JP3024773U - カードホルダー - Google Patents

カードホルダー

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JP3024773U
JP3024773U JP1995013191U JP1319195U JP3024773U JP 3024773 U JP3024773 U JP 3024773U JP 1995013191 U JP1995013191 U JP 1995013191U JP 1319195 U JP1319195 U JP 1319195U JP 3024773 U JP3024773 U JP 3024773U
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holder
card
holder body
main body
adhesive layer
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JP1995013191U
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English (en)
Inventor
右近 服部
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有限会社服部工芸社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車内にカレンダーを取り付けるためのホ
ルダーを提供する。 【解決手段】 表面にカレンダーを印刷したカード5を
挿入させて保持することの可能なホルダー本体2の裏面
に、表面を剥離紙で覆った粘着剤層を設けておき、その
粘着剤層を利用してホルダー本体2を自動車内のパネル
面等の壁面20に貼り付け可能とする。また、ホルダー
本体2を耐熱性材料で構成し、車内温度が高くなってホ
ルダー本体2が昇温しても熱変形による反りを生じにく
くし、長期間、外観を損なうことなく使用可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カレンダーや写真等のカードを、所望の場所に取り付けたり、立て たりするために使用するカードホルダーに関し、特に、自動車内で使用するのに 好適なカードホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カード状のカレンダーを入れ、机の上等に立てて置くためのホルダーが 知られている。このホルダーは、通常塩化ビニール、スチロール等の樹脂により 作られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来のホルダーを自動車内で使用したところ、直射日光を受け て加熱されたり、車室内の高い温度で暖められたりするため、比較的短時間に反 りを生じ、見栄えが悪くなることが判明した。また、自動車内では、ホルダーを 立てて置くだけでは、自動車の動きによって倒れたり、落ちたりして不便であっ た。
【0004】 本考案はかかる従来の問題点を解決するためになされたもので、自動車内にお いても不都合を生じることなく使用可能なカードホルダーを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、直射日光を受ける可能性のある自動車内で使用し、高温に加熱され ても支障を生じないようにするため、カードを保持するホルダー本体を耐熱性材 料で構成し、且つそのホルダー本体の裏面に粘着剤層を設けて、適当な壁面に貼 り付け、固定できるようにしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案のカードホルダーは、全体がほぼ平板状をなしており、カードをその前 面を見うる状態に保持するホルダー本体と、そのホルダー本体の裏面に設けられ た貼り付け用の粘着剤層と、その表面を覆う剥離紙とを有し、前記ホルダー本体 が耐熱性材料で構成されていることを特徴とするものである。
【0007】 ここで、耐熱性材料とは、ホルダー本体を60〜70°C(自動車の車室内に おいた物品が加熱されて昇温する恐れのある温度)まで、昇温させても反りや変 形をほとんど生じないような耐熱性を有する材料を意味している。このような耐 熱性を有する材料としては、ポリプロピレン、ナイロン、ジュラコン、ポリカー ボネート等の耐熱性に優れた樹脂、或いは、鋼、アルミニウム等の金属を挙げる ことができる。
【0008】 上記構成のカードホルダーでは、ホルダー本体にカレンダー、写真等のカード を保持させた状態で、裏面の剥離紙を剥がし、粘着剤層を利用して自動車内の適 当な壁面(例えば、パネル面等)に貼り付けることで、カードを所望の位置に保 持でき、しかも、このホルダー本体が直射日光や車室内の温度で加熱されて昇温 しても、反りや変形を生じることがなく、長期間に渡って外観を損なうことなく 使用できる。
【0009】 ここで、前記ホルダー本体には、折り曲げて起こすことにより、該ホルダー本 体を立てるための脚を形成する脚形成部を設けておくことが好ましい。この脚形 成部を設けておくと、脚を形成して立てることができ、机上等に置いて使用する ことが可能となる。また、上記ホルダー本体は、樹脂の成形(例えば、射出成形 )により一体構造に作られる構成とすることが好ましい。この構成とすると安価 に製造可能となる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例によるカードホルダーの概略正面図、図2はその概略 背面図、図3はその概略上面図である。1はカードホルダー全体を示す。2は、 全体がほぼ平板状をなしたホルダー本体であり、前面の両側にカードの両端を挿 入する溝3を形成する突起部2aが形成され、前面の下端にカードの下端を支持 する段部2bが形成されている。かくして、図4、図5に示すように、カード5 の両端を溝3内に挿入し、下端を段部2bに突き当てた状態とすることにより、 カード5を、その前面(実施例ではカレンダーとなっている)を見うる状態に保 持することができる。なお、カード5が薄くて溝3内でのがたつきが大きい場合 には、そのカード5の前に透明な薄い板を重ね、一緒に溝3で保持させるように してもよい。
【0011】 図1〜図3において、ホルダー本体の中央部分には、折り曲げて起こすことに より、ホルダー本体2を立てるための脚を形成する脚形成部6が一体に設けられ ている。この脚形成部6は、略コ字状のスリット7と、その内側に形成された一 対のスリット8と、スリット7の下端位置に配置された折り目用の溝9と、スリ ット8の上端位置に配置された折り目用の溝10とで囲まれた脚部6aと、その 脚部6aの内側に位置する第一支柱部6b及び第二支柱部6cを備えている。第 一支柱部6bと第二支柱部6cの間には折り目用の溝11が設けられ、また、第 二支柱部6cの下端には折り目用の溝12が設けられている。更に、第二支柱部 6cの裏面には、図2にハッチングで示す領域に表面を剥離紙で覆った粘着剤層 14が形成されている。かくして、粘着剤層14の表面の剥離紙を剥がし、脚部 6aを引き起こし、且つ第一支柱部6bを折り曲げてホルダー本体2の裏面に押 し付けることにより、図6に示すように、第一支柱部6bがホルダー本体2の裏 面に接着され、第二支柱部6cが脚部6aを定位置に保持することとなり、脚部 6aを利用してホルダー本体2を立てることができる。なお、この実施例では第 一支柱部6bをホルダー本体2の裏面に固定する手段として粘着剤層14を用い ているが、この代わりに、第一支柱部6bとホルダー本体2との接触面の一方に 孔を、他方にその孔に嵌合して抜けにくい突起を形成しておき、その突起と孔の 嵌合を利用する構成としてもよい。
【0012】 図2、図3において、ホルダー本体2の裏面の両端位置には、ハッチングで示 す領域に、表面を剥離紙で覆った粘着剤層16が形成されている。なお、ホルダ ー本体2の裏面に粘着剤層14及び16を形成するには、ホルダー本体2の裏面 に直接粘着剤層を塗布してもよいが、その代わりに両面粘着テープを貼り付け、 表面側の粘着剤層を粘着剤層14及び16とする方法を採用してもよい。
【0013】 上記構成のホルダー本体2は耐熱性材料で作られるものであり、本実施例では 、ポリプロピレン、ナイロン、ジュラコン、ポリカーボネート等の耐熱性に優れ た樹脂の成形により一体構造として作られている。なお、樹脂に代えて、アルミ 等の金属を用いてもよい。
【0014】 次に、上記構成のカードホルダー1の使用方法を説明する。このカードホルダ ー1は、図1〜図3に示す状態で販売、贈答等に使用される。この際、カードホ ルダー1全体は単に平板状であるので、嵩張らず、流通に便利である。また、裏 面に粘着剤層14、16を備えているが、その表面は剥離紙で覆っているので、 何ら支障はない。なお、カードホルダー1の販売、贈答等に際し、必要ならば、 カレンダーを印刷したカードを一緒にセットとして販売、贈答等を行ってもよい 。
【0015】 次に、このカードホルダー1を入手した人が、これを自動車内にカレンダーを 取り付けるために使用する場合には、図4、図5に示すように、表面にカレンダ ーを印刷したカード5を、ホルダー本体2に両端の溝3を利用して保持させ、次 いで、裏面の粘着剤層16を覆っていた剥離紙を剥がし、その粘着剤槽16を利 用して、車室内の所望の壁面20(例えば、車室内のパネル面等)に貼り付ける 。これにより、カードホルダー1が壁面20に固定され、カレンダー(カード5 )は、車内の壁面20上に常時保持される。かくして、自動車が動いても、カレ ンダーが倒れたり、落下するということが防止される。ところで、車内は高温に なることがあり、その中に配置しているカードホルダー1も高温に加熱されるこ とがある。しかしながら、カードホルダー1を構成するホルダー本体2は耐熱性 材料で形成しているので、加熱されても、反りや変形を生じることがなく、従っ て、長期間に渡って外観を損なうことなく使用される。
【0016】 なお、前記したように、ホルダー本体2にカード5を保持させる際、そのカー ド5の前に透明な薄い板を一緒に保持させることがある。その場合、使用する透 明な薄い板も耐熱性材料で形成したものとしておくことにより、反りや変形の発 生を防止できる。
【0017】 このカードホルダー1は上記したように、自動車内に使用するのに好適である が、その他の任意の場所にも使用可能である。すなわち、屋内或いは屋外の壁面 やロッカーの壁面、扉の内面等任意の場所に貼り付けて使用できる。また、図6 に示すように脚形成部6を折り曲げて起こし、脚を組み立てることにより、机上 等の任意の水平面上に立てて置くことができる。更に、以上の説明では、カード ホルダー1にカレンダーを印刷したカード5を保持させる場合を示したが、使用 するカード5はカレンダーに限らず、写真であってもよいし、更には、電話番号 、住所等を記録したメモ帳であってもよく、任意の用途に使用できる。
【0018】 なお、上記実施例では、ホルダー本体2を樹脂の成形によって一体構造に作っ ているが、本考案で使用するホルダー本体は、必ずしも一体構造として作る場合 に限定されず、複数の部品を組み立てて作る構成とするとか、複数の部品を接着 して一体化する構成とする等の変更を行ってもよい。ただし、図示実施例のよう に樹脂の成形によって一体構造に製造可能な構成とすると、製造コストを低くで きる利点が得られ、好ましい。また、ホルダー本体2の形状、構造も適宜変更可 能であり、要するにカードをその前面を見うる状態に保持する構成のものであれ ばよい。更に、ホルダー本体を立てるための脚を形成する脚形成部を設ける場合 において、その脚形成部の形状、構造等(従って、脚の形状、構造等)も種々変 更可能であることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】 以上に説明したように、本考案のカードホルダーは、カードを保持するホルダ ー本体を耐熱性材料で形成し、且つその裏面に、表面を剥離紙で覆った粘着剤層 を設けた構成としているので、任意の壁面に貼り付けて使用でき、これを自動車 内に使用した場合、このホルダー本体が直射日光や車室内の温度で加熱されて昇 温しても、反りや変形を生じることがなく、長期間に渡って外観を損なうことな く使用できるという効果を有している。
【0020】 ここで、前記ホルダー本体に、折り曲げて起こすことにより、該ホルダー本体 を立てるための脚を形成する脚形成部を設けておくと、脚を形成して立てること ができ、机上等に置いて使用することができるという効果が得られる。また、ホ ルダー本体を樹脂の成形により一体構造に作る構成としておくと、安価に製造で きるという効果が得られる。
【0021】 また、カードとしてカレンダーを印刷したものを用いると、このカードホルダ ーにより、車室内を含む任意の場所にカレンダーを取り付けて使用することがで きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるカードホルダーの概略
正面図
【図2】その概略背面図
【図3】その概略上面図
【図4】そのカードホルダーを壁面に貼り付けて使用す
る状態を示す概略正面図
【図5】そのカードホルダーを壁面に貼り付けて使用す
る状態を示す概略上面図
【図6】そのカードホルダーを立てて使用する状態を示
す概略断面図
【符号の説明】
1 カードホルダー 2 ホルダー本体 2a 突起部 2b 段部 3 溝 5 カード 6 脚形成部 6a 脚部 6b 第一支柱部 6c 第二支柱部 7、8 スリット 9、10、11、12 折り目用の溝 14、16 粘着剤層 20 壁面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体がほぼ平板状をなしており、カード
    をその前面を見うる状態に保持するホルダー本体と、そ
    のホルダー本体の裏面に設けられた貼り付け用の粘着剤
    層と、その表面を覆う剥離紙とを有し、前記ホルダー本
    体が耐熱性材料で構成されていることを特徴とするカー
    ドホルダー。
  2. 【請求項2】 全体がほぼ平板状をなしており、カード
    をその前面を見うる状態に保持するホルダー本体と、そ
    のホルダー本体の裏面に設けられた貼り付け用の粘着剤
    層と、その表面を覆う剥離紙とを有し、前記ホルダー本
    体が耐熱性材料で構成されおり、更にそのホルダー本体
    は、折り曲げて起こすことにより、該ホルダー本体を立
    てるための脚を形成する脚形成部を有していることを特
    徴とするカードホルダー。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー本体が、樹脂の成形により
    一体構造に作られていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のカードホルダー。
  4. 【請求項4】 表面にカレンダーを印刷したカードを保
    持していることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    1項に記載のカードホルダー。
JP1995013191U 1995-11-17 1995-11-17 カードホルダー Expired - Lifetime JP3024773U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10786246B2 (en) 2017-03-22 2020-09-29 Ethicon, Inc. Swaging systems for attaching surgical needles to sutures and testing attachment strengths
US10960456B2 (en) 2017-03-22 2021-03-30 Ethicon, Inc. Programmable motor driven swaging presses for attaching surgical needles to sutures

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10786246B2 (en) 2017-03-22 2020-09-29 Ethicon, Inc. Swaging systems for attaching surgical needles to sutures and testing attachment strengths
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