JP3024118U - 美理容用人頭模型の支持具 - Google Patents

美理容用人頭模型の支持具

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JP3024118U
JP3024118U JP1995011374U JP1137495U JP3024118U JP 3024118 U JP3024118 U JP 3024118U JP 1995011374 U JP1995011374 U JP 1995011374U JP 1137495 U JP1137495 U JP 1137495U JP 3024118 U JP3024118 U JP 3024118U
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JP1995011374U
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Inventor
賢治 高島
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有限会社ササイエンタープライズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け面の任意の位置に取り付け可能であ
り、また容易に取り付けることができる美理容用人頭模
型の支持具を提供する。 【解決手段】 基部21およびこれに立設された支柱部
22を有するスタンド部2と、この上端に揺動可能に連
結され美理容用人頭模型が脱着可能に取り付けられる人
頭模型取付け部4とを有する美理容用人頭模型の支持具
において、上記基部21に、吸盤5を取り付けたことを
特徴とする。上記の構成によると、基部21に吸盤5を
取り付けたため、吸盤5が吸着可能な平面状のものであ
れば、支持具1をテーブルなどの取付け面の任意の位置
に容易に固定することができる。このため、テーブル端
部の出っ張りがほとんどないものや、テーブルが厚すぎ
るものなど、万力では固定不可能な箇所でも支持具1を
取り付け可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、美容、理容の技術向上の練習用具として用いられる人頭模型の支持 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に美容学校や理容学校また美容院や理容院では、理美容師の整髪、調髪技 術訓練のため人頭模型が用いられている。この種の人頭模型は、首から上の樹脂 製人頭造形体に頭髪が植毛されたマネキンであり、このような人頭模型は支持具 で支持されるようになっている。
【0003】 この支持具について、従来の構造を図5にもとづき説明する。すなわち従来の 支持具100は、スタンド部101と、このスタンド部101の上端にボールジ ョイント部102を介して揺動自在に連結された人頭模型取付け部103を備え ており、この人頭模型取付け部103には、上記人頭模型10が脱着可能に取り 付けられるようになっている。人頭模型取付け部103に取り付けられた人頭模 型10は上記ボールジョイント部102によって静止角度を自在に変化させるこ とができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の支持具100は、スタンド部101の下端に万力104 が連結されており、この万力104でテーブル106の端部を挟み込むことによ りこのテーブル106の端部に固定されるようになっていた。
【0005】 しかし、上記のような万力104を用いたものは、万力104をテーブルの縁 端部にしか取り付けることができず、またテーブル106の厚さが万力を固定で きる許容寸法を超えた場合はそのテーブル106に固定することができない。し たがって使い勝手が良くなく、不便であるという問題がある。
【0006】 さらに万力104を用いた場合、テーブル106の厚さが薄いときは、万力1 04の締付けねじ105を何回も回さなければならないことがあり、脱着の操作 性に劣るという不具合がある。
【0007】 本考案は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、 取付け面が平面であればその端縁に限らず任意の位置に取り付けることができ 、しかも容易に取り付けることができる美理容用人頭模型の支持具を提供しよう とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の考案は、 基部およびこれに立設された支柱部を有するスタンド部と、このスタンド部の 上端に揺動可能に連結された人頭模型取付け部とを有し、この人頭模型取付け部 に美理容用人頭模型を脱着可能に取り付けるようにした美理容用人頭模型の支持 具において、上記基部に、弾性変形可能なダイアフラムを有する吸盤を取り付け たことを特徴とする美理容用人頭模型の支持具である。
【0009】 請求項1の構成によると、基部に吸盤を取り付けたため、吸盤が吸着可能な平 面状のものであれば、支持具をテーブルの任意の位置に容易に固定することがで きる。このため、テーブルやワゴンの端部に出っ張りがほとんどないものや、テ ーブルが厚すぎるものなど、万力では固定不可能な箇所でも支持具の取り付けが 可能となる。
【0010】 請求項2の考案は、上記吸盤は、上記基部に取り付けられたレバーにより回動 されるクランク軸と、このクランク軸と係合され上記ダイアフラムに連結された 連結金具と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の美理容用人頭模型の 支持具である。
【0011】 請求項2の構成によると、レバーを回転させるとクランク軸が回転して連結金 具を介してダイアフラムが強制的に変形されるから取付け面に対して容易に吸着 および解除させることができる。
【0012】 請求項3の考案は、上記スタンドは、上記基部と支柱部が一体成形されている ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の美理容用人頭模型の支持具で ある。 請求項3の構成によると、基部と支柱部が一体化されているから部品点数が少 なくなり、取り扱いが容易である。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下本考案について、図1ないし図3に示す第1の実施例にもとづき説明する 。 図1は美理容用の人頭模型の支持具の斜視図、図2は支持具の分解図、図3は 支持具の断面図である。
【0014】 本実施例の支持具1は、スタンド部2と、ボールジョイント部3と、人頭模型 取付け部4と、吸盤5とを主構成としている。 スタンド部2は、下端に形成された基部21と、この基部21に上方へ向かっ て一体に立設された支柱部22とで構成されている。基部21は下面が開放され た中空円盤形状をなしているとともに、支柱部22は中空円筒状に形成されてい る。
【0015】 上記スタンド部2の上端にはボールジョイント部3が構成されている。このボ ールジョイント部3は、ボール部31と締付けナット32とを有し、締付けナッ ト32を上記支柱部22の上端に螺合することによりボール部31を挟み込むよ うに構成されている。
【0016】 すなわち支柱部22の上端部外周面には雄ねじ23が形成されているとともに 、この支柱部22の上端面には球面座面24が形成されている。上記締付けナッ ト32は内周面には上記雄ねじ23に螺合される雌ねじ33が形成されており、 上端に球面押え面34が形成されている。また、前記締付けナット32の外周に は締付けハンドル35が一体的に形成されている。
【0017】 この締付けハンドル35を回転させると前記雌ねじ33と雄ねじ23との螺合 により締付けナット32が支柱部22に対し上下動するようになっている。 そして上記ボール部31を支柱部22の球面座面24に載せ、締付けナット3 2をボール部31に被せて支柱部22の上端に螺合すると、上記ボール部31は 支柱部22の球面座面24と締付けナット32の球面押え面34との間で挟み込 まれるようになる。締付けナット32を強く締め付けると、ボール部31は上記 座面24と球面押え面34との間の押さえ付け力によりクランプされるようにな っている。
【0018】 上記人頭模型取付け部4は上記ボール部31に一体に形成された支持ロッド4 1により形成されている。この支持ロッド41は前記締付けナット32の上端に 形成された導出孔36から上方へ導き出されている。この支持ロッド41には人 頭模型10が脱着可能に取り付けられるようになっている。
【0019】 したがって前記締付けハンドル35を回転させて締付けナット32を締め付け ると、ボール部31が球面座面24と球面押え面34との摩擦により回転が阻止 されるから、人頭模型取付け部4の支持ロッド41は所定角度に揺動が停止され 、この支持ロッド41に取り付けられた人頭模型10をその静止角度で固定する ことができる。
【0020】 上記基部21には吸盤5が設けられている。吸盤5はゴムや合成樹脂等の弾性 部材からなるダイアフラム51と、クランク軸52と、連結金具53と、回転レ バー54とで構成されている。
【0021】 ダイアフラム51は周縁に上記基部21の外周に当接する立上がり壁55を有 しており、底面は弾性変形自在な吸着面56となっている。この吸着面56が取 付け面に吸い付いて離れないようになっている。
【0022】 クランク軸52は前記基部21に軸支されており、中心部分が軸心から偏心し て折り曲げられている。このクランク軸52の偏心部52aには連結金具53が 連結されている。この連結金具53は下端に平面部53bを有するとともにこの 平面部53bから立上がる立上がり部53aを備えており、上記平面部53bは 前記ダイアフラム51の中心部に埋め込まれている。上記立上がり部53aには 上記クランク軸52が貫通する貫通穴53cが形成されている。上記クランク軸 52には回転レバー54が取り付けられている。
【0023】 このため、回転レバー54を介してクランク軸52を回転させると連結金具5 3が上下に移動され、よってダイアフラム51の吸着面56の中心部が強制的に 上下動されるようになっている。
【0024】 このような構成の支持具1は、上記吸盤5をテーブルなどの取付け面に当接さ せ、回転レバー54を回転させると、クランク軸52の回転によってダイアフラ ム51の中央部が持ち上げられる。よってダイアフラム51と取付け面との間に 負圧が生じ、この負圧により吸盤5が取付け面に吸着する。このため支持具1は この取付け面に固定されることになる。
【0025】 支持具1を吸着状態から解除したいときは、回転レバー54を吸着時とは逆向 きに回転させる。すると吸着面56の中央部が押し下げられるため、上記の負圧 が解除され、吸着状態が解除される。
【0026】 上記実施例の支持具1によれば、基部21に吸盤5を設けたため、取付け面が テーブルなどのように吸着可能な平面状のものであれば、取付け面の任意の位置 に容易に吸着固定することができる。このため、テーブルの端部の出っ張りがほ とんどないものや、テーブルが厚すぎるものなど、従来の万力では固定不可能な 箇所でも取り付け可能となる。そのためすべてのテーブルやワゴンなどの任意の 位置に支持具1を固定することができる。このことから人頭模型10の取り付け 位置を任意に選択できるので、人頭模型10を使用するときの作業性が向上する 。
【0027】 また、回転レバー54を回転させるとクランク軸52および連結金具53を介 してダイアフラム51が強制的に変形されるため、回転レバー54を回転するだ けの簡単な操作で取付け面に対して容易に吸着および解除を行なうことができる 。
【0028】 さらに、上記構成によれば基部21と支柱部22とが一体化されているから部 品点数が少なくなり、よって組み立てなどのときの取り扱いが容易となる。 なお、上記実施例の場合、基部21と支柱部22が一体成形された場合につい て説明したが、図4に示す第2の実施例のように基部21と支柱部22とを、例 えば基部21に設けた雄ねじ61と支柱部22に設けた図示しない雌ねじとで脱 着可能に形成していてもよく、この場合スタンド部2をコンパクトに分解するこ とができ、そのため収納や携帯の際便利になる。
【0029】 また、吸盤5は、回転レバー54の回転によりクランク軸52および連結金具 53を介してダイアフラム51を強制的に変形させるものに限らず、回転レバー 54、クランク軸52および連結金具53を備えずに、単なるダイアフラム51 のみからなる吸盤であっても良い。 その他、本考案は要旨を変更しない範囲において、種々変形可能である。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、支持具をテーブルなどのよう な取付け面の任意の位置に取り付け可能であり、また容易に取り付けることがで き、使用勝手が拡がる人頭模型の支持具を提供できる。
【0031】 請求項2の考案によれば、ハンドルを回転させるだけでテーブルなどに対し吸 着および吸着の解放が行なえ、脱着の操作性に優れる人頭模型の支持具を提供で きる。 請求項3の考案によれば、基部と支柱部が一体化されているため部品点数が少 なく取り扱いが容易な人頭模型の支持具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係わる人頭模型の支持
具の斜視図。
【図2】同実施例の人頭模型の支持具の分解図。
【図3】同実施例の人頭模型の支持具の断面図。
【図4】本考案の第2の実施例に係わる人頭模型の支持
具の斜視図。
【図5】従来の人頭模型の支持具の斜視図。
【符号の説明】
1…支持具 2…スタンド部 3…ボールジョイント部 4…人頭模型取付け部 5…吸盤 10…人頭模型 21…基部 22…支柱部 31…ボール部 32…締付けナット 35…締付けハンドル 41…支持ロッド 51…ダイアフラム 52…クランク軸 53…連結金具 54…回転レバー 55…立上がり周 56…吸着面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部およびこれに立設された支柱部を有
    するスタンド部と、このスタンド部の上端に揺動可能に
    連結された人頭模型取付け部とを有し、この人頭模型取
    付け部に美理容用人頭模型を脱着可能に取り付けるよう
    にした美理容用の人頭模型の支持具において、上記基部
    に、弾性変形可能なダイアフラムを有する吸盤を取り付
    けたことを特徴とする美理容用人頭模型の支持具。
  2. 【請求項2】 上記吸盤は、上記基部に取り付けられた
    レバーにより回動されるクランク軸と、このクランク軸
    と係合され上記ダイアフラムに連結された連結金具と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の美理容用
    人頭模型の支持具。
  3. 【請求項3】 上記スタンド部は、上記基部と支柱部が
    一体成形されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の美理容用人頭模型の支持具。
JP1995011374U 1995-10-26 1995-10-26 美理容用人頭模型の支持具 Expired - Lifetime JP3024118U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465531U (ja) * 1990-10-15 1992-06-08

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JPH02126807A (ja) * 1988-11-04 1990-05-15 Satoru Hashimoto 吸盤体応用ガラステーブル
JPH0617623B2 (ja) * 1984-12-10 1994-03-09 松下電工株式会社 外装材の取り付け構造

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