【0030】しかし、本発明の製麺方法では、乾燥工程
を除き麺掛け棒を使用しないため、バチ部分が含まれな
い麺線が提供されることになり、手延べ風味であること
が消費者にわかりにくいことがある。
【0031】これを解決するため、本発明者は、扁平な
バチ部分が含まれるよう工夫した。すなわち、その一つ
の方法として、熟成・伸長後の麺線を圧下ロールにより
一定間隔で押し潰してバチ入り部を強制的に形成し、こ
のバチ部を切断して手延べ麺とする方法も採用可能とし
たものである。このバチ形成は、乾燥工程の前工程で、
一対の圧下ロールを近接離間可能に軸受けし、ロール軸
をアクチュエータによって間欠的に往復動させる構成を
採用し、一定間隔、例えば、最終製品の長さに応じてバ
チ部を形成すれば、すべての切断麺にバチが含まれるこ
とになる。
【0032】他のバチ形成方法としては、乾燥工程にお
いて麺掛け棒に垂下した麺線を上側から新たな麺棒を下
降させて麺線を伸長させれば、乾燥初期においては、十
分麺線が伸長するため、麺掛け棒に掛けられた根元部分
に扁平なバチ部分が形成されることになる。なお、この
場合、麺線の伸長工程を麺掛け棒部分で行うことになる
ため、上述のごとく、熟成コンベヤ群が不要となり、撚
り掛け工程終了後の麺線を直接麺掛け棒に掛けて、熟成
・伸長させ、さらに乾燥させるようにすることができ
る。
【0033】このように、基本的に、2本の麺掛け棒に
麺線を掛けて引き延ばす工程が不要となるため、手作業
による麺掛け作業を廃止でき、連続的かつ自動的な製麺
が可能となる。また、熟成コンベヤ群による熟成引き延
ばし工程を経て製麺されるため、手延べ風味の麺線が製
造できる。さらに、溝型ローラなどを使用して異品種の
内層及び外層の2重構造でかつ内層が外層によって隠れ
た麺線も提供できることから、手延べ風味でかつ茹です
ぎても品質的に良好な手延べ麺が量産できることにな
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る製麺工程を示
す全体図である。この製麺設備1は、1層の麺芯aと2
層の麺帯b、cとを合わせて圧延する複合工程Aと、複
合された麺帯を熟成する熟成工程Bと、熟成された麺帯
を縦方向に切断する麺線作成工程Cと、作成された麺線
の切り口を丸める丸め工程Dと、丸められた麺線に撚り
をかける撚り工程Eと、撚りを掛けられた麺線の熟成と
引き延ばしを行う熟成・伸長工程Fと、伸長された麺線
を乾燥させて切断する乾燥工程Gとを備えている。
【0035】[複合工程]複合工程Aに使用する設備と
しては、麺帯機2、圧延機3、麺芯作成用の切断機4及
び切断された麺芯を分配する分配機5を備えている。麺
帯機2は、麺芯用及び外皮用の合計3機が設置されてお
り、それぞれの麺帯機2は、小麦粉などの原料を加水し
て練り上げ、そぼろ状にした生地を投入するためのホッ
パー6と、ホッパーの下部に配置された麺帯押し出しロ
ーラ7とを備えたものである。このうち、麺芯用のホッ
パーには強力粉や特殊原料又は添加物が、また左右のホ
ッパーには薄力粉並びに特殊原料がそれぞれ投入され、
内層と外層とで異質の麺帯b、c、dが作成される。
【0036】各麺帯機2の押出しローラ7から圧延され
ながら押し出された麺帯b、c、dは、圧延機3の圧延
ローラ3a,3b,3cによって種々の形状に圧延され
る。すなわち、左右の麺帯機2では波状の外皮を作成す
るために波状の圧延ローラ3a,3b,3cが使用され
ている。
【0037】図2に波状の圧延ローラを示す。この圧延
ローラ3a,3b,3cは、一対のローラ8、9のう
ち、一方のローラ8の凹部8aと、他方のローラ9の凸
部9aとを対向させ、介在圧延される麺帯b、cを波状
に形成するもので、麺帯機から厚み約14mmで押し出
された麺帯b、cを3個の圧延ローラ3a、3b、3c
で最終的に5mm厚まで圧延される。
【0038】なお、圧延ローラ3a,3b,3cは、波
状のローラのみならず、平ローラであっても、あるいは
片側ローラのみが波状ローラであってもよく、所望形状
に応じて種々のローラが使用できる。
【0039】一方、中央の麺帯機2に連続する圧延ロー
ラ10は2段に配列され、各圧延ローラは、断面円形の
麺芯を作成するため凹凸ローラが使用され、一対の凹凸
ローラの凸部同士及び凹部同士が対向配置され、この凹
部同士で形成された空間の形状に応じた断面形状の麺芯
が圧延形成される。従って、麺芯は、凹凸ローラの凹部
形状に応じて、円形、楕円形、菱形、角形、U型等、種
々の断面形状の麺芯が形成されることになる。この麺芯
部分とこれらをつなぐ薄帯部分(凹凸ローラの凸部分間
の隙間で形成される)とが連なる連麺帯dは、3段目の
切り出しローラ12の軸方向に配列された多数の切り刃
13で、麺帯の幅方向に多数条の麺芯線aに分割され
る。
【0040】この分割された麺芯線aは、図3のごと
く、切り刃の出口側に配された分配機5の末広がり状の
シュート板14により、麺芯aが互いに離れるようにし
て送り出される。このシュート板14には、各麺芯a間
に扇型の仕切壁14aが多数形成されたもので、その先
端は切り出しローラ12に近接して配置されている。
【0041】なお、上記実施の形態では、麺芯aが切り
出しローラ12によって分割して形成されているが、薄
麺帯で連なる特殊形状の連麺帯dのまま、左右の麺帯と
複合する方法を採用してもよい。この場合、上記切り出
しローラ及びシュート板14は不要となる。
【0042】また、麺芯の断面形状として、パイプ状の
ものを使用してもよい。この場合、切り出し後の麺芯を
一旦マンドレルを有する押し出し成型機(図示せず)を
通す工程が必要となる。
【0043】図1のごとく、上記切り出しローラ12に
よって分割された麺芯(径が約5mm)、及び圧延ロー
ラ3a,3b,3cによって圧延薄形化された外皮用の
麺帯b、cは、ベルトコンベヤ16上で重ね合わされた
後、複合ローラ17によって厚み方向で複合圧延され
て、次の熟成工程に移行する。
【0044】この場合のベルトコンベヤ16のベルト1
6aは、図4のごとく、麺帯b、cの波状形状に合わせ
て断面波状のものを使用すれば、麺帯の波状形状も確保
したまま複合できる。さらに、複合ローラ17も凹凸ロ
ーラを使用して凹部間に麺芯部分が介在するようにすれ
ば、波状麺帯及び麺芯の形状を崩さないで複合できるこ
とになる。
【0045】なお、麺帯b、c及び麺芯aの複合麺帯の
作成方法は、図1においては、1個の複合ローラ17に
よって三者を複合させていたが、図5のごとく、2個の
複合ローラ17、18を用い、まず下側麺帯bと麺芯a
とを複合ローラ17によって複合させ、その後、これら
の麺帯に上側麺帯cを複合ローラ18で複合させてもよ
い。
【0046】[熟成工程]次の熟成工程においては、数
段の熟成コンベヤ20、21が使用され、この熟成コン
ベヤ20、21のベルトの周囲に、ベルトとともに移動
する麺帯掛け棒22が多数配列されており、この麺帯掛
け棒22に複合麺帯eを波状に掛けて熟成させる。
【0047】[麺線作成工程]熟成後の麺帯eはベルト
コンベヤ23から圧延ローラ24、25を経て切断ロー
ラ26で切断される。図6は圧延ローラ24、25及び
切断ローラ26の配列状態を示す。圧延ローラ24、2
5は麺芯部分の側面も包むように凹凸ローラが使用され
ており、その凹部分で囲まれた空間部分に麺芯a及び外
皮用の麺帯b、cが介入するよう、凹部同士が対向する
ように配置されており、麺帯搬送上流側の圧延ローラ2
4よりも下流側の圧延ローラ25の凹部の深さが大に設
定され、かつ凸部25b同士も接近するように配されて
いる。従って、麺芯aの側面部においても上下の麺帯
b、cが廻り込むようになる。
【0048】切断ローラ26においては溝型ローラが使
用され、溝型ローラの対向する凹部26a間に囲まれた
部分で麺芯aを中心とする断面円形ないし角形の麺線が
作成され、凸部切り刃26b同士が接触することで、複
合麺帯がその幅方向で分断されることになる。
【0049】図7は図6の圧延ローラ群によって断面円
形の麺芯と波形の外皮用麺帯とを複合圧延した断面形状
を示し、最下段の麺線は後述する案内ガイド28により
1本おきに2方向に分離して切り出された状態を示す。
このように分割された各麺線の断面は、麺芯aが外層に
よって隠れた状態で切り出されることになり、3層状態
の麺線に比べて麺芯が隠れている分、茹で上がり品質も
よい麺の製造が可能となる。
【0050】図8は、中央麺帯機で作成される麺芯が薄
麺帯で連なった連麺帯で圧延作成されたものを外皮用の
麺帯と複合した複合麺帯を、図6に示す圧延ローラ群を
使用して幅方向に分割する工程を示すものである。この
場合においても、図7に示す麺線に比べて、わずかに麺
芯の薄生地部分が露出するだけで、次の丸め工程で隠れ
てしまうので何ら問題なく、内層と外層との2層の麺線
が形成されることになる。
【0051】図9は、多数の切り刃26aが配列された
切断ローラ26の下流側に配置した案内ガイド28を示
す斜視図である。この切断ローラ26の出口側には、1
本おきに麺線の出線方向を変更するための案内ガイド2
8が設置されており、傾斜した案内ガイド28によって
2方向に麺線が搬送されるとともに、各搬送方向におけ
る麺線間の距離は、麺線1本分が確保できるため、以後
の丸め工程で麺線同士が接合しない利点がある。なお、
細麺線の場合、さらに、上記のガイドと傾斜角度を変更
したガイドを設け、例えば4方向に麺線を搬送するよう
に構成してもよい。この場合、麺線は3本おきに同方向
へ搬送されることになる。
【0052】[丸め工程] この案内ガイド28によって2方向に振り分けられた麺
線fは、ベルトコンベヤ30によって搬送されて次工程
の丸め工程に搬送される。丸め工程は麺線fの長さ方向
に入った切り口を丸めて断面円形に形成するためのもの
で、図10のごとく、一対のベルトコンベヤ31をプー
リ32によって駆動することにより、次工程への搬送を
行うとともに、プーリ軸33の軸方向へ相対的に往復動
することにより麺線をその径方向で転がして切り口を丸
めるものである。この往復動機構は、一対のベルトコン
ベヤ31のプーリ軸をそれぞれ枠体34に回転可能に保
持させ、この枠体34をプーリ軸の軸方向に往復動可能
に支持する案内部35と、枠体を往復動させるアクチュ
エータ36とを設けた構成を採用すればよい。
【0053】[撚り工程]丸め工程で丸められた麺線
は、撚り工程に搬送される。撚り工程では、麺線fを送
り出す一対の溝型ローラ37と、その中間に配された麺
線誘導管38とを1組とする複数段の撚り機構が設けら
れており、溝型ローラ37の送り出し点からの垂線に対
して偏心した位置にある麺線誘導管38の口壁部分を垂
線を中心として回転させることにより、麺線fに撚りを
掛けるものである。
【0054】この撚り機構の構成としては、図11ない
し図13のごとく、一枚の保持板40に多数の麺線誘導
管38が回転自在に保持され、この保持板40に設けら
れた駆動ワイヤロープ41に麺線誘導管38の外壁が接
触され、その接触圧を利用してワイヤロープ41を往復
駆動することにより、麺線誘導管38をそれぞれ回転さ
せるよう構成されている。この際、麺線fが麺線誘導管
38の口壁に確実に接触させるため、図11のごとく、
麺線誘導管38をわずかに傾斜するように保持板40が
傾斜した状態で機体に保持されている構成が望ましい。
【0055】このような上部溝型ローラ37の把持点と
麺線誘導管38の口壁との間で起こる撚りは、麺線誘導
管38とその下側に配された溝型ローラ37との間でも
発生し、強い撚りが掛けられる。なお、本実施の態様で
は、これらの溝型ローラ37の下側にさらに麺線誘導管
38を配置した構成を採用し、強い撚りを掛け得るよう
に構成した。
【0056】図14は撚り掛け機構の別の実施の形態を
示す斜視図である。この撚り掛け機構は、麺線fを挟ん
で接触し両側に麺線fの搬送方向と直交する方向を搬送
する細幅のベルト44、45を同方向に回転駆動するこ
とにより、麺線fの対向面で互いに逆方向に力を加えて
撚りを掛けるようにし、同時に麺線の表面を押さえ丸め
込むように摩擦力を加えるようにしたものである。な
お、図14において、符号46はベルトのプーリ軸であ
る。
【0057】[熟成・伸長工程]この撚りのかかった麺
線fは、数段の引き延ばしローラ47、48、49、5
0を経て数段の熟成コンベヤ群52からなる熟成伸長工
程で引き延ばされる。引き延ばしローラ47〜50は、
下段に進むにつれてその周速を速くして、上段のローラ
との間の周速差により引き延ばすもので、麺線を周囲か
ら満遍なく引き延ばすために、4段のローラ47〜50
が配置されている。
【0058】また、熟成コンベヤ群52は、5段のベル
トコンベヤ53、54、55、56、57のうち、2段
目及び4段目のベルトコンベヤ54、56がベルトによ
る麺線fの搬送方向に往復移動可能に構成され、アクチ
ュエータ(図示せず)の作動によって、上段のベルトコ
ンベヤの端部と移動コンベヤ54、56の端部との距離
を変更可能に構成され、この2点間の距離の伸長・短縮
により差し渡された麺線fの引き延ばしと収縮を繰り返
し行うものである。なお、下段の移動コンベヤ57の方
が上段の移動コンベヤ54の往復動距離を大きくして、
麺線fの引き延ばし長さを大にしている。
【0059】このように、複数段の熟成コンベヤに亘っ
て順次麺線を搬送し、熟成コンベヤを麺線の搬送方向へ
強制的に移動させることにより、上下の熟成コンベヤ間
で麺線を伸長するので、従来のようにかけば機、自動こ
びき機、大引き機等を使用しなくても麺線の自動的な引
き延ばしが可能となる。
【0060】[バチ形成工程]最下段のコンベヤ57か
ら移送された麺線は開閉する圧下ローラ58の間を通っ
て乾燥工程に導き出される。圧下ローラ58を開閉する
のは、このローラ58間で扁平なバチ部分を形成するた
めであり、そのため、圧下ローラ58の一方のローラ軸
は移動可能に支持され、アクチュエータにより他方のロ
ーラに対して近接離間可能な構成とされている。バチ形
成間隔としては、麺線の送り速度に合わせて最終製品の
長さによって変更可能であるが、通常300mm間隔で
形成される。
【0061】[乾燥工程]乾燥工程においては、多数の
麺掛け棒60がエンドレスチェーン(図示せず)に掛け
られてチェーンの駆動により移動自在に配列され、その
上側あるいは側部にファン62が配置されている。この
乾燥工程においては、圧下ローラ58間から送り出され
た麺線fを、移動する麺掛け棒60に垂下して乾燥ファ
ン側に順次搬送する。この際、麺掛け棒60の移動速度
を麺線fの垂下長さが、従来の上下麺掛け棒による伸長
・乾燥工程における麺線長さ(約1500mm)よりも
短くして麺線の乾燥時間を短縮するようにしている。
【0062】例えば、最終製品の麺線長さが300mm
の場合、70mm程度となるように設定する。そうすれ
ば、バチ入り部分64が1本おきに麺掛け棒60上に位
置するようになり、乾燥後に1本おきに切断刃63で切
断すれば、すべてのバチ入りの麺線が作成できることに
なる。図15は乾燥工程における麺掛け棒60と麺線f
との関係を示す側面図、図16はその平面図を示す。な
お、図1において、切断刃63の下側には切断後の麺線
fを受ける受けベルトコンベヤ65が配されている。
【0063】[その他の実施の形態]図17はその他の
実施の形態を示す側面図である。この実施の形態では、
熟成コンベヤによる麺線の熟成・伸長を行わずに、麺掛
け棒60に掛けてから麺線の伸長を行うようにしたもの
である。すなわち、麺掛け棒60の間でアクチュエータ
によって下降する麺掛け棒66を設け、この麺掛け棒6
6の押し下げ動作により、麺線fを伸長するようにした
ものである。この方法を採用すれば、麺線の伸長時に麺
掛け棒60の根元で扁平なバチ部分が形成されるので、
上記実施の態様のように圧下ローラ58を使用する必要
がない点で有利である。
【0064】また、上記実施の形態では、いずれも麺芯
のある内外2層構造の製麺方法について説明したが、か
けば機を使用しないで連続自動製麺を可能とする意味か
らも1層の麺線、すなわち同品種の生地から麺線を製造
する場合にも使用できる。この場合、複合工程におい
て、中央麺帯機を省略する形式を採用してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、2枚の麺帯間に麺芯を介入して側面部おいても
外皮が回り込むようにしたから、内外2層の麺線を容易
に形成でき、高品質の麺線を提供できる。
【0066】また、麺帯の切断後に搬送部の相対的な左
右方向の運動により、分割した麺線を押圧しながらその
切れ目を押し丸めるので、麺芯が露出しない品質の良好
な麺を提供できる。
【0067】さらに、麺線の撚り掛け及び伸長工程にお
いて、かけば機を使用しないで、切断後の麺線の切れ目
を押し丸めた後、送り出し部及び回転部との両把持点間
で麺線に撚りをかけ、その後に、複数段の熟成コンベヤ
に亘って順次麺線を搬送し、熟成コンベヤを前後に移動
させることにより、上下の熟成コンベヤ間で麺線を伸長
しているので、手作業による製麺は一切行わなくても済
み、完全自動化が達成できる。
【0068】さらに、熟成・伸長後の麺線を圧下ロール
により一定間隔で押し潰してバチ入り部を強制的に形成
することもできるので、手延べ風の麺線の提供も可能と
なる。さらに、乾燥工程において、麺掛け棒からの垂下
長さを従来の上下麺掛け棒による伸長・乾燥工程におけ
る麺線長さよりも短くしたから、乾燥工程も迅速に行
え、量産性が飛躍的に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製麺工程を示す全体図
【図2】複合工程における圧延ローラを示す正面図
【図3】分配機の正面図
【図4】複合ベルトコンベヤを示す断面図
【図5】複合工程における別の実施の形態を示す図
【図6】複合圧延ローラ群の構成を示す正面図
【図7】図6の圧延ローラ群によって断面円形の麺芯と
波形の外皮用麺帯とを複合圧延した断面形状を示す図
【図8】麺芯として特殊連麺帯を使用して、図6に示す
圧延ローラ群で幅方向に分割する工程を示す図
【図9】案内ガイドの斜視図
【図10】丸め工程及び撚り掛け工程に使用する装置を
示す斜視図
【図11】麺線誘導管の側面断面図
【図12】麺線誘導管の正面断面図
【図13】麺線誘導管の平面図
【図14】撚り掛け機構の別の実施の形態を示す斜視図
【図15】乾燥工程における麺掛け棒の拡大側面図
【図16】同じくその平面図
【図17】その他の実施の形態を示す概略図
【符号の説明】
A 複合工程 B 熟成工程 C 麺線作成工程 D 丸め工程 E 撚り工程 F 熟成・伸長工程 G 乾燥工程 5 分配機 26 溝型ローラ 31 ベルトコンベヤ 38 麺線誘導管 40 保持板 41 ワイヤロープ 52 熟成コンベヤ群 54、56 移動コンベヤ 58 圧下ローラ 60 麺掛け棒 63 切断刃

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外皮となる2枚の麺帯の中間に、麺芯とな
    る異品種の麺芯線を介在する際に、麺芯作成用の麺帯
    を、凸部同士及び凹部同士が対向配置された一対の凹凸
    ローラ間を通して、その凹部同士で形成された空間の形
    状に応じた断面形状の麺芯線を圧延形成した後、凹凸ロ
    ーラの凸部間の隙間で形成される麺帯の薄帯部分を切り
    出しローラの軸方向に配列された多数の切り刃で幅方向
    に分割して多数条の麺芯線を得、これらの麺芯線を各麺
    芯線間に形成されたシュート板仕切壁により互いに離れ
    るように送り出して前記2枚の外皮用麺帯間に介在し
    その後、溝型ロール等を使用して麺芯の側面部において
    も上下の麺帯が廻り込むように、かつ2枚の麺帯と麺芯
    線とを密着するように圧延し、麺芯間を分割するように
    切断し、分割された各麺線を一対の搬送部間に介在して搬送する
    とともに、この一対の搬送部を麺線の搬送方向に直交す
    る方向へ相対的に運動させて、切断麺線を押圧しながら
    麺線の長さ方向に入った切れ目を押し丸めるようにする
    製麺方法。
  2. 【請求項2】分割された麺線同士の間隔を案内ガイドに
    よって大きく取りながら搬送部に案内する請求項1記載
    の製麺方法。
  3. 【請求項3】前記搬送部で押し丸められた麺線を、その
    搬送方向下流側に配置された送り出し部と回転部との両
    把持点間で麺線に撚りをかけて伸長強度を大にする請求
    項1記載の製麺方法。
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