JP3022062U - 安全旗表示装置 - Google Patents

安全旗表示装置

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JP3022062U
JP3022062U JP1995009017U JP901795U JP3022062U JP 3022062 U JP3022062 U JP 3022062U JP 1995009017 U JP1995009017 U JP 1995009017U JP 901795 U JP901795 U JP 901795U JP 3022062 U JP3022062 U JP 3022062U
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JP1995009017U
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Inventor
健一 長谷川
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株式会社長谷川製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安全意識の高揚を図る緑十字の表示手段とし
て、取り扱いが容易で表示機能に優れる装置を提供す
る。 【解決手段】文字や図形などの表示可能なドットマトリ
クスLEDユニット8を用いて安全旗の緑十字を象る表
示盤3を形成し、各マトリクスLEDユニット8を日に
ちに応じて順次発光させると共に、必要に応じてメッセ
ージデータに従って文字表示させる制御部としてプログ
ラマブルコントローラPCなどを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の利用分野】
この考案は各種工場や建築現場などで使用する安全旗表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種工場や建築現場などにおいて、労災事故に対する作業員の安全意識を高め るため、安全旗の緑十字を模した表示盤が見られる。これは1ケ月を31日とし て白地の盤面に十字図形を31個余りのます目に分割し、1日の作業が無事安全 に終了する毎に手書き又は駒(マグネット板)で1個ずつ白地のます目を緑色に つぶしてゆき、1ケ月の最終日に残りのます目をすべて埋めると、白地の盤面に 安全旗の緑十字が完成するようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、緑色の駒を使うにしても、白地のます目を手作業でつぶしてゆくの で、うっかり駒を貼り忘れたり、盤面に貼った駒がずれ落ちたりするといった不 具合があった。また、白地の図形が日を追って緑十字に変わってゆく趣向のみで 、他に興味をひく機能性もなく、安全意識の高揚を図るのにいまひとつ注目度に も欠ける。
【0004】 この考案はこのような問題点に着目してなされたもので、安全旗の緑十字を日 を追って完成に近付けてゆくという趣向に加えて、安全標語などのメッセージ表 示も可能な表示装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の考案では、文字や図形などを表示可能なドットマトリクスLEDユニッ トで安全旗の緑十字を象る表示盤を形成し、ドットマトリクスLEDユニットの 発光領域を日にちに応じて増加させると共に、必要に応じてメッセージデータに 従って文字表示させる制御部とを備える。
【0006】 第2の考案では、第1の考案における表示盤は、少なくとも31個のドットマ トリクスLEDユニットを安全旗の緑十字の形状に配列して形成する。
【0007】 第3の考案では、第1の考案または第2の考案における表示盤は、十字形の表 示面を透過樹脂板で形成し、その裏面全体を少なくとも31個のます目に仕切る 格子を設け、各ます目に1個ずつドットマトリックスLEDユニットを配置する 。
【0008】 第4の考案では、第2の考案または第3の考案における表示盤の制御部は、ス タート日の日にちを設定する手段と、月末日を設定する手段と、スタート日の日 にちに応じた個数のドットマトリクスLEDユニットを発光させる手段と、日を 追って発光するドットマトリクスLEDユニットの個数を増やす手段と、月末日 は全部のドットマトリクスLEDユニットを発光させる手段と、メモリに格納す るメッセージデータを文字で1つのドットマトリクスLEDユニットに1文字ず つ表示させる手段と、各種表示を時間的に管理する手段とを備える。
【0009】 第5の考案では、第4の考案において、1つのドットマトリクスLEDユニッ トを1日としてこれらに数字で日にちを表示させる手段を付加する。
【0010】 第6の考案では、第1の考案における制御部を備える表示盤を親機として、制 御部を持たない表示盤のみの子機を設け、その子機のドットマトリクスLEDユ ニットを親機の制御部に接続する。
【0011】
【作用】
第1の考案では、日を追ってドットマトリクスLEDユニットの発光領域が増 加してゆき、ドットマトリクスLEDユニットの全域が発光すると、安全を象徴 する緑十字が完成される。また、十字形の表示盤は必要に応じてメッセージデー タに従って文字表示され、メッセージボードとしても有効に機能する。
【0012】 第2の考案では、市販のドットマトリクスLEDユニットを用いて、十字形の 表示盤を簡単に製作できる。
【0013】 第3の考案では、隣接するドットマトリクスLEDユニット間が格子で仕切ら れるため、発光するドットマトリクスLEDユニットと発光しないドットマトリ クスLEDユニットの明暗が明確になる。
【0014】 第4の考案では、スタート日と月末日をそれぞれ設定すると、スタート日にそ の日にちに応じた個数のドットマトリクスLEDユニットが発光し、日を追って 発光するドットマトリクスLEDユニットの個数が増えてゆき、月末日は全部の ドットマトリクスLEDユニットが発光し、表示盤の象る緑十字を完成させる。 また、これらドットマトリクスLEDユニットが1文字ずつ緑色を除く色彩の文 字で発光し、表示盤にメモリのメッセージデータを表示させる。これらの表示は 時間的に管理され、それぞれ設定時刻に設定時間だけ発光する。
【0015】 第5の考案では、各ドットマトリクスLEDユニットが数字で日にちを発光し 、表示盤に1ケ月のカレンダを表示させる。なお、この表示も他の表示と重複し ないように時間的に管理される。
【0016】 第6の考案では、1台の親機で各所に配置される子機も同時に制御される。そ のため、制御部が1つで済むため、設備コストの低下を図れる。
【0017】
【実施形態】
図は工場内の各所に配置される分電ボックスへの適用例を表すもので、その扉 板1は中央部に十字形の打抜穴2が形成され、その裏面に安全旗の表示盤3がビ ス等で取り付けられる。表示盤3は正方形の取付基板4と、その中央表面に十字 形のカバー5を備える。カバー5は透過アクリル板で断面凹形の十字形に縁部( フランジ)を付けて一体成形され、基板4の表面に縁部を当てビス等で取り付け られる。基板4の裏側へ水などが浸入する防ぐため、カバー5の縁部と基板4の 表面との間にパッキン6を介装すると良い。
【0018】 基板4はカバー5で覆われる十字形のくりぬき穴(図示せず)が形成され、カ バー5の裏面を33個のます目に仕切る格子7が形成される。格子7は合成樹脂 板(骨白アクリル板)で組み立てられ、カバー5の裏面に接着剤などで取り付け られる。各ます目に緑と赤の2色で文字や図形などの表示可能なドットマトリク スLEDユニット8がそれぞれ配置され、後述のプログラマブルコントローラP Cに配線される。扉板1にこの基板4を裏側から取り付けると、カバー5は打抜 穴2に嵌合され、扉板1の表面に少し浮き出る表示面を形成する。
【0019】 表示盤3の裏面にDC12V電源D1,入力ブレーカBR,24時間タイムス イッチT1,プログラマブルコントローラPC,スイッチパネルSWPが配設さ れる。スイッチパネルSWPに電源スイッチD1S,スタートスイッチTS,リ セットスイッチRS,末日セレクトスイッチMS,日送りスイッチDSが備えら れる。日送スイッチDSで表示開始のスタート日を設定し、末日セレクトスイッ チMSでその月の最終日を28日〜31日の間で選択し、24時間タイムスイッ チT1で各表示毎に時刻と時間を指定し、電源スイッチD1Sおよびスタートスイ ッTSを順にオンすると、プログラマブルコントロールPCはあらかじめ入力さ れたプログラム通りにドットマトリクスLEDユニット8の発光を制御する。
【0020】 すなわち、スタート日の日にちに応じた個数のドットマトリクスLEDユニッ ト8をその指定時刻毎に設定時間だけ緑色に全面発光させる。日を追って緑色に 全面発光するLEDユニット8の個数を増やしてゆき、月末日は全部のLEDユ ニット8を緑色に全面発光させる。また、メモリに格納するメッセージデータを その指定時刻毎に設定時間だけ赤色の文字で1つのLEDユニット8に1文字ず つ表示させると共に、緑色の全面発光と同期的に1つのLEDユニット8を1日 としてこれらに赤色の数字で日にちを表示させるのである。なお、電源スイッチ D1SやリセットスイッチRSを誤操作しても、これら制御に所定時間のメモリ バックアップが働くようになっている。
【0021】 このような構成により、分電ボックスの扉表面に日を追って緑色に全面発光す るドットマトリクスLEDユニット8の個数が増えてゆき、1ケ月が安全無事に 経過すると、月末日は全部のLEDユニット8が緑色に全面発光し、安全を象徴 する緑十字が完成される。これにより、安全意識の高揚をアピールできるほか、 日にちが赤色の数字で表示され、緑色に全面発光するLEDユニット8と併せて 今日の日にちを特定しやすいカレンダとして有効に機能する。さらに、メッセー ジデータのメモリを使って、例えば安全標語,月間目標,避難誘導,周知徹底事 項なども随時表示され、無事故の達成にも役立つ。
【0022】 この例では、透過樹脂板の裏面に隣接するドットマトリクスLEDユニット8 間を仕切る格子7を備えるため、発光するLEDユニット8と発光しないLED ユニット8の明暗が明確になる。また、各種表示は24時間タイムスイッチT1 で設定の時刻と時間に管理され、同じ発光色の日にちとメッセージが重複するの を避けられる。
【0023】 カバー5は緑色の透過樹脂で形成し、ドットマトリクスLEDユニット8の発 光によって緑色に照明するようにしても良い。その場合、ドットマトリクスLE Dユニット8は2色の発光を必要とせず、1色で文字や図形などを表示するもの で済む。また、ドットマトリクスLEDユニット8の日にち表示を省略するため 、カバー5の表示面に1ケ月の日にちをメッセージの表示文字を乱さない程度に 彫刻しておき、緑色の照明で彫刻数字が映し出されるようにしても良い。
【0024】 なお、この表示装置は工場内の各所に配置されるが、その設備コストの低減を 実現するため、これらの1台を親機として他の各所に基板4裏側の制御部(プロ グラマルコントローラPCやスイッチパネルSWPなど)を持たない子機を設け 、その子機のドットマトリクスLEDユニット8を親機の制御部に集中配線し、 各所の子機も同時に制御するようにしても良い。
【0025】
【考案の効果】
以上要するにこの考案によれば、ドットマトリクスLEDユニットを用いて、 安全旗の緑十字を象る表示盤を形成し、LEDユニットの発光を自動的に制御す ることにより、白地の十字形が日を追って緑十字へ変わってゆき、全部のドット マトリクスLEDユニットが発光すると、安全を象徴する緑十字が完成されるよ うにしたので、十字形の白地を日ごとに埋める手作業は必要なく、安全意識の高 揚を効果的にアピールできる。しかも、十字形の表示盤は必要に応じてメッセー ジデータに従って文字表示され、メッセージボードとしても有効に機能する。さ らに、各マトリクスLEDユニットの発光を利用して、1ケ月の日にちを表示す るカレンダ機能も付加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分電ボックスの斜視図である。
【図2】表示盤の表側の斜視図である。
【図3】ドットマトリクスLEDユニットの組付説明図
である。
【図4】ドットマトリクスLEDユニットの斜視図であ
る。
【図5】表示盤の裏側の構成図である。
【図6】制御部のブロック図である。
【符号の説明】
3 表示盤 4 基板 5 カバー 7 格子 8 ドットマトリクスLEDユニット PC プログラマブルコントローラ T1 24時間タイムスイッチ SWP スイッチパネル DS 日送りスイッチ MS 末日セレクトスイッチ RS リセットスイッチ TS スタートスイッチ D1S 電源スイッチ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や図形などを表示可能なドットマト
    リクスLEDユニットで安全旗の緑十字を象る表示盤を
    形成し、ドットマトリクスLEDユニットの発光領域を
    日にちに応じて増加させると共に、必要に応じてメッセ
    ージデータに従って文字表示させる制御部とを備えたこ
    とを特徴とする安全旗表示装置。
  2. 【請求項2】 表示盤は少なくとも31個のドットマト
    リクスLEDユニットを安全旗の緑十字の形状に配列し
    て形成したことを特徴とする請求項1に記載の安全旗表
    示装置。
  3. 【請求項3】 表示盤は十字形の表示面を透過樹脂板で
    形成し、その裏面全体を少なくとも31個のます目に仕
    切る格子を設け、各ます目に1個ずつドットマトリック
    スLEDユニットを配置したことを特徴とする請求項1
    または請求項2のいずれか1つに記載の安全旗表示装
    置。
  4. 【請求項4】 表示盤の制御部は、スタート日の日にち
    を設定する手段と、月末日を設定する手段と、スタート
    日の日にちに応じた個数のドットマトリクスLEDユニ
    ットを発光させる手段と、日を追って発光するドットマ
    トリクスLEDユニットの個数を増やす手段と、月末日
    は全部のドットマトリクスLEDユニットを発光させる
    手段と、メモリに格納するメッセージデータを文字で1
    つのドットマトリクスLEDユニットに1文字ずつ表示
    させる手段と、各種表示を時間的に管理する手段とを備
    えたことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれ
    か1つに記載の安全旗表示装置。
  5. 【請求項5】 1つのドットマトリクスLEDユニット
    を1日としてこれらに数字で日にちを表示させる手段を
    付加したことを特徴とする請求項4に記載の安全旗表示
    装置。
  6. 【請求項6】 制御部を備える表示盤を親機として、制
    御部を持たない表示盤のみの子機を設け、その子機のド
    ットマトリクスLEDユニットを親機の制御部に接続し
    たことを特徴とする請求項1に記載の安全旗表示装置。
JP1995009017U 1995-08-28 1995-08-28 安全旗表示装置 Expired - Lifetime JP3022062U (ja)

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