JP3023213U - スラックス - Google Patents
スラックスInfo
- Publication number
- JP3023213U JP3023213U JP1994016073U JP1607394U JP3023213U JP 3023213 U JP3023213 U JP 3023213U JP 1994016073 U JP1994016073 U JP 1994016073U JP 1607394 U JP1607394 U JP 1607394U JP 3023213 U JP3023213 U JP 3023213U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- slacks
- fastener
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 収納した大型札入れ等がポケット開口部から
突出による盗難、紛失を防止し、かつ外観装飾性を備え
たヒップポケットを形成したスラックスに係る。 【構成】 スラックスの後身頃にヒップポケットを設
け、該ポケットの袋部をウエスト帯部迄達せしめ、開口
部をポケット袋部の上端より所望範囲下方に位置せしめ
ると共に、前記開口部の内側にファスナ−具を縫着し取
付けた構成とする。 【効果】 大型札入れ等をファスナ−具を開閉し簡単に
収納でき、盗難、紛失等を防止することができる。ま
た、該袋部をウエスト帯部迄達せしめている為、ポケッ
トの取付けが強固でスラックスの着用上も好適であり、
さらにポケットの開口部に取付けたファスナ−具は外部
より視認し難い隠蘇状態とし外観上も装飾効果を期待で
きる。
突出による盗難、紛失を防止し、かつ外観装飾性を備え
たヒップポケットを形成したスラックスに係る。 【構成】 スラックスの後身頃にヒップポケットを設
け、該ポケットの袋部をウエスト帯部迄達せしめ、開口
部をポケット袋部の上端より所望範囲下方に位置せしめ
ると共に、前記開口部の内側にファスナ−具を縫着し取
付けた構成とする。 【効果】 大型札入れ等をファスナ−具を開閉し簡単に
収納でき、盗難、紛失等を防止することができる。ま
た、該袋部をウエスト帯部迄達せしめている為、ポケッ
トの取付けが強固でスラックスの着用上も好適であり、
さらにポケットの開口部に取付けたファスナ−具は外部
より視認し難い隠蘇状態とし外観上も装飾効果を期待で
きる。
Description
【0001】
本考案はスラックスに関し、特にそのヒップポケット部の改良に係り、ヒップ ポケットに収納した大型札入れ等が開口部から突出による盗難、紛失の防止、並 びにスラックス着用時においてファスナ−具を隠蘇状態とした構成に係る。
【0002】
従来、スラックスに形成されたヒップポケットに大型の札入れ等を収納した場 合には、札入れの上部がポケットから突出するので盗難、紛失等の事故に合うこ とが多かった。このため、たとえば出願人も後身頃のヒップポケットの内空部を ウエスト帯部にまで達せしめ、該開口部をポケット内空部の上端より下方に位置 せしめたポケットを形成したスラックスを提案している。
【0003】
しかしながら、上記のような構成においては、スラックスの着用時、特に椅子 に座ったり階段登り等の曲げ姿勢において、該開口部で下玉縁部が垂れ曲がり状 態となり易く、その場合には下玉縁部が湾曲状に下垂れの開口状態がみられる。 また立姿勢で歩行の際にも、着用時での臀部の弧状形態の存在と併せ、前記下垂 れの開口状態は回復することなく残っており、該ポケット開口部の特に下玉縁部 では中央部分が垂れ下がった湾曲状の開口状態が外観視認上も不体裁であった。 この為該ポケット開口部にボタン等を取り付けることもできるが、本考案に係る ポケット内空部をウエスト帯部迄達せしめたスラックスのヒップポケットでは、 外観上も見栄えが劣るといった難点があった。 本考案は、後身頃にヒップポケットが形成されたスラックスにおいて、該ポケ ットの袋部をウエスト帯部にまで達せしめ、開口部をポケット袋部の上端より所 望範囲下方に位置せしめると共に、前記開口部の内側の位置にファスナ−具を縫 着し取付けたことを特徴とするスラックスを提供するものである。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案のスラックスにおいては、ヒップポケット の開口部の内側の位置にファスナ−具を縫着し取付けるものである。上記ファス ナ−具を装着する位置及び構成は、該開口部の適当な箇所とすることが可能であ るが、特にスラックスの体裁及び外観上もファスナ−具そのものが開口部で外部 より視認され難いクリアランスの少ない実質的に隠蘇状態とした位置及び構成と して縫着し取り付けることが効果的である。
【0005】
上記のように構成されたスラックスのヒップポケットでは、大型札入れ等をフ ァスナ−具を開閉して袋部に簡単に収納でき、札入れ等が一部突出して抜き取ら られるような危険を防止し、またスラックスを逆さに吊るすか振っても札入れ等 がポケットから脱落しないように働く。 また、本考案のスラックスでは、後身頃のヒップポケットの袋部をウエスト帯 部に迄達せしめている為、ポケットの取付けが弛むことなく強固に取り付けるこ とができるように働く。 さらに、該ファスナ−具を上口布並びに下玉縁部にそれぞれ縫着し架橋状に取 付ける為、ポケットの開口部はその内側に位置する該ファスナ−具の閉じ状態に 追随し、開口部での下垂れ開きのごとき不体裁を解消するように働く。 また、ヒップポケットの開口部に縫着したファスナ−具は外部より視認し難く クリアランスが少ない隠蘇状態とし、スラックスの外観上も装飾効果を期待でき るように働く。
【0006】
以下本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案のスラックスの一例の一部切欠側面図、図2は同上要部のA−A 線拡大縦断面図であり、1はスラックス本体、2は後身頃、3はその後身頃2に 形成されたヒップポケット、4はポケットの袋布、5はポケットの袋部であり、 該袋部5の上端はウエスト帯部6に迄達している。そして、該ポケット3の開口 部7は袋部5の上端より数cm下ったところに形成されている。 図3はポケット開口部の部分拡大側面図、図4はポケット開口部の部分拡大断 面説明図であり、前記ポケット3の開口部7では、口玉縁部8および上口布9は 内容物を出し入れる該開口部7に相対峙し、さらに開口部7の上側の後身頃2に 縫着された上口布9、並びに下側の後身頃2に縫着された口玉縁部8のそれぞれ ポケットの袋部5に面する内側の位置にチャック開閉具11を備えたファスナ− 具10が上口布9及び口玉縁部8に跨がって架橋状に縫着し取り付けられた構成 となっている。 そして、着用者が例えば袋部5に収納した札入れ17を取り出す際には、ポケ ット3の開口部7に手を挿し込み、まず前記ファスナ−具10のチャック開閉具 11を指で摘んで開け、次に手を挿し込み、さらに手を上に向けるとポケットの 開口部7の上方にも下方の袋部5に続く袋部が形成されているため、大型の札入 れやパスポ−ト等を取り出しできる構成となっている。 さらに、本考案において、前記口玉縁部8及び上口布9の間に取り付け縫着し たファスナ−具10は袋部5に収納した札入れ等の取り出しに妨げのない限り、 開口部7において口玉縁部8および上口布9の突き合わせにより外観上も外部よ り視認し難く該ファスナ−具10を隠蘇状態とする実質的にクリアランスの少な い構成とすることが好ましい。 なお図中、12は向当布、13はウエスト帯部のベルト挿通環、14はウエス ト帯部の芯、15はウエスト帯部の裏当地、16は前ポケット開口部である。
【0007】
以上説明したように、本考案のスラックスは、上述のとおり構成されているの で、次に記載する効果を奏する。 本考案のスラックスは着用時、ヒップポケットに大型札入れ等をファスナ−具 を開閉して袋部に簡単に収納でき、ポケットから札入れ等が一部突出して抜き取 られるような盗難或いは紛失等の危険を完全に防止することができる。また、ハ ンガ−に逆さに吊るすか振っても札入れ等がポケットから脱落することがない。 さらに、本考案のスラックスでは、後身頃のヒップポケットの袋部をウエスト 帯部に迄達せしめている為、ポケットの取付けが弛むことなく強固に取り付ける ことができ使用上好適である。 また本考案のスラックスでは、ヒップポケットの開口部に縫着したファスナ− 具は外部より視認し難くクリアランスを少なく隠蘇状態としており、スラックス の体裁及び外観上も装飾効果を期待できる。
【図1】本考案のスラックスの一例の一部切欠側面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線拡大縦断面図である。
【図3】ポケット開口部の部分拡大側面図である。
【図4】ポケット開口部の部分拡大断面説明図である。
【符号の説明】 1 スラックス本体 2 後身頃 3 ヒップポケット 4 袋布 5 袋部 6 ウエスト帯部 7 開口部 8 口玉縁部 9 上口布 10 ファスナ−具 11 チャック開閉具 12 向当布 13 ベルト挿通環 14 芯 15 裏当布 16 前ポケット開口部 17 札入れ
Claims (2)
- 【請求項1】 後身頃にヒップポケットが形成されたス
ラックスにおいて、該ポケットの袋部をウエスト帯部に
まで達せしめ、開口部をポケット袋部の上端より所望範
囲下方に位置せしめると共に、前記開口部の内側の位置
にファスナ−具を縫着し取付けたことを特徴とするスラ
ックス。 - 【請求項2】 前記ファスナ−具を実質的にポケット開
口部のクリアランスの少ない隠蘇状態として取付けたこ
とを特徴とする請求項1記載のスラックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016073U JP3023213U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | スラックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016073U JP3023213U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | スラックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023213U true JP3023213U (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=43158493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016073U Expired - Lifetime JP3023213U (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | スラックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023213U (ja) |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP1994016073U patent/JP3023213U/ja not_active Expired - Lifetime
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