JP3025069B2 - 庇カバー継ぎ用接続部材及び庇カバーどうしの連結方法 - Google Patents

庇カバー継ぎ用接続部材及び庇カバーどうしの連結方法

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JP3025069B2
JP3025069B2 JP3233064A JP23306491A JP3025069B2 JP 3025069 B2 JP3025069 B2 JP 3025069B2 JP 3233064 A JP3233064 A JP 3233064A JP 23306491 A JP23306491 A JP 23306491A JP 3025069 B2 JP3025069 B2 JP 3025069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣接する庇カバーどう
しを連結するために用いられる庇カバー継ぎ用接続部材
及び庇カバーどうしの連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図7に示すように、家屋等の建
物の屋根縁部には、庇化粧板1が設けられ、この庇化粧
板1の上端縁部と屋根パネル(屋根材,折版屋根)2の
縁部との間が、庇カバー3によって覆われている(特開
昭62-280447 号公報参照) 。
【0003】このとき、庇カバー3は庇化粧板1の長手
方向に沿って複数枚連続して設けられるが、このとき、
隣接する庇カバー3,3どうしを連結するために、従
来、図6や図7に示すような庇カバー継ぎ用接続部材
用いられている。
【0004】図7に示すように、庇カバー3の長手方向
端部(隣接する庇カバー3と対向する部分)は、コ字形
状に折り返し成形されており、その折り返し部3aに、
後述するボルト5と係合する半円形状の切欠き部3bが
2ヵ所形成されている。
【0005】そして、図6および図7に示すように、従
来の庇カバー継ぎ用接続部材は、例えば厚さ0.6mm
の塩化ビニル鋼板により成形された板状の接続部材本体
4からなり、この接続部材本体4は、隣接する庇カバー
3,3の折り返し部3a,3a上面形状と同一の長方形
状を成している。
【0006】また、接続部材本体4には、各折り返し部
3a,3aに形成された切欠き部3bと同一形状で後述
するボルト5と係合する切欠き部4aが4ヵ所形成され
ており、対向配置された折り返し部3a,3a上面に
続部材本体4を載置した場合に、接続部材本体4の各切
欠き部4aと折り返し部3a,3aの各切欠き部3bと
が整合するようになっている。
【0007】このような接続部材本体4を用いて、隣接
する庇カバー3,3どうしを連結する際には、図7に示
すように、対向配置した庇カバー3,3端部の折り返し
部3a,3aの上面にまたがって接続部材本体4を載置
し、各切欠き部3b,4aの位置において、折り返し部
3aの下面側から、バネ座金7および平座金8を介して
ボルト5を挿入するとともに、接続部材本体4の上面側
から、平座金9を介して蝶ナット6をボルト5に螺合さ
せ、この蝶ナット6を締め付ける。
【0008】これにより、接続部材本体4が、4ヵ所の
切欠き部4aでボルト5および蝶ナット6により庇カバ
ー3の折り返し部3aに対して固定され、隣接する庇カ
バー3,3どうしが連結されることになる。
【0009】同様の庇カバー継ぎ用接続部材としては、
従来、図8に示すようなものもある。この接続部材は、
例えば厚さ0.6mmの塩化ビニル鋼板により成形され
た板状の接続部材本体10からなり、この接続部材本体
10の両側縁部には、それぞれ、隣接する庇カバー3,
3の折り返し部3a,3aと係合する折り返し部10
a,10aが形成されるとともに、庇カバー3の折り返
し部3aに形成された切欠き部3bの一つと整合する半
円形状の切欠き部10bが形成されている。
【0010】このような接続部材本体10を用いて、隣
接する庇カバー3,3どうしを連結する際には、対向配
置した庇カバー3,3端部の折り返し部3a,3aに、
屋根パネル2側から図7の矢印Aで示す方向へ向けて折
り返し部10a,10aをスライドさせながら係合させ
た後、接続部材本体10の切欠き部10bと、庇カバー
3の切欠き部3bの一つを整合させた状態で、図7にて
説明した場合と同様に、ボルト5,蝶ナット6,バネ座
金7および平座金8,9により固定する。
【0011】これにより、接続部材本体10の折り返し
部10a,10aにより隣接する庇カバー3,3の折り
返し部3a,3aが係合・保持されるとともに、接続部
本体10がその切欠き部10bでボルト5および蝶ナ
ット6により庇カバー3の折り返し部3aに対し固定さ
れ、隣接する庇カバー3,3どうしが連結されることに
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6お
よび図7に示した前者の庇カバー継ぎ用接続部材では、
接続部材本体4の固定を4本のボルト5および4個の蝶
ナット6により行なうために、固定用部品が多数になる
とともに、多数のボルト5と蝶ナット6との締付作業が
行なわなければならず、施工性がよくないという課題が
あるほか、接続部材本体4と庇カバー3の折り返し部3
aとの隙間から雨水等が庇内部に浸入するなどの課題も
あった。
【0013】そこで、図8に示した後者の庇カバー継ぎ
接続部材を用いると、前者のものと異なり、庇カバー
3,3の連結箇所一つについて、ボルト5と蝶ナット6
との締付作業が1回で済むために施工性は極めてよくな
るとともに、雨水等の浸入も防止するこができる。
【0014】しかしながら、接続部材本体10を屋根パ
ネル2側からスライドさせて取り付けているので、この
接続部材本体10を用いて庇カバー3,3どうしの連結
を行なった後に屋根パネル2上に屋上バルコニー等を載
置してしまうと、接続部材本体10を庇カバー3,3か
ら抜くことができなくなる。従って、庇カバー3を外す
ことができず、樋の掃除等の庇内部のメインテナンスを
行なえなくなる。
【0015】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、庇カバーの連結施工性の改善,庇ジョイン
ト部からの雨水等の浸入の防止をはかりながら、屋根パ
ネル上に屋上バルコニー等を載置した後にも取外し可能
としてメインテナンス上の問題をも解消した庇カバー継
ぎ用接続部材及び庇カバーどうしの連結方法を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明の庇カバー継ぎ用接続部材
は、隣接する庇カバーどうしを連結すべく、各庇カバー
の対向する長手方向端部に形成された折り返し部にまた
がって配設される接続部材本体を有するものにおいて、
前記接続部材本体の一縁側に、前記隣接する庇カバーの
うちの一方の折り返し部に係止される係止部を形成する
一方、前記接続部材本体の他縁側に、前記隣接する庇カ
バーのうちの他方の折り返し部にボルトにより固定すべ
く該ボルトと係合するボルト係合部を形成するととも
に、前記他方の折り返し部と適当な間隔をあけて対向す
る鉤部を形成したことを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の本発明の庇カバーど
うしの連結方法は、庇カバー継ぎ用接続部材接続部材
本体を、隣接する庇カバーの対向する長手方向端部に形
成された折り返し部に跨がって配設して庇カバーどうし
を連結する方法において、両側縁に庇カバーの折り返し
部にそれぞれ密着・係止される係止部を有し、弾性材に
より成形された庇カバー継ぎ用接続部材接続部材本体
を弾性変形させて庇カバーの折り返し部にかぶせること
により、前記係止部を庇カバーの折り返し部にそれぞれ
密着・係止させることを特徴としている。
【0018】
【作用】上述した請求項1記載の本発明の庇カバー継ぎ
接続部材では、接続部材本体を隣接する庇カバーの折
り返し部にまたがって配設し、接続部材本体一縁側の係
止部を一方の庇カバーの折り返し部に係止した後、接続
部材本体他縁側のボルト係合部にボルトを係合させた状
態でこのボルトを他方の庇カバーに対して締め付けるこ
とにより、接続部材本体が固定されて、隣接する庇カバ
ーどうしが連結される。
【0019】このとき、接続部材本体の一縁側では、一
方の庇カバーの折り返し部と係止部との係合により水密
性が得られる一方、接続部材本体の他縁側では、他方の
庇カバーの折り返し部と鉤部とが適当な間隔をあけて対
向し、これらの折り返し部と鉤部との間に等圧空間が形
成されることになり、この等圧空間により、風圧を伴う
雨水等に対しても庇カバー内部まで到達する水の勢いを
無くして、水密性を保持することができる。
【0020】また、請求項2記載の本発明の庇カバーど
うしの連結方法では、接続部材本体を弾性変形させて庇
カバーの折り返し部にかぶせることにより、その両側縁
における係止部を、隣接する庇カバーの折り返し部にそ
れぞれ密着・係止させることができ、ボルト等の各種部
品を用いることなく、接続部材本体を成す弾性材の弾性
力にて、隣接する庇カバーどうしが連結される。
【0021】このとき、接続部材本体の両側縁の係止部
が弾性力により各庇カバーの折り返し部に密着するの
で、水密性が確保される。
【0022】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1〜図3は本発明の第1実施例としての庇
カバー継ぎ用接続部材を示すもので、図1はその接続部
および該接続部材による庇カバー継ぎ手段を示す分解
斜視図、図2(a)はその斜視図、図2(b)はその側
面図、図3はその作用を説明するための側面図である。
【0023】なお、本実施例においても、図1に示すよ
うに、従来と同様に、家屋等の建物の屋根縁部に設けら
れた庇化粧板1の上端縁部と屋根パネル(屋根材,折版
屋根)2の縁部との間を覆う庇カバー3,3どうしを連
結するための庇カバー継ぎ用接続部材について説明す
る。また、各庇カバー3の長手方向端部(隣接する庇カ
バー3と対向する部分)は、コ字形状に折り返し成形さ
れており、その折り返し部3aに、締付固定用のボルト
5と係合する半円形状の切欠き部3bが2ヵ所形成され
ている。
【0024】そして、本実施例の庇カバー継ぎ用接続部
は、図1および図2に示すように、例えば厚さ0.6
mmの塩化ビニル鋼板により成形された接続部材本体1
1からなり、この接続部材本体11は、隣接する庇カバ
ー3,3の折り返し部3a,3a上面にまたがって配設
されるものである。なお、接続部材本体11の材質とし
ては、加工性,耐久性,耐食性,耐候性にすぐれた材質
のものであれば塩化ビニル鋼板以外ものものでもよい。
【0025】また、接続部材本体11の一縁側には、一
方の庇カバー3の折り返し部3aと係合して係止される
フック状の折り返し部(係止部)11aが形成されてい
る。
【0026】一方、接続部材本体11の他縁側には、他
方の庇カバー3にボルト4により固定すべくこのボルト
5と係合する切欠き部(ボルト係合部)11bが2ヵ所
形成されるとともに、その他方の折り返し部3aと適当
な間隔をあけて対向するL字形断面の鉤部11cが形成
され、この鉤部11cと折り返し部3aとの間に等圧空
間12(図3中の斜線部分参照)が形成されるようにな
っている。ここで、鉤部11cの先端と庇カバー3との
間には若干の隙間が形成されている。
【0027】なお、接続部材本体11の切欠き部11b
は、接続部材本体11の折り返し部11aを一方の庇カ
バー3の折り返し部3aに係合させた状態で、他方の庇
カバー3の折り返し部3aに形成された切欠き部3bと
整合するようになっている。
【0028】上述のごとく構成された接続部材本体11
を用いて、隣接する庇カバー3,3どうしを連結する際
には、図1に示すように、対向配置した庇カバー3,3
端部の折り返し部3a,3aの上面にまたがって接続部
本体11を載置し、接続部材本体11一縁側の折り返
し部11aを、一方の庇カバー3に形成された折り返し
部3aに引っかけて係止する。
【0029】この後、接続部材本体11他縁側の各切欠
き部3b,11bの位置において、折り返し部3aの下
面側から、バネ座金7および平座金8を介してボルト5
を挿入するとともに、接続部材本体11の上面側から、
平座金9を介して蝶ナット6をボルト5に螺合させ、こ
の蝶ナット6を締め付ける。
【0030】これにより、接続部材本体11が、隣接す
る庇カバー3,3の折り返し部3a,3aに対して固定
され、隣接する庇カバー3,3どうしが連結されること
になる。
【0031】このとき、接続部材本体11の一縁側で
は、一方の庇カバー3の折り返し部3aと接続部材本体
11の折り返し部11aとの係合により水密性が得ら
れ、外部からの雨水等の浸入を防止できる。
【0032】一方、接続部材本体11の他縁側では、図
3に示すように、他方の庇カバー3の折り返し部3aと
鉤部11cとが適当な間隔をあけて対向して等圧空間1
2が形成されることになり、風圧を伴い庇カバー3内部
まで到達するような勢いの雨水等が吹き付けても、上述
のごとく形成された等圧空間12によって、その水の勢
いが無くなり水密性が保持されることになる。
【0033】このように、本発明の第1実施例の接続部
によれば、庇カバー3,3の連結箇所一つについてボ
ルト5と蝶ナット6との締付作業が2回で済み、連結施
工性を改善することができる。
【0034】また、接続部材本体11の取付/取外しが
庇カバー3上方のスペースのみを使用して行なうことが
できるので、この接続部材本体11を用いて庇カバー
3,3どうしの連結を行なった後に屋根パネル2上に屋
上バルコニー等を載置しても、接続部材本体11の取付
/取外しを行なえ庇カバー3の取外しが可能であり、メ
インテナンス上の問題をも解消できる。
【0035】さらに、本実施例の接続部材によれば、
続部材本体11の構造により、庇カバー3,3どうしの
連結部分における水密性を確保でき、庇カバー3内部ま
で雨水等が浸入するのを確実に防止でき、従来、万一の
雨水等の浸入を考慮して庇カバー3内に取り付けていた
水切り(図示せず)等を省略できる利点もある。
【0036】次に、図4,図5により請求項2記載の本
発明の庇カバーどうしの連結方法について説明すると、
図4は本発明方法において用いられる庇カバー継ぎ用
続部材接続部材本体を示す斜視図、図5は本発明方法
を説明するための側面図である。
【0037】この庇カバー継ぎ用接続部材も、第1実施
例と同様の庇カバー3,3どうしの継ぎ部分に適用され
るものであるが、庇カバー継ぎ用接続部材は、図4およ
び図5に示すように、ゴム等の弾力性,耐候性に優れた
材質の弾性材にて成形された接続部材本体13からな
り、その両縁側には、各庇カバー3,3の折り返し部3
a,3aにそれぞれ密着・係止される折り返し状の係止
部13a,13aが形成されている。
【0038】上述のごとく構成された接続部材本体13
を用いて、隣接する庇カバー3,3どうしを連結する際
には、図5に示すように、まず接続部材本体13を弾性
変形させ、その両側縁における係止部13a,13a
を、隣接する庇カバー3,3の折り返し部3a,3aに
それぞれ密着・係止させるだけで、ボルト等の各種部品
を用いることなく、接続部材本体13を成す弾性材の弾
性力にて、隣接する庇カバー3,3どうしが連結される
と同時に、接続部材本体13自体もその反力により庇カ
バー3,3に結合する。
【0039】このとき、接続部材本体13の両側縁の係
止部13a,13aがその弾性力により各庇カバー3の
折り返し部3aに密着するので、水密性が確保され、外
部からの雨水等の浸入を確実に防止できる。
【0040】このように、請求項2記載の本発明の庇カ
バーどうしの連結方法によれば、庇カバー3の連結施工
性を改善できるとともに、庇カバー3の連結部からの雨
水等の浸入を防止できるほか、屋根パネル2上に屋上バ
ルコニー等を載置した後にも取外し可能としてメインテ
ナンス上の問題をも解消することができる。
【0041】さらに、請求項2記載の本発明の庇カバー
どうしの連結方法では、接続部材本体13の弾性力を用
いて庇カバー3,3どうしの連結が行なわれるために、
従来技術や第1実施例において必要であったボルト,ナ
ット等の接合材が全く不要となり、部品種類の削減,作
業工数の大幅低減を実現することができる。
【0042】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、本実
施例では、締付固定用のボルト5と係合する半円形状の
切欠き部3bを、1つの折り返し部3aについて2ヵ所
形成しているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の庇カバー
継ぎ用接続部材(請求項1)によれば、接続部材本体の
一縁側に、一方の庇カバーの折り返し部に係止される係
止部を形成する一方、接続部材本体の他縁側に、他方の
庇カバーの折り返し部にボルトにより固定すべく該ボル
トと係合するボルト係合部を形成するとともに、他方の
折り返し部と適当な間隔をあけて対向する鉤部を形成す
ることにより、庇カバーの連結施工性を改善するととも
に庇ジョイント部からの雨水等の浸入を防止しながら、
屋根パネル上に屋上バルコニー等を載置した後にも庇カ
バーの取外し可能で庇カバーのメインテナンス上の問題
を解消できる効果がある。
【0044】また、接続部材本体を、弾性材により成形
するとともに、その両側縁に各庇カバーの折り返し部に
それぞれ密着・係止される係止部をそなえることにより
(請求項2)、上記請求項1の接続部材と同様の効果が
得られるだけでなく、ボルト,ナット等の接合材を用い
ることなく、庇カバーどうしの連結が可能になり、部品
種類の削減,作業工数の大幅低減を実現できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての庇カバー継ぎ用
続部材および該接続部材による庇カバー継ぎ手段を示す
分解斜視図である。
【図2】第1実施例の接続部材本体を示すもので、
(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
【図3】第1実施例の接続部材の作用を説明するための
側面図である。
【図4】本発明の庇カバーどうしの連結方法において用
いられる庇カバー継ぎ用接続部材接続部材本体を示す
斜視図である。
【図5】本発明の庇カバーどうしの連結方法を説明する
ための側面図である。
【図6】従来の庇カバー継ぎ用接続部材の一例を示す斜
視図である。
【図7】図6に示す従来接続部材による庇カバー継ぎ手
段を説明するための分解斜視図である。
【図8】従来の庇カバー継ぎ用接続部材の他例を示すも
ので、(a)はその平面図、(b)はその側面図であ
る。
【符号の説明】
1 庇化粧板 2 屋根パネル 3 庇カバー 3a 折り返し部 5 ボルト 6 蝶ナット 7 バネ座金 8,9平座金 11 接続部材本体 11a 折り返し部(係止部) 11b 切欠き部(ボルト係合部) 12 等圧空間 13 弾性材製接続部材本体 13a 係止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する庇カバーどうしを連結すべく、
    各庇カバーの対向する長手方向端部に形成された折り返
    し部にまたがって配設される接続部材本体を有する庇カ
    バー継ぎ用接続部材において、 前記接続部材本体の一縁側には、前記隣接する庇カバー
    のうちの一方の折り返し部に係止される係止部が形成さ
    れる一方、 前記接続部材本体の他縁側には、前記隣接する庇カバー
    のうちの他方の折り返し部にボルトにより固定すべく該
    ボルトと係合するボルト係合部が形成されるとともに、
    前記他方の折り返し部と適当な間隔をあけて対向する鉤
    部が形成されていることを特徴とする庇カバー継ぎ用
    続部材
  2. 【請求項2】 庇カバー継ぎ用接続部材接続部材本体
    を、隣接する庇カバーの対向する長手方向端部に形成さ
    れた折り返し部に跨がって配設して庇カバーどうしを連
    結する方法において、 両側縁に庇カバーの折り返し部にそれぞれ密着・係止さ
    れる係止部を有し、弾性材により成形された庇カバー継
    ぎ用接続部材接続部材本体を弾性変形させて庇カバー
    の折り返し部にかぶせることにより、前記係止部を庇カ
    バーの折り返し部にそれぞれ密着・係止させることを特
    徴とする庇カバーどうしの連結方法。
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