JP3023614U - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JP3023614U
JP3023614U JP1995011685U JP1168595U JP3023614U JP 3023614 U JP3023614 U JP 3023614U JP 1995011685 U JP1995011685 U JP 1995011685U JP 1168595 U JP1168595 U JP 1168595U JP 3023614 U JP3023614 U JP 3023614U
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JP
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toy
wheels
legs
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traveling toy
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JP1995011685U
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克美 柿崎
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 興趣性に優れ、かつ躍動感などを具現化でき
る走行玩具を提供する。 【解決手段】 可撓性パイプから構成される少なくとも
3つの脚部を有し、その各脚部の先にはそれぞれ車輪が
付設されると共に、前記車輪のうち一部の車輪には駆動
装置が組み込まれていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば4脚の動物玩具として、脚部のそれぞれに可撓性パイプを使用し、各脚 部を自由に折り曲げることにより、その動物玩具に所望のポーズを取らせること ができるようにしたものが知られている。一方、4脚の動物玩具として、車輪を 設け、手で押すことにより、走行させることができるようにしたものも知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前者の動物玩具は、ポーズを作る楽しみを味わうことができるが、所 望のポーズを取らせた後は、飾っておくか、それを手で操作していわゆる「お人 形遊び」をして楽しむ他はなく、興趣性に乏しいものであった。一方、後者の動 物玩具は、全体が剛体となっており、その下側に車輪を設けたものとなっており 、ポーズが固定され、動物本来の躍動感などを具現化できないという問題があっ た。この後者の問題点は、動物玩具のみならず、通常の走行玩具一般に存在して いる。
【0004】 本願考案は、問題点に鑑みなされたもので、興趣性に優れ、かつ躍動感などを 具現化できる走行玩具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の走行玩具は、可撓性パイプから構成される少なくとも3つの脚 部を有し、その各脚部の先にはそれぞれ車輪が付設されると共に、前記車輪のう ち一部の車輪には駆動装置が組み込まれていることを特徴とする。この場合の駆 動装置としては、例えばフライホイール、ぜんまい(プルバックぜんまいを含む )あるいはモータ等が使用される。
【0006】 請求項2記載の走行玩具は、4脚の動物玩具として構成され、この動物玩具の 前脚部および後脚部は可撓性パイプから構成され、その前脚部および後脚部の先 にはそれぞれ車輪が付設されると共に、前記前脚部および前記後脚部のうちの少 なくとも一方の車輪にはプルバックぜんまいが組み込まれていることを特徴とす る。
【0007】 請求項3記載の走行玩具は、請求項2記載の走行玩具において、首部を可撓性 パイプから構成したことを特徴とする。
【0008】 請求項4記載の走行玩具は、請求項2または請求項3記載の走行玩具において 、尾部を可撓性パイプから構成したことを特徴とする。
【0009】 本考案に係る走行玩具によれば、走行玩具の脚部が可撓性パイプによって構成 されているので、自由にポーズを作ることができると共に、一部の脚部にプルバ ックぜんまいによって駆動される駆動車輪が設けられているので、走らせること ができ、しかも、走行中に、走行玩具の本体等が揺れるので、躍動感などを表現 できることになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1において符号1は本考案の実施形態の走行玩具を指示している。この走行 玩具1はキリンの外観を呈している。この走行玩具1は、胴部2と、脚部3と、 首部4および頭部5と、尾部6とから構成されている。また、各脚部3には車輪 7が取り付けられている。そして、この走行玩具1は、前脚部3a,3aを軽く 握り、前脚部3a,3aを接地させたままで、走行玩具1を後ろへ引いた後、胴 部2から手を離すと、走行玩具1が独りでに走行するようになっている。
【0011】 胴部2は、図2に示すように、左右の2つのパーツ20a,20aから構成さ れ、中空となっている。この左右2つのパーツ20a,20aは樹脂によって構 成されている。勿論、胴部2は樹脂以外の材質で構成されていても良い。この2 つのパーツ20a,20aは、特に限定はされないが、そのパーツ20a,20 aの内面に付設されたボス(図示せず)同士を嵌合させることによって互いに係 合されるようになっている。この2つのパーツ20a,20aはボス同士の嵌合 ではなく、ねじによって互いを係合させるようにしても良い。また、胴部2を布 等によって中実に構成しても良い。このようにして構成される胴部2には、脚部 3、首部4および尾部6を差し込むための差込み穴21が設けられている。勿論 、胴部2に突起を設け、一方、脚部3、首部4および尾部6に、その突起に嵌合 する嵌合穴を設けるようにしても良い。
【0012】 脚部3の根元は胴部2の穴21にきつく差し込まれ、必要ならば接着剤を介し て胴部2に固定される。この脚部3は可撓性パイプによって構成されている。つ まり、脚部3は、図5および図6に示すように、芯材30aがアルミ線で構成さ れ、その回りが軟質PVC(塩化ビニル樹脂)30bで被覆された構造となって いる。この場合の軟質PVCはインサート成形によって形成される。この脚部3 の先端には軟質PVCからなる鍔部31が形成されている。
【0013】 2つの前脚部3aの鍔部31にはそれぞれ駆動輪(車輪)32aが付設されて いる。この駆動輪32aは車輪支持枠33を介して前脚部3aに取り付けられて いる。すなわち、駆動輪32aを支持する車輪支持枠33は左右の2つのパーツ 33a,33aから構成され、この2つのパーツ33a,33aによって鍔部3 1上を挟持するようにして前脚部3aに取り付けられる。その結果、車輪支持枠 33ひいては駆動輪32aは前脚部3aを中心に回転も可能である。また、駆動 輪32a内には、図3に示すように、その駆動輪32aを駆動するプルバックぜ んまい34が設置されている。すなわち、駆動輪32a内には、一対の支持板3 5,35に挟持された状態でぜんまいボックス36が設置されている。一対の支 持板35,35の軸部37,37は駆動輪32aを貫通しており、この軸部37 ,37に螺合するねじ38,38によって車輪支持枠33に固定されている。ま た、駆動輪32aは前記軸部37,37の周りを回転するように構成されている 。なお、図5において、符号39は駆動輪32aに付設されたゴム輪を示してい る。
【0014】 プルバックぜんまい34を図3、図4および図7を用いて説明すれば、このプ ルバックぜんまい34は、駆動輪32aの内側に付設された歯車34aに噛合す る歯車34bを入力歯車としている。そして、このプルバックぜんまい34は、 走行玩具1を後ろへ引いた時に、図7(b)に示すように、入力歯車である歯車 34bの回転動力を、歯車34c,34d,34eを介して、歯車34fに伝達 し、その歯車34fと同じ軸に一端が係止されたトーションばね(ぜんまいばね )34gを巻き締めるようになっている。なお、このトーションばね34gの他 端は、ぜんまいボックス36内面の溝36aに係止されている。また、歯車34 eは長穴36bによってぜんまいボックス36に支持され、トーションばね34 gの巻き締めの時だけ、歯車34fに噛合するようになっている。一方、歯車3 4iは長穴36cによってぜんまいボックス36に支持され、トーションばね3 4gが緩む時だけ、歯車34hに噛合し、図7(c)に示すように、トーション ばね34gの動力は、歯車34h,34i,34j,34k,34d,34c, 34b,34aを介して、駆動輪32aに伝達される。その結果、駆動輪32a が回転駆動されて、走行玩具1が走行することになる。
【0015】 一方、2つの後脚部3bの鍔部31にはそれぞれ従動輪(車輪)32bが付設 されている。この従動輪32bは、図6に示すように、車輪支持枠80を介して 後脚部3bに取り付けられている。すなわち、従動輪32bを支持する車輪支持 枠80は左右の2つのパーツ80a,80aから構成され、この2つのパーツ8 0a,80aによって鍔部31上を挟持するようにして後脚部3bに取り付けら れる。
【0016】 首部4は、特に限定はされないが、脚部3と同じ可撓性パイプによって構成さ れている。この首部4の根元には鍔部40が設けられ、この鍔部40上を、胴部 2を構成する2つのパーツ30a,30aの穴21の部分で挟持した形で、首部 4は胴部2に取り付けられる。一方、首部4の先端は頭部5に差し込まれる。そ の際、必要ならば接着剤が用いられ、首部4の先端に頭部5が取り付けられる。 なお、首部4の先端に取り付けられる頭部5は重りとして機能する。特に、頭部 5を重りとしない場合であっても、走行中等に首部4は胴部2と共に揺れるが、 頭部5を重りとすれば、首部4はより揺れ易くなる。
【0017】 尾部6は、特に限定はされないが、脚部3と同じ可撓性パイプによって構成さ れている。この尾部6の根元は胴部2の穴21にきつく差し込まれ、必要ならば 接着剤を介して胴部2に固定される。尾部6の先端には重りとして機能する飾り 60が取り付けられている。この飾り60も2つのパーツ60a,60aから構 成され、尾部6の先端の鍔部61下を挟持した状態で取り付けられている。なお 、特に、飾り60を重りとしない場合であっても、走行中等に尾部6は胴部2と 共に揺れるが、飾り60を付ければ、尾部6はより揺れ易くなる。
【0018】 次に、このように構成された走行玩具1の遊び方について説明する。
【0019】 まず、脚部3、首部4または尾部6を自分のお気に入りのように手で曲げてポ ーズを作る。また、この際、車輪支持体31や80を脚部3に対して適宜回して も良い。次に、片手で胴部2を軽く握り、前脚部3a,3aを接地させたままで 、走行玩具1を後ろへ引く。すると、駆動輪32aに組み込まれたプルバックぜ んまい34がチャージされる。その後、胴部2から手を離すと、走行玩具1が独 りでに走行する。この走行玩具1においては、プルバックぜんまい34をチャー ジする際、あるいは走行させる際、脚部3の接地条件の相違や左右のプルバック ぜんまい34の蓄力の相違などによって、胴部2、首部4および尾部6が胴部2 と共に揺れる。また、車輪支持体31や30の向きによって走行玩具1を任意の 方向へ走らすことができる。
【0020】 このように構成された走行玩具1によれば下記のような効果を得ることができ る。
【0021】 走行玩具1の各部が可撓性パイプによって構成されているので、自由にポーズ を作ることができると共に、駆動車輪32aが設けられているので、走らせるこ とができ、しかも、走行中に、走行玩具1が揺れるので、動物本来の躍動感や生 命感を表現できることになる。
【0022】 以上、本考案者がなした考案の実施形態について説明したが、本考案は、かか る実施形態に限定はされず、本考案の要旨を変更しない範囲において種々の変更 が可能であることはいうまでもない。
【0023】 前記実施形態では、前脚部3aの方へ駆動輪32aを設けたが、後脚部3bの 方へ駆動輪32aを設けるようにしても良く、また、前脚部3aおよび後脚部3 bの双方に駆動輪32aを設けるようにしても良い。
【0024】 また、前記実施形態では、車輪を4つ設けたが、3つでも5つ以上設けても良 い。
【0025】 さらに、前記実施形態では、走行玩具1の例としてキリン玩具をあげたが、他 の種類の動物玩具、ロボット玩具あるいは走行玩具に本考案を適用可能であるこ とはいうまでもない。
【0026】
【考案の効果】
本考案に係る走行玩具によれば、走行玩具の脚部が可撓性パイプによって構成 されているので、自由にポーズを作ることができると共に、一部の脚部に駆動装 置によって駆動される駆動車輪が設けられているので、走らせることができ、し かも、走行中に、走行玩具の本体等が揺れるので、躍動感などを表現できること になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態による走行玩具の斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施形態による走行玩具の分解斜視図
である。
【図3】本考案の実施形態による走行玩具の駆動輪およ
びその周辺の分解斜視図である。
【図4】本考案の実施形態による走行玩具のプルバック
ぜんまいの分解斜視図である。
【図5】本考案の実施形態による走行玩具の駆動輪を正
面から見た場合の縦断面図である。
【図6】本考案の実施形態による走行玩具の従動輪を正
面から見た場合の縦断面図である。
【図7】本考案の実施形態による走行玩具のプルバック
ぜんまいの動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 走行玩具 2 胴部 3 脚部 4 首部 5 頭部 6 尾部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性パイプから構成される少なくとも
    3つの脚部を有し、その各脚部の先にはそれぞれ車輪が
    付設されると共に、前記車輪のうち一部の車輪には駆動
    装置が組み込まれていることを特徴とする走行玩具。
  2. 【請求項2】 4脚の動物玩具として構成され、この動
    物玩具の前脚部および後脚部は可撓性パイプから構成さ
    れ、その前脚部および後脚部の先にはそれぞれ車輪が付
    設されると共に、前記前脚部および前記後脚部のうちの
    少なくとも一方の車輪にはプルバックぜんまいが組み込
    まれていることを特徴とする走行玩具。
  3. 【請求項3】 首部を可撓性パイプから構成したことを
    特徴とする請求項2記載の走行玩具。
  4. 【請求項4】 尾部を可撓性パイプから構成したことを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の走行玩具。
JP1995011685U 1995-10-06 1995-10-06 走行玩具 Expired - Lifetime JP3023614U (ja)

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