JP3023936U - 生味噌飴 - Google Patents

生味噌飴

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JP3023936U
JP3023936U JP1995010750U JP1075095U JP3023936U JP 3023936 U JP3023936 U JP 3023936U JP 1995010750 U JP1995010750 U JP 1995010750U JP 1075095 U JP1075095 U JP 1075095U JP 3023936 U JP3023936 U JP 3023936U
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candy
miso
raw
raw miso
powdered
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JP1995010750U
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Inventor
俊介 中村
Original Assignee
株式会社中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生味噌の自然の風味を味わうことができる生味
噌飴を提供する。 【解決手段】飴1の中心部に、粉飴と混練されたペース
ト状の生味噌2を封入した生味噌飴。従来の炊き込みや
練り込みによる味噌飴とは全く異なった独特の味わいを
得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、生味噌の風味を味わうことができる生味噌飴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
わが国では古来より調味料として、塩、醤油、味噌の3種類が用いられており 、そのうち塩と醤油についてはこれらを飴に炊き込んだ塩飴、醤油飴が既に開発 され、大ヒット商品となっている。しかし、塩や醤油は飴に炊き込みができるが 、味噌はこげや気泡が生じてうまく炊き込みができないため、これまで大量生産 ができなかった。また、味噌を飴に炊き込んだり均一に練り込んだりした味噌飴 が一部で製造されているものの、その味は消費者に広く受け入れられるに至って いない。
【0003】 その理由は、塩や醤油とは異なり味噌は生味噌の状態で味わった場合に最もお いしく感じられ、飴生地の中に炊き込んだり練り込んだりすると味が損なわれ、 味噌特有の風味が感じられなくなるためである。しかしチョコレートやミルク等 とは異なり、生味噌を飴の中心に封入する技術はこれまでに知られておらず、生 味噌の風味を味わうことができる生味噌飴は存在しなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した従来の問題点を解決し、生味噌の風味を味わうことのできる 生味噌飴を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の生味噌飴は、飴の中心部に、生 味噌を封入したことを特徴とするものである。なお、飴の中心部に封入された生 味噌が、粉飴と生味噌とを混練したペーストであることが好ましい。また、ペー スト中の粉飴の混合率を10〜20%とすることが好ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の好ましい実施の形態を説明する。 図1において、1は飴、2は飴1の中心部に封入されたほぼ球状の生味噌であ る。飴1は周知のように水飴、蔗糖、グラニュー糖等の砂糖類を原料とするもの であり、生味噌2としては、例えば信州白味噌、赤豆味噌、木の芽味噌、ごま味 噌、ゆず味噌、唐がらし味噌等の各種の味噌を用いることができる。なお、生味 噌単独では飴1とのなじみが悪くうまく封入することができないので、本考案の 生味噌2は生味噌に少量の粉飴を混練したペーストの形で封入されている。
【0007】 このような生味噌飴を製造するには、生味噌に対して5〜30%、より好ましく は10〜20%程度の粉飴(水飴を脱水乾燥した粉末)を混練してペーストを作り、 これを半流動状態にある偏平状の飴により層状に包み込み、更にその外周に同じ く偏平状の飴を巻き付けたうえ、引き伸ばして切断すればよい。粉飴の量が少な いと生味噌と周囲の飴とのなじみが悪くなり、粉飴の量が多過ぎると生味噌の風 味が少なくなる。
【0008】 このようにして得られた生味噌飴は、飴1の内部に少量の粉飴と混練された生 味噌2が封入されているので、周囲の飴1が溶けると口内に生味噌特有の香ばし い味が広がり、飴1の甘味とあいまって従来になかった風味を感ずることができ る。また生味噌2はアルカリ自然食品の代表的なものであるから、健康食品とし て賞味することもできる。次に本考案の実施例を示す。
【0009】
【実施例】
まず大型容器に水飴、蔗糖、グラニュー糖等の砂糖類を配合投入し、110 ℃に 加熱して流動状態を飴を製造する。次にこの飴を補助タンクに移して減圧状態で 150 ℃まで加熱して脱水したうえ、約80℃まで冷却して半流動状態の飴とする。
【0010】 これとは別に、生味噌と粉飴とを85:15 の比率で混練したものを、40〜60℃に 加熱してペースト状とする。このペーストは加熱し過ぎると生味噌の風味が失わ れ、逆に温度が低すぎると周囲の飴とうまく一体化しないので、温度を適宜調節 しておく。
【0011】 そして前記した半流動状態の飴を偏平状に引き伸ばし、生味噌と粉飴とのペー ストを長手方向に山盛り状に盛り付け、その両側から飴で包み込む。次にこれを 別に偏平状に引き伸ばした半流動状態の飴の上に乗せ、その両側から飴で包み込 んで太径の層状物とする。これをヒーターにより加温しつつパッチロール間に通 して約1cmの棒状に引き伸ばし、さらに球断機に掛けて適宜長さに切断し、これ を丸めて直径焼く1.5cm の完成品とする。
【0012】
【考案の効果】
以上に詳細に説明したように、本考案の生味噌飴は飴の中心部に生味噌を封入 したものであるから、生味噌の自然の風味を味わうことができ、従来の炊き込み や練り込みによる味噌飴とは全く異なった独特の味わいを得ることができる利点 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の生味噌飴の断面図である。
【符号の説明】
1 飴 2 生味噌

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飴の中心部に、生味噌を封入したことを
    特徴とする生味噌飴。
  2. 【請求項2】 飴の中心部に封入された生味噌が、粉飴
    と生味噌とを混練したペーストである請求項1に記載の
    生味噌飴。
  3. 【請求項3】 ペースト中の粉飴の混合率を5〜30%と
    した請求項2に記載の生味噌飴。
JP1995010750U 1995-10-11 1995-10-11 生味噌飴 Expired - Lifetime JP3023936U (ja)

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