JP3024902B2 - 電動機固定子の製造方法 - Google Patents

電動機固定子の製造方法

Info

Publication number
JP3024902B2
JP3024902B2 JP6112669A JP11266994A JP3024902B2 JP 3024902 B2 JP3024902 B2 JP 3024902B2 JP 6112669 A JP6112669 A JP 6112669A JP 11266994 A JP11266994 A JP 11266994A JP 3024902 B2 JP3024902 B2 JP 3024902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
rising portion
tooth
inner diameter
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6112669A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07322578A (ja
Inventor
茂樹 西村
Original Assignee
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP6112669A priority Critical patent/JP3024902B2/ja
Publication of JPH07322578A publication Critical patent/JPH07322578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024902B2 publication Critical patent/JP3024902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扇風機、換気扇等の
家電製品のファン駆動用等に使用される電動機固定子の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電動機固定子はコストの合理化と
共に製造の容易化が強く求められている。また、一般に
この種の電動機固定子に対し、外径部からコイルを直接
巻装する場合、外周縁部にコイルの直巻巻装用の開口部
が必要であるが、継鉄部に固定子鉄心のスロット数と同
数の開口部を設ける方法と、固定子鉄心を継鉄部と歯部
に分割し歯部鉄心外周部に開口部を設ける方法の2つが
ある。通常は組立の容易さから後者が採用され、本発明
も後者のコイル巻装方法をとる場合にその問題点を排除
し大きな効果を与えるものである。
【0003】従来、この種の電動機固定子の製造方法
は、特願昭62−187207号公報に示すような構成
が一般的であった。以下、その構成について図19〜図
21について説明する。図に示すように、歯部鉄心11
0は回転子(図示せず)が入る回転子孔111の外方へ
放射状に同一形状の複数の歯112を配置し、それぞれ
の歯112は絶縁性の樹脂113で一体に連結されてお
り、歯112と歯112の間はコイル114が巻装され
る空間となるスロット115を形成している。前記歯1
12の外周には周方向に突出する凸部116を設け、凸
部116と隣接の対向する凸部116の間はスロット1
15にコイルを巻装するための開口部117を形成して
いる。巻線機フライヤー118より供給するコイル素線
114−1は前記歯部鉄心110の外周縁部に装着され
たコイル案内治具119の傾斜を滑り落ち、開口部11
7からスロット115に収納されコイル114を形成す
る製造方法であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
機固定子の製造方法では、コイル案内治具119の滑ら
かな斜面を滑り落ちたコイル素線114−1はコイルエ
ンド部114−2がリング状の立ち上げ部113−1を
内径側リミットラインとして直線的に配列する傾向とな
るためスロット115の奥部(内径部)に収まることは
困難である。したがって図20および図21に示すコイ
ルの量よりも多く巻装しようとすると、開口部117か
らコイル素線114−1が溢れコイル巻装不可となって
しまう。すなわち巻装するスペースは存在するが、それ
は無効スペースであり実際には巻装できないことにな
り、スロット面積の有効活用ができないという問題があ
った。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、電動
機の製造工程においてスロットスペースを有効に活用す
ること、すなわち歯部に直巻巻装しスロットに収まるコ
イルを効率的にスロットの内径側方向へ寄せ、特にスロ
ット内径部に発生し易い無効スペースを無くし、回転子
の挿入スペースを確保することを第1の目的とする。
【0006】第2の目的は、コイルの巻装作業時にコイ
ルのテンションが立ち上げ部Bおよび歯部鉄心にかかっ
ても、この立ち上げ部Bと、歯部鉄心の変形を防止する
ことにある。
【0007】第3の目的は、直巻巻装時にはコイルを内
径方向へ寄せ、立ち上げ部Bの加圧変形時にはコイルの
外径側への拡張スペースを確保することを目的とする。
【0008】第4の目的は、立ち上げ部Bを変形させる
ことなく、受け治具を装着することを目的とする。
【0009】第5の目的は、スロットに収めるコイル素
線数を低下させることなく、巻装したコイルの歯部鉄心
外周方向への拡張作業時、必要な拡張力を削減しコイル
の断線やキズを防止することにある。
【0010】第6の目的は、立ち上げ部Bを加圧変形す
る工程および以降の工程において歯部鉄心の内径の変
形、および破損を防止することにある。
【0011】第7の目的は、立ち上げ部Bおよびコイル
が再度内径方向へ収縮変形することを防止することにあ
る。
【0012】第8の目的は、立ち上げ部Bを外周方向へ
加圧変形した時、立ち上げ部Bの根元部が破損すること
を防止することにある。
【0013】第9の目的は、効率的に、かつ確実にコイ
ルを外周方向に拡張することにある。
【0014】第10の目的は、固定子の表面および裏面
の絶縁性材料のソリや変形を防止しスロット面積の減少
を最小限に抑えることにある。
【0015】第11の目的は、立ち上げ部Bを樹脂の一
体成型により構成する場合に成型時の不良率を削減し立
ち上げ部Bの加圧変形工程において立ち上げ部Bの破損
を防止することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、回転子穴の外周に略放射状
に設けられた極数の整数倍の歯と外周縁部にコイル直巻
巻装用の開口部を有する歯部鉄心と、複数の歯を囲じょ
うし絶縁性材料を介し前記スロットに収納されたコイル
と、コイル巻装後前記歯部鉄心の外周部に嵌合され磁路
を形成する継鉄部鉄心とから成る固定子において、前記
絶縁性材料は前記歯部鉄心の内周縁部で相隣接する歯を
径方向に一体化するとともに、スロット側面と、歯部鉄
心の表面およびこれと一体で回転子軸方向に突出したコ
イルガイドリブAと前記歯部鉄心内周よりも内径側へ張
り出した位置に設けたリング状の立ち上げ部Aと、立ち
上げ部Aと一体のコイル端末処理用の端子台部と、歯部
鉄心の裏面およびこれと一体で回転子軸方向に沿出した
コイルガイドリブBと歯部鉄心内周縁部から更に内径斜
め方向へ沿出した立ち上げ部Bとを一体で設け、前記立
ち上げ部Bの根元部はヒンジ構造であり可動機能を有
し、コイル巻装終了後前後立ち上げ部Bおよび巻装した
コイルを歯部鉄心外周方向へ拡張する工程を有する構成
の製造方法とする。
【0017】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、コイルの巻装作業時に、歯部鉄心の内径部およ
び立ち上げ部Bの内径部に沿い金属または硬質樹脂等か
らなる受け治具を歯部鉄心および立ち上げ部Bの内径部
に装着したままコイルの直巻巻装作業を行う構成の製造
方法とする。
【0018】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、立ち上げ部Bが設けられた歯部鉄心裏面のコイ
ルガイドリブBの一部であるリブカバーが脱着可能な構
造であり、コイルの直巻巻装作業前に装着し、作業終了
後に取り外す構成の製造方法とする。
【0019】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、受け治具が、歯部鉄心表面の立ち上げ部Aを取
り外した状態で挿入する構成の製造方法とする。
【0020】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、コイル巻装作業において、A相コイル巻装後電
気角で90°隔て配置されるB相コイルのコイルエンド
の平面形状を弧状またはV字状に形成するとともに所定
の巻線テンションを低下させることなく巻装する構成の
製造方法とする。
【0021】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、受け治具が歯部鉄心の内径保持部分と立ち上げ
部Bの保持部分とに分割可能な構造であり、立ち上げ部
Bの保持部分のみが回転子軸方向に移動する構成の製造
方法とする。
【0022】また、第7の目的を達成するための第7の
手段は、立ち上げ部Bを加圧変形する工程において、加
圧変形が完了すると同時に、内径ガイドを前記立ち上げ
部Bの内径部に装着する構成の製造方法とする。
【0023】また、第8の目的を達成するための第8の
手段は、立ち上げ部Bは回転子孔の外周を整数個に分割
する位置に設けられ、その根元が円弧状ではなく直線状
とした構成の製造方法とする。
【0024】また、第9の目的を達成するための第9の
手段は、立ち上げ部Bは回転子孔寄りに巻装される内側
のコイルの位置を基準に設けられ、少なくとも前記コイ
ルのセンター部とコイルエンド部の両端を支える位置と
に設けた構成の製造方法とする。
【0025】また、第10の目的を達成するための第1
0の手段は、スロット内側面の絶縁性材料はコイルの直
巻巻装時障害とならない一部の部分に設けることにより
固定子の表面と裏面とを連結して一体成型し、スロット
内側面の絶縁は主に絶縁フィルムによって行った構成の
製造方法とする。
【0026】また、第11の目的を達成するための第1
1の手段は、立ち上げ部Bは受け治具と一体とし巻装し
たコイルを歯部鉄心の外周側へ拡張した後、絶縁性材料
からなる別部品を装着する構成の製造方法とする。
【0027】
【作用】本発明は上記した第1の手段の製造方法によ
り、コイルの直巻巻装時、立ち上げ部Aおよび立ち上げ
部Bが回転子孔よりも内径側へ突出して設けられるた
め、コイルエンドが直線状となりコイルは効率的にスロ
ットの内径側へ寄り、スロット内径部の無効スペースを
なくすることができる。
【0028】また、第2の手段の製造方法により、根元
部に屈曲性のある立ち上げ部Bの内径側に受け治具が装
着されてあるため、コイルの直巻巻装時張力がかかって
も立ち上げ部Bの変形を防止でき、絶縁性材料により一
体化された歯部鉄心も同様に変形が防止される。
【0029】また、第3の手段の製造方法により、コイ
ルの直巻巻装時には装着されてある内側コイル用のコイ
ルガイドリブBの一部であるリブカバーを、立ち上げ部
Bの加圧変形時には取り外すため内側のA相コイルの外
径側にはスペースができ、立ち上げ部Bおよびコイルを
歯部鉄心外径側へ容易に拡張することがでくる。
【0030】また、第4の手段の製造方法により、立ち
上げ部Aを取り外した状態で受け治具を挿入するため、
極めてスムーズな作業が可能であり、立ち上げ部Bを変
形させることなく受け治具を装着できる。
【0031】また、第5の手段の製造方法により、コイ
ルエンドの平面形状を弧状またはV字状とし、巻装テン
ションを低下させることなく巻装することによりスロッ
トに収めるコイル素線数を低下させることなく、巻装し
たコイルの歯部鉄心外周方向への拡張作業時、必要な拡
張力を削減するとともにコイルの断線やキズの発生を防
止することができる。
【0032】また、第6の手段の製造方法により、受け
治具を歯部鉄心保持部と立ち上げ部B保持部とに分割
し、歯部鉄心保持部はコイルの巻装終了後も装着を継続
するため歯部鉄心の内径の変形、および破損を防止でき
る。
【0033】また、第7の手段の製造方法により、コイ
ルおよび立ち上げ部Bを歯部鉄心外周方向へ拡張した直
後に前記立ち上げ部Bの内径側へ内径ガイドを装着する
ため再度内径方向へ収縮変形することを防止することが
できる。
【0034】また、第8の手段の製造方法により、立ち
上げ部Bの根元部を円弧状ではなく直線状とするため屈
曲が容易となり、立ち上げ部Bの破損を防止することが
できる。
【0035】また、第9の手段の製造方法により、回転
子寄りに巻装したA相コイルのコイルエンド部のセンタ
ーと両脇に立ち上げ部Bを設けたため効率的に、かつ確
実にコイルを外周方向に拡張することができる。
【0036】また、第10の手段の製造方法により、絶
縁性材料の一体成型はスロットの外周側の側面および内
周側端部の一部のみを使って歯部鉄心の表面と裏面を連
結したため絶縁性材料のソリや変形を防止し、スロット
の絶縁は絶縁フィルムによったためスロット面積の減少
を最小限に抑えることができる。
【0037】また、第11の手段の製造方法により、立
ち上げ部Bは受け治具と一体としたため、絶縁性材料の
一体成型時の不良率を削減し立ち上げ部Bの加圧変形工
程において立ち上げ部Bの破損を防止することができる
ものである。
【0038】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1実施例について、図1から図4およ
び図6,図7を参照しながら説明する。まず、図2およ
び図3に示すように、鉄心板を打ち抜き回転子(図示せ
ず 以下同)の軸方向に積層した複数の歯1を回転子の
入る回転子孔2の外周に放射状に設置し、それぞれの歯
1は絶縁性材料3により前記回転子孔2の外周部におい
て一体に連結され、歯部鉄心4の外周縁部にコイル5の
直巻巻装用の開口部6を形成するとともに、歯部鉄心4
の表面および裏面の絶縁性材料3は相隣接する歯1と歯
1で構成されるスロット7の一部において連結され一体
となっている。
【0039】また、図1に示すように歯部鉄心4の表面
には回転子の軸方向に突出したコイルガイドリブA3−
1と歯部鉄心4の内周縁部よりも内径側へ張り出した位
置にリング状の立ち上げ部A3−2と、このリング状の
立ち上げ部A3−2と一体化されたコイル5の端末処理
用のピン端子8−1を設けた端子台部8を有し、歯部鉄
心4の裏面にはコイルガイドリブB3−3とこれと一体
で根元に薄肉部3−4を形成し歯部鉄心4の内周縁部か
ら内径斜め方向へ沿出した立ち上げ部B3−5を有す
る。そして、図6及び図7に示す継鉄部鉄心9は前記歯
部鉄心4の外径側に嵌合され磁路を形成し固定子を構成
するものである。
【0040】上記構成により、コイル5は歯部鉄心4の
外周側の開口部6からフライヤー巻線機10(図4参
照)等により直巻巻装され各極各相ごとに複数の歯1を
囲じょうしスロット7に収められる。まず、A相コイル
5−1はスロット7−1から7−6、7−7から7−1
2、7−13から7−18、7−19から7−24に収
められるが、リング状の立ち上げ部A3−2が歯部鉄心
4の内周縁部よりも内径側に張り出した位置に設けら
れ、立ち上げ部B3−5が歯部鉄心4の内周縁部から内
径斜め方向へ沿出して設けられているためA相コイル5
−1のコイルエンドは直線状になり、したがってA相コ
イル5−1はスロット7の内径側方向に寄って収められ
る。A相コイル5−1およびこれと電気角で90°異な
る位置に配置されるB相コイル5−2の巻装を終了しコ
イルの漏れ出し防止用の絶縁部材16をスロット7の開
口部6の内側へ装着後、図7に示すように根元の薄肉部
3−4のヒンジ構造を活用し前記立ち上げ部B3−5を
歯部鉄心4の外径側方向へ拡張することにより、A相コ
イル5−1およびB相コイル5−2のコイルエンドだけ
を外周側方向へ拡張し回転子の組み付けスペースを確保
することができる。
【0041】このように本発明の第1実施例の電動機固
定子の製造方法によれば、コイルエンドを歯部鉄心4の
内径部よりも内側に寄せることによりコイル5−1、5
−2をスロット7の内径側へ寄せて収めることができ、
スロット7の内径部に発生し易い無効スペースを無くす
ることができる。
【0042】次に本発明の第2実施例について図2〜図
を参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所
には同一符号をつけて詳細な説明は省略する(以下第1
1実施例まで同)。
【0043】図に示すように歯部鉄心4の内径部と立ち
上げ部B3−5の内径部に沿って、金属または硬質樹脂
等から成る受け治具12を装着して構成する。
【0044】上記構成により、フライヤー巻線機10よ
り供給されるコイル素線5−3は巻線案内治具11の滑
らかな斜面を滑りスロット7に収納されるが、コイル5
は張力を印可されながら巻装されるため前記立ち上げ部
B3−5および歯部鉄心4に対し収縮力を与え変形させ
ようとするが、立ち上げ部B3−5と歯部鉄心4の内径
部に沿って受け治具12が装着されてあるためこれらの
変形は防止することができる。
【0045】このように本発明の第2実施例の電動機固
定子の製造方法によれば、受け治具12を装着したまま
コイル5の直巻巻装作業を行うため、立ち上げ部B3−
5の変形を防止でき、絶縁性材料3により一体化された
歯部鉄心4も同様に変形を防止することができる。
【0046】次に本発明の第3実施例について図1〜図
5を参照しながら説明する。
【0047】図に示すように歯部鉄心の裏面にコイル5
の数と同数のコイルガイドリブB3−3に、リブカバー
3−6が装着されている。
【0048】上記構成により、A相コイル5−1および
B相コイル5−2の直巻巻装を終了し、受け治具12を
抜き去る際の立ち上げ部B3−5を歯部鉄心4の外径側
方向へ拡張することによる加圧変形時に、リブカバー3
−6を取り外すことによりA相コイルの外径側にスペー
スを得ることができる。
【0049】このように本発明の第3実施例の電動機固
定子の製造方法によれば、A相コイル5−1の外径側に
スペースを確保することにより、立ち上げ部B3−5お
よび前記A相コイル5−1、B相コイル5−2を歯部鉄
心外径側へ容易に変形拡張することができる。
【0050】次に本発明の第4実施例について図1およ
び図8を参照しながら説明する。
【0051】図に示すように立ち上げ部A3−2がコイ
ルガイドリブA3−1の内径部に脱着可能に装着固定さ
れてある。
【0052】上記構成により、受け治具12は歯部鉄心
4表面のコイルガイドリブA3−1の内径部に装着され
た立ち上げ部A3−2を取り外して挿入し、歯部鉄心4
および立ち上げ部B3−5の内径部に装着され、この後
再び前記立ち上げ部A3−2はコイルガイドリブA3−
1の内径部に固定することができる。
【0053】このように本発明の第4実施例の電動機固
定子の製造方法によれば、立ち上げ部A3−2を取り外
した状態で受け治具12を挿入するため、極めてスムー
ズな作業が可能であり、立ち上げ部B3−5を変形させ
ることなく受け治具12を装着することができる。
【0054】次に本発明の第5実施例について図5およ
び図9を参照しながら説明する。
【0055】図に示すようにB相コイル5−2はA相コ
イルと電気角で90°異なる位置に直巻巻装され、その
コイルエンドの平面形状は歯部鉄心4の内径側に膨らん
だ弧状に形成されてある。
【0056】このように、本発明の第5実施例の電動機
固定子の製造方法によればB相コイル5−2は直巻巻装
時、コイル素線5−3に印可する所定の巻線テンション
を変更することなくA相コイル5−1の外径側にその平
面形状が弧状に巻装されるため、スロット7に収めるコ
イル素線5−3の巻数を低下させることなく、巻装した
コイル5の歯部鉄心4外周方向への拡張作業時、必要な
拡張力を削減するとともにコイル5の断線やキズの発生
を防止することができる。
【0057】次に本発明の第6実施例について図10お
よび図11を参照しながら説明する。
【0058】図に示すように受け治具12は歯部鉄心保
持部12−1と立ち上げ部B保持部12−2とに分割し
て構成されてある。
【0059】上記構成において、コイル5を直巻巻装後
受け治具12の歯部鉄心保持部12−1は歯部鉄心4の
内径部を保持したままで、立ち上げ部B保持部12−2
のみが下方に移動し立ち上げ部B3−5およびコイル5
を歯部鉄心4の外径側方向へ加圧変形して拡張するもの
である。
【0060】このように、本発明の第6実施例の電動機
固定子の製造方法によれば受け治具12が歯部鉄心4の
内径保持部分12−1と立ち上げ部B保持部分12−2
とに分割可能な構造であり、立ち上げ部B保持部分12
−2のみが回転子の軸方向に移動するため直巻きしたコ
イル5の収縮力による歯部鉄心4および絶縁性材料3の
変形、破損を防止できるものである。
【0061】次に本発明の第7実施例について図12お
よび図13を参照しながら説明する。
【0062】図に示すように受け治具12により加圧変
形され拡張された状態の立ち上げ部B3−5の内径部に
は内径ガイド13が装着されてある。
【0063】上記構成において、内径ガイド13は加圧
変形が終了する直前に立ち上げ部B3−5の内径部に装
着され、この後受け治具12を取り外すものである。
【0064】このように、本発明の第7実施例の電動機
固定子の製造方法によれば、内径ガイドが立ち上げ部B
の内径側に装着されてあるため、受け治具12の脱着後
コイル5および立ち上げ部B3−5が再度歯部鉄心4の
内径方向へ収縮変形することを防止することができるも
のである。
【0065】次に本発明の第8実施例について図1およ
び図14を参照しながら説明する。
【0066】図に示すように、立ち上げ部B3−5はコ
イルガイドリブB3−3から薄肉部3−4を介して連結
され、歯部鉄心4の内径斜め方向へ沿出して構成されて
ある。
【0067】上記構成において、立ち上げ部Bの根元部
すなわち薄肉部3−4はコイルガイドリブBに対し円弧
状ではなく直線状に連結されて設けられている。
【0068】このように、本発明の第8実施例の電動機
固定子の製造方法によれば立ち上げ部Bの根元部すなわ
ち薄肉部3−4は直線状であるため、立ち上げ部Bの屈
曲が容易となり立ち上げ部Bおよびコイル5の加圧変形
作業時における前記立ち上げ部Bの破損を防止できるも
のである。
【0069】次に本発明の第9実施例について図15を
参照しながら説明する。
【0070】図に示すように、歯部鉄心4の内径側に直
巻巻装される1極分のA相コイル5−1は、3本の立ち
上げ部B3−5a、3−5b、3−5cの上に重なるよ
うに巻装されてある。
【0071】上記構成において、3本の立ち上げ部B3
−5a、3−5b、3−5cが各々1極分のA相コイル
5−1の中央、左脇、右脇を支える位置に設けてあり、
他極のA相コイルについても同様となる。
【0072】このように、本発明の第9実施例の電動機
固定子の製造方法によれば、3本の立ち上げ部B3−5
a、3−5b、3−5cが各々1極分のA相コイル5−
1の中央、左脇、右脇を支える位置に設けてあるため、
コイル5および立ち上げ部Bの加圧変形、拡張工程にお
いて3本の立ち上げ部B3−5a、3−5b、3−5c
はA相コイル5−1に対し均等な力で確実に、かつ効率
的に作業を行うことができるものである。
【0073】次に本発明の第10実施例について図1お
よび図16を参照しながら説明する。
【0074】図に示すように、歯部鉄心4の内周部の絶
縁性材料3aと、外径側にありスロット7のごく一部の
壁面に設けた絶縁性材料3bおよび歯部鉄心4の表面お
よび裏面の絶縁性材料3(3−5、3−5、3−5を含
む)は全て一体に構成され、スロット7の側面には絶縁
フィルム14が装着されている。
【0075】上記構成において、絶縁性材料3aは歯部
鉄心4の内周部において相隣接する歯1を構造的に連結
し、絶縁性材料3bはスロット7内の側壁のごく1部に
おいて歯部鉄心4の表面および裏面の絶縁性樹脂3を構
造的に連結しており、スロット7内の絶縁は絶縁フィル
ム14によって行っている。
【0076】このように、本発明の第10実施例の電動
機固定子によれば絶縁性材料の一体成型はスロットの外
周側の側面および内周側端部の一部のみを使って歯部鉄
心4の表面と裏面を連結したため絶縁性材料3のソリや
変形を防止し、スロットの絶縁は絶縁フィルムによった
ためスロット面積の減少を最小限に抑えることができる
ものである。
【0077】次に本発明の第11実施例について図17
および図18を参照しながら説明する。
【0078】図に示すように、歯部鉄心4の内径部には
立ち上げ部Bと一体の受け治具A12aが装着されてあ
り、別部品15は直巻巻装したコイル5と前記受け治具
A12aとの間に挿入されてある。
【0079】上記構成において、受け治具A12aは歯
部鉄心4の内径部に固定されコイルの巻装が終了後、受
け治具A12aを回転子の軸方向へ移動することにより
コイル5を加圧変形し、歯部鉄心4の外径方向へ拡張で
きる。また、拡張作業完了後別部品15をコイル5と受
け治具A12aの問に挿入固定することにより、コイル
5が再度内径方向は収縮することを防止できる。
【0080】このように、本発明の第11実施例の電動
機固定子の製造方法によれば、ヒンジ機能を持った薄肉
部を樹脂の一体成型により構成する必要がないため成型
時の不良率を削減でき、また構造的に立ち上げ部Bを持
たないため立ち上げ部Bが破損するといった事態を引き
起こすことを防止できるものである。
【0081】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、コイルの直巻巻装時、立ち上げ部Aおよび立
ち上げ部Bが回転子孔よりも内径側へ突出して設けられ
るため、コイルエンドが直線状となりコイルは効率的に
スロットの内径側へ寄る構成となるので、スロット内径
部の無効スペースをなくすることのできる電動機固定子
の製造方法を提供できる。
【0082】また、根元部に屈曲性のある立ち上げ部B
の内径側に受け治具が装着されてある構成としたので、
コイルの直巻巻装時テンションがかかっても立ち上げ部
Bの変形を防止でき、絶縁性材料により一体化された歯
部鉄心も同様に変形を防止できる電動機固定子の製造方
法を提供できる。
【0083】また、コイルの直巻巻装時には装着されて
ある内側コイル用のコイルガイドリブBの一部であるリ
ブカバーを、立ち上げ部Bの加圧変形時には取り外す構
成としたので、内側のA相コイルの外径側にはスペース
ができ、立ち上げ部Bおよびコイルを歯部鉄心外径側へ
容易に拡張することのできる電動機固定子の製造方法を
提供できる。
【0084】また、立ち上げ部Aを取り外した状態で受
け治具を挿入する構成としたので、極めてスムーズな作
業が可能であり、立ち上げ部Bを変形させることなく受
け治具を装着できる電動機固定子の製造方法を提供でき
る。
【0085】また、コイルエンドの平面形状を弧状また
はV字状となる構成としたので、巻線テンションを低下
させることなく巻装することによりスロットに収めるコ
イル素線数を低下させることなく、巻装したコイルの歯
部鉄心外周方向への拡張作業時、必要な拡張力を削減す
るとともにコイルの断線やキズの発生を防止することが
できる電動機固定子の製造方法を提供できる。
【0086】また、受け治具を歯部鉄心保持部と立ち上
げ部B保持部とに分割し、歯部鉄心保持部はコイルの巻
装終了後も装着を継続する構成としたので、歯部鉄心の
内径の変形、および破損を防止できる電動機固定子の製
造方法を提供できる。
【0087】また、コイルおよび立ち上げ部Bを歯部鉄
心外周方向へ拡張した直後に前記立ち上げ部Bの内径側
へ内径ガイドを装着する構成としたので、再度内径方向
へ収縮変形することを防止することのできる電動機固定
子の製造方法を提供できる。
【0088】また、立ち上げ部Bの根元部を円弧状では
なく直線状とする構成としたので、屈曲が容易となり、
立ち上げ部Bの破損を防止することができる電動機固定
子の製造方法を提供できる。
【0089】また、回転子寄りに巻装したA相コイルの
コイルエンド部のセンターと両脇に立ち上げ部Bを設け
る構成としたので、効率的かつ確実にコイルを外周方向
に拡張することができる電動機固定子の製造方法を提供
できる。
【0090】また、絶縁性材料の一体成型はスロットの
外周側の側面および内周側端部の一部のみを使って歯部
鉄心の表面と裏面と連結する構成としたので、絶縁性材
料のソリや変形を防止し、スロットの絶縁は絶縁フィル
ムによる構成としたのでスロット面積の減少を最小限に
抑えることができる電動機固定子の製造方法を提供でき
る。
【0091】また、立ち上げ部Bは受け治具と一体とす
る構成としたので、絶縁性材料の一体成型時の不良率を
削減し立ち上げ部Bの加圧変形工程において立ち上げ部
Bの破損を防止することができる電動機固定子の製造方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例、第3実施例、第4実施
例、第8実施例、第10実施例の電動機固定子の製造方
法の固定子を示す要部断面図。
【図2】同第1実施例、第2実施例、第3実施例の上面
からみた部分断面図
【図3】同第1実施例、第2実施例、第3実施例のA相
コイル巻装後の下面図
【図4】同第1実施例、第2実施例、第3実施例の固定
子へのコイル巻装状況を示す側断面図
【図5】同第3実施例、第5実施例のコイルの拡張作業
を示す側断面図
【図6】同第1実施例の固定子完成品を示す下面図
【図7】同第1実施例の固定子完成品を示す部分断面図
【図8】同第4実施例の受け治具挿入時を示す側断面図
【図9】同第5実施例の巻線巻装後の固定子を示す下面
【図10】同第6実施例の巻線巻装後の固定子を示す側
断面図
【図11】同第6実施例のコイルの拡張作業時を示す側
断面図
【図12】同第7実施例の内径ガイド装着後の固定子を
示す側断面図
【図13】同第7実施例の受け治具脱着時の固定子を示
す側断面図
【図14】同第8実施例の立ち上げ部Bの根元部示す拡
大図
【図15】同第9実施例の1極分のA相コイル巻装後の
固定子を示す下面図
【図16】同第10実施例の固定子を示す部分断面図
【図17】同第11実施例の固定子の巻線巻装時を示す
側断面図
【図18】同第11実施例のコイルの拡張作業および別
部品装着後の固定子を示す側断面図
【図19】従来の電動機固定子の製造方法を示す固定子
の上面図
【図20】同巻線巻装状況を示す側断面図
【図21】同上面図
【符号の説明】
1 歯 3 絶縁性材料 3−1 コイルガイドリブA 3−2 立ち上げ部A 3−3 コイルガイドリブB 3−4 薄肉部 3−5 立ち上げ部B 3−6 リブカバー 4 歯部鉄心 5 コイル 5−1 A相コイル 5−2 B相コイル 7 スロット 12 受け治具 12a 受け治具A 12−1 歯部鉄心保持部 12−2 立ち上げ部B保持部 13 内径ガイド

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子穴の外周に略放射状に設けられた
    極数の整数倍の歯と外周縁部にコイル直巻巻装用の開口
    部を有する歯部鉄心と、複数の歯を囲じょうし絶縁性材
    料を介し前記スロットに収納されたコイルと、コイル巻
    装後前記歯部鉄心の外周部に嵌合され磁路を形成する継
    鉄部鉄心とから成る固定子において、前記絶縁性材料は
    前記歯部鉄心の内周縁部で相隣接する歯を円周方向に一
    体化するとともに、この一体化する部分と、積層された
    前記歯部鉄心の歯と歯で構成されるスロットの側面と、
    歯部鉄心の表面と、これと一体で回転子軸方向に突出し
    たコイルガイトリブAと前記歯部鉄心内周よりも内径
    側へ張り出した位置に設けたリング状の立ち上げ部A
    と、立ち上げ部Aと一体のコイル端末処理用の端子台部
    と、歯部鉄心の裏面と、これと一体で回転子軸方向に
    出したコイルガイドリブBと、歯部鉄心内周縁部から更
    に内径斜め方向へ沿出した立ち上げ部Bとをすべて一体
    で設け、前記立ち上げ部Bの根元部はヒンジ構造であり
    可動機能を有し、コイルの直巻巻装終了後前記立ち上げ
    部Bおよび巻装したコイルを歯部鉄心外周方向へ拡張す
    る工程を有する電動機固定子の製造方法。
  2. 【請求項2】 コイル巻装作業時に、歯部鉄心の内径部
    および立ち上げ部Bの内径部に沿い金属または硬質樹脂
    等からなる受け治具を歯部鉄心および立ち上げ部Bの内
    径部に装着したままコイルの直巻巻装作業を行う請求項
    1記載の電動機固定子の製造方法。
  3. 【請求項3】 立ち上げ部Bが設けられた歯部鉄心裏面
    のコイルガイドリブBの内周側の一部を狭持するよう
    装着されたリブカバーを脱着可能とし、このリブカバー
    をコイルの直巻巻装作業の前に装着し、作業終了後に取
    り外しコイルの歯部鉄心外周方向への拡張を妨げない
    成の請求項1記載の電動機固定子の製造方法。
  4. 【請求項4】 立ち上げ部Bと歯部鉄心の内径部に沿っ
    て受け治具を装着し、この受け治具は、歯部鉄心表面の
    立ち上げ部Aを取り外した状態で挿入する構成の請求項
    1記載の電動機固定子の製造方法。
  5. 【請求項5】 コイル巻装作業において、巻線テンショ
    ンを変更することなく巻線機と直巻巻装することで、A
    相コイル巻装後電気角で90°隔て配置されるB相コイ
    ルのコイルエンドの平面形状を弧状またはV字状に形成
    する構成の請求項1記載の電動機固定子の製造方法。
  6. 【請求項6】 立ち上げ部Bと歯部鉄心の内径部に沿っ
    て受け治具を装着し、この受け治具が歯部鉄心の内径保
    持部分と立ち上げ部Bの保持部分とに分割可能な構造で
    あり、立ち上げ部Bの保持部分のみが回転子軸方向に移
    動する構成の請求項1記載の電動機固定子の製造方法。
  7. 【請求項7】 立ち上げ部B歯部鉄心の外径側方向へ
    拡張することで加圧変形させる工程を設け、この工程に
    おいて、加圧変形が終了する直前に内径ガイドを前記立
    ち上げ部Bの内径部に装着する請求項1記載の電動機固
    定子の製造方法。
  8. 【請求項8】 立ち上げ部Bは回転子孔の外周を整数個
    に分割する位置に設けられ、その根元が円弧状ではなく
    直線状とした請求項1記載の電動機固定子の製造方法。
  9. 【請求項9】 立ち上げ部Bは回転子孔寄りに巻装され
    る内側のコイルの位置を基準に設けられ、少なくとも前
    記コイルのセンター部とコイルエンド部の両端を支える
    位置とに設けた請求項1記載の電動機固定子の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 スロット内側面に絶縁材料を設け、こ
    のスロット内側面の絶縁性材料はスロット外周側の開口
    部の直近内側の側面のごく一部の壁面に設けることによ
    り固定子の表面と裏面とを連結して一体成型し、スロッ
    ト内側面の絶縁は主に絶縁フィルムによって行った構成
    の請求項1記載の電動機固定子の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の電動機固定子の製造方
    法において、絶縁性材料から成る立ち上げ部Bを設ける
    代わりに、この立ち上げ部B受け治具と一体とし
    装したコイルを歯部鉄心の外周側へ拡張した後、絶縁性
    材料からなる別部品を装着する構成とした電動機固定子
    の製造方法。
JP6112669A 1994-05-26 1994-05-26 電動機固定子の製造方法 Expired - Fee Related JP3024902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6112669A JP3024902B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 電動機固定子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6112669A JP3024902B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 電動機固定子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07322578A JPH07322578A (ja) 1995-12-08
JP3024902B2 true JP3024902B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=14592524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6112669A Expired - Fee Related JP3024902B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 電動機固定子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024902B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160372993A1 (en) * 2013-07-31 2016-12-22 Aisin Aw Co., Ltd. Coil installation method and coil installation jig

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399128B2 (ja) * 2021-03-01 2023-12-15 三菱電機株式会社 インナーロータ型電動機、送風機およびインナーロータ型電動機の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160372993A1 (en) * 2013-07-31 2016-12-22 Aisin Aw Co., Ltd. Coil installation method and coil installation jig
US10027208B2 (en) * 2013-07-31 2018-07-17 Aisin Aw Co., Ltd. Coil installation method and coil installation jig

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07322578A (ja) 1995-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050138793A1 (en) Abduction-type motor and fabrication method of motor stator thereof
JP5489698B2 (ja) インシュレータ、回転電機および回転電機の製造方法
EP2827476B1 (en) Stator and method for manufacturing stator
JP4007176B2 (ja) 回転電機及び配線用部材
JP2006340581A (ja) 回転電機
EP0612139B2 (en) Methods and apparatus for making stators for electric motors and the like, and improved terminal boards therefor
EP3203611B1 (en) Motor and stator thereof
US20210305874A1 (en) Stator and motor
JP3791148B2 (ja) 回転電機のステータ及びコイルの製造方法
JP7038894B2 (ja) 回転電機のステータ、回転電機、回転電機のステータの製造方法、および、回転電機の製造方法
JP4631243B2 (ja) 電動機の製造方法、電動機
JP3024902B2 (ja) 電動機固定子の製造方法
JP5233630B2 (ja) ステータ、回転電機、ステータの製造方法および回転電機の製造方法
JP2021168531A (ja) 鉄心およびコイル組立体とその製造方法、および鉄心およびコイル組立体を用いた回転電機とその製造方法
JPH11215756A (ja) 電動機の巻線処理端子台
JP4043637B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2000245120A (ja) 回転電機のコイル組立体およびその製造方法
JP2831264B2 (ja) 回転電機
JPH11289721A (ja) 積層固定子鉄心とその製造方法
JP2912789B2 (ja) 外転型誘導電動機の固定子
JP7365971B2 (ja) 回転電機のコイル巻線方法及びコイル巻装用治具
JP3130092B2 (ja) 電動機の固定子
WO2022038999A1 (ja) 固定子およびそれを備えた電動機
JP2002153005A (ja) 回転機
JP3598739B2 (ja) 電動機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees