JP3026074U - 浮輪、ビーチボール等の海辺等で使用するレジャー用品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体表面に模様等を印刷した浮輪、ビーチボ
ール等の海辺等で使用するレジャー用品に対して、日焼
け止め用化粧品がその表面に接触して印刷インキを溶か
すことを防止する。 【解決手段】 本体表面に模様等３を印刷して、その印
刷インキ層４を透明インキ層５で覆う。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の技術分野】

本考案は、海やプール等で使用する浮輪やビーチボール等のレジャー用品、特 に、その表面に模様等を印刷したものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

浮輪やビーチボール等はビニール等のプラスチックシートで成形されることが 多く、その表面には装飾のために模様等が印刷されている。

【０００３】 ところで、海辺等で遊ぶ場合は、日焼け止め用化粧品を肌に塗ることがあり、 その化粧品が浮輪等の印刷箇所に接触すると、その化粧品の成分が印刷インキを 溶解することがあり、その溶解したインキが水着等に付着して汚すという問題が あった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は上記の問題を解決すること、すなわち、日焼け止め用化粧品が 印刷箇所に触れても、印刷インキが溶解して水着等を汚すことのない浮輪、ビー チボール等の海辺等で使用するレジャー用品を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案の浮輪、ビーチボール等の海辺等で使用す るレジャー用品は、本体表面に模様等３を印刷して、その印刷インキ層４を透明 インキ層５で覆ったことを特徴とする構成を具えるものである。

【０００６】

【実施例】

図１及び図２は本考案実施例の浮輪１を示したものである。この浮輪１は塩化 ビニル等のプラスチックシート２を用いて形成され、その中空部に空気を入れて 脹む構造となっており、その本体の表面に模様等３が印刷され、その印刷インキ 層４が透明インキ層５で覆われている。

【０００７】 また、図３は本考案の他の実施例であるビーチボール６を示したものである。 このビーチボール６も、その本体表面に模様等７を印刷して、その模様等７の印 刷インキ層の上に更に透明インキ層を設けている。

【０００８】 上記の実施例では透明インキとしてメヂウム（商品名）を使用した。メヂウム は以下の成分を含むものである。 合成樹脂 ３０〜４０（％） シクロヘキサノン ２０〜３０ キシレン ５〜１０ 芳香族混合炭化水素 １０〜２０

【０００９】 なお、本考案は上記実施例の浮輪やビーチボールに限定されるものではない。 本考案は、海辺等で使用し、かつ本体表面に模様等を施すその他の種々のレジャ ー用品も含むものである。

【００１０】

【考案の効果】

本考案の浮輪、ビーチボール等の海辺等で使用するレジャー用品の構成は上記 の通りであり、模様等の印刷インキ層４が透明インキ層５で覆われるので、透明 インキ層５が印刷インキに対する日焼け止め用化粧品の接触を阻止することにな り、日焼け止め用化粧品の接触による印刷インキの溶解を防止することができる という効果がある。したがって、溶けた印刷インキが水着等に付着して汚す心配 がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】浮輪の斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】ビーチボールの斜視図である。

【符号の説明】

１ 浮輪 ２ プラスチックシート ３ 模様等 ４ 印刷インキ層 ５ 透明インキ層 ６ ビーチボール ７ 模様等

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体表面に模様等３を印刷して、その印
   刷インキ層４を透明インキ層５で覆ったことを特徴とす
   る浮輪、ビーチボール等の海辺等で使用するレジャー用
   品。