JP3023965U - 下駄箱 - Google Patents

下駄箱

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JP3023965U
JP3023965U JP1995012109U JP1210995U JP3023965U JP 3023965 U JP3023965 U JP 3023965U JP 1995012109 U JP1995012109 U JP 1995012109U JP 1210995 U JP1210995 U JP 1210995U JP 3023965 U JP3023965 U JP 3023965U
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JP1995012109U
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Inventor
逸雄 栗本
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逸雄 栗本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一時的に多くの人が集まるときには一般的な下
駄箱と同様に複数段の棚を備えて多くの履物を収容で
き、且つ使用しないときや輸送するときには、解体およ
び/または折り畳んで容積的に小さくして物置や倉庫な
どに収納することのできる下駄箱を提供する。 【解決手段】少なくとも裏板1aおよび一対の側板2,
2を備え、1以上の棚板4が上記側板2,2同士を架け
渡すように設けられている下駄箱であって、少なくとも
1以上の開閉棚板4は側板2,2から離れて裏板1aに
対して上方または下方に揺動開閉可能に取り付けられ、
また上記側板2,2は裏板1aに対して左方または右方
に揺動開閉自在に配設され、裏板1aと閉状態の側板2
との間には、上記開閉棚板4を収納できる間隙が形成さ
れていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は輸送時や収納時に解体および/または折畳んで小型化できる下駄箱に 関し、詳細には少なくとも棚板と側板が裏板側へ重ねるように折り畳め、コンパ クトにすることのできる組み立て式の下駄箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な下駄箱は木製の板を釘などによって直方体形に組付け、棚板を左右方 向に架け渡して高さ30cm程度の複数の棚を設け、そしてこれら棚の前方部を 開放しておくことにより、ここから靴等の履物を棚板上部に出し入れできるよう に構成される。
【0003】 しかるに冠婚葬祭の各種行事や種々の会合などによって多くの人が一時的に会 するような場合においては、日常的に使用するものでないため、嵩張る下駄箱は 準備するのを見送られることが多い。そのため多数の人々が脱いだ履物は玄関先 に散乱するのが実状であった。かといって大きな下駄箱を常時玄関先に置いてお いても、通常使用する数足の履物をしまっておくだけでは、玄関先のスペースを 有効に利用できなくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案者は、一時的に多くの人が集まるときには一般的な下駄箱と同様 に複数段の棚を備えて多くの履物を収容でき、且つ使用しないときや輸送すると きには、解体および/または折り畳んで容積的に小さくして物置や倉庫などに収 納することのできる下駄箱を提供する目的で、本考案を完成し得た。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、解体および/または折畳みのできる組立式の下駄箱であって、少な くとも1以上の開閉棚板は側板から離れて裏板に対して上方または下方に揺動開 閉可能に取り付けられ、また上記側板は裏板に対して左方または右方に揺動開閉 自在に配設され、裏板と閉状態の側板との間には、開閉棚板を収納できる間隙が 形成されていることを特徴とする。
【0006】 本考案における下駄箱は、少なくとも裏板と1対の側板および1以上の棚板を 備えるものであり、必要に応じて天板および/または底板を追加するものであっ ても良い。また棚板の数は揺動開閉する開閉棚板が1以上設けられれば良く、そ の数は1以上任意に設定でき、またこの開閉棚板の他、側板および裏板から完全 に取り外すことのできる取り外し棚板も任意数配設することもできる(この取り 外し棚板は必ずしも設ける必要はない)。
【0007】 したがって少なくとも開閉棚板を裏板側へ折り畳んだ後、さらにこの上へ側板 を折り畳める構造のものであれば良く、そのため裏板と閉状態の側板の間には、 閉状態の開閉棚板を収納できる間隙を形成する。補強材や補強桟と薄板を組み合 わせて形成される棚板や側板は、これらの構造自体は任意に形成でき、裏板の補 強材の間に棚板が収納されるものや側板の補強材の間に棚板が収納できるもの等 自由に選定できる。
【0008】 さらに本考案の実施態様としては、裏板および側板から取り外すことのできる 取り外し棚板と、上方または下方に揺動開閉可能な開閉棚板とが、上下方向へ交 互に設けられ、また左右の側板は裏板に対して左方または右方に揺動開閉自在に 取付けられると共に、裏板と閉状態の側板との間には、上記開閉棚板を収納でき る間隙が形成され、さらに天板は天板前部と天板後部に分割され、該天板前部は 蝶番によって上方または下方に揺動開閉可能に取り付けられると共に、また底板 は底板前部と底板後部に分割され、該底板前部は蝶番によって上方または下方に 揺動開閉可能に取り付けられ、上記天板後部と底板後部の幅は、側板の厚さと棚 板の厚さを足した寸法より大きく形成されるものであることが、好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】 図1及び図2によって本考案の代表的な実施例を説明する。図1は組み立て状 態の木製下駄箱を示す斜視説明図であり、図2は図1の下駄箱に取り付ける取り 外し棚板40の斜視説明図である。この下駄箱は裏板1a、天板5、底板3、一 対の側板2、2および開閉棚板4、4を主たる構成部品として構成される。裏板 1aの左右には、上下方向に沿って補強材20、20が固定され、該補強材20 には複数の蝶番6bを介して側板2が左方または右方に揺動開閉可能(矢印B方 向)に設けられる。
【0010】 該側板2は、側薄板2aと該側薄板2aに固定される上下方向の補強材21、 22および左右方向の補強桟2bによって構成され、補強材21と補強材22の 間を架け渡すように複数本の補強桟2bが配設される。
【0011】 また前記裏板1aの下部には底板後部3aが固定されると共に、該底板後部3 aには蝶番6c,6cを介して底板前部3bが上下方向に揺動開閉可能(矢印C 方向)に取付けられる。さらに上記裏板1aの上部には天板後部5aが固定され ると共に、該天板後部5aには蝶番6d,6dを介して天板前部5bが上下方向 に揺動開閉可能(矢印C方向)に取付けられる。
【0012】 さらに裏板1aの中央部には左右方向に沿って2つの補強材1b,1bが固定 され、この補強材1bには蝶番6a,6aを介して開閉棚板4が上下方向に揺動 開閉可能(矢印A方向、但し下方向でも良い)に取付けられる。また図2に示す 取り外し棚板40は、天板5と開閉棚板4の間および開閉棚板4、4の間に着脱 自在に取付けられる。すなわち取り外し棚板40の4隅には切欠き42が設けら れ、左右端部には突部41、41が形成され、この突部41、41を左右の側板 2の補強桟2b,2bの上に架け渡すように載置し、取り外し棚板40を下駄箱 内に着脱自在に取り付ける。なお取り外し棚板40に形成したスリット43、4 3と該スリット43に着脱自在に取付けられる固定金具44、44は後に詳述す る通り図7に示す閉状態で使用するものである。
【0013】 なお降ろした状態の開閉棚板4は、図3に示すストッパー47を使用して補強 桟2bに位置決め固定される。すなわち該開閉棚板4は棚薄板4aとその周縁( 下部)に固定された補強材4b(角材)によって構成され、この補強材4bの一 部に凹部4b1を形成し、この凹部4b1と薄板4aの間に金属製のストッパー 47(凹形状)を挿通させ、矢印方向に往復慴動自在に配設する。そして側板側 の補強桟2bの一部にもスリット2b1を形成して前記ストッパー47の一部4 7bを挿通できるように構成する。したがって開閉棚板4を棚状態に固定するに 当たっては、ストッパー47を棚板端部より引き出し、ストッパー47の一部4 7bを側板側のスリット2b1に差し入れ、棚板4を仮固定する。
【0014】 そしてこの開閉棚板4を折り畳むときには、ストッパー47をスリット2b1 から引き抜き、さらにこのストッパー47を棚板中央側へ収納し、後述する折畳 みに支障をきたさないようにする。なおストッパー47の他方側の曲げ部分47 aは、該ストッパー47が凹部4b1から抜け出るのを防止する。ストッパー4 7はこの形状のものだけに限定されるものではなく、平板状のストッパーを一点 で回動自在に形成したものや、開閉棚板や補強桟に設けた孔に棒状のストッパー を差し入れる構造のものなど公知のものを採用しても良い。
【0015】 また図1に示すように、天板前部5bの左右前端面および底板前部3bの左右 前端面には、下駄箱の組み立て状態および折畳み状態において、これらの板が自 在に動くのを防止するため、図4、5に示す各状態に固定するストッパー金具5 1が設けられる。すなわち図4は下駄箱の組み立て状態の左隅前部の一部斜視説 明図である。ストッパー金具51は断面凹形状の本体51bと、この本体51b に対して揺動自在な取付部51aからなり、この取付部51aは天板前部5aの 前端面に固定される。
【0016】 また本体51bの左右には2つの係合部51cと51e(破線で示す)が形成 され、係合部51cには切欠き51dが形成され、この切欠き51dは側板の補 強材21に突設された釘52に嵌合するように構成される。したがって釘52と 切欠き51dが嵌め合わされた状態のとき、天板前部5bは側板に対する動きが これらによって規制され、また両部材が外された状態のとき、側板または天板前 部5bはそれぞれ離れて動かすことができる。なお天板前部や底板前部を係止す るための構造は、上記のストッパー金具51に限定されるものではなく、ワイヤ や紐或いはその他公知の係止具を単数若しくは複数組み合わせて使用したもので あっても良い。
【0017】 図5はストッパー金具51を下駄箱の折畳み状態に使用した状態を示す斜視説 明図である。後述するように開閉棚板4、側板2、天板前部5bおよび底板前部 3bが折畳まれた状態のとき、天板前部5bおよび底板前部3bは裏板と平行に 折り畳まれる。したがって図5に示す如く天板前部5bと補強材20も平行な状 態となり、この天板前部5bに取付けられたストッパー金具51の係合部51e は、その係合部51eに形成された切欠き51fと、補強材20に突設された釘 53とが嵌合して両部材を固定する。なお釘53から係合部51eを退去すれば 、両部材は自由に動かすことができる。
【0018】 図6および図7は下駄箱の折畳み状態を示すもので、図6は図1のVI−VI 線の断面説明図、図7は折畳み状態の斜視説明図である。図1における組み立て 状態から折畳み状態への順序を詳述すると、まず図2に示す取り外し棚板40を 側板2、2から取り外す。次いでストッパー47およびストッパー金具51を規 制部材より取り外し、そして開閉棚板4、4を蝶番6aを介して上方へはね上げ る(図1の矢印A方向)。
【0019】 さらにその上へ蝶番6bを使用して側板2、2を重ね合わせ(矢印B方向)、 その上へ蝶番6dと6cを用いて天板前部5bと底板前部3bを重ね合わせる( 図6、図7に示す状態)。そしてストッパー金具51を使って天板前部5bと底 板前部3bを図5に示すように裏板1a側へ固定し、さらに必要に応じて取り外 し棚板40、40を図7に示すように天板前部5bと底板前部3bの間に収容す る。2つの取り外し棚板40、40は、それぞれのスリット43、43を架け渡 すようにストッパー44を嵌めて固定する。
【0020】 図6に示す如く、側板2、2が折り曲げられる部位(補強材20の端部)と裏 板1aとの隙間G1は、折り畳まれた開閉棚板4がその内部に収納できるように 、少なくとも開閉棚板4の厚さより大きく設定され、この場合補強材20の厚さ は補強板1bと開閉棚板4を足した厚さより大きく設定される。また天板後部5 aと底板後部5aの幅G2は側板2の厚さ、開閉棚板4の厚さと補強材1bの厚 さを足した寸法より大きく設定され、開閉棚板4、側板2を折り畳んだ上に天板 前部5bと底板前部3bが折り重ねられるように構成される。
【0021】 図7に示すように、本考案の下駄箱は折畳み時に、容積的にきわめてコンパク トにできるので、下駄箱として使用しないときには玄関の脇などに置いておくこ とも可能であり、また運搬するときにも簡便に持ち運ぶことができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、組み立て状態においては従来の下 駄箱と同様に、多数の履物を上下方向に積み重ねるように収容することができ、 多数の人が集まる冠婚葬祭などに使用できる。さらに折畳み状態においては小さ な容積になり、運搬や収納が容易に行えるようになった。そのため日常的に使用 しないときには簡単に折り畳んで、狭いスペースにしまっておくことができるよ うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の下駄箱の組み立て状態を示す斜視説明
図である。
【図2】図1に使用される取り外し棚板40の斜視説明
図である。
【図3】開閉棚板のストッパー部分を示す一部破断斜視
説明図である。
【図4】図1に示すストッパー金具の組み立て状態時の
使用説明図である。
【図5】図1に示すストッパー金具の折畳み状態時の使
用説明図である。
【図6】図1の下駄箱の折畳み状態を示すVI−VI線
断面説明図である。
【図7】図1の下駄箱の折畳み状態を示す斜視説明図で
ある。
【符号の説明】
1a 裏板 2 側板 3 底板 4 開閉棚板 5 天板 6a〜6d 蝶番 40 取り外し棚板 47 ストッパー 51 ストッパー金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも裏板および一対の側板を備
    え、1以上の棚板が上記側板同士を架け渡すように設け
    られている下駄箱であって、少なくとも1以上の開閉棚
    板は側板から離れて裏板に対して上方または下方に揺動
    開閉可能に取り付けられ、また上記側板は裏板に対して
    左方または右方に揺動開閉自在に配設され、裏板と閉状
    態の側板との間には、上記開閉棚板を収納できる間隙が
    形成されていることを特徴とする下駄箱。
  2. 【請求項2】 裏板、天板、底板、一対の側板および複
    数の棚板によって構成され、前方部が開放された直方体
    形の下駄箱であって、裏板および側板から取り外すこと
    のできる取り外し棚板と、上方または下方に揺動開閉可
    能な開閉棚板とが、上下方向へ交互に設けられ、また左
    右の側板は裏板に対して左方または右方に揺動開閉自在
    に取付けられると共に、裏板と閉状態の側板との間に
    は、上記開閉棚板を収納できる間隙が形成され、さらに
    天板は天板前部と天板後部に分割され、該天板前部は蝶
    番によって上方または下方に揺動開閉可能に取り付けら
    れると共に、また底板は底板前部と底板後部に分割さ
    れ、該底板前部は蝶番によって上方または下方に揺動開
    閉可能に取り付けられ、上記天板後部と底板後部の幅
    は、側板の厚さと棚板の厚さを足した寸法より大きく形
    成されていることを特徴とする下駄箱。
JP1995012109U 1995-10-20 1995-10-20 下駄箱 Expired - Lifetime JP3023965U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021261743A1 (ko) * 2020-06-24 2021-12-30 엘지전자 주식회사 신발 관리장치

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