JP3025765B2 - アルミホイールの取付け用リング - Google Patents

アルミホイールの取付け用リング

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JP3025765B2
JP3025765B2 JP30654795A JP30654795A JP3025765B2 JP 3025765 B2 JP3025765 B2 JP 3025765B2 JP 30654795 A JP30654795 A JP 30654795A JP 30654795 A JP30654795 A JP 30654795A JP 3025765 B2 JP3025765 B2 JP 3025765B2
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ring
wheel
mounting tool
aluminum
rings
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義雄 三村
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Onodani Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤの着脱装置にホイ
ールを取り付けしてタイヤの着脱を行う場合に、タイヤ
着脱装置の取付け具のツメが直接ホイールのハブ穴に当
たってキズ付けないようにするリングに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】タイヤ着脱装置にもその型式は色々存在す
るが、本発明の対象とする装置はタイヤを垂直に起立さ
せた状態でタイヤの着脱作業を行ない得るものである。
したがって、該装置はホイールを支持するためのアーム
を有し、該アーム端にはホイールを掴むツメをもってい
て、所定の位置まで転がして運ばれてきたタイヤは上記
ツメによってホイールがチャックされ、その状態で持ち
上げられる。タイヤの持ち上げはアームの揺動によって
なされ、持ち上げられた状態にてタイヤは回転させら
れ、側面からビードローラが押し当てられる。
【0003】ところで、一般にはホイールはスチール製
であるが、近年ではアルミ製のホイールが多用されるに
至っている。車両においてホイールの占めるウエイトは
大きく、アルミホイールはスチール製のホイールに比較
して外観が良く、軽い割りに重厚感があることからアル
ミホイールの使用が多くなっている原因でもある。しか
し、該アルミホイールはスチール製に比較して軟らか
く、表面にキズが発生する場合がある。勿論、表面の硬
質処理は施されて多少のことではキズ付かないようにな
っているが、上記ツメが開いてホイールのハブ穴内周面
に圧接するならば必ずキズが付いてしまう。外観の良さ
を主目的としているアルミホイールにキズが付いたので
はその目的が果たせない。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このようにアルミホ
イールをタイヤ着脱装置に取り付けしてタイヤの着脱作
業を行う場合に上記のごとき問題がある。本発明が解決
しようとする課題はこの問題点であって、アルミホイー
ルであってもキズ付けることなくタイヤの着脱作業が出
来るホイール取付け用リングを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のホイール取付け
用リングとはタイヤ着脱装置にホイールを取り付けする
場合に該ホイールと取付け具のツメとの間に介在するリ
ングである。従ってツメはホイールのハブ穴面に直接当
たらず、その結果ハブ穴面にキズが発生することはな
い。ここで、取付けリングはホイール内径にほぼ等しい
外径を有すリング体であり、表側からと裏側から嵌るリ
ングが対をなして用いられ、各リングの一か所は切り欠
かれている。
【0006】そして各リングには外径をより大きくした
ツバを形成し、両リングのツバによってホイールのハブ
を挟持するようにして取り付けする。又片方のリングに
はボスを外方向へ突出し、該ボスにはボルト穴径に相当
する回り止めが取り付けされている。すなわち、リング
をハブ穴に嵌着すると共に、ボルト穴には回り止めが嵌
入した状態で取付けられる。
【0007】ところで、両リングをハブ穴に嵌着し片方
のリングに設けた回り止めをボルト穴に嵌入した状態で
タイヤ着脱装置の取付け具に装着される。取付け具のツ
メは拡がってリング内周面に当たり、更に押圧すること
で切り欠きを設けているリングは拡大してホイールのハ
ブ穴に圧接する。そこで、主軸の回転とともに取付け具
が回転するならばホイールは回り、タイヤの着脱を行う
ことが出来る。
【0008】各リングはツメの拡がりによって拡大する
ことになるが、上記のごとく一か所を切り欠く場合に限
らず、複数ピースの組み合わせで構成してスライドする
ことで外径が拡大するようにしてもよい。以下、本発明
の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1、図2は本発明のリング1、2を表して
いる実施例であり、使用する場合には両リング1、2を
対にして用いる。図1に示すリング1は同図に示すよう
に外周には外径Dのツバ3を形成し、リング内周径はd
、外周径はdをなしている。そして、リング1の一
か所には切り欠き溝4が設けられていて、該リング外径
は拡大することが出来るようになっている。その為
に外径dと内径dとの差はそれ程大きくはなく、リ
ング1は曲げ変形することが出来るようになっている。
【0010】又、ツバ3にはボス19が外方向へ突出
し、このボス19には回り止め5がネジ6によって取り
付けされている。該回り止め5はホイールのボルト穴に
嵌入し、リング1はホイールのハブ穴に嵌合する。ただ
し、ツバ3はハブ穴には入らず、ハブの片面に当接した
状態で取り付けされる。一方のリング2は図2に示すよ
うに内径dと外径dを有し、同じく外径Dのツバ7
を形成している。そして、リング2の一か所には切り欠
き溝8を有していて、リング外径dは拡大変形するこ
とが出来る。
【0011】図3は上記リング1、2をアルミホイール
に取り付けした場合であり、該リング1、2はアルミホ
イール9のハブ10に形成しているハブ穴11に取付け
られる。すなわち、リング1はハブ穴11の片側から嵌
合してツバ3はハブ面に当接し、そして回り止めはボル
ト穴に嵌入している。一方のリング2も同じくハブ穴に
嵌合してツバ7はハブ面に当接し、両リング1、2によ
ってハブ穴11は挟持された状態にある。従ってアルミ
ホイール9はこの状態でタイヤ着脱装置の取付け具に取
付けられる。
【0012】タイヤ着脱装置のタイヤ取付け具は、リン
ク機構によって開閉することが出来るツメ…を有し、こ
れらのツメ…はリング1,2の内周に嵌る。そして、内
周面12,13に当接して、更にツメ…が拡大するなら
ば、各リング1,2は拡大変形してハブ穴11に密着す
る。アルミホイール9は上記取付け具を介して回転し、
タイヤの着脱に際して軸方向の荷重が作用しても各リン
グ1,2がハブ穴11から外れることはない。
【0013】図4(a)、(b)は本発明のアルミホイ
ール取付け用リングを示す他の実施例である。このリン
グ14は3個のリング片15a、15b、15cから成
っていて、外径Dは拡大することが出来るように各リン
グ片15a、15b、15c間はスライド可能な連結構
造となっている。そして外周には凹溝16が形成され、
アルミホイール9のハブ穴11に取付けられる場合に
は、該ハブ穴11の内周部がこの凹溝16に嵌合する。
従って、図3に示すようなハブ穴11の両側から取り付
けする構造ではない。
【0014】ところでハブ穴に取り付けするに際して、
リング片15aから延びたボス17に設けた回り止め1
8をボルト穴に嵌入し、他のリング片15b、15cは
ハブ穴11の内周面に支持されることになり、分割構造
のリング14がハブ穴から外れることはない。以上述べ
たように、本発明の取付けリングはハブ穴に取り付けす
るものであって、次のような効果を得ることが出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明のリングはアルミホイールのハブ
穴に取り付けすることが出来、該アルミホイールをタイ
ヤ着脱装置の取付け具に取り付けする場合に、アルミホ
イール面にキズが付くことはない。このリングはリング
の一か所が切り欠かれていたり、複数個のリング片で構
成する等、外径が拡大するように成っている為に、取付
け具のツメが拡大するならば外径が大きくなってハブ穴
に密着し、又ボルト穴に嵌入する回り止めを有している
為に、取付け具が回転することでスリップすることなく
アルミホイールを回すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付けリング。
【図2】本発明の取付けリング。
【図3】アルミホイールにリングを取り付けした場合。
【図4】本発明の取付けリングの他の実施例。
【符号の説明】
1 リング 2 リング 3 ツバ 4 切り欠き溝 5 回り止め 6 ネジ 7 ツバ 8 切り欠き溝 9 アルミホイール 10 ハブ 11 ハブ穴 12 内周面 13 内周面 14 リング 15 リング片 16 凹溝 17 ボス 18 回り止め 19 ボス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に配置した主軸先端には取付け具を
    設け、該取付け具に装着しているツメの開きにてホイー
    ルを取り付けするタイヤ着脱装置であり、ホイールのハ
    ブ穴にはリングを取り付けして上記取付け具のツメはリ
    ング内周面に当ってその外径を押し開き、該アルミホイ
    ールに直接ツメが当たらないように保護するためのリン
    グであり、リングにはホイールのボルト穴に嵌入する回
    り止めを有していることを特徴とするアルミホイールの
    取付け用リング。
  2. 【請求項2】 水平に配置した主軸先端には取付け具を
    設け、該取付け具に装着しているツメの開きにてホイー
    ルを取り付けするタイヤ着脱装置であり、ホイールのハ
    ブ穴には一組のリングを取り付けして上記取付け具のツ
    メはリング内周面に当ってその外径を押し開き、該アル
    ミホイールに直接ツメが当たらないように保護するため
    の一組のリングであり、一組のリングとしてハブ穴の両
    側から嵌合するリング1,2を対にして用い、該リング
    1,2の外周にはハブ穴に嵌らない大きさのツバを形成
    すると共に、一ヶ所には切り欠き溝を径方向に設けてリ
    ング径を押し開くことを可能とし、片方のリング1には
    ボスを形成して該ボスにはホイールのボルト穴に嵌入す
    る回り止めを有していることを特徴とするアルミホイー
    ルの取付け用リング。
  3. 【請求項3】 水平に配置した主軸先端には取付け具を
    設け、該取付け具に装着しているツメの開きにてホイー
    ルを取り付けするタイヤ着脱装置であり、ホイールのハ
    ブ穴にはリングを取り付けして上記取付け具のツメはリ
    ング内周面に当ってその外径を押し開き、該アルミホイ
    ールに直接ツメが当たらないように保護するためのリン
    グであり、リングは外周に凹溝を形成すると共に円弧を
    成した複数のリング片を組み合わせて構成し、各リング
    片の繋ぎ部はスライドしてリング径を拡大可能とし、そ
    して何れかのリング片にはボスを形成して該ボスにはホ
    イールのボルト穴に嵌入する回り止めを有していること
    を特徴とするアルミホイールの取付け用リング。
JP30654795A 1995-10-31 1995-10-31 アルミホイールの取付け用リング Expired - Lifetime JP3025765B2 (ja)

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JP6127700B2 (ja) * 2013-05-13 2017-05-17 横浜ゴム株式会社 タイヤホイールの保護リング
KR102021532B1 (ko) * 2018-07-31 2019-09-16 여운학 에코 다이나믹 휠 커버

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