JP3022174U - オートバイ用グローブ - Google Patents

オートバイ用グローブ

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Publication number
JP3022174U
JP3022174U JP1995010040U JP1004095U JP3022174U JP 3022174 U JP3022174 U JP 3022174U JP 1995010040 U JP1995010040 U JP 1995010040U JP 1004095 U JP1004095 U JP 1004095U JP 3022174 U JP3022174 U JP 3022174U
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JP
Japan
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finger
pad
reinforcement
instep
glove
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995010040U
Other languages
English (en)
Inventor
正孝 深野
Original Assignee
株式会社カドヤ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートバイが転倒したような場合でも手の甲
を十分に保護することができ、且つ意匠的にも恰好の良
い外観を呈する斬新なオートバイ用グローブを提供す
る。 【解決手段】 グローブ本体1の手の甲側に補強パッド
2,3を止着し、その補強パッド2,3に外側へ隆起す
る凸部4,5を形成し、その補強パッド2,3の凸部
4,5の裏側の内面部にできる凹部にシリコン6等の弾
性の衝撃緩衝材を詰め込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オートバイを運転する際に手に嵌めるグローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のオートバイ用グローブは主に皮革製で、オートバイが転倒して手の甲側 を打った場合に、手の甲を十分に保護できないという不満があった。また、従来 のグローブはファッション性の点でも物足りないという不満があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、オートバイが転倒したような場合でも手の甲を十分に保護す ることができ、且つ意匠的にも恰好の良い外観を呈する斬新なオートバイ用グロ ーブの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のオートバイ用グローブは、グローブ本体 1の手の甲側に補強パッド2,3を止着し、その補強パッド2,3に外側へ隆起 する凸部4,5を形成し、その補強パッド2,3の凸部4,5の裏側の内面部に できる凹部にシリコン6等の弾性の衝撃緩衝材を詰め込んだことを特徴とする構 成を採るものである。
【0005】 また、上記の目的を達成し、且つ、手のひらを握ったり開いたりする動作を容 易にするために、補強パッドを指の部分を覆う指用補強パッド2と、甲の部分を 覆う甲用補強パッド3とに分けて、その指用補強パッド2は指の周囲と両脇部分 のみをグローブ本体1に対し止着し、又、甲用補強パッド3は両脇部分のみをグ ローブ本体1に対し止着し、且つ、指用補強パッド2と甲用補強パッド3の一部 分どうしを重ね合わせる構造とするのが好ましい。
【0006】 さらに、上記の目的を達成し、且つ、指を曲げやすくするために、指用補強パ ッド2における各指の第2関節部及び第3関節部に対応する箇所と、各指の中指 骨の中間位置に対応する箇所とにそれぞれ孔7,8を設ける構造とするのが好ま しい。
【0007】
【作用】
グローブ本体1の手の甲側に、シリコン6等の弾性の衝撃緩衝材を内側に詰め 込んだ補強パッド2,3を重ね合せたので、転倒時などに手の甲側を打っても、 その補強パッド2,3によって手の甲が十分に保護される。 また、シリコン6等衝撃緩衝材を詰め込んだ箇所の補強パッド2,3の外面側 に凸部4が形成されて立体感が生じるので、ファッション性が増大して外観意匠 が恰好良くなる。
【0008】 また、請求項2記載のように、補強パッドを指用補強パッド2と甲用補強パッ ド3に分けて、指用補強パッド2は指の周囲と両脇部分のみをグローブ本体1に 対し止着し、又、甲用補強パッド3は両脇部分のみをグローブ本体1に対し止着 することによって、手のひらを握ったり開くような動作をするときに、補強パッ ド2,3にかかるテンションが分散し、且つ逃げるので、グローブ本体1の曲げ が容易になり、ハンドルを握りやすくなる。 また、グローブ本体1を曲げたときに、指用補強パッド2と甲用補強パッド3 は反対側に引張られて位置ずれするが、指用補強パッド2と甲用補強パッド3の 重なり部分がそのずれを吸収して両者の間に隙間を発生させないので、手の甲を 完全にカバーして保護することができる。
【0009】 更に、請求項3記載のように、指用補強パッド2における各指の第2関節部と 第3関節部の位置に対応する箇所と、各指の中指骨の中間位置に対応する箇所と にそれぞれ孔7,8を設けることによって、指を曲げたり開くのが容易になる。 したがって、指の動きが自由になり、ハンドル操作がしやすくなる。
【0010】
【実施例】
以下、図示した本考案の実施例について説明する。先ず図1において、符号1 が皮製のグローブ本体であり、このグローブ本体1の手の甲側に2枚の補強パッ ド、すなわち、指用補強パッド2と甲用補強パッド3とを止着している。これら の補強パッドは成形可塑性の良いタンニンなめしの牛皮製である。指用補強パッ ド2は、図4〜図6に示すように、指の部分を覆う形状を有し、その外面部に特 殊高圧プレスによって隆起した凸部4を形成して、その凸部4の裏側の内面部に 生じる凹部に衝撃緩衝作用のあるシリコン6を詰め込んでいる。また、この指用 補強パッド2は、各指の第2関節部と第3関節部に対応する箇所にそれぞれ略楕 円形の孔7を設けるとともに、各指の中指骨の中間位置に対応する箇所にもそれ ぞれ略逆三角形の孔8を設けている。
【0011】 もう1枚の甲用補強パッド3は、図7及び図8に示すように、横に長い板状を 呈し、上記の指用補強パッド2と同様に、その外面部に特殊高圧プレスによって 隆起した凸部5を形成して、その凸部5の裏側の内面部に生じる凹部にシリコン 6を詰め込んでいる。
【0012】 指用補強パッド2は、図1に示すように、グローブ本体1に対し、指の周囲と 両脇部分のみを縫着することにより取り付けられ、手首側の端縁部は自由となっ ている。また、甲用補強パッド3は、幅方向の両端部のみをリベット9でグロー ブ本体1に対し止着している。そして、甲用補強パッド3の一部は、図2に示す ように、指用補強パッド2の内側に潜り込んで重なり合っている。
【0013】 グローブ本体1の内側の手首に近い位置には、図2に示すように、ゴム紐10 を幅方向に張設している。これにより、グローブ本体1の手首に近い箇所の外面 部には、図1に示すように縦方向のシャーリング11が形成される。このシャー リング11によって手の開きが容易になり、且つ弛みが防止される。
【0014】 なお、グローブ本体1、指用補強パッド2、甲用補強パッド3、及び指用補強 パッド2と甲用補強パッド3における凸部4,5の裏側に詰める衝撃緩衝材の材 料は自由であり、上記の実施例に限定されるものではない。
【0015】
【考案の効果】
本考案のオートバイ用グローブは上記の通りであり、先ず請求項1記載のよう に構成することにより、オートバイが転倒して手の甲を打ったような場合でも、 手の甲を十分に保護して怪我を防止できるという効果がある。また、手の甲側に 凸部を形成して立体感が生じるのでファッション製が増大して外観が恰好良くな るという意匠的効果もある。 次に、請求項2記載のように構成することにより、手のひらを握ったり開く動 作が容易になってハンドルを握りやすくなり、又、請求項3記載のように構成す ることにより、指を曲げたり開くのが容易になって指の動きが自由になるので、 ハンドル操作がしやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】グローブ全体の手の甲側の平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】グローブ全体の手のひら側の平面図である。
【図4】指用補強パッド単体の平面図である。
【図5】図4のB−B線における断面図である。
【図6】図4のC−C線における断面図である。
【図7】甲用補強パッド単体の平面図である。
【図8】図7のD−D線における断面図である。
【符号の説明】
1 グローブ本体 2 指用補強パッド 3 甲用補強パッド 4 凸部 5 凸部 6 シリコン 7 孔 8 孔 9 リベット 10 ゴム紐 11 シャーリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブ本体1の手の甲側に補強パッド
    2,3を止着し、その補強パッド2,3に外側へ隆起す
    る凸部4,5を形成し、その補強パッド2,3の凸部
    4,5の裏側の内面部にできる凹部にシリコン6等の弾
    性の衝撃緩衝材を詰め込んだことを特徴とするオートバ
    イ用グローブ。
  2. 【請求項2】 補強パッドを指の部分を覆う指用補強パ
    ッド2と、甲の部分を覆う甲用補強パッド3とに分け
    て、その指用補強パッド2は指の周囲と両脇部分のみを
    グローブ本体1に対し止着し、又、甲用補強パッド3は
    両脇部分のみをグローブ本体1に対し止着し、且つ、指
    用補強パッド2と甲用補強パッド3の一部分どうしを重
    ね合わせた請求項1記載のオートバイ用グローブ。
  3. 【請求項3】 指用補強パッド2における各指の第2関
    節部及び第3関節部に対応する箇所と、各指の中指骨の
    中間位置に対応する箇所とにそれぞれ孔7,8を設けた
    請求項2記載のオートバイ用グローブ。
JP1995010040U 1995-08-30 1995-08-30 オートバイ用グローブ Expired - Lifetime JP3022174U (ja)

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