JP3400414B2 - 通信ケーブルの下水道枝管への布設工法及びその装置 - Google Patents

通信ケーブルの下水道枝管への布設工法及びその装置

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浩 木本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバーケ
ーブル等の通信ケーブルを下水道の中へ布設する場合、
特に、家庭用の桝から下水道の本管へ接続している枝管
(排水管)の中に光ファイバーケーブル等の通信ケーブ
ルを簡単に布設する工法、及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット時代を迎えて、光ファイ
バーケーブル等の大容量通信ケーブルを安価に布設する
ことが行われ、その一方法として、地中に張り巡らされ
ている既設の下水道管を利用して、管内の上部空間に布
設することが試みられている。この様な、下水道管を利
用するもののうち、本管内に布設する技術については、
例えば、管路内に削孔による孔をあけ、固定具を取り付
けて通信ケーブルを支持する方法や、中央の凹曲部で光
ファイバーケーブルを支持する略半環状のバネ板を管路
内に取り付ける方法(特開平12−104325号)、
さらには、内部にケーブル支持用リブを設けた合成樹脂
性の下水管(特開平10−110464号)等が開発さ
れている。
【0003】またこの発明に関するような、下水道の本
管から住宅用の排水桝までの枝管(排水管)に、通信ケ
ーブルを布設する技術については、枝管を使用せず、マ
ンホールから新規に引込み管を住宅まで構築し、マンホ
ール内に設けた接続ボックスから分岐した通信ケーブル
を住宅へ引き込む方法(特開平12−59939号)
や、通信ケーブルを、住宅用の排水桝から枝管を使用し
て下水道本管のマンホールまで、直接或いはメッセンジ
ャーを使用して行う方法(特開平8−103012号)
等が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平12−59
939号のように、新たに引込み管を設けることは、集
合住宅では、まだしも、一般家庭では、経済的ではな
い。また、集合住宅の場合でも、上記接続ボックスの設
けられたマンホールが住宅の近くにない場合の経費は、
ばかにならない。また、住宅用の排水桝から下水道本管
のマンホールまでの枝管(排水管)を利用する特開平8
−103012号の場合は、新たに引込み管を設けない
ため、安価な方法ではあるが、布設した通信ケーブル
は、固定されておらず、単に引張った状態になっている
に過ぎない。これは、排水管の口径が通常、100〜1
50mmという小口径のため、この様な小口径管内に固
定することが、技術的に困難であったからである。
【0005】そこでこの発明は、既設の枝管をそのまま
使用して通信ケーブルを布設しながら、同時にこの通信
ケーブルを枝管の上部空間に簡単に固定する方法、及び
当該布設工法に使用する装置を提供して前記課題を解決
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、下水
道の本管から、枝管を介して住宅用の排水桝まで、光フ
ァイバーケーブル等の通信ケーブルを布設する工法にお
いて、移動車輪に搭載した複数の円筒状のエアーチュー
ブを連結し、当該エアーチューブの各表面にプラスチッ
クシートの上に載置した接着剤塗布済で、枝管の内周よ
り大きめの帯状クロスを、のの字状に巻き付けること、
前記複数のエアーチューブを、前記通信ケーブルの布設
された前記枝管の内面に、前記通信ケーブルが前記枝管
内の上部空間に配置されるようにして挿入すること、前
記枝管内へ最初に挿入した前記エアーチューブをエアー
ホースにより膨張させて前記のの字状に巻き付けた帯状
クロスを、枝管の所定の位置に押圧、接着することによ
り、前記枝管内における通信ケーブルを固定すること、
前記接着剤が固形化している間に、他のエアーチューブ
を後退させて、これらのエアーチューブの間隔を所期の
目的通りの位置に配設し、前記枝管へ最初に挿入した前
記エアーチューブを膨張させたエアーホースとは別のエ
アーホースにより、他のエアーチューブを膨張させて前
記のの字状に巻き付けた帯状クロスを、枝管の所定の位
置に押圧、接着することにより、前記枝管内における通
信ケーブルを固定する、光ファイバーケーブル等の通信
ケーブルの下水道枝管への布設工法とした。
【0007】請求項2の発明は、前記エアーチューブの
枝管への挿入の前に、当該エアーチューブを支持する円
筒状のエアーチューブ支持枠体の上部に、断面が三日月
状の長尺体である隙間埋め用ゴムを載置する、請求項1
に記載の光ファイバーケーブル等の通信ケーブルを下水
道の枝管に布設する工法とした。
【0008】請求項3の発明は、前記請求項1乃至2に
記載の通信ケーブルの下水道枝管への布設工法に使用す
る装置であって、前記装置は、複数の移動車輪に搭載し
た円筒状のエアーチューブ支持枠体、エアーチューブ支
持枠体の表面に取り付けた円筒状のエアーチューブ、及
び、エアーチューブの支持枠体の前部及び後部に取り付
けた高さ調整バネを有するガイドローラとから構成され
ていること、前記エアーチューブ支持枠体の前部及び後
部には、前記エアーチューブを膨張させて表面に配設し
た接着剤塗布済の帯状クロスを枝管の内面に押圧するた
めのエアーホース、及び、前記装置を前記枝管へ押し込
むユニバーサルジョイントの付いた押し込みシャフトが
取り付けられていること、前記のガイドローラには、適
宜の力が壁面に作用するように高さ調整バネが設けられ
ていること、前記エアーチューブの両端部には、エアー
チューブの膨張の際、空気の漏洩を防ぐためのホースバ
ンド、及び、ホースバンドの脱落を防止するためのフラ
ンジ状のホースバンド止めが設けられていることとし
た。
【0009】並びに、前記装置は、先頭装置、及び、そ
れ以外の複数の装置が連結された構成とされているこ
と、前記先頭装置には、前記先頭装置への空気を送入す
るためのエアーホースが配備されていること、前記先頭
装置以外の複数の装置には、前記先頭装置への空気を送
入するためのエアーホースと、それ以外の各装置へ空気
を送入するためのエアーホースとの2種類のエアーホー
スが配備された、請求項1乃至2に記載の通信ケーブル
を下水道の枝管に布設する工法に使用する装置とした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の工法により、
下水道の本管21から枝管22を経て住宅用の排水桝2
3まで布設した光ファイバーケーブル等の通信ケーブル
24のうちの、枝管22内における通信ケーブル24
を、適宜間隔をあけて設けたクロス25により、接着剤
の固形化により固定した状態を表している。図2は、こ
の発明の装置1の正面図であるが、分かり易くするため
に、一部省略して記載している。図3は、その側面図で
あるが、図2のa−a´軸にそった断面を示している。
また、分かり易くするために、一部省略して記載してい
る。
【0011】図2、及び、図3から理解されるように、
この発明における装置1は、前後4個の移動車輪2に搭
載した円筒状のエアーチューブ支持枠体3、エアーチュ
ーブ支持枠体3の表面に取り付けた円筒状のエアーチュ
ーブ4、並びに、エアーチューブ支持枠体3の前部及び
後部に取り付けた高さ調整バネ5aを有するガイドロー
ラ6とから構成され、エアーチューブ支持枠体3には、
エアーホース7と押し込みシャフト8とが、エアーチュ
ーブ支持枠体3の前部及び後部に取り付けられている。
エアーホース7は、エアーチューブ4の表面に配設した
接着剤塗布済のクロス9を枝管22の内面に押圧するた
めに、エアーチューブ4を膨張させるための圧縮空気を
供給するものである。
【0012】押し込みシャフト8は、移動車輪2に搭載
した円筒状のエアーチューブ支持枠体3を、枝管22の
内部へ挿入するためのものである。前部及び後部の2個
のガイドローラ6、6は、予め枝管22内に布設してお
いた通信ケーブル24を載せるためのものであるが、ガ
イドローラ6、6には、高さ調整バネ5aを設けて、適
宜の力が壁面に作用することにより、この発明の装置1
が枝管22内で回転したり、通信ケーブル24がガイド
ローラ6、6から外れないようにしている。また、ガイ
ドローラ6、6には、この発明の装置1をバックさせて
枝管22内から取り出す際に、枝管22壁面との抵抗摩
擦を低減するための、充分なストローク有する機構を備
えている。
【0013】さらに、エアーチューブ4の両端部には、
当該エアーチューブ4膨張の際、空気の漏洩を防ぐため
のホースバンド10、及び、ホースバンド10の脱落を
防止するためのフランジ状のホースバンド止め11を設
けている。図4は、枝管22内へこの発明の装置1(A
〜E)を送入する場合の状態を示し、装置A〜Eの5台
を連結したものである。また連結した状態を説明し易く
するため、枝管22を省略して記載している。装置A
は、先頭車(装置)であり、この先頭車の装置A以外
は、上記円筒状のエアーチューブ支持枠体3の端面同士
を押し込みシャフト8により結合している。また、この
押し込みシャフト8には、ユニバーサルジョイント12
を取り付けて、上下左右に曲がった構造の枝管22にも
対応できるようにしている。
【0014】さらに、各装置B〜Eには、装置Aへ空気
を送入するためのエアーホース7aと、各装置B〜Eへ
空気を送入するためのエアーホース7bとの2種類のエ
アーホース7a、7bが配置されている。図5は、図4
の各装置A〜Eの間隔、及び、各装置A〜Eに送入して
いる圧縮ポンプPの状況を分かり易くするために記載し
たものである。図5では、装置間の距離を1mとしてい
るが、これは一例を示したものに過ぎない。
【0015】次に、この発明の装置1(A〜E)によ
り、通信ケーブル24を枝管22内に固定する方法につ
いて説明する。ポリエチレン等のプラスチックシートの
上にエポキシ樹脂(主剤と硬化剤とを混合したもの)を
塗布したクロス9(例えばガラス繊維性の約15cm
幅)を重ねてシート状体とし、この一端をエアーチュー
ブ4の表面に固定しておいてから、この発明の装置1の
エアーチューブ4の表面に、のの字状に巻き付ける。プ
ラスチックシートの大きさとしては、長さは、エアーチ
ューブ4と同様の約25cmとし、幅は、枝管22内周
より若干大き目とすればよい。その後、図4のように連
結した5台の装置A〜Eのエアーチューブ4の表面に、
上記積層体状シートを巻き付ける。次に、枝管22内に
布設した通信ケーブル24を、5台の装置A〜Eの各ガ
イドローラ6、6に載置し、枝管22に順次挿入する。
【0016】図4において、先頭の装置Aを所定の位置
まで挿入したら、まず、装置A用のエアーホース7aか
ら空気を送入する(図5のA圧縮圧力P)。すると、装
置Aのエアーチューブ4が膨張して枝管22の内壁を押
圧するため、装置Aは、固定されて移動しなくなる。こ
のとき、のの字状に巻き付けたプラスチックシートは、
クロス9とともに拡張し、のの字状の円筒状体を解消し
て、通常の円筒状となって、枝管22の内壁に押圧され
る。
【0017】この状態で、装置B〜Eを若干バックさせ
て、装置B〜E間の押し込みシャフト8が緩まないよう
な間隔とする。その後、装置B〜E用のエアーホース7
bから空気を送入して(図5のBCDE圧縮圧力P)、
各エアーチューブ4を膨張させ、クロス9を枝管22内
面に押圧して、通信ケーブル24を固定する。クロス9
のエポキシ樹脂が硬化(約2時間)したら、減圧してエ
アーチューブ4を元の状態に戻して、5台の装置A〜E
を枝管22内から引き出す。減圧したとき、プラスチッ
クシートは、クロス9から剥離するが、予め、プラスチ
ックシートの一端をエアーチューブ4の表面に固定して
あるので、上記装置A〜Eを引き出すとき、プラスチッ
クシートはエアーチューブ4とともに引き出される。ま
た、クロス9は、枝管22の内周より若干大き目にして
いるので、枝管22の内周を幾分オーブーラップした状
態で、確実に通信ケーブル24を固定できる。
【0018】また、プラスチックシートをエアーチュー
ブ4の表面に、のの字状に巻き付けた際には、クロス9
に塗布した接着剤の一部が、重なった状態のプラスチッ
クシートに付着し、膨張したエアーチューブ4の表面に
も接着剤の一部が付着するが、エアーチューブ4の材質
は、合成ゴムから構成されているので、簡単に剥離でき
る。また、上記クロス9の幅は、15cmに限る必要は
なく、それ以下の5〜15cmでもよい。また、枝管2
2の材質についても、ヒューム管、陶管、鋼管等に対し
て適用可能である。
【0019】なお、枝管22の口径が上記よりもさらに
小さいときは、上記円筒状のエアーチューブ4を移動車
輪2に搭載せず、そのまま、枝管22へ挿入すればよ
い。クロス9に塗布しておいた接着剤の一部が、枝管2
2の内壁に付着するが、枝管22自体は、この工法を実
施する前に充分洗浄してあり、また、接着剤はクロス9
の織り目内部に充填された状態になっているので、クロ
ス9と枝管22との接着力が低減することはない。当該
出願人は、先に、特願平11−91659号において、
移動車輪を使用せずに、円筒状のエアーチューブを管内
の補修に適用する技術を開発しているが、このときも、
接着剤に関する問題は、生じていない。
【0020】この発明において、移動車輪2を使用しな
い場合は、枝管22内への挿入、取り出しには若干、力
を加える必要があるだけである。また、枝管22の内部
を見ながらこの発明の装置1を挿入したい場合には、例
えば、高さ調整バネ5aを取り付けている取付体を前方
へ張り出すことにより、上記装置1の先端部にCCDカ
メラを取り付けることができる(図示省略)。
【0021】図6及び図7は、この発明の装置の他の実
施の形態例を示している。エアーチューブ支持枠体3の
上部に、断面が三日月状の長尺体である隙間埋め用ゴム
13を載置した点、及び、エアーチューブ支持枠体3の
前部・後部に取り付けたガイドローラ6、6の高さを調
整するバネ機構を図7のように、ガイドローラ6、6を
バネ5bのみで調節する構成とした点である。隙間埋め
用ゴム13をエアーチューブ支持枠体3の上部に載置す
る構成としたのは、クロス9と枝管22壁面との接触を
より強固にするためであり、また、ガイドローラ6、6
をバネ5aのみで調節する構成としたのは、装置A〜E
5台を連結しても、この発明の装置A〜Eの枝管22へ
の挿入、取り出しをよりスムーズに行うことができるよ
うにしたためである。
【0022】
【発明の効果】請求項1項乃至3の各発明によれば、接
着剤の硬化に2時間を要するので、作業時間が長いよう
にも思えるが、その間、何も操作を行う必要がなく、そ
のまま放置しておけるので、次の作業の準備等を行うこ
とができ、現場に適した技術といえる。また、何等動力
を要することなく、小口径の枝管(排水管)に、光ファ
イバーケーブル等の通信ケーブルを簡単な操作で固定す
ることができることも、現場に適した技術といえる。そ
の他、装置が軽量であるため、枝管が密集しているとこ
ろでは、装置の移動に時間を取られることがないし、ま
た、この工法は、枝管内に多少の水があっても施行可能
であるため、それほど天気を気にせず施行することがで
きるという効果を有するものである。
【0023】また上記の効果に加え、請求項1の発明に
よれば、前記枝管に最初に挿入した後、他のエアーチュ
ーブを後退させて、エアーチューブの間隔を所期の目的
通りの位置に配設しているので、より確実に通信ケーブ
ルを布設することができる。さらに最初に挿入したエア
ーチューブ以外の、複数の装置に最初に挿入したエアー
チューブへの空気を送入するためのエアーホースと、そ
れ以外の各装置への空気を送入するためのエアーホース
との2種類のエアーホースが配備されているので、最初
に挿入したエアーチューブ及び他の装置のエアーチュー
ブを夫々確実かつ安定して膨張させることができる。さ
らに請求項2の発明によれば、エアーチューブを支持す
る円筒状のエアーチューブ支持枠体の上部に、断面が三
日月状の長尺体である隙間埋め用ゴムを載置したので、
クロスと枝管壁面との接触をより強固にでき、通信ケー
ブルを強固に布設することができる。さらに請求項3の
発明によれば、先頭装置以外の、複数の装置に先頭装置
への空気を送入するためのエアーホースと、それ以外の
各装置への空気を送入するためのエアーホースとの2種
類のエアーホースが配備されているので、先頭装置のエ
アーチューブ及び他の装置のエアーチューブを夫々確実
かつ安定して膨張させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例の工法により、下水道
本管から枝管を経て家庭用の排水桝まで布設した光ファ
イバーケーブルのうちの、枝管内における光ファイバー
ケーブルを、適宜間隔をあけて設けたクロスにより、接
着剤の固形化により固定した状態の説明図である。
【図2】この発明の実施の形態例における装置の一部省
略正面図である。
【図3】図2におけるa−a´線断面図である。
【図4】この発明の実施の形態例における装置を枝管内
に送入する状態の説明図である。
【図5】図4に各装置の間隔、及び各装置に送入してい
る加圧ポンプの状況を記載した説明図である。
【図6】この発明の他の実施の形態例における装置の一
部省略正面図である。
【図7】図6におけるb−b´線断面図である。
【符号の説明】
1 装置 2 移動車
輪 3 エアーチューブ支持枠体 4 エアー
チューブ 6 ガイドローラ 7 エアー
ホース 7a 装置A用のエアーホース 7b 装置B
〜E用のエアーホース 8 押し込みシャフト 9 クロス 10 ホースバンド 11 ホー
スバンド止め 21 下水道の本管 22 下水
道の枝管 23 住宅用の排水桝 24 通信
ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平 靖雄 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 熊谷 哲郎 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 木本 浩 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 勅使河原 靖 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 松波 重臣 愛知県名古屋市中区千代田2丁目15番18 号 日本電話施設株式会社内 (72)発明者 鈴木 智博 愛知県名古屋市中区千代田2丁目15番18 号 日本電話施設株式会社内 (72)発明者 山中 敏臣 東京都江戸川区大杉1丁目16番6号 隅 田電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−318016(JP,A) 特開 平3−230712(JP,A) 特開 昭63−7121(JP,A) 特開 平1−97114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/06 E03F 3/04 G02B 6/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下水道の本管から、枝管を介して住宅用の
    排水桝まで、光ファイバーケーブル等の通信ケーブルを
    布設する工法において、 移動車輪に搭載した複数の円筒状のエアーチューブを連
    結し、当該エアーチューブの各表面にプラスチックシー
    トの上に載置した接着剤塗布済で、枝管の内周より大き
    めの帯状クロスを、のの字状に巻き付けること、 前記複数のエアーチューブを、前記通信ケーブルの布設
    された前記枝管の内面に、前記通信ケーブルが前記枝管
    内の上部空間に配置されるようにして挿入すること、前
    記枝管内へ最初に挿入した前記エアーチューブをエアー
    ホースにより膨張させて前記のの字状に巻き付けた帯状
    クロスを、枝管の所定の位置に押圧、接着することによ
    り、前記枝管内における通信ケーブルを固定すること、 前記接着剤が固形化している間に、他のエアーチューブ
    を後退させて、これらのエアーチューブの間隔を所期の
    目的通りの位置に配設し、前記枝管へ最初に挿入した前
    記エアーチューブを膨張させたエアーホースとは別のエ
    アーホースにより、他のエアーチューブを膨張させて前
    記のの字状に巻き付けた帯状クロスを、枝管の所定の位
    置に押圧、接着することにより、前記枝管内における通
    信ケーブルを固定すること、 を特徴とする、光ファイバーケーブル等の通信ケーブル
    の下水道枝管への布設工法。
  2. 【請求項2】前記エアーチューブの枝管への挿入の前
    に、当該エアーチューブを支持する円筒状のエアーチュ
    ーブ支持枠体の上部に、断面が三日月状の長尺体である
    隙間埋め用ゴムを載置しておくことを特徴とする請求項
    1に記載の光ファイバーケーブル等の通信ケーブルを下
    水道の枝管に布設する工法。
  3. 【請求項3】前記請求項1乃至2に記載の通信ケーブル
    の下水道の枝管に布設する工法に使用する装置であっ
    て、 前記装置は、複数の移動車輪に搭載した円筒状のエアー
    チューブ支持枠体、エアーチューブ支持枠体の表面に取
    り付けた円筒状のエアーチューブ、及び、エアーチュー
    ブの支持枠体の前部及び後部に取り付けた高さ調整バネ
    を有するガイドローラとから構成されていること、 前記エアーチューブ支持枠体の前部及び後部には、前記
    エアーチューブを膨張させて表面に配設した接着剤塗布
    済の帯状クロスを枝管の内面に押圧するためのエアーホ
    ース、及び、前記装置を前記枝管へ押し込むユニバーサ
    ルジョイントの付いた押し込みシャフトが取り付けられ
    ていること、 前記のガイドローラには、適宜の力が壁面に作用するよ
    うに高さ調整バネが設けられていること、 前記エアーチューブの両端部には、エアーチューブの膨
    張の際、空気の漏洩を防ぐためのホースバンド、及び、
    ホースバンドの脱落を防止するためのフランジ状のホー
    スバンド止めが設けられていること、 並びに、前記装置は、先頭装置、及び、それ以外の複数
    の装置が連結された構成とされていること、前記先頭装
    置には、前記先頭装置への空気を送入するためのエアー
    ホースが配備されていること、前記先頭装置以外の複数
    の装置には、前記先頭装置への空気を送入するためのエ
    アーホースと、それ以外の各装置へ空気を送入するため
    のエアーホースとの2種類のエアーホースが配備されて
    いること、を特徴とする請求項1乃至2に記載の通信ケ
    ーブルを下水道の枝管に布設する工法に使用する装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101461398B1 (ko) 2014-01-15 2014-11-13 연세대학교 산학협력단 관내 이동로봇을 위한 케이블 가이드 모듈 및 이를 운용하는 방법

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KR101461398B1 (ko) 2014-01-15 2014-11-13 연세대학교 산학협력단 관내 이동로봇을 위한 케이블 가이드 모듈 및 이를 운용하는 방법

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