JPH0331326Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0331326Y2 JPH0331326Y2 JP10597585U JP10597585U JPH0331326Y2 JP H0331326 Y2 JPH0331326 Y2 JP H0331326Y2 JP 10597585 U JP10597585 U JP 10597585U JP 10597585 U JP10597585 U JP 10597585U JP H0331326 Y2 JPH0331326 Y2 JP H0331326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- cushioning material
- palm
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 claims description 9
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、グラブ、ミツト、フアーストミツ
ト等の野球用捕球具に関するものである。
ト等の野球用捕球具に関するものである。
一般にグラブ等の捕球具を用いて捕球動作を行
なう場合、次のスローイング動作にスムーズに移
れるようボールを掌面で捕球することが多い。こ
のため捕球時には人差指および中指の付根から掌
にわたつて衝撃を受け、手を腫らすことが多い。
なう場合、次のスローイング動作にスムーズに移
れるようボールを掌面で捕球することが多い。こ
のため捕球時には人差指および中指の付根から掌
にわたつて衝撃を受け、手を腫らすことが多い。
このような不都合を解消するため、二層構造か
ら成る掌皮の裏掌皮の内面側に緩衝材を取付けて
衝撃を吸収するようにした野球用捕球具が提案さ
れている。
ら成る掌皮の裏掌皮の内面側に緩衝材を取付けて
衝撃を吸収するようにした野球用捕球具が提案さ
れている。
しかし、上記の捕球具は緩衝材を裏掌皮の内面
に縫着等の手段を介して固着した構成であるた
め、捕球具に対する手の抜き差しに支障をきた
し、しかも手の掌に対する部分の厚みが増すた
め、捕球時の感覚が鈍り、守備練習のときには問
題がないが、捕球機会の少ない試合での使用には
問題が生じる。
に縫着等の手段を介して固着した構成であるた
め、捕球具に対する手の抜き差しに支障をきた
し、しかも手の掌に対する部分の厚みが増すた
め、捕球時の感覚が鈍り、守備練習のときには問
題がないが、捕球機会の少ない試合での使用には
問題が生じる。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、捕
球具の使用目的に応じて、あるいは好みに応じて
衝撃力吸収用緩衝材の使用および不使用の使い分
けが行なえるようにすることを技術的課題として
いる。
球具の使用目的に応じて、あるいは好みに応じて
衝撃力吸収用緩衝材の使用および不使用の使い分
けが行なえるようにすることを技術的課題として
いる。
上記の課題を解決するために、この考案は、表
掌皮とこれに重ね合わせた裏掌皮の対向面一方に
ポケツトシートを取付けて一方の掌皮とポケツト
シートとの間にポケツトを形成し、そのポケツト
の開口を親指袋と人差指袋の付根間をわたる接続
縁に対向し、甲皮には上記ポケツトの開口に対向
する位置に差し口を設け、その差し口からポケツ
ト内に緩衝材を着脱自在に設けた構成としたので
ある。
掌皮とこれに重ね合わせた裏掌皮の対向面一方に
ポケツトシートを取付けて一方の掌皮とポケツト
シートとの間にポケツトを形成し、そのポケツト
の開口を親指袋と人差指袋の付根間をわたる接続
縁に対向し、甲皮には上記ポケツトの開口に対向
する位置に差し口を設け、その差し口からポケツ
ト内に緩衝材を着脱自在に設けた構成としたので
ある。
上記の構成から成る捕球具は、掌に作用する衝
撃力を弱めようとする場合に甲皮の差し口からポ
ケツト内部に緩衝材を挿入し、また捕球具の感覚
を高めようとする場合には差し口からポケツト内
部の緩衝材を引き抜くようにして使用目的に応じ
て緩衝材を着脱するのである。
撃力を弱めようとする場合に甲皮の差し口からポ
ケツト内部に緩衝材を挿入し、また捕球具の感覚
を高めようとする場合には差し口からポケツト内
部の緩衝材を引き抜くようにして使用目的に応じ
て緩衝材を着脱するのである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第１図乃至第４図に示すように、捕球具本体１
は、二層構造の掌皮２ａ，２ｂと同じく二層構造
の甲皮３ａ，３ｂとを押え、上記掌皮２ａ，２ｂ
のうち、表掌皮２ａの裏面側には、第４図に示す
ように薄皮４を接着して表掌皮２ａの掌部分の厚
みを増している。
は、二層構造の掌皮２ａ，２ｂと同じく二層構造
の甲皮３ａ，３ｂとを押え、上記掌皮２ａ，２ｂ
のうち、表掌皮２ａの裏面側には、第４図に示す
ように薄皮４を接着して表掌皮２ａの掌部分の厚
みを増している。
上記薄皮４にはポケツトシート５を重ねて周縁
部を縫着し、薄皮４とポケツトシート５との間に
ポケツト６を設けてある。このポケツト６の開口
７は、親指袋８と人差指袋９の付根間を結ぶ接続
縁１０に対向している。
部を縫着し、薄皮４とポケツトシート５との間に
ポケツト６を設けてある。このポケツト６の開口
７は、親指袋８と人差指袋９の付根間を結ぶ接続
縁１０に対向している。
なお、ポケツトシート５としては皮や布などを
用いることができる。また、このようなポケツト
シート５は、裏掌皮２ｂの表掌皮２ａに対する対
向面に取付けるようにしてもよい。
用いることができる。また、このようなポケツト
シート５は、裏掌皮２ｂの表掌皮２ａに対する対
向面に取付けるようにしてもよい。
前記甲皮３ａ，３ｂには、上記ポケツト６の開
口７と対向する位置に開閉自在な差し口１１が設
けられ、その差し口１１からポケツト６の内部に
緩衝材１２が収容され、その緩衝材１２に設けた
面フアスナ１３はポケツト６の内面に設けた面フ
アスナ１４に対して係合可能になつている。
口７と対向する位置に開閉自在な差し口１１が設
けられ、その差し口１１からポケツト６の内部に
緩衝材１２が収容され、その緩衝材１２に設けた
面フアスナ１３はポケツト６の内面に設けた面フ
アスナ１４に対して係合可能になつている。
第１図においては、差し口１１にスライドフア
スナ１５を取付けて差し口１１を開閉し得るよう
にしたが、開閉手段はこれに限定されるものでは
ない。例えば、第５図に示すように、差し口１１
を覆う覆蓋１６を甲皮３ａの表面に重ねてその側
縁部を捕球具本体１に取付け、甲皮３ａには紐１
７を設け、その紐１７を覆蓋１６に形成した孔１
８に挿入してその両端部を覆蓋１６の表面側にお
いて互に結び合わせるようにしてもよい。
スナ１５を取付けて差し口１１を開閉し得るよう
にしたが、開閉手段はこれに限定されるものでは
ない。例えば、第５図に示すように、差し口１１
を覆う覆蓋１６を甲皮３ａの表面に重ねてその側
縁部を捕球具本体１に取付け、甲皮３ａには紐１
７を設け、その紐１７を覆蓋１６に形成した孔１
８に挿入してその両端部を覆蓋１６の表面側にお
いて互に結び合わせるようにしてもよい。
いま、差し口１１からポケツト６の内部に緩衝
材１２を収容すると、表掌皮２ａの掌部分の厚み
が増し、捕球時に掌部分に作用する衝撃力を上記
緩衝材１２で吸収することができ、人差指および
中指と手の掌に対するシヨツクを柔らげることが
できる。
材１２を収容すると、表掌皮２ａの掌部分の厚み
が増し、捕球時に掌部分に作用する衝撃力を上記
緩衝材１２で吸収することができ、人差指および
中指と手の掌に対するシヨツクを柔らげることが
できる。
また、差し口１１から緩衝材１２を取り出すこ
とによつて捕球時の感覚を高めることができる。
とによつて捕球時の感覚を高めることができる。
以上のように、この考案によれば、表掌皮とこ
れに重ね合わせた裏掌皮の対向面一方にポケツト
を形成し、そのポケツトに対して緩衝材を着脱自
在に設けたので、捕球時の衝撃力を緩衝しようと
する場合には、ポケツト内部に緩衝材を収容して
おけばよく、また捕球時の感覚を高めようとする
場合には上記緩衝材を抜き取ればよく、使用目的
に応じて、あるいは好みに応じて緩衝材の使用お
よび不使用の使い分けが行なえると共に、緩衝材
の装着状態においては人差指と中指および掌の全
体にわたる部分の衝撃力を緩衝することができ
る。また緩衝材を甲皮に形成した差し口から抜き
差し得るため、緩衝材の着脱操作がきわめて容易
である。
れに重ね合わせた裏掌皮の対向面一方にポケツト
を形成し、そのポケツトに対して緩衝材を着脱自
在に設けたので、捕球時の衝撃力を緩衝しようと
する場合には、ポケツト内部に緩衝材を収容して
おけばよく、また捕球時の感覚を高めようとする
場合には上記緩衝材を抜き取ればよく、使用目的
に応じて、あるいは好みに応じて緩衝材の使用お
よび不使用の使い分けが行なえると共に、緩衝材
の装着状態においては人差指と中指および掌の全
体にわたる部分の衝撃力を緩衝することができ
る。また緩衝材を甲皮に形成した差し口から抜き
差し得るため、緩衝材の着脱操作がきわめて容易
である。
さらに、掌皮にポケツトシートを設けたので、
掌皮の強度を高めることができ破損防止に効果を
挙げることができる。
掌皮の強度を高めることができ破損防止に効果を
挙げることができる。
第１図は、この考案に係る捕球具の一実施例を
示す側面図、第２図は同上の正面図、第３図は第
１図の−線に沿つた拡大断面図、第４図は同
上の表掌皮の展開図、第５図は同上捕球具の他の
実施例を示す側面図である。 ２ａ……表掌皮、３ａ，３ｂ……甲皮、５……
ポケツトシート、６……ポケツト、７……開口、
８……人差指袋、１０……接続線、１１……差し
口、１２……緩衝材。
示す側面図、第２図は同上の正面図、第３図は第
１図の−線に沿つた拡大断面図、第４図は同
上の表掌皮の展開図、第５図は同上捕球具の他の
実施例を示す側面図である。 ２ａ……表掌皮、３ａ，３ｂ……甲皮、５……
ポケツトシート、６……ポケツト、７……開口、
８……人差指袋、１０……接続線、１１……差し
口、１２……緩衝材。
Claims (1)
- 表掌皮とこれに重ねた裏掌皮の対向面一方にポ
ケツトシートを取付けて一方の掌皮とポケツトシ
ート間に親指袋と人差指袋の付根間を結ぶ接続縁
に対向して開口するポケツトを形成し、甲皮には
上記ポケツトの開口と対向する位置に差し口を設
け、その差し口からポケツトに対して緩衝材を着
脱自在に設けた野球用捕球具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10597585U JPH0331326Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10597585U JPH0331326Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6215376U JPS6215376U (ja) | 1987-01-29 |
| JPH0331326Y2 true JPH0331326Y2 (ja) | 1991-07-03 |
Family
ID=30980906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10597585U Expired JPH0331326Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331326Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623316Y2 (ja) * | 1988-03-29 | 1994-06-22 | 英明 村井 | 野球用グラブの衝撃吸収パッド |
| JPH0710778Y2 (ja) * | 1988-08-23 | 1995-03-15 | ベルガード株式会社 | マスク用パッド |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP10597585U patent/JPH0331326Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6215376U (ja) | 1987-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6209137B1 (en) | Video game glove | |
| US20130061369A1 (en) | Golf glove | |
| US4418849A (en) | Baseball glove former & carrier | |
| JPH09234265A (ja) | ゴルフ用手袋 | |
| US5907871A (en) | Combined cap and ball glove | |
| EP2332429A1 (en) | Glove and attachment therefor | |
| JP3403980B2 (ja) | 野球用グラブ | |
| US4658444A (en) | Surgical gloves | |
| JPH0331326Y2 (ja) | ||
| US20080263739A1 (en) | Storage pocket for glove for baseball or softball | |
| JP3129992U (ja) | 野球用グローブ | |
| JPH0247988Y2 (ja) | ||
| JPH0246944Y2 (ja) | ||
| AU2021103542B4 (en) | Dual-digit sheath for starting, turning and/or driving fasteners | |
| JP7511231B2 (ja) | 収納機能付き手指カバー | |
| JPS5818934Y2 (ja) | ゴルフ用手袋 | |
| JPH11276659A (ja) | スポーツ用手袋 | |
| US1964175A (en) | Baseball player's glove | |
| JP3086050U (ja) | 野球用手袋 | |
| JPH0650682U (ja) | 運動用手袋 | |
| JPS5818939Y2 (ja) | 捕球具 | |
| JP2793552B2 (ja) | グラブの指袋挿入用パッド | |
| JPS5816793Y2 (ja) | 捕球具 | |
| JPH0727958Y2 (ja) | 保護シート材を有する野球用補球具 | |
| JPH05223Y2 (ja) |