JP3022943B2 - 新規カルバマゼピンハプテン類似体 - Google Patents

新規カルバマゼピンハプテン類似体

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JP3022943B2
JP3022943B2 JP5193289A JP19328993A JP3022943B2 JP 3022943 B2 JP3022943 B2 JP 3022943B2 JP 5193289 A JP5193289 A JP 5193289A JP 19328993 A JP19328993 A JP 19328993A JP 3022943 B2 JP3022943 B2 JP 3022943B2
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propyl
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サルバトール ポンティセロ イグナツィオ
シンフ サイニ モーハン
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イーストマン コダック カンパニー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/94Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving narcotics or drugs or pharmaceuticals, neurotransmitters or associated receptors
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨床化学、詳細にはイ
ムノアッセイに関する。
【0002】
【従来の技術】自然の免疫学的反応を利用するイムノア
ッセイは、臨床化学において分析技術として広範に使用
されてきた。反応の特異性により、それらは、生物学的
流体中に非常に低濃度で存在する生物学的分析物を定量
する際に特に有利である。このような分析物(本明細書
ではリガンドと称される)には、例えば、抗原類、抗体
類、治療薬類、麻酔薬類、酵素類、ホルモン類及びタン
パク質類などが挙げられる。
【0003】競合結合イムノアッセイでは、免疫担当誘
導体およびリガンド類似体を含む標識リガンドが、一定
量の適当な結合性物質(本明細書ではレセプターと称さ
れる)との反応を目当てに未標識リガンドと競争状態に
おかれる。リガンドの未知濃度は、結合した又は未結合
(すなわち、遊離)の標識リガンドのどちらかの信号を
測定することから決定することができる。反応は以下の
ように進行する。
【0004】
【化3】
【0005】常用の標識としては、放射性標識、酵素、
発色団、蛍光団、安定なラジカル、酵素補因子、補酵
素、阻害剤及びアロステリック・エフェクターが挙げら
れる。前述のことと一致して、血清中のカルバマゼピン
についてのイムノアッセイは、固定化された抗体結合部
位を目当てにした酵素標識カルバマゼピン類似体と患者
血清中のカルバマゼピンとの間の競合に基づくことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】標識カルバマゼピン類
似体についての特別な要件としては、1)少なくとも70
〜90%の該類似体が過剰の固定化カルバマゼピン抗体に
より結合され得ること;2)固定化抗体に対する該類似
体の親和性が、一定量の該類似体とカルバマゼピンとの
競合が治療上適切な濃度範囲で生じるようなものである
こと;及び3)保存条件下における標識カルバマゼピン
類似体のその酵素標識の加水分解に対する安定性;が挙
げられる。カルバマゼピン誘導体に課せられる要件とし
ては、1)酵素標識との接合の後の、固定化抗体に対す
る誘導体の接近し易さ;2)カルバマゼピン抗体による
該類似体の特異的認識;3)直接の、又は酵素活性に悪
影響を及ぼさない条件下で酵素もしくは誘導体を活性化
した後での、該誘導体と酵素標識との十分な反応性;が
挙げられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構造:
【化2】 〔上式中、Rは水素又は炭素原子数1〜6の低級アルキ
ルを表し、R1 は1,4−ピペラジニレン、2,5−ジ
メチル−1,4−ピペラジニレン、1,3−イミダゾリ
ジニレン及び1,4−ヘキサヒドロジアゼピニレンより
選ばれた複素環式基を形成するのに十分な炭素原子数1
〜3のアルキレンであり、R2 ,R3 ,R4 及びR
5 は、各々独立して炭素原子数2〜10のアルキレン基、
又はフェニレン基を表し、R6 はエチレン又はo−フェ
ニレンであり、R7 は水素又はメチルであり、各Zは独
立して−O−,−S−又は−NR−を表し、ここでRは
水素又は炭素原子数1〜6の低級アルキルを表し、lは
0,1又は2であり、mは1又は2であり、nは0,1
又は2であり、そして (i) 末端カルボニル炭素原子間の連結鎖中に存在する原
子であって末端カルボニルの酸素原子と炭素原子を含む
原子の総数が8〜40であり、 (ii)括弧内成分、l、m及びnは任意の順序で存在する
ことができ、そして (iii) R2 ,R3 ,R4 及びR5 のうち1つだけがフェ
ニレンであることができる〕を有する新規カルバマゼピ
ン類似体を提供する。
【0008】
【具体的な態様】以下本明細書に提供される具体例は、
本発明の新規カルバマゼピン類似体の製造方法を具体的
に説明するものである。
【0009】例1 N−〔2−(3−スクシンイミドキシカルボニルプロピ
オニルオキシ)エチル〕カルバマゼピン
【0010】
【化4】
【0011】工程1:N−(2−ヒドロキシエチル)カ
ルバマゼピンの製造 トルエン( 250mL)中エタノールアミン( 6.1g, 0.1
モル)及び5−クロロカルボニル− 2,2′−イミノスチ
ルベン( 6.5g, 0.025モル)の混合物を4時間加熱還
流し、次いで周囲温度で16時間放置した。混合物にジク
ロロメタン( 500mL)を添加し、そして溶液を10%塩酸
( 100mL×2)で洗浄し、飽和重炭酸ナトリウム溶液
( 100mL)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液( 100m
L)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
そしてロータリー・エバポレーターで溶剤を除去した。
残渣にジクロロメタン(45mL)及び酢酸エチル(75mL)
を添加し、そして混合物をフリーザー(−16℃)に置い
た。固体を濾過した。
【0012】工程2:N−〔2−(3−カルボキシプロ
ピオニルオキシ)エチル〕カルバマゼピン クロロホルム(25mL)中、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)カルバマゼピン( 5.6g, 0.02モル)、無水琥珀酸
( 2.2g, 0.02モル)及びジメチルアミノピリジン(
2.4g, 0.02モル)の混合物を周囲温度で24時間攪拌し
た。ジクロロメタン( 400mL)を添加し、そして混合物
を10%塩酸溶液( 100mL×2)で洗浄し、飽和塩化ナト
リウム溶液( 100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過しそして溶剤を除去した。残渣にエチル
エーテル(25mL)及び石油エーテル(25mL)を添加し
た。試料をメタノールから再結晶した。
【0013】工程3:N−〔2−(3−スクシンイミド
キシカルボニルプロピオニルオキシ)エチル〕カルバマ
ゼピン クロロホルム(75mL)中、N−〔2−(3−カルボキシ
プロピオニルオキシ)エチル〕カルバマゼピン( 3.8
g, 0.01モル)、 N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド( 2.1g,0.01モル)及びN−ヒドロキシスクシン
イミド( 1.2g,0.01モル)の混合物を室温で20時間攪
拌した。混合物を濾過し、そして濾液を真空中ロータリ
ー・エバポレーターで濃縮すると、白色固体が得られ
た。C25H23N3O7についての分析計算値:C,62.89;H,
4.86;N, 8.80。実測値:C,60.74;H, 5.12;N, 8.
83。
【0014】例2 N−〔3−(3−スクシンイミドキシカルボニルプロピ
オンアミド)プロピル〕カルバマゼピン
【0015】
【化5】
【0016】工程1:N−〔3−(ベンジルオキシカル
ボニルアミノ)プロピル〕カルバマゼピン クロロホルム(75mL)中のN−ベンジルオキシカルボニ
ル− 1,3−プロパンジアミン( 8.0g, 0.04モル)及び
トリエチルアミン( 5.0g, 0.05モル)の混合物を、15
分間に渡ってクロロホルム( 200mL)中の5−クロロカ
ルボニル− 2,2′−イミノスチルベン( 7.6g,0.03モ
ル)に滴下添加した。次いで混合物を1時間加熱して還
流させ、そして周囲温度で16時間放置した。ジクロロメ
タン( 500mL)を添加し、そして混合物を10%塩酸( 1
00mL×2)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液( 100m
L)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
そして真空中ロータリー・エバポレーターで溶剤を除去
した。残渣に酢酸エチル(50mL)を添加し、そして溶液
をフリーザー中に2時間置き、そして濾過した。
【0017】工程2:N−(3−アミノプロピル)カル
バマゼピン臭化水素酸塩 N−〔3−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)プロピ
ル〕カルバマゼピン(13.2g, 0.03モル)及び30〜35%
臭化水素−酢酸溶液(70mL)を室温で1時間攪拌した。
次いでこの混合物をジエチルエーテル(3L)に注ぎ入
れ、そして生成する固体を新たなエーテル(1L×3)
で磨り潰した。固体を濾過した。
【0018】工程3:N−〔3−(3−カルボキシプロ
ピオンアミド)プロピル〕カルバマゼピン クロロホルム( 200mL)中、N−(3−アミノプロピ
ル)カルバマゼピン臭化水素酸塩( 7.5g,0.02モ
ル)、トリエチルアミン( 2.0g,0.02モル)及び無水
琥珀酸( 2.0g,0.02モル)の混合物を30分間50〜60℃
で加熱し、そして周囲温度で20時間放置した。ジクロロ
メタン( 500mL)を添加し、そして混合物を10%塩酸
( 100mL×2)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液( 1
00mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
しそして真空中ロータリー・エバポレーターで溶剤を除
去した。残渣にジクロロメタン( 100mL)及び石油エー
テル( 100mL)を添加し、そしてそれをフリーザーに一
晩置いた。固体を濾過した。
【0019】工程4:N−〔3−(3−スクシンイミド
キシカルボニルプロピオンアミド)プロピル〕カルバマ
ゼピン クロロホルム(80mL)中、N−〔3−(3−カルボキシ
プロピオンアミド)プロピル〕カルバマゼピン( 3.3
g, 0.01モル)、 N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド( 2.0g,0.01モル)及びN−ヒドロキシスクシン
イミド( 1.0g,0.01モル)の混合物を室温で20時間攪
拌した。混合物を濾過し、そして溶剤を真空中ロータリ
ー・エバポレーターで除去すると、 4.7gの生成物が得
られた。固体をジクロロメタン(20mL)に溶解し、濾過
し、そして溶剤を除去した。この処理を更に1回繰り返
すと、 3.0g(収率64%)の生成物が得られた。C26H26
N3O6についての分析計算値:C,65.54;H, 5.50;N,
8.82。実測値:C,62.38;H, 5.47;N,11.02。
【0020】例3 N−〔3−(4−スクシンイミドキシカルボニルブチル
アミド)プロピル〕カルバマゼピン
【0021】
【化6】
【0022】工程1:N−〔3−(4−カルボキシブチ
ルアミド)プロピル〕カルバマゼピン N−(3−アミノプロピル)カルバマゼピン臭化水素酸
塩( 4.8g, 0.0128モル)を、例2の工程3に記載の処
理方法により無水グルタル酸( 1.5g, 0.0128モル)、
トリエチルアミン( 1.4g, 0.014モル)で処理した。
【0023】工程2:N−〔3−(4−スクシンイミド
キシカルボニルブチルアミド)プロピル〕カルバマゼピ
ン N−〔3−(4−カルボキシブチルアミド)プロピル〕
カルバマゼピンを、例2の工程4に記載の方法によりN
−ヒドロキシスクシンイミドで処理すると生成物が得ら
れた。C27H28N4O6についての分析計算値:C,64.28;
H, 5.59;N,11.10。実測値:C,63.84;H, 5.72;
N,10.89。
【0024】例4 N−〔6−(4−スクシンイミドキシカルボニルブチル
アミド)ヘキシル〕カルバマゼピン
【0025】
【化7】
【0026】工程1:N−〔6−(ベンジルオキシカル
ボニルアミノ)ヘキシル〕カルバマゼピン N−ベンジルオキシカルボニル− 1,3−プロパンジアミ
ンの代わりにN−ベンジルオキシカルボニル− 1,6−ヘ
キサンジアミンを使用したことを除いて、この物質を例
2,工程1に概説した方法を用いて製造すると、生成物
11.0g(収率94%)が得られた。酢酸エチル/ペンタン
(1:1)から結晶化することにより純物質が得られ
た。
【0027】工程2:N−(6−アミノヘキシル)カル
バマゼピン臭化水素酸塩 N−〔3−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりにN−〔6−(ベンジルオ
キシカルボニルアミノ)ヘキシル〕カルバマゼピンを使
用したことを除いて、この物質を例2,工程2に概説し
た方法を用いて製造すると、生成物 8.5g(収率 100
%)が得られた。
【0028】工程3:N−〔6−(4−カルボキシブチ
ルアミド)ヘキシル〕カルバマゼピン N−(3−アミノプロピル)カルバマゼピン臭化水素酸
塩及び無水琥珀酸の代わりに、それぞれN−(6−アミ
ノヘキシル)カルバマゼピン臭化水素酸塩及び無水グル
タル酸を使用したことを除いて、この物質を例2,工程
3に概説した方法を用いて製造した。生成物をジクロロ
メタン/酢酸エチル(1:1)から結晶化した。
【0029】工程4:N−〔6−(4−スクシンイミド
キシカルボニルブチルアミド)ヘキシル〕カルバマゼピ
ン N−〔3−(3−カルボキシプロピオンアミド)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりにN−〔6−(4−カルボ
キシブチルアミド)ヘキシル〕カルバマゼピンを使用し
たことを除いて、この物質を例2,工程4に概説した方
法を用いて製造した。C30H34N4O6についての分析計算
値:C,65.92;H, 6.27;N,10.25。実測値:C,65.2
0;H, 6.19;N,10.02。
【0030】例5 5−〔4−(4−スクシンイミドキシカルボニルブチリ
ル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ〔b,
f〕アゼピン
【0031】
【化8】
【0032】工程1:5−〔4−(ベンジルオキシカル
ボニル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ
〔b,f〕アゼピン N−ベンジルオキシカルボニル− 1,3−プロパンジアミ
ンの代わりに1−ピペラジンカルボン酸ベンジルエステ
ルを使用したことを除いて、この物質を例2の工程1に
概説した方法を用いて製造した。化合物をエチルエーテ
ル(10mL)に溶解し、そして石油エーテルを曇点まで添
加した。混合物をフリーザー中に置き、次いで濾過する
と物質 9.3gが得られた。
【0033】工程2A:5−(ピペラジノカルボニル)
−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピン臭化水素酸塩 工程2B:5−〔4−(4−カルボキシブチリル)ピペ
ラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピ
ン 工程2のN−〔3−(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)プロピル〕カルバマゼピンの代わりに5−〔4−
(ベンジルオキシカルボニル)ピペラジノカルボニル〕
−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピンを使用して出発
し、従って工程2の生成物の代わりに5−(ピペラジノ
カルボニル)−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピン臭化
水素酸塩を生成し、そして工程3の方法では無水琥珀酸
の代わりに無水グルタル酸を使用したことを除いて、こ
れらの物質を例2の工程2及び3に概説した方法を用い
て製造した。残渣(2B)を酢酸エチル(10mL)及び石
油エーテル(2mL)から結晶化し、フリーザーに置き、
そして濾過するとこの酸が得られた。
【0034】工程3:5−〔4−(3−カルボキシプロ
ピオニル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ
〔b,f〕アゼピン 無水グルタル酸の代わりに無水琥珀酸を使用したことを
除いて、この物質を例4の工程2Bに概説した方法を用
いて製造した。試料をジクロロメタン/酢酸エチル
(1:1)から再結晶すると純物質が得られた。
【0035】工程4:5−〔4−(4−スクシンイミド
キシカルボニルブチリル)ピペラジノカルボニル〕−5
H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピン N−〔3−(3−カルボキシプロピオンアミド)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりに5−〔4−(カルボキシ
ブチリル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ
〔b,f〕アゼピンを使用したことを除いて、この物質
を例2,工程4に概説した方法を用いて製造すると、生
成物 4.6g(収率 100%)が得られた。この物質( 3.0
g)をシリカゲルを使ったクロマトグラフィーにかけ
た。C28H28N4O6についての分析計算値:C,65.09;H,
5.47;N,10.85。実測値:C,64.87;H, 5.99;N,10.
62。
【0036】例6 5−〔4−(3−スクシンイミドキシカルボニルプロピ
オニル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ
〔b,f〕アゼピン
【0037】
【化9】
【0038】N−〔3−(3−カルボキシプロピオンア
ミド)プロピル〕カルバマゼピンの代わりに5−〔4−
(3−カルボキシプロピオニル)ピペラジノカルボニ
ル〕−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピンを使用したこ
とを除いて、この物質を例2,工程4に概説した方法を
用いて製造した。試料をジクロロメタン(35mL)及び酢
酸エチル(8mL)から再結晶すると、 135〜140 ℃で融
解する物質が得られた。C27H26N4O6についての分析計算
値:C,64.33;H, 5.22;N,11.15。実測値:C,62.4
6;H, 5.29;N,10.82。
【0039】例7 N−(4−スクシンイミドキシカルボニルブチル)カル
バマゼピン
【0040】
【化10】
【0041】工程1:N−(4−メトキシカルボニルブ
チル)カルバマゼピン テトラヒドロフラン( 400mL)中、水素化ナトリウム
( 6.0g, 0.2モル,80%)及びカルバマゼピン(40.0
g, 0.17モル)の混合物に、30分間に亘ってテトラヒド
ロフラン( 100mL)中5−ブロモ吉草酸メチル(39.0
g, 0.19モル)を添加した。混合物を周囲温度で3日間
攪拌し、次いで濃塩酸( 100mL)を含有する氷中に注ぎ
入れた。水性溶液をジクロロメタン( 200×3)で抽出
し、そして合わせた有機溶液を飽和重炭酸ナトリウム溶
液( 200mL)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液( 200
mL)で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過しそして真空中ロータリー・エバポレーターで溶剤
を除去した。残渣にエチルエーテル( 100mL)を添加し
た。混合物をフリーザー(−16℃)に置き、そして濾過
すると、白色固体が得られた。
【0042】工程2:N−(4−カルボキシブチル)カ
ルバマゼピン N−(4−メトキシカルボニルブチル)カルバマゼピン
( 6.3g, 0.18モル)をp−ジオキサン( 120mL) 、水
(25mL)及び濃塩酸(50mL)に溶解した。溶液を2時間
還流し、次いで周囲温度で攪拌した。この混合物に飽和
塩化ナトリウム溶液( 100mL)を添加し、そして混合物
をジクロロメタン( 300mL×3)で抽出した。合わせた
有機溶液を飽和塩化ナトリウム溶液( 100mL)で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過しそして溶剤
を除去した。残渣をジクロロメタン( 175mL) に溶解
し、そして酢酸エチル( 100mL)を添加した。混合物を
フリーザー(−16℃)に置き、次いで濾過した。
【0043】工程3:N−(4−スクシンイミドキシカ
ルボニルブチル)カルバマゼピン N−〔3−(3−カルボキシプロピオンアミド)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりにN−(4−カルボキシブ
チル)カルバマゼピンを使用したことを除いて、この物
質を例2,工程4に概説した方法を用いて製造した。C
24H23N3O5についての分析計算値:C,66.50;H, 5.3
5;N, 9.69。実測値:C,65.82;H, 5.58;N, 9.3
7。
【0044】例8 N−{4−〔4−(3−スクシンイミドキシカルボニル
プロピオニル)ピペラジノカルボニル〕ブチル}カルバ
マゼピン
【0045】
【化11】
【0046】工程1:N−〔4−(4−ベンジルオキシ
カルボニルピペラジノカルボニル)ブチル}カルバマゼ
ピン テトラヒドロフラン( 100mL)中のN−(4−カルボキ
シブチル)カルバマゼピン( 3.4g,0.01モル)及び
1,1′−カルボニルジイミダゾール( 2.1g, 0.0125モ
ル)の混合物を周囲温度で30分間攪拌した。この混合物
に室温で30分間に渡りテトラヒドロフラン( 100mL)中
の1−ピペラジンカルボン酸ベンジルエステル(2.75
g, 0.0125モル)を添加した。20時間後、ジクロロメタ
ン( 300mL)を添加し、そして有機溶液を5%塩酸溶液
( 100mL×3)で洗浄し、飽和重炭酸ナトリウム溶液
( 100mL)で洗浄し、飽和塩化ナトリウム溶液( 100m
L)で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過しそして真空中ロータリー・エバポレーターで溶剤
を除去した。この物質を次工程でそのまま使用した。
【0047】工程2A:N−(4−ピペラジノカルボニ
ルブチル)カルバマゼピン臭化水素酸塩 工程2B:N−{4−〔4−(3−カルボキシプロピオ
ニル)ピペラジノカルボニル〕ブチル}カルバマゼピン 例8の工程2AでN−〔3−(ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ)プロピル〕カルバマゼピンの代わりにN−
〔4−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジノカル
ボニル)ブチル〕カルバマゼピンを使用して出発し、次
いで例8の工程2Bで例2の工程2の生成物の代わりに
例8の工程2Aからの生成物を使用したことを除いて、
例2の工程2及び3に概説した方法を用いて上記物質を
調製した。
【0048】工程3:N−{4−〔4−(3−スクシン
イミドキシカルボニルプロピオニル)ピペラジノカルボ
ニル〕ブチル}カルバマゼピン N−〔3−(3−カルボキシプロピオンアミド)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりにN−{4−〔4−(3−
カルボキシプロピオニル)ピペラジノカルボニル〕ブチ
ル}カルバマゼピンを使用したことを除いて、この物質
を例2,工程4に概説した方法を用いて製造した。試料
をシリカゲルを用いたクロマトグラフィーにかけると分
析上純粋な物質が得られた。C32H35N5O7についての分析
計算値:C,63.88;H, 5.86;N,11.64。実測値:C,6
3.13;H, 6.02;N,11.06。
【0049】例9 N−{4−〔3−(4−スクシンイミドキシカルボニル
ブチルアミド)プロピルアミノカルボニル〕ブチル}カ
ルバマゼピン 工程1:N−〔4−(3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノプロピルアミノカルボニル)ブチル〕カルバマゼピ
ン 1−ピペラジンカルボン酸ベンジルエステルの代わりに
N−ベンジルオキシカルボニル− 1,3−プロパンジアミ
ンを使用したことを除いて、この物質を例8の工程1に
概説した方法を用いて製造した。残渣をエチルエーテル
(8mL)、アセトン(4mL)及び石油エーテル(3mL)
で処理し、フリーザー(−16℃)中に置き、そして濾過
すると生成物が得られた。
【0050】工程2A:N−〔4−(3−アミノプロピ
ルアミノカルボニル)ブチル〕カルバマゼピン臭化水素
酸塩 工程2B:N−{4−〔3−(4−カルボキシブチルア
ミド)プロピルアミノカルボニル〕ブチル}カルバマゼ
ピン 工程2のN−〔3−(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)プロピル〕カルバマゼピンの代わりにN−〔4−
(3−ベンジルオキシカルボニルアミノプロピルアミノ
カルボニル)ブチル〕カルバマゼピンを使用し、工程3
のN−(3−アミノプロピル)カルバマゼピン臭化水素
酸塩の代わりにN−〔4−(3−アミノプロピルアミノ
カルボニル)ブチル〕カルバマゼピン臭化水素酸塩を使
用し、そして無水琥珀酸の代わりに無水グルタル酸を使
用したことを除いて、これらの物質を例2の工程2及び
3に概説した方法を用いて製造すると、生成物、収量
2.6g(収率44%)が得られた。固体をメタノール(4m
L)及び酢酸エチル(15mL)から再結晶すると純物質が
得られた。
【0051】工程3:N−{4−〔3−(4−スクシン
イミドキシカルボニルブチルアミド)プロピルアミノカ
ルボニル〕ブチル}カルバマゼピン N−〔3−(3−カルボキシプロピオンアミド)プロピ
ル〕カルバマゼピンの代わりにN−{4−〔3−(4−
カルボキシブチルアミド)プロピルアミノカルボニル〕
ブチル}カルバマゼピンを使用したことを除いて、この
物質を例2の工程4に概説した方法を用いて製造した。
試料をシリカゲル上でのクロマトグラフィーにかけると
白色固体が得られた。C32H37N5O7についての分析計算
値:C,63.67;H, 6.18;N,11.60。実測値:C,61.7
4;H, 6.21;N,10.77。
【0052】発明の更なる具体的態様 本発明の具体的態様を、特許請求の範囲に関連して更に
具体的に説明する。
【0053】態様1.次の構造I:
【化3】
【0054】〔上式中、Rは水素又は炭素原子数1〜6
の低級アルキルを表し、R1 は1,4−ピペラジニレ
ン、2,5−ジメチル−1,4−ピペラジニレン、1,
3−イミダゾリジニレン及び1,4−ヘキサヒドロジア
ゼピニレンより選ばれた複素環式基を形成するのに十分
な炭素原子数1〜3のアルキレンであり、R2 ,R3
4 及びR5 は、各々独立して炭素原子数2〜10のアル
キレン基、又はフェニレン基を表し、R6 はエチレン又
はo−フェニレンであり、R7 は水素又はメチルであ
り、各Zは独立して−O−,−S−又は−NR−を表
し、ここでRは水素又は炭素原子数1〜6の低級アルキ
ルを表し、lは0,1又は2であり、mは1又は2であ
り、nは0,1又は2であり、そして (i) 2つの末端カルボニル炭素原子間の連結鎖中に存在
する原子であって末端カルボニルの酸素原子と炭素原子
を含む原子の総数が8〜40であり、 (ii)括弧内成分、l、m及びnは任意の順序で存在する
ことができ、そして (iii) R2 ,R3 ,R4 及びR5 のうち1つだけがフェ
ニレンであることができる〕を有するカルバマゼピン類
似体(請求項1)。
【0055】態様2.上記構造Iにおいて、R1 がエチ
レンを表し、それによって、それが結合される原子と共
に、1,4−ピペラジニレン環基を形成し、R2
3 ,R4 及びR5 が、各々独立してメチレン、エチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレンまたはペンチレンを
表し、そしてR6 がエチレンを表し、それによってスク
シンイミドキシカルボニルを形成する具体的態様1のカ
ルバマゼピン類似体。
【0056】態様3.上記構造Iが、5−〔4−(4−
スクシンイミドキシカルボニルブチリル)ピペラジノカ
ルボニル〕−5H−ジベンゾ〔b,f〕アゼピン、5−
〔4−(3−スクシンイミドキシカルボニルプロピオニ
ル)ピペラジノカルボニル〕−5H−ジベンゾ〔b,
f〕アゼピン、及びN−{4−〔4−(3−スクシンイ
ミドキシカルボニルプロピオニル)ピペラジノカルボニ
ル〕ブチル}カルバマゼピンから成る群より選ばれる、
具体的態様1のカルバマゼピン類似体。
【0057】
【発明の効果】本発明の薬剤ハプテン類似体の使用によ
り、幾つかの利点が認められた。カルバマゼピン核と活
性エステル基の間に短い連結鎖を有するカルバマゼピン
類似体の活性エステルは、有用な固定化抗体と共に使用
するための標識薬剤ハプテン類似体を製造するのに十分
な位HRP(西洋ワサビペルオキシダーゼ)と反応性で
あった。活性エステル基とカルバマゼピン核の間に長い
連結鎖を有するハプテンは、試験したすべての固定化抗
体により結合され得る標識を提供した。アミド結合を含
有する連結基の安定性は、加水分解に対して安定であ
る。本発明者らは、酵素標識、例えば、西洋ワサビペル
オキシダーゼ(HRP)と迅速に且つ完全に縮合できる
活性エステル基、特にスクシンイミドキシカルボニル基
を含有するカルバマゼピン類似体を製造した。また別の
標識、例えば、可視色素、蛍光色素及び放射性物質など
も、本発明の類似体にそれらの標識を共有結合せしめる
ことにより使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−109724(JP,A) 特開 昭52−87223(JP,A) 米国特許4442204(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造(I): 【化1】 〔上式中、 Rは水素又は炭素原子数1〜6の低級アルキルを表し、 1 は1,4−ピペラジニレン、2,5−ジメチル−
    1,4−ピペラジニレン、1,3−イミダゾリジニレン
    及び1,4−ヘキサヒドロジアゼピニレンより選ばれた
    複素環式基を形成するのに十分な炭素原子数1〜3のア
    ルキレンであり、 2 ,R 3 ,R 4 及びR 5 は、各々独立して炭素原子数
    2〜10のアルキレン基、又はフェニレン基を表し、 6 はエチレン又はo−フェニレンであり、 7 は水素又はメチルであり、 各Zは独立して−O−,−S−又は−NR−を表し、こ
    こでRは水素又は炭素原子数1〜6の低級アルキルを表
    し、 lは0,1又は2であり、 mは1又は2であり、 nは0,1又は2であり、そして (i) 末端カルボニル炭素原子間の連結鎖中に存在する原
    子であって末端カルボニルの酸素原子と炭素原子を含む
    原子の総数が8〜40であり、 (ii)括弧内成分、l、m及びnは任意の順序で存在する
    ことができ、そして (iii) R 2 ,R 3 ,R 4 及びR 5 のうち1つだけがフェ
    ニレンであることができる〕を有するカルバマゼピン類
    似体。
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