JPH06206511A - 搭乗者制止装置におけるカバー保持方法 - Google Patents

搭乗者制止装置におけるカバー保持方法

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JPH06206511A
JPH06206511A JP5282931A JP28293193A JPH06206511A JP H06206511 A JPH06206511 A JP H06206511A JP 5282931 A JP5282931 A JP 5282931A JP 28293193 A JP28293193 A JP 28293193A JP H06206511 A JPH06206511 A JP H06206511A
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、搭乗者制止装置におけるカバー保
持方法に関し、低価格で確実にカバー保持を可能とする
ことを目的とする。 【構成】 搭乗者制止装置組立体のハウジング14へカ
バー16を保持するための方法であって、帯組立体を形
成するように組立体の周囲回りに熱収縮可能な材料の帯
24を提供する段階と、帯24の収縮をもたらすために
帯組立体を加熱して、バッグ22の利用中において、収
縮した材料の帯をハウジング14へカバー16を固定す
るように機能させる段階とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に自動車搭乗者
の受動制止装置、より詳細には乗物搭乗者制止装置組立
体におけるカバー保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】操縦者による介在を必要とすることな
く、非利用状態から利用状態へ自動的に作動する安全制
止装置、すなわち”受動制止装置”と、特に膨張可能バ
ッグ又はクッションを組み込むこれらの制止装置と、自
動車におけるこのような装置の使用は、このような受動
制止装置の使用が望ましいことが米国において一般に容
認されているために、多くの討論の対象になっている。
【0003】乗物が衝突のように突然減速する時、クッ
ション又はガスにより膨張するバッグ、例えばエアバッ
グを使用して乗物搭乗者を保護することがよく知られて
いる。しかしながら、”エアバッグ”と言う用語はある
意味で誤称であり、利用中において、バッグに充填させ
るために素早く発生させるガスは一般的に空気ではな
く、不活性ガス、例えば窒素である。このような装置に
おいて、エアバッグは、必要とする空間を最小限にする
ために、通常、非膨張及び折られた状態で収納されてい
る。緊急時において、ガスが、エアバッグを素早く膨張
させるために、膨張器から排出される。膨張時に、エア
バッグは、衝突の進行に伴う乗物搭乗者の動作を制止さ
せるように機能する。一般的に、このようなエアバッグ
は約45〜60ms以下で膨張するように作られてい
る。
【0004】乗物用の膨張可能な制止装置は、一般的
に、対象の乗物のフレーム及び/又は本体近傍に位置し
て取り付けられ、乗物による突然の減速を検出するよう
に機能する多方向の衝突センサを有している。このセン
サが、エアバッグを利用するために、乗物の強固な区画
内に慎重に位置させたエアバッグ装置又は組立体へ信号
を送る。一般的に、乗物運転者の保護のために設けられ
たエアバッグ、すなわち、運転者側エアバッグは、通
常、乗物のステアリングコラムに設けられた収納区画に
取り付けられる。一方、前側シートの同乗者の保護のた
めのエアバッグ、すなわち、同乗者側エアバッグは、通
常、乗物の計器パネル又はダッシュボードに取り付けら
れる。
【0005】典型的な搭乗者制止装置は、通常、反応容
器又は”カン”と呼ばれる外側反応ハウジングを有する
装置を使用する。この反応ハウジング又はカンは、一般
的に、数種の容器カバーと共に”エアバッグ膨張器”又
はより簡単に”膨張器”又は”発生器”と呼ばれるもの
を含む搭乗者制止装置の他の要素を支持し又は含むよう
に機能する。この膨張器は、作動時において、エアバッ
グを膨張させるためのガスを提供するように働く。
【0006】膨張器は、一般的に、火工技術型又は混成
型のいずれかである。火工技術型膨張器は、一般的に、
作動時においてエアバッグを膨張させるように機能する
ガスを発生するガス発生材料を含んでいる。一方、混成
型膨張器は、点火可能な火工材料の本体に加えて、一般
的に、基本の膨張ガスとして、適当な作動時に膨張器か
ら排出される圧縮貯蔵されたガスを含んでいる。
【0007】この搭乗者制止装置のカバーは、一般的
に、素早く膨張するエアバッグの膨張用開口部を提供す
るために、先決された線に沿って裂けるように作られて
いる。
【0008】エアバッグ膨張の一般的な爆発性に鑑み、
従来技術の装置組立体の主な問題は、装置の開放及びバ
ッグの利用中において、搭乗者制止装置のカバーがハウ
ジングから外れやすいことである。このような外れが起
こると、搭乗者制止装置のカバー又はその一部が発射物
となり、搭乗者を傷つける可能性がある。
【0009】過去において、装置の開放及びバッグの利
用時における望ましくないカバーの外れ及び/又は割れ
を防止する色々な試みが提案及び/又は使用されてい
る。
【0010】例えば、米国特許第4989897号
は、”保持部材”と呼ばれエアバッグハウジングへエア
バッグカバーを接続するための装置を開示している。こ
の特許は、鋼のような強い材料の帯がカバーの四つの側
壁フランジ上に取り付けられ、それにより、側壁フラン
ジがハウジングの周囲壁へ固定されることを開示してい
る。この発明の第1実施例において、カバーはハウジン
グの周囲壁の広がりのためにハウジングに保持されるこ
とが記載されている。帯が鋼のような強い材料から形成
される結果として、帯がバッグ利用中に発生する応力に
耐えることができる。もう一つの実施例において、鋼板
がエアバッグカバーの各フランジの外側表面に取り付け
られている。リベット(又はナットとボルト)が、鋼
板、フランジ、及びハウジングの周囲壁を貫通し、それ
により、フランジは、鋼板及び周囲壁によってしっかり
と固定される。
【0011】もう一つの試みにおいて、ハウジング組立
体のプラスチックカバーは、非常に裂けにくい材料の帯
又は網又は織物を埋設することによって補強されてい
る。例えば、米国特許第5064217号は、膨張可能
なエアバッグに関する使用のために、それ内に埋設され
たインサートを有するカバーを開示している。このイン
サートは、可撓な網と可撓な補強帯との両方の組立体を
含んでいる。この補強帯組立体は、水平帯であって、網
の側部に縫い付け等によって連結された水平帯と、垂直
帯であって、水平帯と網の上部及び/又は連結部の縁部
分とに縫い付けられた垂直帯、とを有している。
【0012】一般的に、このような従来の試みの問題
は、それらが要求を満足させるためには比較的高価であ
り、またエアバッグ組立体の望ましくないかなりの重量
増加を結果としてもたらす可能性がある。さらに、この
ような従来の試みは、それらがカバーの保持をもたら
し、また保証するためには、ぴったりと取り付く部材、
又はエアバッグ組立体の製造工程における困難な及び/
又は時間を消費する多数の追加製造段階を当てにするた
めに、製造工程を複雑化することを意図している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の全体的な目的
は、搭乗者制止装置組立体における改良されたカバー保
持を提供することである。
【0014】本発明のさらに詳細な目的は、前述された
問題の一つ以上を克服することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の全体的な目的
は、搭乗者制止装置組立体のハウジングにカバーを保持
するための方法であって、帯組立体を形成するように前
記組立体の周囲回りに熱収縮可能な材料の帯を提供する
段階と、次に、前記帯の収縮をもたらすために前記組立
体を加熱して、収縮した材料の帯をバッグの利用中にお
いて前記カバーを前記ハウジングへ固定するように機能
させる段階とを有する方法を使用することによって少な
くともその一部を達成することができる。
【0016】従来技術は、大幅な変形及び/又は変更を
必要としないで色々な装置組立体に比較的容易に適合す
るカバー保持方法を提供することはできない。さらに、
固定縁保持の特徴に依存する従来技術は、型成形製造、
特に比較的可撓性のない熱可塑性材料の型成形に適合す
る組立体又はカバーの保持方法を提供することができな
い。
【0017】本発明は、さらに、搭乗者制止装置組立体
の使用のために、エアバッグの利用中において組立体に
発生する放射方向の力に対してハウジングにカバーを固
定する方法を包含する。一実施例において、搭乗者制止
装置組立体は、実質的に開口上部を区画形成する底壁及
び側壁を有する強固な箱状ハウジングを具備する。この
ハウジングは、エアバッグを膨張させるための膨張器に
接続された未膨張のエアバッグをそれ内に収納するのに
適している。側壁は、開口上部の少なくとも一部の回り
に配置された外方向に延在する縁部を有する。組立体
は、さらにハウジングの上部を閉鎖する型成形可能なプ
ラスチックのスナップ留めされるカバーを有する。この
カバーは、破裂に適した弱められた裂け目線をそれ内に
区画形成する実質的に平らな表面部分を有し、膨張する
エアバッグの力で開放するドアと、表面部分から後方に
延在し、エアバッグの利用中において組立体に発生する
軸線方向の力に対してカバーをハウジングに固定するた
めに、ハウジングの縁部の対向する部分と係合するのに
適した少なくとも一つのアーム部分とを形成する。エア
バッグの利用中において組立体に発生する放射方向の力
に対してカバーをハウジングに固定するための方法は、
帯組立体を形成するために組立体のカバーの周囲上の保
持帯取り付け部分回りに熱収縮材料の帯を提供する段階
と、帯の収縮をもたらすために、膨張器の自動点火温度
未満の温度に帯組立体を加熱して、収縮した材料の帯を
バッグの利用中においてカバーをハウジングに固定する
ように機能させる段階とを有する。
【0018】本発明は、さらに搭乗者制止装置組立体に
おける改良を包含する。一実施例により、この組立体
は、実質的な開口上部を区画形成する底壁及び側壁を有
する強固な箱状ハウジングを有する。このハウジング
は、エアバッグを膨張させるための膨張器に接続された
未膨張のエアバッグをそれ内に収納するのに適してい
る。ハウジングの側壁は、開口上部の少なくとも一部の
回りに配置された外方向に延在する縁部を有する。この
組立体は、さらにハウジングの上部を閉鎖するカバーを
有する。このカバーは、実質的に平らな表面部分と、こ
の表面部分から後方に延在し、エアバッグの利用中にお
いて組立体に発生する軸線方向に力に対してカバーをハ
ウジングに固定するためにハウジングの縁部の対向する
部分と係合するのに適した少なくとも一つのアーム部分
とを有する。この改良は、組立体のカバーの周囲上の保
持帯取り付け部分回りに提供された熱収縮可能な材料の
帯に関する。加熱すると、帯はバッグの利用中において
組立体に発生する放射方向の力に対してカバーをハウジ
ングに固定するように収縮する。
【0019】本発明は、さらに、搭乗者制止装置の外側
組立体を包含し、この外側組立体は、強固な箱状ハウジ
ングと、型成形可能なスナップ留めされるカバーと、バ
ッグの利用中においてカバーをハウジングに固定するた
めの熱収縮可能な材料の帯とを有する。このハウジング
は、全体的に強固な箱状ハウジングであり、実質的な開
口上部を区画する底壁及び側壁を有する。このハウジン
グは、その側壁が開口上部の少なくとも一部の回りに配
置された外方向に延在する縁部を有すると共に、エアバ
ッグを膨張させるための膨張器に接続された未膨張のエ
アバッグをそれ内に収納するのに適している。カバー
は、ハウジングの上部を閉鎖する全体的に型成形可能な
プラスチックのスナップ留めされるものである。このカ
バーは、破裂に適した弱められた裂け目線をそれ内に区
画形成する実質的に平らな表面部分を有し、エアバッグ
の膨張力により開放するドアと、表面部分から外方向に
延在し、エアバッグの利用中に組立体に発生する軸線方
向の力に対してカバーをハウジングに固定するためにハ
ウジングの縁部の対向する部分に係合するのに適した少
なくとも一つのアーム部分とを形成する。このカバー
は、さらに、その外側周囲表面回りに保持帯取り付け部
分を有する。熱収縮可能な材料の帯は、バッグの利用中
にカバーをハウジングに固定するために、カバーの保持
帯取り付け部分回りに提供されている。
【0020】ここで使用される”前方”及び”後方”の
意味は、乗物の通常の進行方向及び反対方向を示してお
り、この方向に対象の受動制止装置が取り付けられる。
【0021】他の目的及び利点は、添付請求の範囲及び
図面と共に以下の詳細な記述から当業者に明らかにな
る。図示及び記述を簡単にするために、図面は、図示さ
れた装置組立体から本発明の一部を構成しないような一
般的に組立体に使用される協働する固定及び取り付け装
置を省略することによって簡単化されている。
【0022】
【実施例】以下に、より詳細に述べられる本発明は、組
立体のカバーの周囲回りの熱収縮材料の帯を利用するこ
とによって搭乗者制止装置組立体の改良されたカバー保
持を提供する。本発明は運転者側の膨張可能な制止装置
組立体に関して以下に述べられるが、本発明は、さらに
同乗者側の組立体を含む他の形状又は種類の膨張可能な
制止装置組立体に適用可能であることは理解される。
【0023】膨張可能な搭乗者制止装置10は図1〜3
に図示されており、図1は本発明による保持帯の収縮以
前における組立体を示し、図2及び3は適度に収縮した
保持帯を有する組立体を示している。装置10は、支持
部材、特に反応ハウジング14と、カバー16とを含む
外側組立体12を有している。以下に詳細に述べられる
ように、ハウジング14はカバー16内に圧入されるの
に適している。このハウジングは、さらに基部として機
能し、それ上に、図面の複雑化を防止するために切断し
て図2及び3に示されている膨張器20とエアバッグ2
2とが取り付けられる。
【0024】図1が、三次元方向を明確にするために
X、Y、及びZで示す軸線を参照として含むことが注記
される。ここで使用される用語”軸線方向の力”は、Z
軸線に沿っての力の成分に関して使用される。用語”放
射方向の力”は、X−Y平面上にだけ作用する力に関し
て使用される。このように、運転者側の装置組立体に関
して述べる時、例えば軸線方向の力が組立体の平面及び
運転者に作用する力であることは理解される。
【0025】以下に、より詳細に述べられる熱収縮可能
な材料の帯24は、外側組立体12、特にカバー16の
外周部26回りに、その回りの保持フランジ28に隣接
して形成された保持帯取り付け部分25の回りに存在す
る。この帯24は、衝突の瞬間に反応して膨張可能な搭
乗者制止装置の適当な作動を実行するようなバッグの利
用前後及び特に使用中において、ハウジング14へのカ
バー16の保持を促進するように働く。
【0026】図示された膨張可能な搭乗者制止装置10
は、さらにカバー16を反応ハウジング14に固定する
ための保持部材30をさらに有する。本発明が全体的に
このような保持部材によるさらなる保持援助を含むこと
なく実行可能であることは理解されるが、極めて高性能
の膨張可能な搭乗者制止装置(すなわち、通常、バッグ
使用のための装置の開放以前に比較的高い内圧を発生す
るもの)が組み立てられる。このようなさらなる保持援
助部材の使用は、制止装置の作動時において、カバー保
持のさらなる程度の保証を提供するために望まれること
が理解される。
【0027】一般的に、保持部材30は、公知のよう
に、対象の乗物のステアリングホイールのスポークへの
装置10の取り付け用の部材としても使用可能である。
【0028】反応ハウジング14は、全体的に矩形で深
皿形状である。本発明の実施は、組立体のコスト及び重
量を実際的に低減及び/又は最小限にすることが望まれ
るために、特定構成材料から形成される反応ハウジング
に関して使用することに限定されず、反応ハウジング
は、成形、鋳造、又は押し出し成形される一般的な鋼材
又は好ましくはアルミニウムから作られることが理解さ
れる。例えば型成形されたプラスチックにような他の適
当な構成材料を使用する反応ハウジングの構造もまた意
図されていることが、さらに理解される。
【0029】このハウジングは、底壁部分32及び側壁
部分34を有する。この底壁部分32は、それ内に膨張
器20の挿入に適した開口部36を有する。反曲した縁
部40は、側壁部分34の先端部に設けられている。
【0030】カバー16は、全体的にハウジング14及
びエアバッグ22を取り囲むように機能する。結果的
に、カバーは、全体的に、選択されたハウジングの形状
に対応する形状である。このように、矩形形状のハウジ
ングの場合において、カバーもまた全体的に矩形形状を
有する。カバー16は、実質的に平らな表面部分、すな
わち外側表面46及び内側表面48を有する上壁部分4
4を側壁部分50と共に有し、この側壁部分50が上壁
部分44の周囲54から下方向に延在する内側表面51
及び外側表面52を有する。全体的に、上壁部分は側壁
部分より薄くなっている。
【0031】上述したように、外周部26回りに形成さ
れた保持帯取り付け部分25は、下側端部55において
外周部52回りに延在するように図示されている保持フ
ランジ28に隣接している。必要ならば、さらなる帯保
持援助部材を組立体に組み込むことができる。例えば、
部材28’として想像線で図示されたさらなる保持フラ
ンジを外側表面52の上側端部56に使用することがで
きる。このように、二つの保持フランジは、帯の滑り又
は動きを最小限にするように、協働してそれらの間に熱
収縮可能な材料の帯を挟むように使用されることができ
る。
【0032】図示されているように、上壁部分44に
は、中心部裂け溝58及び側部裂け溝60によって区画
形成されるH形状の破裂開放部分が設けられている。こ
れらの裂け溝は、減少された厚さのカバー部分として形
成され、このように”弱められた部分”と呼ばれる。中
心部裂け溝58は、図示されているように、上壁部分4
4のほぼ中心に位置している。側部裂け溝60は、全体
的に中心部裂け溝58と垂直に、またカバー16の側壁
に対向するように隣接して走っている。
【0033】エアバッグを膨張させる時、弱められた裂
け目線又は溝が裂け、上壁が割れて二つの分離開放ドア
(A及びB)を形成し、こられのドアは、エアバッグが
所望の搭乗者保護機能を提供するために膨張することを
可能とするように、図2(ドアは開放位置において想像
線で図示されている)に最も良く見られる回動線64回
りに曲がり、外方向にまた互いに反対方向に開く。回動
線64は、上壁部分44の内側の狭い薄い部分を有して
いる。
【0034】図示された実施例において、側壁部分50
は、上壁部分44の外側表面46から後方に延在する四
つの独立して可動な固定アーム68を、それらと一体成
形されて具備する。各固定アームは、アルファベット、
すなわちA、B、C、及びDを含む参照番号によって区
別されている。図示されているように、固定アームは、
ハウジング14へカバー16を容易に取り付けるために
各固定アームの独立動作を可能とする可撓な側壁接続部
分70によって接続されている。
【0035】1セットの固定アーム68A及び68Bが
図2に示されている。これらはハウジング14の対向す
る側に位置し、それぞれが縁部40を受け入れるための
切欠き72(正方形断面の切欠きとして図示されてい
る)と、侵入凹み74とを有している。ハウジング14
の底壁部分32に取り付けられた保持部材30は、凹み
74に侵入する一対の保持具78を有し、所定位置への
カバー16の保持を促進するように働く。
【0036】このように受け入れられたハウジングの側
壁の縁部は、エアバッグの利用中に組立体に発生するよ
うな軸線方向の力に対してハウジングへカバーを固定す
る手段として機能する。
【0037】第2の一対の固定アーム68C及び68D
は、保持された固定アーム68A及び68Bに実質的に
直交してカバー16から突出している。固定アーム68
A及び68Bと同様な各固定アーム68C及び68D
は、ハウジング14の縁部40と係合する切欠き72を
区画形成する。こられの固定アーム68C及び68D
は、必要ならば、保持部材30によってさらに保持され
てもよい。
【0038】図示されているように、固定アーム68の
下側端部55、すなわちカバーの上壁部分44と反対側
の端部は、組み立てを容易にすることが望まれるため
に、適用に面取りされている。しかしながら、必要なら
ば本発明が面取りされない端部を有するカバーを使用し
て実施可能であることは理解される。
【0039】通常、エアバッグ22は、膨張器20とカ
バー16との間の空間82に折られて収納されている。
衝突の瞬間に反応して、まず膨張器20は、バッグ22
を一般的な球形に膨張させるために素早くガスを発生す
る。このために、複数の放射方向のガス排出孔84が膨
張器20の上側部分86に設けられている。上側部分8
6に加えて、膨張器20は中間部分88及び下側部分8
9を図示したようにさらに具備する。膨張器20は、反
応ハウジング14への膨張器20の取り付けを容易にす
るために、その中間部分88に設けられたフランジ90
を有する。実際上、このような取り付けは、フランジ9
0が開口部36に隣接する反応ハウジング14の周囲部
分94に当接するまで、反応ハウジングの開口部36内
へ膨張器の上側部分86を簡単に挿入することによって
実現可能である。さらに、容易に理解されるように、こ
のようなフランジはエアバッグのガス流入口又は開口部
への膨張器の取り付けを容易にするのに使用可能であ
る。加えて、保持部材30は、膨張器の下側部分89の
通過は可能とするがフランジ90の通過を可能としない
ような大きさの開口部96を有している。
【0040】ナイロン66及びレーヨンは、本発明の実
施において使用可能な熱収縮可能な材料の例である。一
般的に、使用の本質から考えて、特に本発明が火工膨張
器に関して実施される時には、熱収縮可能な材料は、収
縮がもたらされる温度が膨張器の自動点火温度未満のも
のであることが好ましい。
【0041】熱収縮可能な材料の帯の大きさが特定の使
用及び装置組立体の大きさに非常に依存する一方で、一
般的に、この帯は約10〜15ミリメートルの幅と約1
〜1.5ミリメートルの厚さを有する。
【0042】熱収縮可能な材料の帯は、組み立て工程の
最後、例えば、装置内にエアバッグと膨張器が組み込ま
れハウジング回りにカバーを取り付けた後、外側組立体
回りに提供される。熱収縮可能な材料の帯は、一般的
に、ハウジング回りに緩く適合するように提供される。
次に、ハウジング全体が、熱収縮可能な材料の所望の熱
収縮をもたらすように加熱される。このような収縮は、
組み立てられた装置をかまど内に配置し、所定温度で所
定時間、熱収縮状態にすることによってもたらされるこ
とができる。かまど内の時間の長さ及びかまどの動作状
態は、使用される特定の熱収縮可能な材料及び所望の収
縮長さに依存する一方で、通常の実施において、ナイロ
ン66及びレーヨンのような熱収縮可能な材料を使用
し、加熱が適度に高められた温度でもたらされる時に
は、約1分程度のかまどサイクル時間が一般的に所望の
収縮をもたらすために必要とされる。
【0043】本発明の実施において、全体的に十分な装
置回りのたが輪の張力が、装置の開放時及びバッグの利
用中に組立体に発生する放射方向のような力に対してカ
バーをハウジングに固定するように、熱収縮可能な材料
の帯によって提供される。このように、本発明は、ハウ
ジング14の縁部40と係合させ、ハウジングからのカ
バーの外れを防止するための固定縁部、例えば縁部又は
取り付け部分を有しないカバーを有する組立体を参照し
て上述された。しかしながら、本発明がこのような固定
縁部の使用を拒まないことが理解される。このように、
必要ならば、本発明がこのような固定縁部の係合を実現
する組立体に関して実施可能である。
【0044】しかしながら、このような固定縁部を組み
込まない装置組立体の使用は、このような固定縁部を有
しないカバーの製造が型成形による製造に好都合である
ために、カバーの製造を非常に容易にすることが特筆さ
れる。さらに、低価格の射出成形される熱可塑性材料が
カバー製造のためにさらに容易に使用可能であり、この
カバーは、補強部材をそれ内に埋め込む必要がない成形
された同一部材とすることができる。熱可塑性材料のよ
うな高圧射出成形材料が好ましい。このように、比較的
高い強度を有し、好ましくは反応状態において比較的一
定の材料特性を有する熱可塑性エラストマー(すなわ
ち”TPS’s”)が、カバー製造に使用可能である。
熱可塑性オレフィン(すなわち”TPO’s”)は、比
較的低価格のために、本発明の実施に関しての使用に特
に適していると考えられるカバー製造材料である。本発
明の実施に関しての使用に特に好ましいカバー材料は、
低い熱感度の材料特性を有するTPO’sを含む。特に
好ましい材料は、モンサント(Monsanto)社の
登録商標であるサントプリネ(SANTOPRENE)
のようなエチレン−プロピレンのジエン単体から作られ
る三量体エラストマーである。
【0045】熱収縮可能な材料の帯が、一般的に、組立
体の周囲回りの類似のゴム帯のようなたが輪を形成する
一方で、熱収縮可能な材料の帯は全体的に据え付けられ
た装置組立体において見えないこともまた理解される。
例えば、このような組立体に詳しい人によって理解され
るように、運転者側の据え付けにおいて、組立体の周囲
及びその回りの任意のこのような帯は、一般的な据え付
けにおいて、ステアリングホイールの囲い板によって囲
まれ、帯は据え付けられた組立体において見えない。
【0046】本発明は、スナップ留めされる形状の型成
形可能なプラスチックのカバーの使用に関して上述され
たが、本発明はこれに限定されず、他の種類又は他の形
状のカバーだけでなく色々な構成材料から作られるカバ
ーに関して使用可能であることは理解される。
【0047】ここで適当に図示され開示された本発明
は、ここで特に開示されていない任意の部材、段階、又
は構成要素を省略して実施してもよい。
【0048】詳細な上記記載は、理解を明確にするため
だけに与えられたものであり、不必要な限定でないこと
が理解され、本発明の範囲内の変形が当業者に明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】保持帯の収縮以前における本発明の一実施例に
よる膨張可能な搭乗者制止装置組立体の簡単化された平
面断面図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1の3−3断面図である。
【符号の説明】
10…搭乗者制止装置 14…反応ハウジング 16…カバー 20…膨張器 22…エアバッグ 24…熱収縮可能な材料の帯

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭乗者制止装置組立体のハウジングへカ
    バーを保持するための方法であって、帯組立体を形成す
    るように前記組立体の周囲回りに熱収縮可能な材料の帯
    を提供する段階と、前記帯の収縮をもたらすために帯組
    立体を加熱して、バッグ利用中において、収縮した材料
    の帯を前記ハウジングへ前記カバーを固定するように機
    能させる段階とを有する搭乗者制止装置組立体のハウジ
    ングへカバーを保持するための方法。
  2. 【請求項2】 前記カバーは型成形可能なプラスチック
    からなるスナップ留めされるカバーであり、破裂に適し
    た弱められた裂け目線をそれ内に区画形成する実質的に
    平らな表面部分を有し、膨張するエアバッグの力で開放
    するドアと、表面部分から後方に延在し、エアバッグの
    利用中において組立体に発生する軸線方向の力に対して
    カバーをハウジングに固定するために、ハウジングの対
    向する部分と係合するのに適した少なくとも一つのアー
    ム部分とを形成している請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記型成形可能なプラスチックは、射出
    成形された熱可塑性オレフィンを含む請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングは、実質的に開口上部を
    区画形成する底壁及び側壁を有する強固な箱状構造を有
    し、エアバッグを膨張させるための膨張器に接続された
    未膨張のエアバッグをそれ内に収納するのに適し、前記
    側壁は開口上部の少なくとも一部の回りに配置された外
    方向に延在する縁部を有する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記加熱段階は、膨張器の自動点火温度
    未満の温度で行われる請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記熱収縮可能な材料の帯はナイロン6
    6を含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記熱収縮可能な材料の帯はレーヨンを
    含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記熱収縮可能な材料の収縮した帯は、
    エアバッグの利用中において組立体に発生する放射方向
    の力に対してカバーをハウジングに固定するのに有効で
    ある請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記組立体は固定縁部係合手段が省略さ
    れる請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 実質的な開口上部を区画形成する底壁
    及び側壁を有する強固な箱状ハウジングであって、エア
    バッグを膨張させるための膨張器に接続された未膨張の
    エアバッグをそれ内に収納するのに適しており、前記側
    壁が開口上部の少なくとも一部の回りに配置された外方
    向に延在する縁部を有するハウジングと、ハウジングの
    上部を閉鎖する型成形可能なプラスチックのスナップ留
    めされるカバーであって、破裂に適した弱められた裂け
    目線をそれ内に区画形成する実質的に平らな表面部分を
    有し、膨張するエアバッグの力で開放するドアと、表面
    部分から後方に延在し、エアバッグの利用中において組
    立体に発生する軸線方向の力に対してカバーをハウジン
    グに固定するために、ハウジングの縁部の対向する部分
    と係合するのに適した少なくとも一つのアーム部分とを
    形成するカバーとを有する搭乗者制止装置組立体におい
    て、エアバッグの利用中において組立体に発生する放射
    方向の力に対して前記カバーを前記ハウジングに固定す
    るための方法であって、帯組立体を形成するように前記
    組立体の前記カバーの周囲における保持帯取り付け部分
    回りに熱収縮可能な材料の帯を提供する段階と、前記帯
    の収縮をもたらすために膨張器の自動点火温度未満の温
    度で帯組立体を加熱して、バッグ利用中において、収縮
    した材料の帯を前記ハウジングへ前記カバーを固定する
    ように機能させる段階とを有する搭乗者制止装置組立体
    のハウジングへカバーを保持するための方法。
  11. 【請求項11】 前記型成形可能なプラスチックは、射
    出成形された熱可塑性プラスチックを含む請求項10に
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記熱可塑性プラスチックは、熱可塑
    性オレフィンを含む請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記熱収縮可能な材料の帯は、ナイロ
    ン66を含む請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記熱収縮可能な材料の帯は、レーヨ
    ンを含む請求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 実質的な開口上部を区画形成する底壁
    及び側壁を有する強固な箱状ハウジングであって、エア
    バッグを膨張させるための膨張器に接続された未膨張の
    エアバッグをそれ内に収納するのに適しており、前記側
    壁が開口上部の少なくとも一部の回りに配置された外方
    向に延在する縁部を有するハウジングと、ハウジングの
    上部を閉鎖するカバーであって、平らな表面部分と、表
    面部分から後方に延在し、エアバッグの利用中において
    組立体に発生する軸線方向の力に対してカバーをハウジ
    ングに固定するために、ハウジングの縁部の対向する部
    分と係合するのに適した少なくとも一つのアーム部分と
    を有するカバーとを有する搭乗者制止装置組立体におい
    て、前記組立体の前記カバーの周囲における保持帯取り
    付け部分回りで少なくとも一つの保持フランジに隣接し
    て提供された熱収縮可能な材料の帯であって、加熱時に
    エアバッグの利用中において組立体に発生する放射方向
    の力に対して前記カバーを前記ハウジングに固定するよ
    うに収縮する帯を具備する改良。
  16. 【請求項16】 前記熱収縮可能な材料はナイロン66
    を含む請求項15に記載の改良。
  17. 【請求項17】 前記熱収縮可能な材料はレーヨンを含
    む請求項15に記載の改良。
  18. 【請求項18】 実質的な開口上部を区画形成する底壁
    及び側壁を有する強固な箱状ハウジングであって、エア
    バッグを膨張させるための膨張器に接続された未膨張の
    エアバッグをそれ内に収納するのに適しており、前記側
    壁が前記開口上部の少なくとも一部の回りに配置された
    外方向に延在する縁部を有するハウジングと、前記開口
    上部を閉鎖する射出成形された熱可塑性オレフィンのス
    ナップ留めされるカバーであって、破裂に適した弱めら
    れた裂け目線をそれ内に区画形成する実質的に平らな表
    面部分を有し、膨張するエアバッグの力で開放するドア
    と、表面部分から後方に延在し、エアバッグの利用中に
    おいて組立体に発生する軸線方向の力に対して前記カバ
    ーを前記ハウジングに固定するために、前記ハウジング
    の縁部の対向する部分と係合するのに適した少なくとも
    一つのアーム部分とを形成し、その外側周囲表面回りに
    保持帯取り付け部分を有するカバーと、エアバッグの利
    用中に前記ハウジングへ前記カバーを固定するために、
    前記保持帯取り付け部分回りに提供された熱収縮可能な
    材料の帯であって、その収縮をもららすために加熱され
    る帯、とを具備する搭乗者制止装置の外側組立体。
  19. 【請求項19】 前記ハウジング及びカバーは、固定縁
    部係合手段をさらに具備する請求項18に記載の組立
    体。
  20. 【請求項20】 前記ハウジング及びカバーは、固定縁
    部係合手段が省略されている請求項18に記載の組立
    体。
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