JP3025760U - 円筒形エアバッグモジュール構成体とこれを含むエアバッグ複合機構 - Google Patents
円筒形エアバッグモジュール構成体とこれを含むエアバッグ複合機構Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車等の乗物の運転に必要な機器の適正、
即ち合理的配置を損うことなく設置可能なドライバ側エ
アバッグモジュール構成体を提供すること。 【解決手段】 エアバッグ(42)とインフレータ装置
(34)が直列配置で円筒形モジュールハウジング(2
4)に挿置されているが、エアバッグは裏返し状態でつ
ぶされた状態にある。有利な態様では、モジュールハウ
ジングは車のステアリングホイールシャフトの内部に設
置される。
即ち合理的配置を損うことなく設置可能なドライバ側エ
アバッグモジュール構成体を提供すること。 【解決手段】 エアバッグ(42)とインフレータ装置
(34)が直列配置で円筒形モジュールハウジング(2
4)に挿置されているが、エアバッグは裏返し状態でつ
ぶされた状態にある。有利な態様では、モジュールハウ
ジングは車のステアリングホイールシャフトの内部に設
置される。
Description
【0001】
本考案は一般的には自動車等(モータビークル)の搭乗者を能動的に拘留(束 )するためのシステム、具体的にはモータビークルで使用されるエアバッグモジ ュールのハウジングと構成体に関する。
【0002】
オペレータの介在を要さずに未展開状態から展開状態に自己起動する安全拘留 (束)システム、即ち「能動拘留システム」、特に膨張可能バッグ或いはクッシ ョンを組込んだこれらの拘留システム、並びにこれらのシステムのモータビーク ルにおける使用はこれまで一般に高い評価を得ている。
【0003】 ビークルが衝突等で突然減速したときに、ガスで膨張させられるクッション或 いはバッグ、例えば「エアバッグ」を用いてビークル搭乗者を保護することは周 知である。展開の際に、代表的にはバッグを充満するための迅速に放出されるガ スは不活性ガス、例えば窒素である。この種のシステムには、エアバッグが常態 では未膨張で且つ折り畳んだスペース要件を最小にする条件下で収容される。緊 急時には、ガスがインフレータから放出されて、エアバッグを迅速に膨張させる 。エアバッグは膨張すると、衝突が進行しているときにビークル搭乗者の運動を 抑制するように作用する。一般に、この種のエアバッグは通常2〜3ミリ秒を越 えない時間で膨張させられるように設計される。
【0004】 ビークル(乗物)の膨張可能拘留(抑制)システムは一般に、ビークルのフレ ーム及び/或いは車体の周りに配位した或いは装着された多数のクラッシュセン サを含み、ビークルによる突然の減速を感知するように働く。センサは搭乗者コ ンパートメント内に戦略的に配位させられているエアバッグモジュール或いは構 成体に信号を送って、これをエアバッグ展開のために作動させる。
【0005】 一般に、ビークルドライバを保護するために設けられるエアバッグ、即ちドラ イバ側エアバッグはビークルのステアリングコラムに沿って配置されている貯蔵 コンパートメントに装着される。ドライバ側エアバッグ設備では、エアバッグが ステアリングホイールの平面の外側に収容され、結果としてステアリングホイー ル構成体(アッセンブリ)のハブはエアバッグを収容しない場合に必要とされる 以上に大きくなり、しかも警報(ホーン)スイッチ、走行コントロール等の機器 類をエアバッグを収容しない場合に較べ遠去けることになる。これらの機器類は エアバッグを収容しない場合にはステアリングホイールハブにおいて容易に及び /或いは望む通りに中央に配置することが出来たものである。更に、ドライバ側 エアバッグはその折り畳みの実際上の制約の結果として、一般に円形、長円形或 いは楕円形にされているとはいえ、このエアバッグを有するドライバ側エアバッ グ設備は長方形のカバーで以って通常時には覆われている。従って、一般的には かえって、エアバッグの正確且つ複雑な折り畳みがエアバッグ設備からエアバッ グの適正な展開を一層確実にするために要求される。
【0006】 自動車等の乗物(モータビークル)にエアバッグモジュール構成体(アッセン ブリ)を具えることは可成り通常的なことになっているが、この種の構成体の機 能を改良したいという継続的な希望;構成体だけでなく、ビークル内部における 警報スイッチ、走行コントロール等の計器の設置と場所の設計のための自由度が 大きくなるような構造にしたいという希望;並びにこのような構造に関連した製 造コスト及び/或いは材料コストを低減することの必要性が存在する。
【0007】 更に、ビークルの重量が燃料走行距離数に影響をおよぼす結果として、最新の ビークル設計において特に重大な関心となっているのは重量最小化である。従っ て、ビークルの重量と走行距離数能力に著しい影響をおよぼすことなくビークル 内部に容易に組み込み得るエアバッグモジュール構成体が望まれる次第である。
【0008】
本考案の全般的な目的は改良されたエアバッグモジュール構成体とそれとの複 合機構(組合せ体)を提供することにある。 本考案の具体的な目的は上述の1以上の問題を克服し及び/或いは上述の1以 上の必要性を少なくとも部分的に満すことになる。
【0009】
本考案の全般的な目的は、モジュールハウジング、インフレータ装置及び膨張 可能なエアバッグを含む円筒形のエアバッグモジュール構成体(アッセンブリ) によって少なくとも部分的に達成され得る。モジュールハウジングは第1開端と 第2端を有する長尺管状部材を含む。インフレータ装置は円筒形であって、ハウ ジング管状部材の内部に挿置されている。インフレータ装置は対立する第1、第 2端を有していて、その第2端は閉端であってハウジング管状部材の第2端の近 傍にある。インフレータ装置は起動するや、その第1軸方端から膨張用ガスを噴 出する。つぶされた状態にある膨張可能なエアバッグもハウジング管状部材の内 部に挿置される。エアバッグは、膨張用ガスをその内部に流入させる結果として ハウジング管状部材の第1開端からエアバッグを膨張、展開させることになる開 口を有している。
【0010】 先行技術は、エアバッグ展開前にエアバッグとその構成体のあり場所がビーク ル内部の乗員或いはその他の観察者にとって自明でもなく、目立もしないように ステアリングホイールの内部に容易に隠すことが出来るエアバッグとエアバッグ 構成体を提供するに至っていない。更に、先行技術のドライバ側エアバッグ構成 体はステアリングホイールのスタイリングとデザインを望みに反して制約、限定 すると共に警報スイッチと走行コントロール等のビークル計器のあり場所に影響 をおよぼす可能性がある。
【0011】 本考案は更に、ドライバ(運転者)を拘留保護するためのエアバッグを有する エアバッグモジュール構成体と、このモジュール構成体が内部に設置されること になるステアリングホイール構成体との組合せに成るエアバッグ複合機構(エア バッグ設備)を包含している。このエアバッグ複合機構は a)中空円筒形のステアリングホイールシャフト; b)第1開端と第2端を有する長尺管状部材を含む中空円筒形ステアリングホ イールシャフトであって、このシャフトの内部にモジュールハウジングが設置さ れている、斯ゝる構成のステアリングホイールシャフト; c)ハウジング管状部材の内部に挿置された円筒形のエアバッグインフレータ 装置であって、対立する第1、第2軸方向端を有しており、当該第2軸方向端が 閉端であってハウジング管状部材の第2端の近傍にあり、インフレータ装置が起 動するやその第1軸方向端から膨張用ガスを噴出させるようになっている、斯ゝ る構成のエアバッグインフレータ装置;及び d)ハウジング管状部材の内部に更に挿置されたつぶされた状態にある膨張可 能なエアバッグであって、この中に膨張用ガスを流入させることが出来る結果と してハウジング管状部材の第1開端からエアバッグ膨張、展開をもたらすことが 出来る開口を有している、斯ゝる構成のエアバッグ、 を含んで構成されている。
【0012】
本考案は以下に一層詳しく説明されているように、乗用車の衝突時に着席して いる搭乗者の運動を拘留するために乗用車で使用される膨張可能な能動拘留(束 )システムにおいて用いられる改良エアバッグモジュール構成体とそれとの組合 せに成る複合機構を提供する。
【0013】 図1−4には、本考案の1実施例に係る、参照番号10で全体的に指定されて いるエアバッグモジュール設備(複合機構)が図示されている。設備10におい て、エアバッグモジュール構成体(アッセンブリ)11はステアリングシャフト 12、具体的にはこのシャフトの長尺中空部14の中に設置されている。ステア リングシャフト中空部14はステアリングホイール20の近傍にある開端16と それに対立する閉端22を有している。
【0014】 図2に示すように、エアバッグモジュール構成体11は断面円筒形であり、内 面27と外面28を有し且つ第1、第2端30,32を含む長尺管状部材26に よって形成されたモジュールハウジング24を含んでいる。図示例では、第1端 30は開いており、第2端32は閉じている。
【0015】 軸方向に対立する第1、第2端36,40を有する円筒形のエアバッグインフ レータ装置34はハウジング管状部材26の中に、インフレータ装置の第2軸方 向端40が閉鎖されていてハウジング管状部材26の第2端32に隣接している 状態で、挿置されている。使用に適したエアバッグインフレータ装置は、膨張用 ガスの基本ガス源が: a)貯蔵された圧縮ガスであるか; b)ガス発生原料、例えば発火材(ピロテクニック)、可燃性ガス或いは液体 燃料、の燃焼に由来するものか;或いは c)貯蔵圧縮ガスと、上述のようなガス発生原料の燃焼に由来するガスとの複 合ガス、 から成るものを包含する。ピロテクニックガス発生材を利用するこの種のイン フレータ装置はハイブリッド(混成)インフレータと一般に称されている。ハウ ジング管状部材26には、つぶされた条件下の導入開口43を有するエアバッグ 42が更に収容されている。
【0016】 図1に示すように、インフレータ装置34は起動すると、その第1軸方向端3 6から膨張用ガス(矢印44で描かれている)を噴出し、その結果としてエアバ ッグ42が展開し、膨張させられる。
【0017】 図2−4に示すように、ハウジング管状部材26の第1開端30は半径外方へ 延在する取付用フランジ46を形成している。更に、エアバッグ導入口43は環 状のエアバッグ保留用リング52と取付用フランジ46との間においてハウジン グ管状部材26に保留される。この構成では、エアバッグ保留用リング52は、 モジュール構成体を固定する前にエアバッグモジュールハウジング24に、具体 的には取付用フランジ46に接着剤等の保持手段、例えば3M社の市販している 3M−439等のアクリル系感圧接着剤、によって一時的に保持される。しかし 、当業者にとっては、例えば折れる或いは相互係留する付設用タブ等の機械的保 持手段と曲折加工するためのクリンピング(crimping) 手段を包含するその他の 適当な手段を、ステアリングホイールシャフト内にモジュール構成体が最終的に 固定されることによって一層恒久的な最終保持付設が得られるに至るまで上述の ような一時的保持のために、即ち仮止めのために利用出来ることは理解されるで あろう。
【0018】 エアバッグ42はつぶされ、そして、それ自体において裏返しにして、ハウジ ング26の内部に配置させられる。本考案のモジュール構成体の中にこのように 裏返したエアバッグを適用すれば、エアバッグがステアリングの平面P(図1参 照)の外側に貯蔵或いは収容されることになる従来式のエアバッグモジュール構 成体において要求されるような相対的に複雑で且つ正確なエアバッグの折り畳み の必要性は低減するか或いは解消される。
【0019】 所望であれば、図示のように強化紙或いは破裂性のプラスチックの保護カバー 54をエアバッグ保留用リング52とそれに対向する取付用フランジ46に隣接 した状態でハウジング26の開端30を覆うように配置することが出来る。
【0020】 例えば、保護カバー54は3M社の3M−439等のアクリル系感圧接着剤や その他の適宜の継合法によってエアバッグ保留用リングに接合され得る。この保 護カバー54はモジュール構成体11の内部要素と外囲環境の間を封止るシール を提供するので、望ましくない外物のモジュール構成体への侵入に対する障壁と して働くと共に、エアバッグが組立操作と設置の最中に裏返し状態に適切に保留 、維持される事態を確実にすることに役立つ。
【0021】 このような設備10においては、構成体11はビークルステアリングシャフト 12の中に完全に入子として収められて隠されている。このような設置と付設は 構成体11を貫通する、例えば保護カバー54、エアバッグ保留用リング、エア バッグ42及び取付用フランジ46の固定用孔62を通した固定具60によって 実行される。更に、当業界で知られているようにステアリングホイールセンタ6 6に位置付ける外部カバー64を配設することが出来る。
【0022】 充分に大きな前部衝突を感知したときのこの設備の作動においては、エアバッ グシステムが管状ハウジング26内のインフレータ装置34から噴出するガスに よって起動される。ハウジング26内の圧力が増大すると、裏返されていたエア バッグ42の裏返しと展開が開始される。この圧力が保護カバーの構造的キャパ シティを越えたとき、このカバー54は破裂か、或いは別の態様でハウジング部 材26の第1開端30から外部カバー64の内面70に抗してエアバッグ42の 展開を許容する。膨張するエアバッグ42によって外部カバー64に作用する力 の結果として、外部カバー64は予め形成されている引裂き目(線)72に沿っ て引裂かれるか、或いは当業界で知られている別の態様で開放されて、エアバッ グ42の展開をカバーを通じて許容する。
【0023】 図5は図2に類似したものであり、本考案の別の実施例に係るエアバッグモジ ュール構成体を示している。図1−4のエアバッグモジュール構成体11と同じ ように、エアバッグモジュール構成体111は第1端130と第2端132を有 する長尺管状部材126によって形成されたモジュールハウジング124を含む 。ハウジング管状部材の内部には、軸方向の対立する第1、第2端136,14 0を有するエアバッグインフレータ装置134が挿置されている。また、このハ ウジング管状部材126の内部には導入開口143を有するエアバッグ142が つぶされた状態で挿置、即ち収容されている。
【0024】 しかし、図5の実施例では、ハウジング管状部材126の第1、第2の両端1 30,132が始めから開放されており、第2端132が折り曲げ加工、即ちク リンプ加工によりインフレータ装置134の第2軸方向端140で付設用押シ跡 (インデンテーション)176の周りに固定するための機械的ロック(係留)部 174を形成するようになっている。このような構成はインフレータをハウジン グ内に付設するだけでなく、ハウジング管状部材の1端を閉じる蓋を形成するこ とになる。このように本来(図5に示すように)閉端化されている管は同様のサ イズで本来閉端化されている管(図2に示すような)よりも製作コストが低く、 製作の困難性も低下する。
【0025】 それに加えて、図5の実施例はハウジング管状部材126の内部において、イ ンフレータ装置134における膨張用ガスを噴出させる第1軸方向端136とエ アバッグ142の導入開口143との間に微粒子用フィルタ180が挿置されて いる。具体的には、このフィルタ180は30メッシュ炭素鋼等のメタルワイヤ のスクリーン材等で形成されたU字形微粒子用フィルタ装置182の型式になっ ている。このU字形微粒子用フィルタ装置182は閉じられた基部183と開口 部184を含み、内面186と外面188を有している。
【0026】 このようなフィルタ装置を微粒子除去のために設けることは、可燃性ガス発生 原料、例えば微粒子を多量に生成するピロテクニック、を利用したインフレータ 装置を含む構成体においては特に望ましい。
【0027】 このような微粒子用フィルタがロ過性能を向上させるために、複数層の適当な メタルワイヤスクリーン材の層間にサンドイッチ状に収容されたセラミックペー パやスチールウール等のフィルタ媒体を更に含み得ることや、各層のワイヤを渦 巻状にしてその渦巻間隙にフィルタ媒体を含み得ることは理解されるであろう。
【0028】 図5の実施例では、インフレータ装置134の膨張用ガスを噴出させる第1軸 方向端136はU字形微粒子用フィルタ装置の開口部184からフィルタ装置1 82の閉基部における内面に隣接した個所まで挿置される。
【0029】 図5に示す構成によれば、種々の製作上及び/或いは組立上の利点が得られる 。例えば、このような構成はフィルタ装置がインフレータ装置に予め組込むよう に、例えばこの構成をモジュールハウジングに組込む前にフィルタ装置をインフ レータ装置に仮着け溶接するように、利用することが出来る。
【0030】 図6は図5に示す構成体111に類似していて、長尺管状部材226によって 形成されたモジュールハウジング224を含むエアバッグモジュール構成体21 1を示している。ハウジング管状部材226の内部には、起動すると膨張用ガス を放出する第1軸方向端236を有するエアバッグインフレータ装置234が挿 置される。更に、ハウジング管状部材226の内部にはエアバッグ242がつぶ された状態で挿置されている、即ち収容されている。これに加えて、構成体21 1はハウジング管状部材226の内部におけるインフレータ装置234の膨張用 ガスを噴出させる第1軸方向端236とエアバッグ242との間に挿置される。
【0031】 しかし、構成体211は更に、管状ハウジング部材226の内面227に継合 され、インフレータ装置234の第1軸方向端236とエアバッグ242との間 に、具体的には微粒子用フィルタとエアバッグ242の間に、配位している環状 バッフル(阻流板)を含む。このバッフルはハウジング部材226の材料に類似 したスチール等の材料で作ることが出来、しかも望むガス流の再配向が得られる ように必要な個所に設けることが出来る。例えば、この種のバッフルはガス流が 管状ハウジング部材226の内面227に沿うよりもむしろ裏返されたエアバッ グ242の底292に配向するガス流の再配向が実現されるように配設され得る 。裏返されたエアバッグとモジュールハウジングの間にガスを配向させるよりも 、むしろ裏返しエアバッグの底へガスを配向させることによりモジュールハウジ ング管状部材の第1開端をエアバッグによって閉塞させてしまうような、斯ゝる エアバッグの望ましくない展開が回避される。更に、所望であれば、2個以上の バッフルをハウジング部材の内部に配設することにより、更に別のガス再配向を 実現させ得ることは理解されるであろう。
【0032】 図7は本考案の更に別の実施例に係るエアバッグモジュール構成体311を示 している。この構成体311は図5に示す構成体に類似しているが、ハウジング 管状部材326の内部においてインフレータ装置334の膨張用ガスを噴出させ る第1の軸方向端336とエアバッグ342の導入開口343との間に挿置され る微粒子用フィルタ380が逆向きに方向付けられている(形態としてはフィル タ280を裏返した状態と等価)点で相違している。即ち、インフレータ装置3 34はその閉基部383に沿った外面388に隣接した個所に挿置されている。
【0033】 図7に示す構成は種々の製作上の利点及び/或いは組立上の利点をもたらすこ とが出来る。例えば、このような構成は管状モジュールハウジングの内部にイン フレータの挿入前にフィルタ装置を付設し、この付設フィルタ装置がインフレー タ装置のハウジング内部への挿入の程度を限定するストッパとして機能するよう に利用することが出来ることは理解されるであろう。
【0034】 実際上、車のステアリングシャフトは代表的には車の構造部材として機能する ものであり、通常はステアリングシャフトが受ける大きな力により良く耐え得る ようにするために硬化合金スチールで作られる。エアバッグモジュール構成体ユ ニットの1部品としての、インフレータ装置とエアバッグの両者のためのハウジ ングは、車のステアリングシャフトに内蔵される場合には、ステアリングシャフ トの呈する構造強度を有効に利用することになり、従って一段とデザイン上の自 由度が大きくなる。例えば、本考案の1面に係るモジュール構成体はステアリン グシャフト内に収容されているので、構成体及び/或いはインフレータ装置を収 容するためのシャフト内にあるハウジングは例えばスチール等の材料により作る としても、軽い或いは薄い構造にすることが許容されるので、所望のコスト節約 と重量節約をもたらすことが出来る。
【0035】 従って、本考案によれば、エアバッグとエアバッグアッセンブリ(構成体)の ありかが車内の搭乗者やその他の視る者にとって自明でないように、そして目立 たないようにステアリングシャフトの内部に隠すことを可能にする斯ゝる構成を 提供する。更に、本考案の構成によれば、結果的には車内のインテリアの人間工 学的デザインを改良することが出来るようなデザイン上とスタイリング上の自由 度が増大する。
【0036】 本考案はバン、ピックアップトラックを包含する自動車並びに特殊な乗物(モ ータビークル)のためのドライバ側エアバッグモジュール構成体を参照して説明 されたが、本考案が少なくとも特定局面において、その他のタイプや種類のエア バッグアッセンブリに対しても適用出来ることは理解されるべきである。例えば 、本考案の円筒形エアバッグモジュール構成体(アッセンブリ)はサイズや外形 等を考慮すれば乗客(パッセンジャ)側エアバッグアッセンブリとサイドインパ クト(側衝撃)エアバッグアッセンブリのための用途も見い出すことが出来る。
【0037】 こゝに図示して説明された本考案はこゝに具体的に開示されていないエレメン ト、物品、ステップ、コンポーネント或いはイングリジェントを伴うことなく実 用に供し得る。
【0038】
本考案によれば自動車等の乗物のドライバ席の前の機器の本来的に有利となる べき配置を何ら犠牲にすることなくエアバッグモジュール構成体をドライバ用と して設置することが出来る。
【図1】本考案の1実施例に係るエアバッグモジュール
設備をエアバッグが展開した状態で示す1部分断面、側
面図である。
設備をエアバッグが展開した状態で示す1部分断面、側
面図である。
【図2】エアバッグ展開前の図1のエアバッグモジュー
ルアッセンブリ(構成体)を示す1部断面、側面図であ
る。
ルアッセンブリ(構成体)を示す1部断面、側面図であ
る。
【図3】エアバッグ展開前の図1のエアバッグモジュー
ル構成体設備を示す1部断面、切欠き側面図である。
ル構成体設備を示す1部断面、切欠き側面図である。
【図4】エアバッグモジュール構成体の図2の線4−4
において矢印方向に見た平面図である。
において矢印方向に見た平面図である。
【図5】本考案の別の実施例に係るエアバッグモジュー
ル構成体を示す、図2に類似した1部断面、側面図であ
る。
ル構成体を示す、図2に類似した1部断面、側面図であ
る。
【図6】本考案の更に別の実施例に係るエアバッグモジ
ュール構成体の1部を示す、1部断面、切欠き、拡大側
面図である。
ュール構成体の1部を示す、1部断面、切欠き、拡大側
面図である。
【図7】本考案の更に別の実施例に係るエアバッグモジ
ュール構成体を示す、図2に類似した1部断面側面図で
ある。
ュール構成体を示す、図2に類似した1部断面側面図で
ある。
10…エアバッグモジュール設備(ステアリングホイー
ル構成体とエアバッグモジュール構成体から成る複合機
構) 11…エアバッグモジュール構成体 12…ステアリングシャフト 14…長尺中空部 16…開端 20…ステアリングホイール 22…閉端 24…モジュールハウジング 26…長尺管状部材 27,28…内、外面 30,32…第1、第2端 34…エアバッグインフレータ装置 36,40…第1、第2軸方向端 42…エアバッグ 43…導入開口 46…取付用フランジ 52…保留用リング 54…保護カバー 60…固定具 62…孔 64…外部カバー 70…内面 72…引裂き目 124…モジュールハウジング 126…長尺管状部材 130,132…第1、第2端 134…エアバッグインフレータ装置 136,140…第1、第2軸方向端 142…エアバッグ 143…導入開口 174…係留部 176…押シ跡 180…微粒子用フィルタ 182…フィルタ装置 183…閉基部 184…開口部 186,188…内、外面 211…エアバッグモジュール構成体 224…モジュールハウジング 226…長尺管状部材 227…内面 234…エアバッグインフレータ装置 236…第1端 242…エアバッグ 280…微粒子用フィルタ 290…阻流板(バッフル) 326…ハウジング管状部材 334…インフレータ装置 336…第1軸方向端 342…エアバッグ 343…導入開口 380…微粒子用フィルタ 382…フィルタ装置 383…閉基部 388…外面 P…ステアリングホイールの平面
ル構成体とエアバッグモジュール構成体から成る複合機
構) 11…エアバッグモジュール構成体 12…ステアリングシャフト 14…長尺中空部 16…開端 20…ステアリングホイール 22…閉端 24…モジュールハウジング 26…長尺管状部材 27,28…内、外面 30,32…第1、第2端 34…エアバッグインフレータ装置 36,40…第1、第2軸方向端 42…エアバッグ 43…導入開口 46…取付用フランジ 52…保留用リング 54…保護カバー 60…固定具 62…孔 64…外部カバー 70…内面 72…引裂き目 124…モジュールハウジング 126…長尺管状部材 130,132…第1、第2端 134…エアバッグインフレータ装置 136,140…第1、第2軸方向端 142…エアバッグ 143…導入開口 174…係留部 176…押シ跡 180…微粒子用フィルタ 182…フィルタ装置 183…閉基部 184…開口部 186,188…内、外面 211…エアバッグモジュール構成体 224…モジュールハウジング 226…長尺管状部材 227…内面 234…エアバッグインフレータ装置 236…第1端 242…エアバッグ 280…微粒子用フィルタ 290…阻流板(バッフル) 326…ハウジング管状部材 334…インフレータ装置 336…第1軸方向端 342…エアバッグ 343…導入開口 380…微粒子用フィルタ 382…フィルタ装置 383…閉基部 388…外面 P…ステアリングホイールの平面
Claims (20)
- 【請求項1】 第1開端と第2端を有する長尺管状部材
を含むモジュールハウジング;該ハウジング管状部材の
内部に挿置された円筒形のエアバッグインフレータ装置
であって、軸方向の対立する第1、第2端を有し、当該
第2軸方向端が閉じられ且つ該ハウジング管状部材の該
第2端の近傍に配位しており、該インフレータ装置が起
動されるとその該第1軸方向端から膨張用ガスを噴出さ
せるようになっている、斯ゝる構成のエアバッグインフ
レータ装置;及び該ハウジング管状部材の内部に更に挿
置されているつぶされた状態にある膨張可能なエアバッ
グであって、膨張用ガスの該エアバッグへの流入を許容
し、その結果として該ハウジング管状部材の該第1開端
から該エアバッグを膨張、展開させるための開口を有し
ている、斯ゝる構成のエアバッグ、 を含んで構成された円筒形エアバッグモジュール構成
体。 - 【請求項2】 該ハウジング管状部材の該第2端が開い
ていて且つ該インフレータ装置の該第2閉端にその周り
で曲折させるクリンプ加工により固定されている、請求
項1に記載の円筒形エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項3】 該インフレータ装置が圧縮貯蔵ガスと可
燃性ガス発生原料を収容している、請求項1に記載の円
筒形エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項4】 該エアバッグが該ハウジング管状部材の
内部に裏返し状態で以って挿置されている、請求項1に
記載の円筒形エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項5】 該ハウジング管状部材の内部において該
インフレータ装置の膨張用ガスを噴出させるための該第
1軸方向端と該エアバッグ開口との間で且つ当該第1軸
方向端の近傍に挿置されている微粒子用フィルタ手段を
含んで構成された、請求項1に記載の円筒形エアバッグ
モジュール構成体。 - 【請求項6】 該微粒子用フィルタ手段が閉基部と開口
部を有するU字形の微粒子用フィルタ装置であって、内
面と外面を有し、当該外面が該ハウジング管状部材の内
面に接触している、請求項5に記載の円筒形エアバッグ
モジュール構成体。 - 【請求項7】 該インフレータ装置における膨張用ガス
を噴出させるための該第1軸方向端が開口を有する該U
字形微粒子用フィルタ装置の内部において該閉基部に隣
接した個所に挿置されている、請求項6に記載の円筒形
エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項8】 該インフレータ装置における膨張用ガス
を噴出させるための該第1軸方向端が該U字形微粒子用
フィルタ装置の該閉基部の該外面に隣接した個所に挿置
されている、請求項6に記載の円筒形エアバッグモジュ
ール構成体。 - 【請求項9】 更に、該インフレータ装置の膨張用ガス
を噴出させるための該第1軸方向端と該エアバッグ開口
との間で該ハウジング管状部材の内側に固定された少な
くとも1つの環状阻流板を含んで構成されている、請求
項1に記載の円筒形エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項10】 更に、該ハウジング管状部材の該第1
開端の周囲に配設されているカバー手段を含んで構成さ
れ、当該カバー手段を該ハウジング管状部材の外側にあ
る物と当該部材の内部に配設された物との間の物理的障
壁として作用させるようにした、請求項1に記載の円筒
形エアバッグモジュール構成体。 - 【請求項11】 ドライバを拘留して保護するためのエ
アバッグを有するエアバッグモジュール構成体と、当該
エアバッグモジュール構成体が内部に設置されるステア
リングホイール構成体との複合機構であって、 中空の円筒形ステアリングホイールシャフト;第1開端
と第2端を有する長尺管状部材を含む中空の円筒形モジ
ュールハウジングであって、該中空円筒形ステアリング
ホイールシャフトの内部に設置されている、斯ゝるモジ
ュールハウジング;該ハウジング管状部材の内部に挿置
された円筒形のエアバッグインフレータ装置であって、
対立する第1、第2軸方向端を有しており、当該第2軸
方向端が閉じられたものであって且つ該ハウジング管状
部材の該第2端に隣接配位しており、該インフレータ装
置が起動されるとその該第1軸方向端から膨張用ガスを
噴出させるようになっている、斯ゝる構成のエアバッグ
インフレータ装置;及び該ハウジング管状部材の内部に
挿置されたつぶされた状態の膨張可能エアバッグであっ
て、該ハウジング管状部材の該第1開端から該エアバッ
グの膨張、展開をもたらす結果となる膨張用ガスの該エ
アバッグへの流入を許容する開口を有している、斯ゝる
エアバッグ、 を含んで構成されている、エアバッグモジュール構成体
とステアリングホイール構成体から成るエアバッグ複合
機構。 - 【請求項12】 該ハウジング管状部材の該第2端が開
端であって、該インフレータ装置の該第2閉端にその周
りで曲折させるクリンプ加工により固定されている、請
求項11に記載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項13】 該インフレータ装置が加圧貯蔵ガスと
可燃性ガス発生原料とを収容している、請求項11に記
載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項14】 該エアバッグが該ハウジング管状部材
の内部に裏返しの状態で以って挿置されている、請求項
11に記載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項15】 更に、該ハウジング管状部材の内部に
おいて、該インフレータ装置における膨張用ガスを噴出
させるための該第1軸方向端と該エアバッグ開口との間
に挿置された微粒子用フィルタ手段を含んで構成され
た、請求項11に記載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項16】 該微粒子用フィルタ手段が閉基部と開
口部を有し、且つ内面と外面を有しているU字形の微粒
子用フィルタ装置である、請求項15に記載のエアバッ
グ複合機構。 - 【請求項17】 該インフレータ装置における膨張用ガ
スを噴出させるための該第1軸方向端が開口を有するU
字形の微粒子用フィルタ装置の内部における、当該フィ
ルタ装置の該閉基部の内面に隣接した個所に挿置されて
いる、請求項16に記載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項18】 該インフレータ装置における膨張用ガ
スを噴出させるための該第1軸方向端が該U字形微粒子
用フィルタ装置の該閉基部の外面に隣接した個所に挿置
されている、請求項16に記載のエアバッグ複合機構。 - 【請求項19】 更に、該ハウジング管状部材の内側に
該インフレータ装置の該第1軸方向端と該エアバッグ開
口との間において固定された少なくとも1つの阻流板を
含んで構成された、請求項18に記載のエアバッグ複合
機構。 - 【請求項20】 更に、該ハウジング管状部材の該第1
開端の周りに配設されたカバー手段を含んで構成され、
当該カバー手段を該ハウジング管状部材の外側にある物
と当該部材の内側に挿置された物との間の物理的障壁と
して作用させるようにした、請求項11に記載のエアバ
ッグ複合機構。
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