JP3025803B2 - 埋設管路の部分補修工法及び該工法に用いる補修装置 - Google Patents

埋設管路の部分補修工法及び該工法に用いる補修装置

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JP3025803B2
JP3025803B2 JP8198292A JP19829296A JP3025803B2 JP 3025803 B2 JP3025803 B2 JP 3025803B2 JP 8198292 A JP8198292 A JP 8198292A JP 19829296 A JP19829296 A JP 19829296A JP 3025803 B2 JP3025803 B2 JP 3025803B2
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康夫 木村
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康夫 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下に埋設された
上・下水道管渠や電線管を管内部より部分補修する埋設
管路の部分補修工法及び該補修工法に用いる補修装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、上・下水道管渠や電線管等
の埋設管路の非開削での補修工法として、補修器具の伸
縮性チューブ袋の外側に未硬化時に粘着力をもつ熱硬化
性樹脂等を繊維強化プラスチック等に含浸させた粘着性
補修材を巻き付けて上・下水道管渠や電線管の破損箇所
へ挿入し、伸縮性チューブ袋に空気を送り込んで膨張さ
せ、補修材を管内壁に密着・硬化させる方法及びこの方
法に使用される補修器具は公知である。
【0003】従来の下水道管渠の補修工法における補修
器具の埋設管路に設けられている人孔への挿入方法を図
面に基づき説明する。
【0004】図18は従来の下水道管渠の部分補修工法
を説明する図であり、同図において、51は下水道管渠
を管内部より部分補修する円筒状の補修器具であり、胴
体には未硬化時に粘着力をもつ熱硬化性樹脂を含浸させ
た粘着性補修材52が巻着してある。また、53は人孔
(マンホール)であり、内部は円筒状の空洞となってお
り、54は人孔53内の斜壁、55は直壁であり、下水
道管渠56が人孔53の空洞の底に開口して地中を走っ
ている。
【0005】従来の補修器具51は、人孔53の空洞内
径より短く、補修器具51を垂直にして人孔53の開口
から挿入し、人孔53内の直壁55の中で回転させて水
平に位置を変え、下水道管渠56内に送り込んでいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、補修器具
51を下水道管渠56内に送り込むために直壁55内で
回転しなければならないが、人孔径は、日本工業規格
(JIS A 5506)により人孔の蓋枠口の内径が600mm に規
定されており、側塊は日本工業規格(JIS A 5371)に規
定され、内径600mm ×900mm の斜壁の下に内径900mm の
直壁を配置するようになっているので、補修器具51の
大きさは必然的に制限され、その胴体の直径は540mm 以
内、全長は700mm 以内となっている。そのため、補修で
きる下水道管渠の管の長さはせいぜい400mm の範囲であ
った。
【0007】従って、下水道管渠の破損が500mm の範囲
に二箇所ある場合は、二度施工しなければならないとい
う問題点があった。
【0008】また、下水道管や電線管等の埋設管路に該
管の内径に対して1/4以上の蛇行・たるみがある場合
は補修器具が通過できず、補修施工ができないという問
題点があった。
【0009】本発明者は、前記問題点に対して、補修器
具の全長が直壁の内径900mm より長いものであっても、
補修器具の胴体が湾曲自在となっておれば、人孔から挿
入して無理なく下水道管渠内に送り込むことができると
いう着想を得たが、補修器具に巻着した未硬化時に粘着
力をもつ熱硬化性樹脂等を含浸させた粘着性補修材が人
孔の空洞の底に開口した下水道管渠の角に接触してその
まま下水道管渠内へ補修器具を送り込めば補修材が擦れ
て剥がれてしまうという新たな問題点や各種管(既設
管)に補修材を直接接着させた複合管として補修後の強
度を持たせるためは剥離材は取り除かなければならない
という難題に直面し、該補修材をプラスチック等の剥離
材で覆う工程を加えた補修工法の具現化をはかるべく、
さらに、研究、実験を重ねた結果、粘着性補修材を覆っ
て装着した剥離材を下水道管渠内で剥ぎ取る場合、剥離
材に対して平行方向に剥離材の一端を引っ張っても該剥
離材が粘着性補修材に密着しているので容易に剥離する
ことはできないが、該剥離材の一端を反転させて反対方
向へ引っ張れば容易に剥離することができること、そし
て、粘着性補修材を剥離材で覆う場合においても、筒状
に形成された剥離材の一端を粘着性補修材の始まりに残
した状態で手繰るようにして巻着して更に補修材の終端
側から反転させて再び粘着性補修材の始まりまで巻着す
ればよいという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を
達成したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって解決できる。
【0011】即ち、本発明に係る埋設管路の部分補修工
法は、未硬化時に粘着力をもつ硬化性樹脂を含浸してな
る粘着性補修材を伸縮性筒体からなる補修装置の胴体に
巻着する工程と該補修装置を埋設管路の人孔から管内の
補修箇所へ引き込む工程と空気圧により補修装置の胴体
を膨らませて補修材を補修箇所の管内壁に加圧密着させ
る工程と補修材に含浸させた樹脂を硬化させて管内の補
修箇所に該補修材を被着する工程と補修装置の胴体を復
元して管内の補修箇所から補修装置を引き出す工程とか
らなる管路を管内部より部分補修する埋設管路の部分補
修工法において、前記巻着する工程の後に補修材を覆う
ように筒状被覆フィルムを補修装置の胴体の一端側から
他端側まで巻着して該他端側から折り返してさらに一端
側まで巻着し、該一端側にある筒状被覆フィルムの巻き
終り端部を該一端側に着脱可能に連結された補修装置の
ガイド部に固定する工程と、前記加圧密着させる工程の
前に前記ガイド部を胴体から切り離して筒状被覆フィル
ムの前記巻き終り端部を引っ張ることにより補修材を覆
った筒状被覆フィルムを補修装置の胴体の前記他端側か
ら前記一端側に向かって剥離する工程とを含んでいるも
のである。
【0012】また、本発明に係る埋設管路の補修装置
は、前記埋設管路の部分補修工法に用いられる補修装置
であって、補修材を覆うように補修装置の胴体の一端側
から他端側まで巻着して該他端側から折り返してさらに
該一端側まで巻着する筒状被覆フィルムの巻き終り端部
を固定する取付部を形成した剥離ガイド部を胴体の該一
端側に着脱可能に連結してなるものである。
【0013】さらに、本発明は前記埋設管路の補修装置
において、補修装置の胴体を湾曲自在とし、補修装置の
全長を人孔の内径より長く形成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0015】実施の形態1.
【0016】先ず、本発明に係る補修装置の構成につい
て説明する。
【0017】図1は本発明に係る補修装置を示した縦断
面図であり、図2は図1に示す補修装置の左側面図、図
3は図1に示す補修装置の右側面図である。また、図4
は図1に示す補修装置の剥離ガイド部を説明する図であ
り、図4の(a)は剥離ガイド部の縦断面図、図4の
(b)は図4の(a)に示す剥離ガイド部を矢印A方向
から見た図である。また、図5は図1に示す補修装置の
胴体の先端部を説明する図であり、図5の(a)は胴体
の先端部の縦断面図、図5の(b)は胴体の先端部を矢
印B方向から見た図である。これらの図において、1は
胴体に離型フィルム、補修材及び筒状被覆フィルムを巻
着する円筒状の長尺補修装置であり、外形がお碗状に形
成された中空の剥離ガイド部2と、先端ブロック3と後
端フロック4とを補助加熱のコイル状ヒータ5を内蔵し
た可撓性チューブ6で連結して外側を湾曲可能な伸縮性
チューブ袋体7で筒状に覆って内部に空気室8を形成し
た胴体部9とから構成されており、内部には剥離ガイド
部2の先端開口10(図4の(a)参照)から胴体部9
の後端開口11(図3参照)に突き抜ける連通孔12が
形成されている。
【0018】前記剥離ガイド部2の先端部は先端開口1
0が隆起するように周囲に括れ13が形成されており、
この括れ13に前記筒状被覆フィルムの巻き終り端部を
紐等で巻き付けて固定するようになっている。また、剥
離ガイド部2の後部には周囲に溝状の凹部14を形成し
た連結管15が設けられている。また、剥離ガイド部2
の内部は先端開口10から連結管15の開口に突き抜け
る空洞となっている。
【0019】前記先端ブロック3の前部は剥離ガイド部
2の連結管15を挿着する連結口16(図5参照)が開
口し、先端ブロック3の前部内にはエアーシリンダ17
が対面して埋設されており、エアーシリンダ17の作動
ピン17aが挿着された連結管15の凹部14に係合す
ることにより、剥離ガイド部2が胴体部9の先端ブロッ
ク3に固定される。また、先端ブロック3の後部にはホ
ースニップル18が突出して設けられており、先端ブロ
ック3の内部は連結口16からホースニップル18の開
口に突き抜ける空洞となっている。また、後端ブロック
4の前部にも同じくホースニップル19が突出して設け
られ、後端ブロック4の内部は該ホースニップル19の
開口から後端開口11に突き抜ける空洞となっており、
後端ブロック4の後部には、エアーシリンダ17に圧縮
空気を送る第一エアーノズル20(図3参照)と胴体部
9の空気室8に圧縮空気を送る第二エアーノズル21と
ヒータ5に結線されたコネクタ22とが接続口を出して
取り付けられている。
【0020】なお、23は、剥離ガイド部2の先端開口
10に挿着されたアイボルト24を設けた連結部であ
り、連結部23のアイボルト24にはワイヤー(後述)
が連結される。また、後端ブロック4の後部にも一対の
アイボルト25が設けられており、該アイボルト25に
もワイヤー(後述)が連結される。
【0021】次に、本発明に係る管路の部分補修工法に
ついて説明する。
【0022】先ず、長尺の未硬化時に粘着力をもつ熱硬
化性樹脂を含浸してなる粘着性補修材を形成する工程及
びこの長尺補修材を長尺補修装置の胴体に巻着する工程
について説明する。
【0023】図6は補修装置の胴体に補修材を巻着する
方法を説明する図であり、同図において、26は補修材
の心材及び離型フィルムを送り出す巻出部であり、本実
施の形態では、離型フィルム27を巻いた紙管27aと
不織布28を巻いた紙管28aとガラスクロース29を
巻いた紙管29aとが配置されている。また、30は巻
出部26より送り出される離型フィルム27と不織布2
8とガラスクロース29とをそれぞれ所要長さに裁断す
る裁断部であり、測長器30aとカッター30bとが配
置されている。また、31は裁断された離型フィルム2
7と不織布28とガラスクロース29とを次工程に送る
四段に重ねられたガイドボード31aからなる案内ヤー
ド、32は含浸ローラ32a,32aを接近させて配置
して含浸ローラ32a,32a間の上面に樹脂液ダム3
2bを形成した含浸部であり、32cは案内ヤード31
の各ガイドボード31aに対応して設けられた案内ロー
ラ、33は離型フィルム27の上面に形成された未硬化
時に粘着力をもつ熱硬化性樹脂を含浸してなる粘着性補
修材であり、該補修材33は不織布28をガラスクロー
ス29により挟んだ積層構造となっている。また、含浸
部32の下方には、長尺補修装置1を横架して載置した
台車34が位置付けられている。
【0024】巻出部26より送り出された離型フィルム
27及び心材となる不織布28とガラスクロース29と
は、裁断部30において所要長さに裁断され、案内ヤー
ド31にて上段より、ガラスクロース29、不織布2
8、ガラスクロース29、離型フィルム27の順に振り
分けられ、含浸部32に送り込まれる。含浸部32で
は、矢印方向に回転する含浸ローラ32a,32a間を
離型フィルム27及び心材となる不織布28とガラスク
ロース29とが通過することにより、樹脂液ダム32b
に溜まった樹脂液が不織布28とガラスクロース29と
に含浸されて、不織布28をガラスクロース29で挟ん
だ積層構造の補修材33が離型フィルム27の片面に形
成された状態で出てくる。この状態のまま、離型フィル
ム27を長尺補修装置1の胴体部9面側にして胴体部9
の前方から後方に向かって巻着されるように台車34を
前方に移動させながら胴体部9周面に補修材32を巻着
していく。
【0025】次に、補修装置1に巻着された補修材33
に筒状被覆フィルムを装着する工程について説明する。
【0026】図7は補修装置の胴体に巻着された補修材
を覆うように筒状被覆フィルムを巻着する方法を説明す
る図、図8は筒状被覆フィルムを装着した補修装置を示
す説明図であり、図8の(a)は補修装置の正面図、図
8の(b)は図8の(a)に示す補修装置のイ部拡大図
である。離型フィルム、補修材及び筒状被覆フィルムは
縦断面にて示し、補修装置の中央部は省略してある。こ
れらの図において、35は補修装置1の胴体部9に巻着
された補修材33を覆うように筒状被覆フィルム36を
装着する被覆装置であり、両サイドに第一スタンド37
と第二スタンド38とが立設されており、第一スタンド
37には、補修装置1と略同一長さで補修装置1より大
径のガイド筒体39が横方向に突出して取り付けられ、
第一スタンド37側のガイド筒体39の内部には補修装
置1の連通孔12に突き通すガイド丸棒40を挿着する
挿入部39aが設けられ、第二スタンド38の上端はガ
イド丸棒40を載せることができるようになっている。
また、ガイド筒体39には所要長さ(補修装置1の略二
倍の長さ)の筒状被覆フィルム36を該ガイド筒体39
の先から手繰るようにして被装した状態で巻装されてい
る。
【0027】補修材33が巻着された補修装置1を突き
通したガイド丸棒40の先端をガイド筒体39の開口に
挿入して挿入部39aに挿着し、ガイド丸棒40の他端
を第二スタンド38に載せる。ガイド筒体39の開口側
にある筒状被覆フィルム36の巻き始め端部を剥離ガイ
ド部2の括れ13に紐等で結わえ付けて固定する。補修
装置1に巻着した補修材33の終端がガイド筒体39内
に入る位置まで補修装置1をガイド筒体39内に送り込
み、手繰り寄せられて該位置にきた筒状被覆フィルム3
6周囲を引きずられないように押さえた状態で、補修装
置1をガイド筒体39から引き出して、二重に覆って装
着した筒状被覆フィルム36の前記巻き始め端部を剥離
ガイド部2の括れ13から解き、外側に位置する巻き終
り端部を剥離ガイド部2の括れ13に紐等で結わえ付け
て固定する。これにより、図8に示すように、補修装置
1の胴体部9には、筒状被覆フィルム36が補修材33
を覆うようにして該筒状被覆フィルム36が二重に巻着
した状態で装着される。
【0028】次に、補修装置1を人孔53から下水道管
渠56内の補修箇所へ引き込む工程について説明する。
【0029】図9は補修装置を下水道管渠に挿入する方
法を説明する図、図10は下水道管渠の補修箇所に送り
込まれた補修装置を示した説明図であり、これらの図に
おいて、図18と同一符号は同一又は相当部分を示し、
41,42は一端を剥離ガイド部2側のアイボルト24
及び後端ブロック4側のアイボルト25にそれぞれ固定
したワイヤーであり、隣り合う人孔53の外に配置され
たワイヤー巻取機43,44にそれぞれ連結されてい
る。なお、45は下水道管渠56の清掃、TVカメラに
よる補修箇所の調査及び補修装置等を制御する機材を搭
載した内面補修工事車である。
【0030】前方のワイヤー巻取機43から繰り出して
前方の人孔53及び下水道管渠56を通して後方の人孔
53へ出したワイヤー41を剥離ガイド部2側のアイボ
ルト24に連結し、後方のワイヤー巻取機44から繰り
出したワイヤー42を後端ブロック4側のアイボルト2
5に連結する。後方のワイヤー巻取機44はワイヤー4
2を自由繰り出し状態にし、前方のワイヤー巻取機43
は牽引状態にして、補修装置1を、図9の(a)に示す
ように、後方の人孔53から挿入する。人孔53内に挿
入した補修装置1を下水道管渠56へ引き込むために、
図9の(b)に示すように、補修放置1の胴体部9を湾
曲させて、この状態にて徐々に下水道管渠56に送り込
んでいく。この際、補修装置1の胴体部9が下水道管渠
56の角に当たって擦れても、胴体部9には筒状被覆フ
ィルム36が装着されているので、補修材33が剥離す
ることはない。図9の(c)に示すように、補修装置1
全体が下水道管渠56内に挿入された後、図10に示す
ように、予めTVカメラにて補修箇所を特定した位置ま
で補修装置1を牽引する。
【0031】続いて、筒状被覆フィルム36を胴体部9
の後端側から前端側に向かって剥離する工程について説
明する。
【0032】図11は筒状被覆フィルムが剥がれる状態
を示す説明図であり、図11の(a)は補修装置を正面
から見た図、図11の(b)は図11の(a)に示す補
修装置のロ部拡大図、図12及び図13は剥離過程を説
明する図であり、補修装置1が補修箇所へ到着すれば、
後方のワイヤー巻取機44にブレーキをかけて後方のワ
イヤー42の自由繰り出しを止めると共に前方のワイヤ
ー巻取機43の牽引駆動を停止する。エアーシリンダ1
7に繋がった第一エアーノズル20に圧縮空気を送り込
み、エアーシリンダ17を作動させて剥離ガイド部2と
胴体部9の先端ブロック3との連結を解除する。この状
態において、前方のワイヤー巻取機43のみ駆動させて
牽引を開始すると、図11に示すように、補修装置1の
胴体部9を残して剥離ガイド部2が引っ張られるため、
筒状被覆フィルム36が胴体部9の後端側から徐々に剥
離していく。筒状被覆フィルム36は折り返された状態
の二重被覆構造となっているので、図12に示すよう
に、折り返された外側の筒状被覆フィルム36を折り返
し側である横方向に引っ張れば、補修材33と面接触し
た筒状被覆フィルム36を該補修材33と筒状被覆フィ
ルム36との剥離境界において連続した線接触状態にあ
るかのようにして剥がすこととなり、図13に示すよう
に、面接触した接触面を引きずるようにして一度に剥離
する場合と比較して僅かな力(約1/10の力)で剥離
することができる。
【0033】筒状被覆フィルム36の剥離が完了すれ
ば、空気圧により補修装置1の伸縮性胴体部9を膨らま
せて補修材33を補修箇所の管内壁に加圧密着させる工
程と補修材33に含浸させた樹脂を硬化させて管内の補
修箇所に被着する工程と補修装置1の胴体部9を復元し
て管内の補修箇所から補修装置1を引き出す工程とを経
て補修工事が終了するが、これらの工程は従来と同様の
方法により実施すればよい。
【0034】なお、剥離ガイド部2と筒状被覆フィルム
36とは前方の人孔53より回収され、補修装置1の胴
体部9は後方の人孔53より回収されることとなる。
【0035】心材に含浸させる未硬化時に粘着力をもつ
硬化性樹脂は、熱硬化性樹脂を使用して加熱によって硬
化させればよく、また、光硬化性樹脂や常温硬化性樹脂
であってもよく、光硬化性樹脂を使用する場合には、胴
体部9内に発光体を取り付ければよい。
【0036】心材は、不織布、ガラスクロース、ガラス
繊維等を使用すればよく、これらを単体或いは複数種類
を組み合わせて重ねて使用すればよい。
【0037】胴体部9を構成する伸縮性チューブ袋体7
は、天然ゴム、ネオプレンゴム、シリコンゴム又はこれ
らの材質を使用した布引きゴム、例えば、ゴム製布チュ
ーブを使用すればよく、光硬化性樹脂を使用する場合
は、透明な可撓性樹脂チューブを使用すればよい。ま
た、可撓性チューブ6には、ゴム管を使用すればよい。
【0038】胴体部9は伸縮性チューブ袋体7の両端に
それぞれ先端ブロック3と後端ブロック4とを設けた一
体ものとなっているが、伸縮性チューブ袋体7の両端に
固定ブロックを設け、該固定ブロックにそれぞれ先端ブ
ロック3と後端ブロック4とを固定するようにしてもよ
い。
【0039】筒状被覆フィルム36はチューブ状のプラ
スチックフィルムを使用すればよい。
【0040】胴体部9の先端ブロック3と剥離ガイド部
2とはエアーシリンダ17により着脱可能としたが、先
端ブロック3にカプラのソケットを形成し、剥離ガイド
部2にカプラのプラグを形成して前方ワイヤー41と後
方ワイヤー42との牽引及び送り出し停止によりカプラ
を解除できるようにしてもよい。
【0041】前方ワイヤー41を連結するアイボルト2
4は、直接剥離ガイド部2に設けるようにしてもよい。
また、アイボルトに限ることなく、剥離ガイド部2に連
結手段を形成してもよい。
【0042】なお、本実施の形態における補修装置は、
蛇行・たるみがある電線管路にも使用できることはいう
までもない。
【0043】また、本実施の形態では胴体の一端側とは
胴体部9の先端ブロック3側であり、胴体の他端側とは
胴体部9の後端ブロック4側であるが、剥離ガイド部2
を後端ブロック4に連結するようになっている補修装置
においては、一端側とは後端ブロック4側であり、他端
側とは先端ブロック3側である。
【0044】また、補修装置に巻着された補修材に筒状
被覆フィルムを装着する工程において、補修装置の略2
倍の長さに切断した筒状被覆フィルムの長さ略1/2 を切
り広げ、先ず、この切り広げた略1/2 フィルム部を補修
材を覆うように補修装置の上から包み込んで補修装置の
胴体の一端側から他端側まで巻着し、残った略1/2 筒状
フィルム部を裏返して折り返して該他端側から該一端側
まで手繰るようにして巻着することにより、二重に覆っ
て装着するようにしてもよい。なお、筒状被覆フィルム
を切り広げる長さは、補修材を包み込むことができる長
さであればよく、残った筒状フィルム部は筒状に一部残
して切り広げてもよい。
【0045】実施の形態2.
【0046】図14は本実施の形態における補修装置を
示した縦断面図、図15は図14に示す補修装置の前部
を説明する図であり、図15の(a)は剥離ガイド部を
除いた補修装置前部の縦断面図、図15の(b)は固定
ブロックを矢印C方向から見た図である。また、図16
は図14に示す補修装置の剥離ガイド部を説明する図で
あり、図16の(a)は剥離ガイド部の縦断面図、図1
6の(b)は剥離ガイド部を矢印D方向から見た図であ
る。また、図17は筒状被覆フィルムが剥離される状態
を示す説明図である。これらの図において、図1〜図1
3と同一符号は同一又は相当部分を示し、本実施の形態
では、前記実施の形態1における補修装置1の先端ブロ
ック3と剥離ガイド部2とを変更したものであり、長尺
補修装置1は外形がお碗状に形成された中空の先端ブロ
ック46と、該先端ブロック46に挿着された剥離ガイ
ド部47と、固定ブロック48と後端ブロック4とを補
助加熱のコイル状ヒータ5を内蔵した可撓性チューブ6
で連結して外側を湾曲可能な伸縮性チューブ袋体7で筒
状に覆って内部に空気室8を形成した胴体部9とから構
成されており、前記剥離ガイド部47は、筒状被覆フィ
ルム36の巻き終り端部を紐等で巻き付けて固定する括
れ13を周囲に形成したキャップ部47aと、該キャッ
プ部47aから円柱状に延び、後部周囲に溝状の凹部1
4を形成した連結柱47bとからなり、キャップ部47
aにはアイボルト24が設けられ、連結柱47bの後端
にもアイボルト49が設けられている(図16参照)。
また、前記先端ブロック46は、先端開口10が開口
し、内部は該先端開口10から後部に抜ける空洞部46
aが形成されており、固定ブロック48の前面をカバー
している。また、固定ブロック48の前部内には、図1
5の(b)に示すように、エアーシリンダ17が対面し
て埋設され、固定ブロック48の後部にはホースニップ
ル18が突出して設けられており、固定ブロック48の
内部は連結口16からホースニップル18の開口に突き
抜ける空洞となっている。
【0047】そして、先端ブロック46は固定ピン46
bにより固定ブロック48に固定され、空洞部46aは
固定ブロック48の連結口16に連通しており、先端ブ
ロック46の先端開口10から剥離ガイド部47の連結
柱47bを挿入してキャップ部47aにより先端ブロッ
ク46の先端開口10を塞ぎ、連結柱47bを空洞部4
6aに納めて凹部14は固定ブロック48の連結口16
内でエアーシリンダ17の作動ピン17aと係合して剥
離ガイド部47を固定ブロック48に固定するようにな
っている。
【0048】なお、50は一端をアイボルト49に連結
し、リング状に形成した他端を連通孔12内を通してワ
イヤー42に挿通した補助ワイヤーであり(図17参
照)、該補助ワイヤー50は筒状被覆フィルムの長さよ
り長くなっている。
【0049】剥離ガイド部47は、図14に示すよう
に、先端ブロック46に形成された空洞部46aにキャ
ップ部47aを先端開口10から出して挿着され、図1
7に示すように、アイボルト24にはワイヤー41が連
結され、アイボルト25にはワイヤー42が連結され
る。
【0050】本実施の形態では、エアーシリンダ17を
作動させて剥離ガイド部47の凹部14を解除した後、
図10に示すように、ワイヤー巻取機43を駆動させて
ワイヤー巻取機43に連結されたワイヤー41の牽引を
開始することにより、図17に示すように、剥離ガイド
部47は先端ブロック46の空洞部46aから抜けて筒
状被覆フィルム36が胴体部9の後端側から徐々に剥離
される。剥離ガイド部47のアイボルト49とワイヤー
42とは補助ワイヤー50により繋がっているが、補助
ワイヤー50は筒状被覆フィルム36より長いので、筒
状被覆フィルム36は完全に剥離されることとなる。
【0051】本実施の形態においては、補助ワイヤー5
0により剥離ガイド部47と補修装置の胴体部9とが繋
がった状態となっているので、ワイヤー41が切れても
ワイヤー42を牽引することにより筒状被覆フィルム3
6と共に剥離ガイド部47と胴体部9とを回収すること
ができる。
【0052】
【実施例】胴体部の外径を170mm 、長さを2329mm、剥離
ガイド部の長さを129mm とした全長2524.6mm、外径170m
m の補修装置を得、補修できる管路の補修長さを2000mm
とした。また、胴体部の伸縮性チューブ袋体は、天然ゴ
ムにより形成し、湾曲自在とした。補修材は、心材とし
て二層の不織布をガラスクロースで挟んだ積層体とし
て、該心材にビニルエステル樹脂(リポキシ:商品名:
昭和高分子(株)製)を含浸させた。筒状被覆フィルム
には、ポリエチレンを使用した。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、補
修材を筒状被覆フィルムにより、折り返しの二枚重ねに
巻着し、補修材を管路の補修箇所に加圧密着させる前
に、筒状被覆フィルムを折り返し方向に引っ張って剥離
するようにしたので、人孔より長尺な補修装置を管路の
部分補修工法に使用することができ、該長尺な補修装置
により従来はできなかった二箇所の補修箇所を一度に施
工することができる場合が増え、また、筒状被覆フィル
ムは取り除かれるので、管路に補修材を直接接着させた
複合管として補修後の強度を得ることができ、さらに、
蛇行やたるみのある管路も容易に通過させることもでき
るため、施工時間及び施工手間を減らすことができる。
【0054】従って、本発明の産業上利用性は非常に高
いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補修装置を示した縦断面図であ
る。
【図2】図1に示す補修装置の左側面図である。
【図3】図1に示す補修装置の右側面図である。
【図4】図1に示す補修装置の剥離ガイド部を説明する
図である。
【図5】図1に示す補修装置の胴体の先端部を説明する
図である。
【図6】補修装置の胴体に補修材を巻着する方法を説明
する図である。
【図7】補修装置の胴体に巻着された補修材を覆うよう
に筒状被覆フィルムを巻着する方法を説明する図であ
る。
【図8】筒状被覆フィルムを装着した補修装置を示す説
明図である。
【図9】補修装置を下水道管渠に挿入する方法を説明す
る図である。
【図10】下水道管渠の補修箇所に送り込まれた補修装
置を示した説明図である。
【図11】筒状被覆フィルムが剥離される状態を示す説
明図である。
【図12】剥離過程を説明する図である。
【図13】剥離過程を説明する図である。
【図14】実施の形態2.における補修装置を示した縦
断面図である。
【図15】実施の形態2.における補修装置の前部を縦
断面にて示した説明図である。
【図16】実施の形態2.における補修装置の剥離ガイ
ド部を示した正面図である。
【図17】筒状被覆フィルムが剥離される状態を示す説
明図である。
【図18】従来の下水道管渠の部分補修工法を説明する
図である。
【符号の説明】
1 長尺補修装置 2 剥離ガイド部 3 先端ブロック 4 後端ブロック 5 コイル状ヒータ 6 可撓性チューブ 7 伸縮性チューブ袋体 8 空気室 9 胴体部 10 先端開口 11 後端開口 12 連通孔 13 括れ 14 凹部 15 連結管 16 連結口 17 エアーシリンダ 18,19 ホースニップル 20 第一エアーノズル 21 第二エアーノズル 22 コネクタ 23 連結部 24,25 アイボルト 26 巻出部 27 離型フィルム 28 不織布 29 ガラスクロース 30 裁断部 31 案内ヤード 32 含浸部 33 粘着性補修材 34 台車 35 被覆装置 36 筒状被覆フィルム 37 第一スタンド 38 第二スタンド 39 ガイド筒体 40 ガイド丸棒 41,42 ワイヤー 43,44 ワイヤー巻取機 45 内面補修工事車 46 先端ブロック 47 剥離カイド部 48 固定ブロック 49 アイボルト 50 補助ワイヤー 51 補修器具 52 補修材 53 人孔 54 斜壁 55 直壁 56 下水道管渠

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未硬化時に粘着力をもつ硬化性樹脂を含
    浸してなる粘着性補修材を伸縮性筒体からなる補修装置
    の胴体に巻着する工程と該補修装置を埋設管路の人孔か
    ら管内の補修箇所へ引き込む工程と空気圧により補修装
    置の胴体を膨らませて補修材を補修箇所の管内壁に加圧
    密着させる工程と補修材に含浸させた樹脂を硬化させて
    管内の補修箇所に該補修材を被着する工程と補修装置の
    胴体を復元して管内の補修箇所から補修装置を引き出す
    工程とからなる管路を管内部より部分補修する埋設管路
    の部分補修工法において、前記巻着する工程の後に補修
    材を覆うように筒状被覆フィルムを補修装置の胴体の一
    端側から他端側まで巻着して該他端側から折り返してさ
    らに一端側まで巻着し、該一端側にある筒状被覆フィル
    ムの巻き終り端部を該一端側に着脱可能に連結された補
    修装置のガイド部に固定する工程と、前記加圧密着させ
    る工程の前に前記ガイド部を胴体から切り離して筒状被
    覆フィルムの前記巻き終り端部を引っ張ることにより補
    修材を覆った筒状被覆フィルムを補修装置の胴体の前記
    他端側から前記一端側に向かって剥離する工程とを含ん
    でいることを特徴とする埋設管路の部分補修工法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の埋設管路の部分補修工法
    に用いられる補修装置であって、補修材を覆うように補
    修装置の胴体の一端側から他端側まで巻着して該他端側
    から折り返してさらに該一端側まで巻着する筒状被覆フ
    ィルムの巻き終り端部を固定する取付部を形成した剥離
    ガイド部を胴体の該一端側に着脱可能に連結してなる埋
    設管路の補修装置。
  3. 【請求項3】 補修装置の胴体が湾曲自在であると共に
    補修装置の全長が人孔の内径より長い請求項2記載の埋
    設管路の補修装置。
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