JP3021864B2 - 蓄熱冷暖房制御装置 - Google Patents

蓄熱冷暖房制御装置

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JP3021864B2
JP3021864B2 JP3297105A JP29710591A JP3021864B2 JP 3021864 B2 JP3021864 B2 JP 3021864B2 JP 3297105 A JP3297105 A JP 3297105A JP 29710591 A JP29710591 A JP 29710591A JP 3021864 B2 JP3021864 B2 JP 3021864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蓄熱冷暖房制御装
置、特に蓄熱冷暖房装置における熱源機器の熱出力を負
荷に対応して適正に蓄熱槽に蓄熱し、これを有効に利用
し得る蓄熱冷暖房制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の一例として、特開平2−
103318号公報に開示された蓄熱冷暖房装置の構成
系統図を示す。図において、21は、冷凍機やヒートポ
ンプ等の冷/温熱を出力する熱源機器、22は蓄熱槽、
23は蓄熱槽22内の熱交換器チューブ、24は水,氷
等の蓄熱体である。25は、熱源機器21の熱出力であ
る熱媒と負荷からの戻り水との熱交換を行うための熱交
換器、26は空気調和機などの負荷、27は、熱源機器
21と蓄熱槽22の熱交換チューブ23とを接続するた
めの配管、28は、配管27から分岐し熱媒を熱交換器
25へ循環させるための配管、29は、蓄熱槽22の蓄
熱利用側の配管で、この配管29は、蓄熱槽22、負荷
26、および熱交換器25を図示のごとく接続してい
る。
【0003】30は、配管27中に設けた熱媒ポンプ、
31は配管29中に設けた冷温水ポンプ、32は熱源機
器21の熱出力側の配管27中に設けた3方切替弁、3
3は、蓄熱槽22の蓄熱利用側の配管29中に設けた3
方切替弁で、これらは蓄熱の使用量を制御する手段とし
て機能する。34は、蓄熱槽22内に配設した温度セン
サ、35は、蓄熱槽22の蓄熱の使用量を計測するため
の流量計、36は蓄熱槽22の蓄熱利用側配管29の出
/入口温度差を計画するための差温センサで、これらは
蓄熱の使用量を検出する手段として機能する。37は、
蓄熱の使用量を制御するための制御装置で、この制御装
置37は、少なくとも、基準となるべき蓄熱使用パター
ンを予め入力して記憶するための不図示の記憶装置を内
蔵している。
【0004】次に上記構成における動作について説明す
る。冷凍機やヒートポンプ等の熱源機器21の熱出力で
ある冷熱あるいは温熱は、熱媒ポンプ30でその熱出力
の熱媒を熱源機器21、配管27、蓄熱槽22を循環さ
せることにより、蓄熱槽22の内部に設けられた熱交換
チューブ23から蓄熱体24に伝達され、ここで蓄熱さ
れる。これら蓄熱された冷熱あるいは温熱は、冷温水ポ
ンプ31で、その冷温水を蓄熱槽22、配管29、負荷
26を循環させることにより負荷26に伝達される。
【0005】負荷運転に際しては、制御装置37に記憶
されている蓄熱使用パターンを実際に負荷に使われた熱
量の実測値と比較し、蓄熱使用パターンのその時刻まで
の積分値とその時刻までに使用した蓄熱量とが一致する
ように制御装置37の指令に従って3方切替弁33を作
動させてバイパス量を多くして蓄熱の使用量を抑え、熱
源機器21の負荷を多くする。蓄熱の使用量が少なけれ
ば、3方切替弁33を作動させてバイパス量を少なくし
て蓄熱の使用を多くし、熱源機器21の出力を小さくす
るよう構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例の蓄熱冷暖房装
置は以上のように構成され、その日の負荷の大小に係ら
ず、蓄熱使用パターンに沿って蓄熱を使用するように制
御されるので、負荷が蓄熱量を下回るほど小さい日が連
続する場合には、使い切れなかった残蓄熱量が累積して
しまうため、これを解消するために所定日数ごとに夜間
の蓄熱運転を行わない日を設ける必要があり、その分、
夜間の格安電力を有効に利用できず経済的でない。ま
た、この装置は流量計や差温センサなどを必要とするた
め装置のコストが高くなると共に、例えば既存の蓄熱冷
房装置にこの制御方式を適用しようとした場合には工
事が必要となるなどの問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような従来例の問題点
を解消するためになされたもので、毎日、蓄熱時間中に
当日の蓄熱開始時刻における残蓄熱量および前日の負荷
を計測、記憶し、参照日の負荷から当日の負荷を予測し
て、これに対応した当日の熱源機器の運転時間を計画す
ることにより、負荷に対応した適正な蓄熱とその利用が
できると共に、蓄熱利用運転時間中に当日の実際の負荷
を計測することにより、これが予測負荷と異なっている
場合には、熱源機器の運転計画を修正して昼間の熱源機
器の追加運転あるいは停止ができ、さらにまた、前日の
負荷の検知等を行う際に基準となる蓄熱基準時間と蓄熱
満杯基準時間に誤差があった場合には、これを自己診断
して自己修復でき、しかも、どのような蓄熱冷暖房装置
に対しても適用でき、夜間の安価な電力を有効に利用で
きるため経済的で安価、かつ信頼性および汎用性の高い
蓄熱冷暖房装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)このため、この発
明においては、熱源機器と、この熱源機器に接続する蓄
熱槽とを備えた蓄熱冷暖房装置において、前記蓄熱槽内
に配設された1個の温度センサと、蓄熱完了を判断する
ための蓄熱基準温度、前記温度センサの位置まで蓄熱す
るのに要する前記熱源機器の運転基準時間(蓄熱基準時
間)Xと前記蓄熱槽を満杯まで蓄熱するのに要する前記
熱源機器の運転基準時間(蓄熱満杯基準時間)TW、お
よび前記熱源機器の運転履歴等を記憶するための記憶手
段と、前記熱源機器運転開始時における残蓄熱量Zsを
演算するための第一の演算手段と、この手段によって検
知され制御装置の記憶部に記憶されている日の残蓄熱量
Zis及びその日の翌日の残蓄熱量Zieその日の前
記熱源機器の運転実績時間Yiとから、当日の負荷相当
時間Xaを予測するための予測手段と、この手段よっ
て予測された当日の負荷相当時間Xaに対応した前記熱
源機器の運転計画時間を演算するための第二の演算手段
と、この運転時間に対応して予め設定されている前記熱
源機器運転計画時間帯の優先順位に応じてこの熱源機器
の運転および停止を制御するための制御手段と、前記蓄
熱槽の蓄熱満杯を検知するための検知手段とを備えた蓄
熱冷暖房装置であって、当日の予測負荷相当時間が前記
蓄熱槽の蓄熱満杯基準時間と比較して大きい場合には、
当日の負荷に対しては、夜間蓄熱運転時間帯に前記蓄熱
槽を満杯に蓄熱することを目的とした夜間蓄熱運転(1
0[h])により蓄えられた蓄熱量と、不足分を補う昼
間の前記熱源機器の追加運転(Xa−TW[h])によ
り対応する蓄熱満杯基準制御方式と、前記当日の予測負
荷相当時間が前記蓄熱槽の蓄熱満杯基準時間と比較して
小さい場合には当日の空調終了時における残蓄熱量をゼ
ロとすることを目的として当日の負荷に対しては前記残
蓄熱量Zsと不足分を補う夜間の前記熱源機器の蓄熱運
転(Xa−Zs[h])とにより対応する残蓄熱量ゼロ
基準制御方式とのそれぞれ目的の異なる2種の制御方式
を切替えて、それぞれの制御方式の弱点を補いながら負
荷に対応する蓄熱量を前記蓄熱槽に蓄熱するよう前記熱
源機器の運転を制御するための制御手段を備えるよう構
成し、 (2)また、前記装置において、前記蓄熱利用時間帯に
前記記憶手段に予め記憶されている放熱基準温度を検知
した時刻と前記熱源機器の運転時間とによって当初予測
された負荷を修正し、実負荷に対応したこの熱源機器の
運転計画時間を再計画するための演算手段を備えるよう
構成し、 (3)また、前記蓄熱利用時間帯の負荷側への供給温度
を検知するための検知手段と、この検知温度が満足な空
気調整を実現できる限界の供給基準温度を維持できなく
なったときには運転計画と無関係に前記熱源機器を強制
的に運転するための運転制御手段と、この強制運転中、
前記検知温度が供給基準温度をある程度維持できたとき
はこの熱源機器の強制運転を停止するための停止手段と
を備えるよう構成し、 (4)また、上記装置において、前記蓄熱利用時間帯に
負荷側への供給温度と前記供給基準温度との差が十分大
きい場合には、当初の運転計画時間中であっても前記熱
源機器を運転せず、この熱源機器側ポンプのみ運転を行
うための運転制御手段を備えるよう構成し、 (5)あるいは前記(1)項の装置において、前記蓄熱
運転開始時刻および蓄熱時間帯中に蓄熱満杯を検知して
も、所定時間または前記温度センサにより蓄熱基準温度
を検知するまでの間前記熱源機器側にポンプのみの運転
を続けるための運転制御手段を備えるよう構成し、 (6)さらにまた、前記蓄熱基準時間Xおよび蓄熱満杯
基準時間TWについて、その設定誤差を自己検知するた
めの検知手段と、その設定誤差を自己修復するための修
正手段とを備えるよう構成することにより、前記目的を
達成しようとするものである。
【0009】
【作用】以上のような構成を有するこの発明に係る蓄熱
冷暖房制御装置は、(1)当日の予測負荷相当時間が前
記蓄熱槽の蓄熱満杯基準時間と比較して大きい場合に
は、当日の負荷に対しては、夜間蓄熱運転時間帯に蓄熱
槽に満杯に蓄えられた蓄熱量と、不足分を補うための昼
間の熱源機器の追加運転で対応する蓄熱満杯基準制御方
式と、当日の予測負荷相当時間が蓄熱槽の蓄熱満杯基準
間と比較して小さい場合には当日の負荷に対しては残
蓄熱量と不足分を補う夜間の熱源器の蓄熱運転とで対
応する残蓄熱量ゼロ基準制御方式との2種類の制御方式
を切替えて、負荷に対応した蓄熱量を蓄熱槽に蓄熱する
よう熱源機器の運転を制御する。
【0010】(2)また、この冷暖房制御装置は、蓄熱
利用時間帯に前記記憶装置に予め記憶されている放熱基
準温度を検知した時刻において、参照日と当日の熱源機
器の運転時間の履歴を比較して、当日の実際の負荷に予
測負荷の対する大小を判断して、実負荷に対応した運転
計画時間を直すことによって、負荷に合わせた熱源機器
の追加運転あるいは停止を行う。
【0011】(3)またこの蓄熱冷暖房装置は、蓄熱利
用時間帯中に負荷側への供給温度が供給基準温度を維持
できなくなった時には、運転計画とは無関係に前記熱源
機器を強制的に運転する。また、この強制運転中、前記
検知水温が供給基準温度をある程度維持できたときには
この熱源機器の強制運転を停止して、当初の運転計画通
りに熱源機器を運転することにより、負荷側への供給基
準温度の維持を図る。
【0012】(4)また、この蓄熱冷暖房装置は、蓄熱
利用時間帯中に負荷側への供給温度と供給基準温度との
差が十分大きい場合には、負荷が当初の予測に反して特
に小さいと判断して、当初の運転計画中であっても熱源
機器を運転せず、熱源機器側のポンプのみの運転を行う
ことにより、蓄熱槽内に温度むらが発生しないようにす
る。
【0013】(5)また、この蓄熱冷暖房制御装置は、
蓄熱運転開始時刻および蓄熱時間帯に蓄熱満杯を検知し
ても、所定時間または前記温度センサで蓄熱基準温度に
達するまでの間前記熱源機器側のポンプのみの運転を続
けることにより、前記蓄熱槽内に温度むらが存在した場
合にはこれを解消する。
【0014】(6)さらにまた、この蓄熱冷暖房制御装
置は、初期設定の誤差、あるいは、前記熱源機器の能力
の変化によって、前記蓄熱基準時間Xおよび蓄熱満杯基
準時間TWについてある程度以上の誤差が生じた場合、
前日と負荷がほぼ同等であった日について、その日の熱
源機器が運転計画通りに運転されていた場合には供給温
度の履歴により、また、運転計画通りに運転されていな
かった場合には、運転計画時間と実際の運転時間との差
によりXおよびTWの誤差を判断して、これを修正する
よう動作する。
【0015】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1にこの発明に係る蓄熱冷暖房装置の一実施例の
概要構成図、図2にその制御装置の一実施例の構成/動
作シーケンスフロー図を示す。図1において、蓄熱槽3
には水等の蓄熱材12が満たされており、冷凍機やヒー
トポンプ等の熱源機器1から1次側ポンプ4および1次
配管10により温熱または冷熱が供給される。この際、
熱源機器1への供給温度が一定になるよう3方弁6を介
して蓄熱槽3内の低温熱と高温熱とを混合している。ま
た、蓄熱槽3は、2次側ポンプ5および2次配管11を
介して空調機等の熱負荷機器2と接続されており、この
熱負荷機器2で消費される冷熱または温熱を出力してい
る。また、蓄熱槽3内には温度センサ7が1個配設され
ており、測定された蓄熱材12の温度は、制御装置13
内の残蓄熱量計測部13aと熱負荷予測部13b,およ
熱による実負荷検知部13f(共に図2に示す)に
供給されている。熱源機器1の入口配管中には蓄熱満杯
検知センサ8が取付けられており、その出力は制御機
13内の蓄熱満杯検出部13cに供給されている。ま
た、熱負荷機器2の入口配管中には供給温度検知センサ
9が取付けられており、その検知温度は制御装置13の
供給温度(異常)検知部13に供給されている。ま
た、熱源機器1の蓄熱運転で、温度センサ7の位置まで
蓄熱するのに要する時間Xと、蓄熱槽3全体を満杯に蓄
熱するのに要する蓄熱満杯時間TWとが制御装置13の
記憶部13d(図2)に記憶されている。
【0016】つぎに、以上の構成における制御を図1,
2を参照して22:00から22:00までを1日とし
夏季冷房時の事例について説明する。この場合の夜間
蓄熱運転時間帯は22:00〜8:00(10時間)、
昼間蓄熱利用時間帯は8:00〜22:00(14時
間)とする。まず、22:00より蓄熱機器1を運転し
て蓄熱を始め、温度センサ7で蓄熱基準温度(例えば7
℃)を検知した時点で、熱源機器1運転開始からの経過
時間Wと蓄熱基準時間Xとから当日の蓄熱開始時刻にお
ける残蓄熱量Zsを、Zs=X−Wの計算により求め
る。同様にして制御装置13の記憶部13dに記憶され
ている参照日の残蓄熱量Zisと参照日の翌日の残蓄熱
量Zieと参照日の熱源機器の運転実績時間Yiとよ
り、当日の負荷相当時間XaをXa=(Yi+Zis−
Zie)×P〔h〕と予測する。ここに、Pは当日運転
モードなどによって決められている係数である。
【0017】つぎに、Xaと蓄熱満杯基準時間TWとを
比較する。このとき、Xaの方が大きい場合は、当日の
負荷に対しては、夜間蓄熱運転時間帯で蓄熱槽3に満杯
に蓄えられた蓄熱量と、不足分を補う昼間の熱源機器1
の追加運転とで対応する(“蓄熱満杯基準制御”方
式)。夜間蓄熱運転時間帯は蓄熱満杯を目指して熱源機
器1を運転させるため運転計画時間を10時間として熱
源機器1の蓄熱運転を継続する。蓄熱利用時間帯の熱源
機器1の運転計画時間は、当日の負荷相当時間Xaに不
足する分だけとし、当日の蓄熱開始時刻22:00にお
ける残蓄熱量の正負と夜間蓄熱運転中に蓄熱槽3が満杯
になったか否かを考慮して当日の空調終了時刻における
残蓄熱量が負にならないように、例えば8:00の時点
で蓄熱槽3が満杯になっている場合にはXa−
〔h〕と運転計画して熱源機器1の運転時間帯優先順位
に応じて運転する。
【0018】一方、前記比較においてXaの方が小さい
場合は、当日の負荷に対しては、残蓄熱量Zsと、不足
分を補う夜間の熱源機器1の蓄熱運転とで対応する
(“残蓄熱量ゼロ基準制御”方式)。夜間蓄熱時間帯の
熱源機器1の運転時間は必要蓄熱量だけを蓄熱するよう
に運転時間を計画する(例えばXa−Zs〔h〕)。蓄
熱利用時間帯の熱源機器1の運転計画時間は基本的には
0〔h〕であるが、蓄熱槽3が熱源機器1容量に対して
大きすぎる場合(例えばTW>10〔h〕)などには、
夜間の蓄熱運転だけでは不足する分を補うように運転計
画(例えばXa−Zs−10〔h〕)して当日の空調終
了時における残蓄熱量ゼロを目指した運転を行う。
【0019】以上のように蓄熱満杯基準制御と残熱量ゼ
ロ基準制御とのそれぞれ目的の異なる2種類の制御方式
(モード)を切替えることにより、当日の負荷の増加お
よび蓄熱槽3内の温度むらによる残蓄熱量検知誤差には
強いが放熱ロスの大きい蓄熱満杯基準制御方式と、当日
の負荷の増加および蓄熱槽3内の温度むらによる残蓄熱
量検知誤差には弱いが放熱ロスの小さい残蓄熱量ゼロ基
準制御方式とのそれぞれの弱点を補いながら、負荷に応
じた蓄熱とその利用を行うことができる。さらに、本実
施例によれば、蓄熱槽3内の温度センサ7は一個のみで
よいため安価で工事も簡単な上に、どのような蓄熱槽3
と熱源機器1との組合せ装置に対しても有効であるため
汎用性が高く、既設の蓄熱冷暖房装置を制御するために
最適である。
【0020】なお、蓄熱槽3内の温度センサ7は、蓄熱
基準時間X=3〜5〔h〕程度を目安とするとよい。従
って、蓄熱槽3容量が小さく蓄熱満杯基準時間TWが3
〜5〔h〕であるような蓄熱槽3の場合は、温度センサ
7は最も夏季高温側(冬季低温側)の位置に配設する。
【0021】また、本実施においては、蓄熱満杯検知
センサ8は熱源機器1の人工配管中に配設されている
が、これを蓄熱槽3内の夏季高温側の位置に配設しても
よい。したがって蓄熱槽3が小さく蓄熱満杯基準時間T
Wが例えば3〜5〔h〕であるような場合は、温度セン
サ7も蓄熱槽3の夏季高温側に設置されているため、こ
れを蓄熱満杯検知センサ8と共用することも可能であ
る。
【0022】つぎに、当日の予測負荷を修正して実負荷
に対応した熱源機器1の運転時間を計画し直す方法につ
いて説明する。8:00より蓄熱利用を開始し、温度セ
ンサ7で放熱基準温度(例えば12℃)を検知するまで
の時間をSi〔h〕、その間の熱源機器の運転時間ti
〔h〕、温度センサ7の位置まで蓄熱されてからの熱源
機器1の夜間蓄熱運転時間をyim〔h〕とすると、当
日の負荷はつぎのように修正できる; (修正後の当日の負荷Xa* )〔h〕 =(修正前の当日予測負荷Xa)×(参照日のSi/当日のSi) ×{当日の(yim+ti)/参照日の(yim+ti)} したがって、温度センサ7で放熱基準温度を検知した時
点で上記計算式により当日の予測負荷を修正し、前記ア
ルゴリズムで設定されている昼間の蓄熱利用運転時間帯
中の熱源機器1運転計画時間に(Xa* −Xa)×k1
〔h〕を加えて運転計画時間を修正する。ただし、k1
は定数であり、通常はk1=1である。
【0023】なお、本実施例では、前記昼間の熱源機器
1の運転計画時間の修正は蓄熱満杯基準制御モードが選
択された日のみ行うが、残蓄熱量ゼロ基準制御モードが
選択された日についても同様に運転計画の修正を行って
も差支えないことはもちろんである。また、Xa* −X
aの大きさに応じて運転計画時間の修正に不感帯を設け
てもよい。
【0024】以上のように、当日の負荷を修正して熱源
機器の運転計画時間を修正することができるため、負荷
の大きさに対応した蓄熱とその利用ができる。また、本
実施例においては、放熱基準温度は温度センサ7で検知
するようにしたが、蓄熱槽3内に温度センサ7よりも夏
季高温側の適当な位置に新たに放熱温度検知センサを配
設して、放熱基準温度を検知するようにしてもよい。さ
らにまた、前記蓄熱満杯検知センサ8が蓄熱槽3内の夏
季高温側に配設されている場合は、これで放熱基準温度
を検知するようにしても差支えない。
【0025】つぎに、熱負荷機器2側への供給温度によ
る熱源機器1の運転方法について説明する。蓄熱利用時
間帯中に負荷2側への供給温度検知センサ9における検
知温度が、負荷2側への供給基準温度(例えば9℃)を
0〜数℃(例えば1℃)超過してしまったような場合に
は、供給水温が維持できなくなったと判断して、熱源機
器1を運転計画時間とは無関係に強制的に運転して負荷
側供給水温の維持を図る。その後、供給温度検知センサ
9における検知温度が供給基準温度に対して0〜数℃
(例えば0℃)の余裕を持つようになってか、あるい
は、空調運転が終了した時点で熱源機器1の強制運転を
終了する。以上のように、負荷側供給温度を直接検知し
て熱源機器1が運転されるので、常に安定的に供給基準
温度を維持することができる。
【0026】なお、本実施例においては、前記強制運転
は当日の負荷が特異的に増加したことによるものと判断
して、この運転時間は熱源機器1の運転実績時間に含め
ず履歴だけを残すこととするが、もちろん運転実績時間
に含めても差支えないことはもちろんである。また、本
実施例においては、負荷側供給温度検知センサ9は熱負
荷機器2の入口配管中に配設されているが、これを蓄熱
槽3内の最も夏季低温側(冬季高温側)の位置に配設し
ても差支えない。
【0027】つぎに、蓄熱槽3内に温度むらを生じさせ
ないようにする熱源機器1の運転方法について説明す
る。蓄熱利用時間帯中に負荷側へ供給温度検知センサ9
における検知温度が、負荷側への供給基準温度(例えば
9℃)に対して十分な余裕(例えば5℃以上)を持って
蓄熱利用運転が行われている場合には、当初の予測負荷
に対して立てられた熱源機器1の運転計画時間帯であっ
ても熱源機器1を運転しない。このようなことは、負
が予測に反して特に小さい場合に起こり得る。以上のよ
うに、負荷が特に小さい場合には昼間の熱源機器1の運
転を抑えることができるため、蓄熱槽3の両端部分の温
度だけが下がってしまうという蓄熱槽3内に温度むらを
生ずる要因を生ずることがなく、残蓄熱量の計算や当日
の予測負荷の計算における槽内温度むらの影響を小さく
することができる。
【0028】つぎに、蓄熱槽3内の温度むらの影響によ
る蓄熱満杯の誤検知を回避する方法について説明する。
蓄熱運転開始時刻22:00または蓄熱運転時間帯(2
2:00〜8:00)において、蓄熱満杯検知センサ8
で蓄熱基準温度を検知することにより蓄熱満杯を検知し
た際、蓄熱槽3内の温度センサ7の検知温度が蓄熱基準
温度に達していない場合には、蓄熱槽3内に温度むらが
存在するものと判断して、一定時間または温度センサ7
で蓄熱基準温度を検知するまでの間熱源機器1を停止し
たまま1次側ポンプ4のみを運転する。この間に、熱源
機器1の入口温度が復帰条件を満たしたら熱源機器1に
よる蓄熱運転を再開する。以上のように熱源機器1は運
転されるので、蓄熱満杯検知センサ8が蓄熱満杯を検知
しても、温度センサ7の温度とを参照して本当の蓄熱満
杯か蓄熱槽内の温度むらによる誤検知かを判断して、万
が一後者の場合であっても温度むらを解消して安定な運
転を継続することができる。
【0029】つぎに、蓄熱基準時間XおよびTWの設定
誤差の検知方法およびこれらの誤差の修正方法について
説明する。図3は供給温度の傾向と後述する誤差係数k
との関係を示す図である。まず、前日の負荷相当時間X
a1〔h〕と前々日の負荷相当時間Xa2〔h〕とを比
較して、その差がある範囲内(例えば1〔h〕)にある
ときのみ以下の手順で修正する;前日の熱源機器1の運
転実績時間と運転計画時間との差がある範囲内(例えば
30分)にある場合は運転計画通りに運転されたと判断
する。このとき、前々日の蓄熱利用運転終了時刻におけ
る負荷側供給温度TSs〔℃〕と前日の蓄熱利用運転終
了時刻における負荷側供給温度TSe〔℃〕とを参照し
て、TSeが供給基準温度付近(例えば供給基準温度±
1℃、これを“供給基準温度範囲”と定義する)にある
場合は、Xの設定誤差はないと判断して誤差係数k=0
とし、TSeが供給基準温度範囲内にない場合は、TS
sとTSeとを比較してその変化の傾向が供給基準温度
範囲に収束しようとしていることが認められる場合には
Xの設定誤差はないと判断してk=0とし(図3
(a))、そのような傾向が認められず供給温度を超過
している場合は、Xの設定値が過大であると判断してk
=−1(図3(b))、また供給基準温度を十分維持し
ている場合は、Xの設定値が過小と判断してk=1(図
3(c))とする。
【0030】また、前日が計画通りに運転されなかった
場合は、運転計画時間より運転実績時間の方が長いとき
はXの設定値が過大と判断してk=−1とし、運転計画
時間より運転実績時間の方が短いときはXは設定値が過
小と判断してk=1とする。上記の判定を数日分行った
後、kの平均値kbを求め、図4に両係数値の関係を示
すようにこのkbの絶対値がある範囲(例えば0.4以
下)内にある場合はK=0、すなわち、不感帯とし、そ
れ以外の場合には、K=kbとして、 (修正後のX)=(修正前のX)+K×XB(例えばXB=40〔分〕) のように修正する。以上のように、運転計画時間と運転
実績時間および負荷側供給水温によりXの設定誤差があ
っても、制御装置が自己検知して自己修復することがで
きるため、信頼性の高い蓄熱冷暖房装置を提供すること
ができる。
【0031】なお、本実施例においては、kbからKを
演算する際にK=0の不感帯を設定したが、不感帯を設
定せずに、すべてのkbに対して例えばK=kbとして
もよい。また、本実施例においては、TWの誤差の検知
および修正は行わないが、上記の方法によりXを修正す
る際、同様に、 (修正後のTW)=(修正前のTW)+K×TWB のように修正しても差支えない。ここで、TWBは温度
センサ7の位置までの蓄熱材の量に対する蓄熱槽全体の
蓄熱材の量の比を目安とすればよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、それぞれ目的の異なる2種類の制御方式を、予測さ
れる当日の負荷の大小によって切替え、負荷に対応した
蓄熱を行うため、放熱ロスも少なく、従来のように残蓄
熱を累積してしまうことがない。そのため夜間の安価な
電力を有効に利用できるため、年間を通じて経済的な蓄
熱冷暖房装置の運用が可能となる。また、本発明によれ
ば、蓄熱槽内に最低限、温度センサが1個あればよく、
コストも安く工事も簡単な上に、いかなる熱源機器と蓄
熱槽との組合せに対しても有効であり、特に既設の蓄熱
冷暖房装置を制御するのに最適である。
【0033】また、本発明によれば、蓄熱利用運転中に
当日の実負荷を計測して熱源機器の運転計画時間を修正
するようにしたため、実負荷の大きさに対応した蓄熱と
その利用が可能である。また、負荷側供給温度を直接検
知して熱源機器の運転を制御するようにしたため、常に
安定的に供給温度を維持することができる。さらにま
た、本発明によれば、負荷側への供給温度を検知するこ
とにより、特に小さい実負荷を検知して熱源機器の運転
を抑制するため、蓄熱槽内に温度むらを生じないように
することができ、常に安定した蓄熱とその利用ができ
る。また、蓄熱槽内の温度センサの検知温度を参照し
て、蓄熱満杯検知時における蓄熱槽内温度むらの有無を
判断し、熱源機器側ポンプのみを運転することにより、
この温度むらを解消することができ、安定な運転を継続
することができる。
【0034】さらにまた、本発明によれば、熱源機器の
運転計画時間と運転実績時間および負荷側供給温度によ
って、蓄熱基準時間Xの設定誤差の有無を制御装置が自
己検知し、これを自己修復することができるため、必要
蓄熱量の蓄熱を精度よく行うことができ、信頼性の高い
蓄熱冷暖房制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る蓄熱冷暖房装置の一実施例の概
要構成図である。
【図2】図1の制御装置の一実施例の構成/動作シーケ
ンスフロー図である。
【図3】図2における供給温度の傾向と係数kの関係を
示す図である。
【図4】係数kbと係数Kとの関係を示す図である。
【図5】蓄熱冷暖房装置の一従来例の構成系統図であ
る。
【符号の説明】
1 熱源機器 2 熱負荷機器 3 蓄熱槽 4 1次側ポンプ 5 2次側ポンプ 6 3方弁 7 温度センサ 8 蓄熱満杯検知センサ 9 供給温度検知センサ 10 1次側配管 11 2次側配管 12 蓄熱材 13 制御装置 13a 残蓄熱量計測部 13b 熱負荷予測部 13c 蓄熱満杯検知部 13d 記憶部 13e 供給温度異常検知部13f 実負荷検知部 X 蓄熱基準時間Xa 当日の負荷相当時間 TW 蓄熱満杯時間Zs 残蓄熱量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−91633(JP,A) 特開 平3−181728(JP,A) 特開 昭63−38855(JP,A) 特公 昭47−46501(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 102 Z

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機器と、この熱源機器に接続する蓄
    熱槽とを備えた蓄熱冷暖房装置において、前記蓄熱槽内
    に配設された1個の温度センサと、蓄熱完了を判断する
    ための蓄熱基準温度、前記温度センサの位置まで蓄熱す
    るのに要する前記熱源機器の運転基準時間(蓄熱基準時
    間)Xと前記蓄熱槽を満杯まで蓄熱するのに要する前記
    熱源機器の運転基準時間(蓄熱満杯基準時間)TW、お
    よび前記熱源機器の運転履歴等を記憶するための記憶手
    段と、前記熱源機器運転開始時における残蓄熱量Zsを
    演算するための第一の演算手段と、この手段によって検
    知され制御装置の記憶部に記憶されている日の残蓄熱量
    Zis及びその日の翌日の残蓄熱量Zieその日の前
    記熱源機器の運転実績時間Yiとから、当日の負荷相当
    時間Xaを予測するための予測手段と、この手段よっ
    て予測された当日の負荷相当時間Xaに対応した前記熱
    源機器の運転計画時間を演算するための第二の演算手段
    と、この運転時間に対応して予め設定されている前記熱
    源機器運転計画時間帯の優先順位に応じてこの熱源機器
    の運転および停止を制御するための制御手段と、前記蓄
    熱槽の蓄熱満杯を検知するための検知手段とを備えた蓄
    熱冷暖房装置であって、当日の予測負荷相当時間が前記
    蓄熱槽の蓄熱満杯基準時間と比較して大きい場合には、
    当日の負荷に対しては、夜間蓄熱運転時間帯に前記蓄熱
    槽を満杯に蓄熱することを目的とした夜間蓄熱運転(1
    0[h])により蓄えられた蓄熱量と、不足分を補う昼
    間の前記熱源機器の追加運転(Xa−TW[h])によ
    り対応する蓄熱満杯基準制御方式と、前記当日の予測負
    荷相当時間が前記蓄熱槽の蓄熱満杯基準時間と比較して
    小さい場合には当日の空調終了時における残蓄熱量をゼ
    ロとすることを目的として当日の負荷に対しては前記残
    蓄熱量Zsと不足分を補う夜間の前記熱源機器の蓄熱運
    転(Xa−Zs[h])とにより対応する残蓄熱量ゼロ
    基準制御方式とのそれぞれ目的の異なる2種の制御方式
    を切替えて、それぞれの制御方式の弱点を補いながら負
    荷に対応する蓄熱量を前記蓄熱槽に蓄熱するよう前記熱
    源機器の運転を制御するための制御手段を備えたことを
    特徴とする蓄熱冷暖房制御装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱利用時間帯に前記記憶手段に予
    め記憶されている放熱基準温度を検知した時刻と前記熱
    源機器の運転時間とによって当初予測された負荷を修正
    し、実負荷に対応したこの熱源機器の運転計画時間を再
    計画するための演算手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の蓄熱冷暖房制御装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄熱利用時間帯の負荷側への供給温
    度を検知するたもの検知手段と、この検知温度が満足な
    空気調整を実現できる限界の供給基準温度を維持できな
    くなったときには運転計画と無関係に前記熱源機器を強
    制的に運転するための運転制御手段と、この強制運転
    中、前記検知温度が供給基準温度をある程度維持できた
    ときはこの熱源機器の強制運転を停止するための停止手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱冷暖
    房制御装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄熱利用時間帯に負荷側への供給温
    度と前記供給基準温度との差が充分大きい場合には、当
    初の運転計画時間中であっても前記熱源機器を運転せ
    ず、この熱源機器側ポンプのみ運転を行うための運転制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の蓄熱冷
    暖房制御装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄熱運転開始時刻および蓄熱時間帯
    中に蓄熱満杯を検知しても、所定時間または前記温度セ
    ンサにより蓄熱基準温度を検知するまでの間前記熱源機
    器側にポンプのみの運転を続けるための運転制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱冷暖房制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄熱基準時間Xおよび蓄熱満杯基準
    時間TWについて、その設定誤差を自己検知するための
    検知手段と、その設定誤差を自己修復するための修正手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱冷暖
    房制御装置。
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