JP3023265U - 定点観測による、折りたたみ回転式地図判読器 - Google Patents

定点観測による、折りたたみ回転式地図判読器

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JP3023265U
JP3023265U JP1995009754U JP975495U JP3023265U JP 3023265 U JP3023265 U JP 3023265U JP 1995009754 U JP1995009754 U JP 1995009754U JP 975495 U JP975495 U JP 975495U JP 3023265 U JP3023265 U JP 3023265U
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JP1995009754U
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Inventor
信明 西川
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信明 西川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図における判読方法を、単に一方向から見
つめ判読するのではなく、定まった一つの地点より全方
向の地理状況を知ろうとするものである。これにより、
より正確な地形と方角を知り、また新しい地図の見方を
開こうとするものである。また携帯に便利なように、B
5判以下の地図用に作られている。 【構成】 縦幅280mm、横幅387mm、厚さ5m
mの3つに折りたためる木製の板、それに共なう厚さ2
mm、四隅に40mm×40mmの三角の切りおとしの
ある縦横とも180mmの板1つ、そして回転カスター
の部品2点、−直径が144mmで幅が8mmの合成樹
脂製の丸い輪に、直径が5.5mmほどの鉄製のボール
が等間隔に5つついているボール ベアリング本体とに
ぎりのついている直径が157mmの軸受−を使い、地
図をはさむのに透明なアクリル樹脂の板、−厚さ3m
m、幅20mm、長さ288mm−を一対と、それをと
めるサイズ16の輪ゴム4つ、そしてそれに必要なビニ
ールのコーティングのある太さ2mm、長さ73mmと
して2つの釘にとめる針金4つとから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案における新しい地図の判読方法とその器具により、より正しい地形と方 向が得られる。また目的とする場所へ、人もしくは自動車などの交通手段による 機械をより安全に正確に移動出来る。
【0002】
【従来の技術】
従来は本考案のような判読方法における器具は存在していない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
新しい地図の判読方法とその器具により、地図の見方をより正確に、また目的 とする場所へ人もしくは自動車などの交通手段による機械の移動を、より正確に 安全にしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
B5判としてよく市販されている地図帳を、回転のついた台の上に必要に応じ 固定させ、台を指で回す器具を使用することにより、定点観測地点より地形方角 が正確に判読でき、目的は達成された。
【0005】
【作用】
地図が定点観測地点より回転することにより、全方位の地形方向が進行方向に 対し、正確な状態として脳裏に理解できる。また地図における新しい判読方法と して、地図の見方の未来を開くものである。
【0006】
【実施例】
実施例について、図面を参照して説明する。 図1は従来の地図の見方であり、単に地図帳を開き、正面の一方向から見つめ 、判読していたのにすぎない。このため、例えば市内地などに行こうとするとき 、曲り角が多く、脳裏に漠然とした道しか記憶できず、またよく道をまちがえた りすることがある。
【0007】 これにくらべて図2は、本考案の判読器を使い、地図を見ているところであり 、この方法により、目的地までの道の状態がより正確に判読でき、脳裏に記憶で きる。
【0008】 この器具の作り方であるが、よく市販されている卓上カスター、その中でも回 転カスターのボール ベアリング本体と軸受の2点を利用するもので、−図3− 横幅387mm、縦幅280mm、厚さ5mmの長方形の木製の板に、その中心 に太さ5mm、長さ15mmのナベネジを挿入し、この本体を回転させるために 、その下に直径144mmで幅が8mm、厚さ1mmの合成樹脂製の輪について いる、上下小さい穴のあいている小さい5つの袋状の中に、直径が5.5mm程 の鉄製のボールがそれぞれ5つ等間隔に入っているボール ベアリング本体、そ の下に、そのボール ベアリング本体を回りに受ける溝があり、中心に直径4. 8mm又は作業をやりやすくするための5.5mmの丸い穴のある、直径が15 7mmの軸受、そしてその下に本来使われるチョウネジのかわりに、長さ110 mm、縦幅10mm、横幅10mm、その中心に深さ2mm、その中心より2分 する、長さの幅17mmの切りこみのある木材を、さらにその中心に深さ3mm くらい、直径が4.8mmの丸い穴をあけ、上から挿入されているナベネジを受 け止め、その両側を接着剤で、軸受の裏側のネジの補強とされる中心のでっぱり を、木材の切りこみではずしながらその軸受にしっかりとつけ、固定してにぎり とする。−図4。これは合成樹脂でつくる場合、軸受とにぎりは一体化したもの がよい。
【0009】 また、板の厚さが5mmなので、ナベネジの頭がでない程度に、ナベネジの頭 の径8mmをいくらか出た穴と、ナベネジのネジ部の径5mmをいくらかでた5 .5mmの穴を段差ができるようにあければよいのであるが、作業を簡単にする ため、この場合は本体の板に10mmの穴を貫通させ、ついで縦幅、横幅とも1 80mm四隅に40mm×40mmの三角の切り落としのある厚さ2mmの板を 、本体とボール ベアリング本体の間にいれる。この板は中心にナベネジが通る ように5.5mmの穴をあけ、本体に接着する。−図5。
【0010】 作業は前後になるが、本体を図6に示すように3つに切り落とし、AとBを蝶 番薄口31mmを、D,Eの順に、本体上部の端から下に向かい45mmのとこ ろにD、本体下部の端から上に向かい45mmのところにE、同様にBとCを、 本体上部の端から下に向かい45mmのところにF、本体下部の端から上に向か いGをとりつける。この場合、AとCがBの上に折りたためるようにとりつける 。またBに対してAとCが水平になるように蝶番のとりつけには気を使うこと。
【0011】 つづいてAの部分の上下に、長さ25mm、太さ1.6mmの釘を図7に示す ように打ちこむ。この釘の頭出しは、Aの上下の端より釘の頂部まで5mmのと ころとする。同様にCの部分を、Aと対になるように釘を打ちこむ。この釘をA −1,A−2、A−3,A−4、C−1,C−2、C−3,C−4とする。−図 8。
【0012】 そのあと図8に示すように、A−1とA−2、A−3とA−4、C−1とC− 2、C−3とC−4を、太さ2mmのビニールのコーティングのある針金で結ぶ 。この針金は釘の頭の際にすべてとりつける。−図9。またこの針金が落ちない ように、それぞれの釘にストッパーがいるが、この場合、接着剤をもりつけ、代 用にした。
【0013】 その後図10に示すように、すでに切りとりのある、厚さ3mm、長さ288 mm、幅20mmの透明なアクリル樹脂の板(H,I)を、その上下の端よりそ れぞれ上と下に、3.5mmの奥行のところと、横幅の中心の交叉点のところに 3mmの穴を一ヵ所あけ、サイズ16の輪ゴムを、ビニール針金線とアクリル樹 脂の穴を、図11に示すように通して、ひっかけ具J,K,L,Mにそれぞれそ の一端をひっかける。ひっかけ具はL型の小型のものがよいが、あまりないので この場合、長さ13mm、太さ2.4mmのサラ木ネジを使用、ひっかけ具の頭 出しは面とサラ木ネジの頂部の高さ3mmとする。なおこのひっかけ具の位置は 本体A,Cの裏面において、それぞれの上下部の端から50mm、内側の端より 双方とも横に44.5mmのところである。当然釘の出たところは削りとる。
【0014】 また本体は内側に両開きとなるため、ぐらつかないように、図12に示すよう に、本体をとじた時、右側Cの中央より左側の位置に、AとCが止まるようにく の字型の止め具をとりつける。
【0015】 以上が本考案における器具の作り方の説明であるが、このようにしてできた本 体に、合成樹脂製なら顔料で、木製ならば防水を兼ねペイントで色付けし、そう して完成した本体に、地図帳の開いた左右を、アクリル樹脂の板の下にはさみ、 −これは適量−にぎりを手でささえ、もう片方の手で必要に本体を回転させ、目 的とする場所への道の移動とその両脇の地形を正確に判読しようとするものであ る。−図13。もちろんこの器具を平らな所におき、使うこともできる。
【0016】 地図帳のアクリル樹脂の板にさしこむやり方は、左側だけ数枚さし、右側をす べて見開きページにするとか、厚い地図帳の場合、左右ページが定まらないとき 、左右をアクリル樹脂の板にさすとか、小さい地図の場合、一方だけさし、片方 を折りたたんで使うとか、−アクリル樹脂の板はビニール針金部の距離だけ動く −その地図の種類と目的に応じた使い方をすればよい。
【0017】 本考案の器具はB5判以下の地図に適用のため、これ以上のものは、動力源と して手動もしくは機械によるものとする。また小型のものでも機械による動力を 使用し、現在位置も表示できるようにしたものも、将来は望ましいものである。 また、こうして台の上にのせてある地図を回転させることにより、定点観測地点 より全方位の地形と方向が、より正確に知り得ることができるのである。
【0018】
【考案の効果】 本考案は上記のとおり構成されているので、地図の判読方法がより正確に知る ことができ、また人もしくは自動車などの交通手段による機械の移動がより安全 に、目的地まで可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の地図の判読方法
【図2】出願における新しい地図の判読方法
【図3】回転カスターの部品と本考案の部品の説明図
【図4】軸受の裏側におけるにぎりのとりつけ方の図
【図5】本体における本体とナベネジをささえ通すため
の板
【図6】3つに分解される本体の図と4つの蝶番のとり
つけ位置
【図7】本体AとCの、ビニール針金線をとめるための
釘の打ち方と位置の図
【図8】本体AとCにおける、ビニール針金線のとめ方
の図
【図9】本体AとCにおける釘の頭出しの図
【図10】本体AとCにおける透明なアクリル樹脂の板
のとりつけ位置の図
【図11】アクリル樹脂の板とビニール針金線を、サイ
ズ16の輪ゴムで結ぶ方法とそのひっかけの図
【図12】本体をとじたときにおける、くの字型の止め
具の位置図
【図13】完成した本体と地図をのせての見方の図
【符号の説明】
A 図6における本体の左側の部分 B 図6における本体の中心の部分 C 図6における本体の右側の部分 D 図6における本体のBとAをつなぐ上部の蝶番 E 図6における本体のBとAをつなぐ下部の蝶番 F 図6における本体のBとCをつなぐ上部の蝶番 G 図6における本体のBとCをつなぐ下部の蝶番 H 図10における本体Aに使用される透明なアクリル
樹脂の板 I 図10における本体Cに使用される透明なアクリル
樹脂の板 J 図11における本体Aの裏側の上部に使用される輪
ゴムの止め具 K 図11における本体Aの裏側の下部に使用される輪
ゴムの止め具 L 図11における本体Cの裏側の上部に使用される輪
ゴムの止め具 M 図11における本体Cの裏側の下部に使用される輪
ゴムの止め具 N 図12における本体AとCをとじたときの、Cの中
央より左側に使用されるくの字型の止め具 A−1 図8における本体Aに使用される上部左側の釘 A−2 図8における本体Aに使用される上部右側の釘 A−3 図8における本体Aに使用される下部左側の釘 A−4 図8における本体Aに使用される下部右側の釘 C−1 図8における本体Cに使用される上部右側の釘 C−2 図8における本体Cに使用される上部左側の釘 C−3 図8における本体Cに使用される下部右側の釘 C−4 図8における本体Cに使用される下部左側の釘
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図の判読において、定点観測からすべ
    ての方角又は任意の方角の判読を可能とさせるため、地
    図の着脱可能な3つに折りたためる台と、それを回転さ
    せるのに必要な大きさをもつボール ベアリング本体、
    それらを中心に重ね受ける、にぎりのついている軸受
    と、それらを中心に結合させる1つのネジとより構成さ
    れる、回転させる動力を手動による、主にB5判の地図
    用に作られている器具。
JP1995009754U 1995-08-10 1995-08-10 定点観測による、折りたたみ回転式地図判読器 Expired - Lifetime JP3023265U (ja)

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Family

ID=43158542

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5072723A (ja) * 1973-11-01 1975-06-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5072723A (ja) * 1973-11-01 1975-06-16

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