JP3021948U - コンパクトディスク・ケースの改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、蓋及び底蓋の一部に改良を加
え、ＣＤジャケットを抜き取り易くしたコンパクトディ
スク・ケースに関するものである。 【構 成】 蓋の一部を切り取り、底蓋に切り取った形
の小片を取りけたコンパクトディスク・ケース。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、蓋及び底蓋の一部に改良を加え、ＣＤジャケットを抜き取り易く したコンパクトディスク・ケースに関するものである。

従来より、コンパクトディスク・ケース（以下ＣＤケース）の最大の欠点は、 蓋の裏側に添付されたＣＤジャケットが実に抜き取りがたく、それについて今日 まで何ら工夫がなされなかった事である。

その為、爪の先でＣＤジャケットを傷つけたり、力任せに引き抜いて一部を破 損させたりと、利用者の大半が苦い経験を味わってきた事と思われる。

本考案は、その欠点を取り除くためになされたものである。これを図面につい て説明すれば、図１のように蓋（１）の一部に、表側から指先がＣＤジャケット （３）に、少し触れる位の切り込み（２）を入れるだけの事であるがそれだけで 今までの煩わしさが嘘のように、ＣＤジャケット（３）を瞬時に抜き取る事がで きるのである。

又この時、切り込み（２）の形は図１のような曲線の他に、矩形（長方形・台 形他）にしたりと、ＣＤケースにデザインを施せる一つのポイントとなり得る。

ホコリの対策として、図２のように切り込みの形を底蓋（４）にツメ（５）と して取り付け、その接点部を図３のように斜めにするか、段を付けて隙間を無く す事が考えられるが、これは無くても目的は達成される。

ＣＤジャケット（３）の抜き取り方は、蓋（１）を開けた状態にし、左手の人 差し指か中指で、蓋（１）の表側から切り込み（２）部のＣＤジャケット（３） を少しＣＤケースの内側に押しながら、親指との二本で挟むように左に抜き取る ものである。

又、切り込み程ではないが、図５のようなくぼみ（６）を付けても簡単に抜き 取る事ができるようになる。

本考案は、従来のＣＤケース及び蓋等の形を作り替える事なく、既成の形をそ のまま使えると云う利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の立面図である。

【図３】本考案の断面図である。

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】他の実施例の断面図である。

【符号の説明】

（１）は蓋 （２）は切り込み （３）はジャケット
（４）は底蓋 （５）はツメ （６）はくぼみ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 蓋の一部を切り取り、底蓋に切り取った
   形の小片を取り付けたコンパクトディスク・ケース。
2. 【請求項２】 蓋の一部にくぼみを付けた請求項１のコ
   ンパクトディスク・ケース。