JP3024237B2 - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JP3024237B2
JP3024237B2 JP3065378A JP6537891A JP3024237B2 JP 3024237 B2 JP3024237 B2 JP 3024237B2 JP 3065378 A JP3065378 A JP 3065378A JP 6537891 A JP6537891 A JP 6537891A JP 3024237 B2 JP3024237 B2 JP 3024237B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路用素子
として用いられる電界効果トランジスタの製造方法に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図11から図23は、従来法による電界
効果トランジスタ(FET)の工程別断面図である。ま
ず活性領域12を形成した半絶縁性GaAs基板11
(図11)の所定部分に、リフトオフ法によりソース電
極13、13′およびドレイン電極14、14′を形成
する(図12、図中左側がエンハンスメント型FET用
ソース・ドレイン電極、右側がデイプレッション型FE
T用ソース・ドレイン電極)。その後フォトレジスト1
5をスピンコートする(図13)。 【0003】次にフォトマスク16を用いて露光を行な
い、フォトレジスト15を現像する。このときフォトマ
スク16はエンハンスメント型FETのゲート電極形成
領域上のフォトレジスト15のみが現像されるようにパ
ターンニングされており(図14)、また露光量はエン
ハンスメント型FETのゲート電極形成領域上のフォト
レジスト15が完全に現像されるように調整する(図1
5)。 【0004】次に半絶縁性GaAs基板11のエンハン
スメント型FETのゲート電極形成領域にリセスエッチ
ングを行ない(図16)、その後フォトレジスト15を
マスクとして、Ti、Pt、Auを順次蒸着し、エンハ
ンスメント型FETのゲート電極17を形成し(図1
7)、不要なTi、Pt、Auをフォトレジスト15か
らリフトオフする(図18)。 【0005】再度フォトレジスト15を形成し(図1
9)、ディプレッション型FETのゲート電極形成領域
上のフォトレジスト15のみが現像されるようにパター
ンニングしたフォトマスク16′を用いて露光を行なう
ことで(図20)、ディプレッション型FETのゲート
電極形成領域上のフォトレジスト15′を完全に現像す
る(図21)。 【0006】フォトレジスト15′をマスクとして、再
度Ti、Pt、Auを順次蒸着し、ディプレッション型
FETのゲート電極17′を形成する(図22)。最後
に不要なTi、Pt、Auをフォトレジスト15′から
リフトオフすることで、エンハンスメント型FETとデ
ィプレッション型FETが同一基板上に完成する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来法によれ
ば、エンハンスメント型FETとディプレッション型F
ETを同一基板上に作製することができ、また同様の方
法により、ピンチオフ電圧の異なる2個以上のFETを
同一基板上に作製することができる。しかし一度のフォ
トリソプロセスで、全てのFETを作製することは不可
能であり、したがって作製するFETの数に応じて複数
回のフォトリソプロセスを個別に行う必要があり、工程
を長期化させる原因となっていた。更に、複数回のフオ
トリソプロセスを行うことにより、ソース・ドレイン電
極の中心にゲート電極を形成するなどのアラインメント
にずれが生じFETの特性が不均一になるなどの問題が
あった。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の電界効果トラン
ジスタの製造方法は、活性領域を形成した半絶縁性Ga
As基板に、少なくとも2対のソース・ドレイン電極を
形成し、この上にフォトレジストを形成する工程と、少
なくとも2個のゲート電極形成領域に相当する部分の光
の透過率が、それぞれ異なるフォトマスクを用いて露光
を行ない、前記フォトレジストを所定量現像する工程
と、前記半絶縁性GaAs基板のゲート電極形成領域の
うち、少なくとも1ヵ所にリセスエッチングを行なう工
程と、前記レジストをマスクとしてゲート電極を形成す
る工程とを含むことを特徴とする。 【0009】 【作用】本発明の電界効果トランジスタの製造方法にお
いては、光の透過率が部分的に異なるフォトマスクを用
いることにより、エンハンスメント型FETとディプレ
ッション型FETを、あるいはピンチオフ電圧の異なる
2つ以上のFETを、同一基板上に、一回のフォトリソ
プロセスで作製することができる。 【0010】 【実施例】図1から図9は、本発明の一実施列を示す工
程別断面図である。以下、これらの図を参照しつつ、本
発明の一実施例を、特に同一基板上にエンハンスメント
型FETとディプレッション型FETを形成する場合を
中心に詳述する。 【0011】まず、半絶縁性GaAs基板1に、選択的
イオン注入を行ない、活性領域2を形成する(図1)。
その後Au:Ge、Ni、Au を順次電子ビーム蒸着
し、リフトオフ法により半絶縁性GaAs基板1の所定
部分に、ソース電極3、3′およびドレイン電極4、
4′を形成する。この時、たとえば左側のソース電極3
・ドレイン電極4をエンハンスメント型FET用、右側
のソース電極3′・ドレイン電極4′をディプレッショ
ン型FET用とする(図2)。この上に、Az1350
などのフォトレジスト5をスピンコートする(図3)。 【0012】次にフォトマスクを用いて露光を行ない、
フォトレジスト5を現像する。フォトマスク6はゲート
電極形成領域のみが現像されるようにパターンニングさ
れており、しかも光の透過率をマスク金属の膜厚によっ
てコントロールすることで、エンハンスメント型FET
のゲート電極形成領域に相当する部分の透過率を、ディ
プレッション型FETのゲート電極形成領域に相当する
部分の透過率よりも高く設定する(図4)。また露光量
はエンハンスメント型FETのゲート電極形成領域上の
フォトレジストは完全に現像され、かつディプレッショ
ン型FETのゲート電極形成領域上のフォトレジスト5
は、わずかに残存するように調整する(図5)。 【0013】次に半絶縁性GaAs基板1のエンハンス
メント型FETのゲート電極形成領域に、リセスエッチ
ングを行なう。この時半絶縁性GaAs基板1のディプ
レッション型FETの電極形成領域は開口していないの
で、エッチングされない(図6)。 【0014】ウエハ全面に再度露光を行なう。この時の
露光量はわずかに残存していたディプレッション型FE
Tのゲート電極形成領域上のフォトレジスト5が完全に
現像されるように調整する。したがって半絶縁性GaA
s基板1の電極形成領域が開口する(図7)。 【0015】最後にフォトレジスト5をマスクとして、
Ti、Pt、Auを順次蒸着し、ソース電極3、3′・
ドレイン電極4、4′の中央にゲート電極7、7′を形
成する(図8)。その後フォトレジスト5上の不要なT
i、Pt、Auはフォトレジスト5からリフトオフこと
で、エンハンスメント型FETとディプレッション型F
ETが完成する(図9)。 【0016】以上、同一基板上にエンハンスメント型F
ETとディプレッション型FETを、一度のフォトリソ
プロセスにより作製する場合について述べたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、同様の製造方法によ
り、同一基板上にピンチオフ電圧の異なる2個以上のF
ETを一度のフォトリソプロセスにより作製することも
可能である。図10はピンチオフ電圧の異なる3個のF
ETを作製した状態を示した断面図である。 【0017】 【発明の効果】本発明の電界効果トランジスタの製造方
法によれば、エンハンスメント型FETとディプレッシ
ョン型FETを、あるいはピンチオフ電圧の異なる2個
以上のFETを、同一基板上に1回のフォトリソプロセ
スで作製することができ、工程の簡略化、短縮化を実現
できる。さらにフォトリソプロセスが一度であることに
より、ソース・ドレイン電極の中心にゲート電極を形成
するなどのアラインメントが正確におこなえ、FETの
特性を均一にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例における、半絶縁性GaAs
基板に活性領域を形成した後の状態を示す断面図であ
る。 【図2】同上の一実施例における、ソース・ドレイン電
極を形成した後の状態を示す断面図である。 【図3】同上の一実施例における、フォトレジストを形
成した後の状態を示す断面図である。 【図4】同上の一実施例における、フォトマスクを用い
て露光を行なう状態を示す断面図である。 【図5】同上の一実施例における、フォトレジストを現
像した後の状態を示す断面図である。 【図6】同上の一実施例における、基板にリセスエッチ
ングを行なった後の状態を示す断面図である。 【図7】同上の一実施例における、ウェハ全面に露光を
行なった後の状態を示す断面図である。 【図8】同上の一実施例における、Ti、Pt、Auを
順次蒸着した後の状態を示す断面図である。 【図9】同上の一実施例における、不要なTi、Pt、
Auをリフトオフした後の状態を示す断面図である。 【図10】本発明の別の実施例を示す断面図である。 【図11】従来例における、半絶縁性GaAs基板に活
性領域を形成した後の状態を示す断面図である。 【図12】同上における、ソース・ドレイン電極を形成
した後の状態を示す断面図である。 【図13】同上における、フォトレジストを形成した後
の状態を示す断面図である。 【図14】同上における、フォトマスクを用いて露光を
行なう状態を示す断面図である。 【図15】同上における、フォトレジストを現像した後
の状態を示す断面図である。 【図16】同上における、基板にリセスエッチングを行
なった後の状態を示す断面図である。 【図17】同上における、Ti、Pt、Auを順次蒸着
した後の状態を示す断面図である。 【図18】同上における、不要なTi、Pt、Auをリ
フトオフした後の状態を示す断面図である。 【図19】同上における、フォトレジストを再度形成し
た後の状態を示す断面図である。 【図20】同上における、フォトマスクを用いて再度露
光を行なう状態を示す断面図である。 【図21】同上における、フォトレジストを現像した後
の状態を示す断面図である。 【図22】同上における、Ti、Pt、Auを再度順次
蒸着した後の状態を示す断面図である。 【図23】同上における、不要なTi、Pt、Auをリ
フトオフした後の状態を示す断面図である。 【符号の説明】 1 半絶縁性GaAs基板 2 活性領域 3 ソース電極 3′ ソース電極 4 ドレイン電極 4′ ドレイン電極 5 フォトレジスト 6 フォトマスク 7 ゲート電極 7′ ゲート電極 11 半絶縁性GaAs基板 12 活性領域 13 ソース電極 13′ソース電極 14 ドレイン電極 14′ドレイン電極 15 フォトレジスト 16 フォトマスク 16′フォトマスク 17 ゲート電極 17′ゲート電極

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 活性領域を形成した半絶縁性GaAs基板に、少なくと
    も2対のソース・ドレイン電極を形成し、この上にフォ
    トレジストを形成する工程と、少なくとも2個のゲート
    電極形成領域に相当する部分の光の透過率が、それぞれ
    異なるフォトマスクを用いて露光を行ない、前記フォト
    レジストを所定量現像する工程と、前記半絶縁性GaA
    s基板のゲート電極形成領域のうち少なくとも1ヵ所に
    リセスエッチングを行なう工程と、前記フォトレジスト
    をマスクとしてゲート電極を形成する工程とを含むこと
    を特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
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