JP3023113U - ポリオレフィン製包装用袋 - Google Patents
ポリオレフィン製包装用袋Info
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- JP3023113U JP3023113U JP1995010997U JP1099795U JP3023113U JP 3023113 U JP3023113 U JP 3023113U JP 1995010997 U JP1995010997 U JP 1995010997U JP 1099795 U JP1099795 U JP 1099795U JP 3023113 U JP3023113 U JP 3023113U
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- Japan
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- packaging bag
- polyolefin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横積みして積み上げたとき、側面中心部に、
内容を表す図柄および/または文字の印刷されたポリオ
レフィン製包装用袋を提供する。 【解決手段】 裏面に縦方向の接合線を有し、上部がシ
ールされ、上部耳部に吊り下げ用穴が設けられ、かつ表
裏両面に連続するまたは連続しない図柄および/または
文字が印刷されたインフレーション法により製造したポ
リオレフィンフィルムの単層または多層からなる包装用
袋であって、充填包装して横積みしたとき、側面中心部
に、印刷された図柄および/または文字の一部が表示さ
れ、かつ該ポリオレフィンフィルムが透明または半透明
な場合に内容物が視認できるポリオレフィン製包装用
袋。
内容を表す図柄および/または文字の印刷されたポリオ
レフィン製包装用袋を提供する。 【解決手段】 裏面に縦方向の接合線を有し、上部がシ
ールされ、上部耳部に吊り下げ用穴が設けられ、かつ表
裏両面に連続するまたは連続しない図柄および/または
文字が印刷されたインフレーション法により製造したポ
リオレフィンフィルムの単層または多層からなる包装用
袋であって、充填包装して横積みしたとき、側面中心部
に、印刷された図柄および/または文字の一部が表示さ
れ、かつ該ポリオレフィンフィルムが透明または半透明
な場合に内容物が視認できるポリオレフィン製包装用
袋。
Description
【0001】
本考案は、ポリオレフィン製の包装用袋に関し、さらに詳しくは、内容物を充 填して横積みしたときに、側面中心部に、商品名、内容物などを表わす図柄およ び/または文字が側面から確認できるように印刷され、かつ内容物自体も視認で きるようになされた、米、麦、豆類などの穀物や肥料などの充填に適した、イン フレーション法で製造されるポリオレフィンフィルムの単層または多層からなる 包装用袋に関する。
【0002】
従来から、プラスチックフィルムをベースとした包装材料は、その透明性、耐 熱性、耐水性、ガスバリヤー性などの特徴を生かして、軽包装・重包装ともに多 用されている。これに使用するプラスチックフィルムには、ポリエチレン、ポリ プロピレン、塩化ビニル軽樹脂などの、延伸フィルムやこれらの延伸フィルムに 様々な素材をラミネートした複合フィルムが使用されている。そのため、性能も さることながら、コスト面でのネックが常に存在している。
【0003】 一方、軽量物の包装用袋には、延伸フィルムに比較して強度的には劣るものの 、リングダイを使用するインフレーション法によるチューブ状フィルムが、上部 または下部をシールするだけで袋を製造でき、低価格であることから多用されて いる。近年では、インフレーション法で製造したフィルムでも、ある程度の延伸 を掛けられるようになり、強度が大幅に改善されてきている。
【0004】 これらの包装用袋の表裏両面には、通常、商品名、内容物、製造所、販売元な どを表示する図柄および文字が印刷されており、そしてこれらの印刷には多色刷 りが採用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、袋を横積みしたとき、側面から図柄や文字が確認できるように印刷 するには、フィルムのチューブ加工前の段階で印刷を行う必要がある。フィルム のチューブ加工後やインフレーション法によるフィルムのようにフィルム加工時 に、既にチューブ状のフィルムでは、表面と裏面の印刷と同時に行うため、版の 数、機械装置にコストアップ要因をもたらす。また、印刷範囲の周辺に余裕を持 たせる必要があるため、側面への印刷ができず、側面から完全に商品名などを確 認することが困難である。また、表裏両面の印刷を別個に行うため印刷費が高価 となり、フィルムが安価であってもそれが相殺されてしまっている。
【0006】 本考案は、側面から完全に商品名などを確認可能な、側面に図柄および/また は文字の印刷され、併せて内容物の側面からの視認も可能な、インフレーション 法によるポリオレフィンフィルムの単層または多層からなる、比較的に重量物を も充填可能な包装用袋を提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、裏面に縦方向の接合線を有し、上部がシールされ、上部耳部に吊り 下げ用穴が設けられ、かつ表裏両面に連続するまたは連続しない図柄および/ま たは文字が印刷されたインフレーション法により製造したポリオレフィンフィル ムの単層または多層からなる包装用袋であって、充填包装して横積みしたとき、 側面中心部に、印刷された図柄および/または文字の一部が表示され、かつ内容 物が視認できることを特徴とするポリオレフィン製包装用袋である。 ここで、ポリオレフィンフィルムの素材としては、ポリエチレン、ポリプロピ レン、ポリエチレン−プロピレン共重合体などが挙げられるが、インフレーショ ン法に好適なポリエチレンが好ましい。
【0008】
本考案のポリオレフィン製包装用袋を添付図面により説明する。 図1は、本考案の物品を充填前の包装用袋の裏面を、図2は本考案に物品を充 填した包装用袋を横積みした形態を示す。
【0009】 図1において、包装用袋1の上部は、シール2され、上部耳3には吊り下げ用 穴4が設けられている。吊り下げ用穴4の大きさおよび形状については特に制限 はなく、例えば、手で吊り下げるやや大型の袋では横長の手の入る大きさの穴、 また、比較的小型で軽量物を充填する袋で、商品の陳列棒に吊り下げるものでは 、陳列棒が入る程度の円形の穴とすることができる。上部耳3の幅は、吊り下げ 用穴4の大きさおよび形状により適宜きめることができる。
【0010】 包装用袋1の裏面bには、縦方向に接合線5があり、接合線5の両側の未印刷 部6を除いて、側面中心部cを介して表面aに連続するまたは連続しない図柄お よび/または文字7がほぼ全面に印刷可能となる。
【0011】 図2に示すように、本考案の包装用袋に物品を充填包装して横積みしたとき、 印刷された図柄および/または文字7は、側面中心部cで確認することができる 。また、透明または半透明生地を使用するときは、印刷面以外の部位において、 内容物の視認も可能である。 側面中心部cは、マチなしでもマチ付きであってもよい。 また、米、豆類などの穀類用の場合、ピンホールサイズの通気孔(図示せず) を設けることが好ましく、また、これに代えて通気処理を行った通気性フィルム を使用してもよい。
【0012】 本考案の包装用袋1は、以下の手順で製造することができる。 インフレーション装置を用いて、ポリオレフィン、この実施の形態では、ポリ エチレンをリングダイから押出してチューブ状フィルムとする。 次いで、チューブ状フィルムを縦方向に裁断して1枚のフィルとして、その片 面に所望の印刷を行う。 印刷したフィルムを再び折り畳み、端部を融着して接合してチューブ状フィル ムに戻す。 側面中心部cに印刷7の所望の部分がくるように接合部を裏面にずらし、所望 によりマチを折り込んで上部シール2加工および上部耳3の吊り下げ用穴4加工 ならびにミシン目加工を行って、裁断または連続的にロールに巻き取り、製品と する。
【0013】 上記の製造方法においては、袋1の接合線5の両側の未印刷部6を除いて、表 裏a,b両面および側面中心部cに連続したまたは連続しない任意の図柄および /または文字7の印刷を1工程で行うことができるので、製造コスト上、有利で ある。
【0014】
本考案の包装用袋は、物品を充填包装して横積みしたとき、側面中心部に、物 品の内容を表示する図柄および/または文字が表示され、かつフィルム生地が透 明または半透明な場合、内容物が視認可能であるため、商品を陳列する時比較的 大量に積み上げることができ、商品流通上大きな利点を有する。 また、本考案の包装用袋は、安価なポリオレフィンを使用し、上記の方法で製 造することにより、袋の表裏の印刷を1工程で行うことができるため、従来のイ ンフレーション法によるフィルムを用いた表裏の印刷を別個に行う包装用袋に比 較して、極めて合理的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装用袋の裏面の一実施態様を表わす
正面図である。
正面図である。
【図2】包装用袋に物品を充填包装して横積みした形態
を表わす斜視図である。
を表わす斜視図である。
1 袋本体 2 上部シール 3 上部耳 4 吊り下げ用穴 5 接合線 6 未印刷部 7 印刷された図柄および/または文字 a 袋の表面 b 袋の裏面 c 袋の側面中心部
Claims (3)
- 【請求項1】 裏面に縦方向の接合線を有し、上部がシ
ールされ、上部耳部に吊り下げ用穴が設けられ、かつ表
裏両面に連続するまたは連続しない図柄および/または
文字が印刷されたインフレーション法により製造したポ
リオレフィンフィルムの単層または多層からなる包装用
袋であって、充填包装して横積みしたとき、側面中心部
に、印刷された図柄および/または文字の一部が表示さ
れ、かつ該ポリオレフィンフィルムが透明または半透明
な場合に内容物が視認できることを特徴とするポリオレ
フィン製包装用袋。 - 【請求項2】 包装用袋がマチのない袋である請求項1
記載のポリオレフィン製包装用袋。 - 【請求項3】 包装用袋がマチ付きである請求項1記載
のポリオレフィン製包装用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010997U JP3023113U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | ポリオレフィン製包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010997U JP3023113U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | ポリオレフィン製包装用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023113U true JP3023113U (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=43158394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010997U Expired - Lifetime JP3023113U (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | ポリオレフィン製包装用袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023113U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015013665A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 花王株式会社 | 袋 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP1995010997U patent/JP3023113U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015013665A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 花王株式会社 | 袋 |
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