JP3023266U - 髪止め具 - Google Patents

髪止め具

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JP3023266U
JP3023266U JP1995009624U JP962495U JP3023266U JP 3023266 U JP3023266 U JP 3023266U JP 1995009624 U JP1995009624 U JP 1995009624U JP 962495 U JP962495 U JP 962495U JP 3023266 U JP3023266 U JP 3023266U
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elastic
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JP1995009624U
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Inventor
勇 田畑
Original Assignee
株式会社メルヘン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い頭髪のカール状の捲き上げ操作が容易で
あると共に、捲き上げ中及び捲き上げ後にバラるおそ
れがなく、捲き上げ部の保形のために止めピンを用いる
必要もないといった至便性を備えた髪止め具を提供する
こと。 【解決手段】 本考案に係る髪止め具は、頭髪に対して
弾挾着及び解放が可能なクリップにより髪止め具本体1
を形成し、この髪止め具本体1の基端部1cに束髪用の
弾性紐2を輪状に取付けて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、長い頭髪の一部を束ねて多重のカール状に捲き上げ、その多重のカ ール状に捲き上げられた状態を確実に保持するために使用する髪止め具の改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
長髪は乱れ易く、特に頭部の両側部分の長髪は、強風若しくは動作により顔面 にまとい着くため、外観、感触が悪いことは勿論、他の動作を妨げて不測の事故 を発生する場合がある。これに対処するために、頭部両側の長髪を束ねるだけで なく、最近は、これを多重のカール状に捲き上げて整髪することがよく行なわれ ている。
【0003】 この多重のカール状に捲き上げて長髪をコンパクトに整えるために、従来は、 例えば弾撥性により表裏両面に反転屈曲可能に形成され且つ長孔を備えた弾撥性 クリップ基枠と、該弾撥性クリップ基枠の基端部から上記長孔に対面して突設さ れた弾撥性挾着片とにより構成された、頭髪に対して弾挾着及び解放が可能なク リップを使用している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
而して、上記のクリップを用いて頭髪を多重のカール状に捲き上げて整髪を行 なう場合は、側頭部、その他の必要個所における所要量の頭髪を手で束ね、更に これを捻り束ねた後に多重のカール状に捲き上げ、該捲き上げ部を上記のクリッ プにより挾着しているが、手で束ねた頭髪が捲き上げ中にバラケ易いため、多重 のカール状の捲き上げ操作が非常に煩雑且つ困難であると共に、捲き上げた後も バラケ易いため、多重のカール状の捲き上げ部の周囲に複数本の止めピンを刺し 通して保形を計らなければならないといった問題があった。
【0005】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として開発されたもので、頭髪の 多重のカール状の捲き上げ操作が容易であると共に、捲き上げ中及び捲き上げ後 にバラけるおそれがなく、捲き上げ部の保形のために止めピンを用いる必要もな いといった至便性を備えた髪止め具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、頭髪に対し て弾挾着及び解放が可能なクリップにより髪止め具本体を形成し、この髪止め具 本体の基端部に束髪用の弾性紐を輪状に取付けて構成した髪止め具を提供するも のである。
【0007】 また、本考案は、上記のように構成した髪止め具において、髪止め具本体の基 端部に、弾性紐と共に頭飾リボンが取付けられている髪止め具、及び弾撥力によ り表裏両面に反転屈曲可能に形成され且つ長孔を備えた弾撥性クリップ基枠と、 該弾撥性クリップ基枠の基端部から上記長孔に対面して突設された挾着片とによ り髪止め具本体を構成した髪止め具、並びに二枚の挾着片の一端側を枢着し、該 枢着部に設けたバネにより上記二枚の挾着片を圧接させるようにバネ付勢させて 髪止め具本体を構成した髪止め具を夫々提供するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すれば、本考案に係る髪止 め具Cは、頭髪に対して弾挾着及び解放が可能なクリップより成る髪止め具本体 1と、束ねて捻回した長髪の先端部を結束するために用いる束髪用の弾性紐2と 、必要に応じて付設される頭飾リボン3とから構成されている。
【0009】 而して、上記髪止め具本体1は、頭髪Hを挾着するための加圧体1aと受圧体 1bとから成り、この加圧体1aと受圧体1bは基端部1cで連結されると共に 他端側は開放されていて、頭髪Hを挾着する際には、加圧体1aを受圧体1bに 反転弾着して両者により頭髪Hを弾挾着するものである。
【0010】 また、上記束髪用の弾性紐2は、髪止め具本体1の基端部1cに輪状に取付け られた被覆ゴム紐から構成されており、必要に応じて付設される頭飾リボン3は 、弾性紐2と共に髪止め具本体1の基端部1cに設けられるものである。
【0011】 次に、上記のように構成された髪止め具Cは、例えば次の手順にしたがって使 用されるものである。 まづ、図3に示すように、側頭部における長い頭髪の所要量を手で束ねて捻回 し、その先端部分に輪状の弾性紐2を捲着して捻回された束髪H1がバラケ難い 状態とし、次に、束髪H1を先端側からカール状に捲き上げて多重のカール状束 髪H2を形成した後、図4に示すように、該多重のカール状束髪H2と地髪を髪止 め具本体1の加圧体1aと受圧体1bとで挾み込み、加圧体1aを受圧体1bに 反転弾着することにより該多重のカール状束髪H2を側頭部の所要個所に形設す るものである。
【0012】 上記の手作業において、捻回された束髪H1は弾性紐2により結束されてバラ ケ難いので、多重のカール状の捲き上げを容易確実に行なうことができ、また、 捲き上げられた多重のカール状束髪H2も、髪止め具本体1による弾挾着作用と 相俟ってバラケることなく、その美しいカール状の束髪形態を確実に保つことが できるものであり、このとき、髪止め具本体1の基端部1cに頭飾リボン3を付 設しておけば、髪飾り具としての効果を併わせ奏するものである。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明すれば、図1及び図2は本考 案の第1実施例を示しており、この実施例における髪止め具本体1は、鋼製薄板 から成る金属製素材の弾撥力により表裏両面に反転屈曲可能に形成され且つ中央 部の長手方向に長孔1a2を備えた弾撥性クリップ基枠1a1により形設された加 圧体1aと、該弾撥性クリップ基枠1a1の基端部1cから長孔1a2に対面させ て一体に突設した挾着片1b1から成る受圧体1bとにより構成されており、該 挾着片1b1には、中間部に山形の突起1b2を長孔1a2に向けて突設してある 。
【0014】 また、2は束髪用の弾性紐であって、この弾性紐2は、髪止め具本体1の基端 部1cに設けた通孔(図示せず)に被覆ゴム紐を挿通して輪状に結着されており 、この束髪用の弾性紐2を結着する際に、該弾性紐2を利用して蝶形の頭飾リボ ン3を髪止め具本体1の基端部1cに付設して髪止め具Cを構成したものである 。
【0015】 上記の第1実施例の使用状態は、考案の実施の形態の項でも説明したとおり、 まづ、図3に示すように、側頭部における長い頭髪の所要量を手で束ねて捻回し 、その先端部分に輪状の弾性紐2を捲着して捻回された束髪H1がバラケ難い状 態とし、次に、束髪H1を先端側からカール状に捲き上げて多重のカール状束髪 H2を形成した後、図2に示すように、弾撥性クリップ基枠1a1から成る加圧体 1aと挾着片1b1から成る受圧体1bとの間の開放間隔により多重のカール状 束髪H2と地髪Hを挾み込み、図1に示すように、弾撥性クリップ基枠1a1を反 転屈曲すれば、弾撥性基枠1a1と挾着片1b1は弾撥的に圧着されるので、図4 に示すように、該多重のカール状束髪H2と地髪は一体的に弾着されて多重のカ ール状束髪H2を側頭部の所要個所に形設できるものである。
【0016】 上記の手作業において、捻回された束髪H1は弾性紐2により結束されてバラ ケ難いので、多重のカール状の捲き上げを容易確実に行なうことができ、また、 捲き上げられた多重のカール状束髪H2も、髪止め具本体1による弾挾着作用と 相俟ってバラケることなく、その美しいカール状の束髪形態を確実に保つことが できるものであり、さらに、この実施例では、髪止め具本体1の基端部1cに頭 飾リボン3を付設したので、髪止め具の効果と共に髪飾り具としての効果を奏す るものである。
【0017】 さらに、この実施例にしたがえば、挾着片1b1の中間部に山形の突起1b2を 設けてあるので、カール状束髪H2の弾挾着を一層確実に行ない得るものであり 、また、弾撥性クリップ基枠1a1を前回と逆方向に反転屈曲すれば、該弾撥性 クリップ基枠1a1と挾着片1b1は、図2に示すように離隔されるので、カール 状束髪H2に対する弾挾着状態を簡便に解放できるものである。
【0018】 図5は、本考案の第2実施例を略示しており、この実施例では、上面を緩曲線 状に膨出した二枚のプラスチック製の挾着片1a3、1b3を一端部において枢着 すると共に、該枢着部1c1にコイルバネSを設けて、常態では、該コイルバネ Sにより二枚の挾着片1a3、1b3が圧接するようにバネ付勢させた髪止め具本 体1を構成し、上方の挾着片1a3の下面に多数の髪止め歯1a4を突設して加圧 体1aを構成すると共に、下方の挾着片1a3により受圧体1bを構成したもの である。
【0019】 また、この実施例では、枢着部1c1における上方の加圧体1aに被覆ゴム紐 から成る束髪用の弾性紐2を輪状に結着してあり、この実施例の使用状態及び作 用、効果は、第1実施例の場合と殆んど変らないが、髪止め具本体1が装飾性を 備えているため、頭飾リボン3を付設していない点において第1実施例と相違し ている。
【0020】 以上、本考案の主要な実施例について詳述したが、本考案は上記実施例に限定 されるものではなく、考案の目的を達成でき且つ考案の要旨を逸脱しない範囲内 で、種々の設計変更が可能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、頭髪に対して弾挾着及び解放が可能なクリップにより髪止め具本体 を形成し、この髪止め具本体の基端部に束髪用の弾性紐を輪状に取付けて構成し た髪止め具に係り、上記のようにして使用するものであるから、次の効果を奏す る。
【0022】 (1) 束ねて捻回された束髪は弾性紐により結束されてバラケ難いので、従 来困難であった多重のカール状の捲き上げを容易確実に行なうことができる。
【0023】 (2) 捲き上げられた多重のカール状束髪も、髪止め具本体による弾挾着作 用と相俟ってバラケることなく、その美しいカール状束髪形態を確実に保つこと ができる。
【0024】 (3) 従来の、この種の髪止め具本体の基端部に束髪用の弾性紐を輪状に取 付けるだけの簡単な手段により、上記の効果を達成できるので、極めて経済的で 安価に提供できる。
【提出日】平成7年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として開発されたもので、頭髪の 多重のカール状の捲き上げ操作が容易であると共に、捲き上げ中及び捲き上げ後 にバラるおそれがなく、捲き上げ部の保形のために止めピンを用いる必要もな いといった至便性を備えた髪止め具を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す正面図である。
【図2】髪止め具の弾着状態を解放した状態の斜視図で
ある。
【図3】髪止め具の使用状態の最初の手順を示す説明図
である。
【図4】多重のカール状束髪を形成した状態を示す説明
図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す簡略側面図である。
【符号の説明】
1 髪止め具本体 1a 加圧体 1a1 弾撥性クリップ基枠 1a2 長孔 1a3 挾着片 1a4 髪止め歯 1b 受圧体 1b1 挾着片 1b2 山形の突起 1b3 挾着片 1c 基端部 1c1 枢着部 2 束髪用の弾性紐 3 頭飾リボン C 髪止め具 H 頭髪 H1 捻回された束髪 H2 多重のカール状束髪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭髪に対して弾挾着及び解放が可能なク
    リップにより髪止め具本体を形成し、この髪止め具本体
    の基端部に束髪用の弾性紐を輪状に取付けて構成した髪
    止め具。
  2. 【請求項2】 髪止め具本体の基端部に、弾性紐と共に
    頭飾リボンが取付けられている請求項1に記載の髪止め
    具。
  3. 【請求項3】 弾撥力により表裏両面に反転屈曲可能に
    形成され且つ長孔を備えた弾撥性クリップ基枠と、該弾
    撥性クリップ基枠の基端部から上記長孔に対面して突設
    された挾着片とにより髪止め具本体を構成した請求項1
    または2に記載の髪止め具。
  4. 【請求項4】 二枚の挾着片の一端側を枢着し、該枢着
    部に設けたバネにより上記二枚の挾着片を圧接させるよ
    うにバネ付勢させて髪止め具本体を構成した請求項1ま
    たは2に記載の髪止め具。
JP1995009624U 1995-08-18 1995-08-18 髪止め具 Expired - Lifetime JP3023266U (ja)

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