JP3021442U - 工具箱 - Google Patents

工具箱

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JP3021442U
JP3021442U JP1995009042U JP904295U JP3021442U JP 3021442 U JP3021442 U JP 3021442U JP 1995009042 U JP1995009042 U JP 1995009042U JP 904295 U JP904295 U JP 904295U JP 3021442 U JP3021442 U JP 3021442U
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JP
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tool box
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JP1995009042U
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Inventor
出 欣 男 井
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日発販売株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具箱本体への雨水等の侵入を防止する機能
と、怪我を未然に防止し得る機能とを兼備し、しかもコ
ストアップを回避し得る工具箱を提供すること。 【構成】 工具箱本体11の側部に開口部12を設け、
この開口部12に開閉蓋16を取り付けた工具箱におい
て、前記開口部12に、外側部に延びる周縁部14と、
この周縁部14から外側に折り返し折り曲げられた折り
返し部15とを有する防水兼怪我防止用の外縁部13を
形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車両の側部等に取り付けられ、使用される工具箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種工具箱の従来技術としては、例えば実公平5−25332号公報に示す 車両用工具箱があり、これを図8に示す。
【0003】 この図8に示す車両用工具箱では、工具箱本体1の側部に開口部2が設けられ ている。
【0004】 前記開口部2の上辺および左右両側辺には、外側に延びる天縁部3aおよび側 縁部3b,3cが形成されている。前記天縁部3aおよび側縁部3b,3cには 、工具箱本体1の外側板5と平行な防水鍔部4a,4b,4cが形成されている 。
【0005】 前記工具箱本体1の外側板5と、天縁部3aおよび側縁部3b,3cと、防水 鍔部4a,4b,4cとにより、断面コ字型の防水周枠部4が形成されている。
【0006】 また、前記開口部2の下部には、ヒンジ7を介して開閉蓋6が取り付けられて いる。この開閉蓋6は、前記防水周枠部4の外側を囲むように形成されていて、 開口部2と防水周枠部4を覆うようになっている。
【0007】 かかる従来の車両用工具箱は、工具箱本体1の外側板5と、天縁部3aおよび 側縁部3b,3cと、防水鍔部4a,4b,4cとにより、断面コ字型の防水周 枠部4が形成されていて、工具箱本体1内への雨水等の侵入を防止することがで きる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の車両用工具箱は、天縁部3aおよび側縁部3b,3cと、 当該部分に形成された防水鍔部4a,4b,4cとが断面倒L字型に曲成されて いる。したがって、開閉蓋6の開閉時や、工具類の出し入れ時に、防水鍔部4a ,4b,4cのエッジ部分に作業者の指等が引っ掛かり、怪我をする危険があっ た。
【0009】 また、怪我を防止するために、防水鍔部4a,4b,4cのエッジ部分に面取 り加工を施すと、その分コストアップになる問題があった。
【0010】 本考案が解決しようとする課題は、工具箱本体への雨水等の侵入を防止する機 能と、怪我を未然に防止し得る機能とを兼備し、しかもコストアップを回避し得 る工具箱を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案では工具箱本体の側部に設けられた開口部に 、外側部に延びる周縁部と、この周縁部から外側に折り返し折り曲げられた折り 返し部とを有する防水兼怪我防止用の外縁部を形成している。
【0012】 また、本考案では前記防水兼怪我防止用の外縁部を、断面フック型に形成して いる。
【0013】 さらに、本考案では前記防水兼怪我防止用の外縁部を、断面ほぼへ字型に形成 している。
【0014】 さらにまた、本考案では前記防水兼怪我防止用の外縁部を、外側に湾曲させた カール状に形成している。
【0015】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1は本考案の第1の実施例を示す縦断正面図、図2は図1のA−A矢視図で ある。
【0017】 これら図1および図2に示す第1の実施例では、工具箱本体11の一側部に開 口部12が設けられている。
【0018】 前記開口部12の上辺および左右側辺には、外側部に延びる周縁部14が形成 されている。前記周縁部14には、外側に折り返し折り曲げられた折り返し部1 5が形成されており、この実施例では前記周縁部14と折り返し部15とが、断 面フック型としての断面ほぼ倒J字型に形成されていて、前記周縁部14と折り 返し部15とにより防水兼怪我防止用の外縁部13が構成されている。
【0019】 前記開口部12の下部には、ヒンジ17を介して開閉蓋16が取り付けられて いる。この開閉蓋16は、開口部12から外縁部13の外側にわたって覆い得る 形状に形成されている。
【0020】 この第1の実施例では、開口部12に周縁部14と折り返し部15とで断面ほ ぼ倒J字型をなす外縁部13が形成されているので、開口部12から工具箱本体 11内への雨水等の侵入を完全に防止することができるし、折り返し部15が工 具箱本体11の外側面11′がわに向かって曲成されているので、開閉蓋16の 開閉時や、工具類の出し入れ時に、作業員の指等が開口部の周りのエッジ部分に 引っ掛かって怪我をする不具合を未然に防止することができる。
【0021】 次に、図3は本考案の第2の実施例を示す縦断正面図である。
【0022】 この図3に示す第2の実施例では、開口部12に周縁部19と折り返し部20 とにより、断面フック型としての断面ほぼ倒7字型の外縁部18が形成されてい る。
【0023】 この第2の実施例の他の構成については、前記第1の実施例と同様である。
【0024】 この第2の実施例においても、周縁部19と折り返し部20とで形成された外 縁部18により、開口部12から工具箱本体11内への雨水等の侵入を完全に防 止することができるし、開口部の周りのエッジ部分に指等が引っ掛かって怪我を する不具合を未然に防ぐことができる。
【0025】 ついで、図4は本考案の第3の実施例を示す縦断正面図である。
【0026】 この図4に示す第3の実施例では、開口部12に周縁部22と折り返し部23 とにより、断面フック型としての断面ほぼ倒J字型の外縁部21が形成されてい る。
【0027】 この外縁部21は、開口部12の中心部に向かって約60°傾斜させて形成さ れている外は、前記第1の実施例と同様であり、作用も同様である。
【0028】 さらに、図5は本考案の第4の実施例を示す縦断正面図である。
【0029】 この図5に示す第4の実施例では、開口部12に周縁部25と折り返し部26 とにより、断面ほぼへ字型の外縁部24が形成されている。
【0030】 この第4の実施例の他の構成については、前記第1の実施例と同様である。
【0031】 この第4の実施例においても、周縁部25と折り返し部26とで形成された外 縁部24により、開口部12から工具箱本体11内への雨水等の侵入を完全に防 止することができるし、開口部の周りのエッジ部分に指等が引っ掛かって怪我を する不具合を未然に防ぐことができる。
【0032】 続いて、図6は本考案の第5の実施例を示す縦断正面図である。
【0033】 この図6に示す第5の実施例では、開口部12に、外側に向かって突出させた 周縁部28と、この周縁部28の端部を外側に湾曲させた折り返し部29とによ り、カール状の外縁部27が形成されている。
【0034】 この第5の実施例においても、開口部12から工具箱本体11の内部への雨水 の侵入を防止できるし、開口部12の周りのエッジ部分に指等が引っ掛かって怪 我をする不具合をより良く防止することができる。
【0035】 この第5の実施例の他の構成,作用については、前記第1の実施例と同様であ る。
【0036】 進んで、図7は本考案の第6の実施例を示す縦断正面図である。
【0037】 この図7に示す第6の実施例では、開口部12に、外側に向かって湾曲させた カール状の外縁部30が形成されている。
【0038】 この第6の実施例の作用については、前記第5の実施例と同様である。
【0039】 また、前記第1,第2,第3および第4の実施例とも、周縁部と折り返し部と を連続的に折り曲げて外縁部を形成できるので、コストアップを回避し、廉価に 提供することができる。さらにまた、前記第5および第6の実施例においても、 外縁部を曲げ加工するだけで形成できるので、コストアップを回避し、廉価に提 供することができる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明した本考案の請求項1記載の考案によれば、工具箱本体の側部に設け られた開口部に、外側部に延びる周縁部と、この周縁部から外側に折り返し折り 曲げられた折り返し部とを有する防水兼怪我防止用の外縁部を形成しており、前 記周縁部と折り返し部とにより形成された外縁部により、開口部から工具箱本体 内への雨水等の侵入を完全に防止し得る効果があり、折り返し部が工具箱本体の 外側面がわに向かって曲成されているので、開口部の周りのエッジ部分に指等が 引っ掛かって怪我をする不具合を未然に防止し得る効果があり、周縁部と折り返 し部を連続的に折り曲げて外縁部を形成できるので、コストアップを回避し、廉 価に提供し得る効果もある。
【0041】 また、本考案の請求項2記載の考案によれば、前記防水兼怪我防止用の外縁部 を、断面フック型に形成しているので、本考案においても前記周縁部と折り返し 部とにより形成された外縁部により、開口部から工具箱本体内への雨水等の侵入 を完全に防止し得る効果があり、折り返し部が工具箱本体の外側面がわに向かっ て曲成されているので、開口部の周りのエッジ部分に指等が引っ掛かって怪我を する不具合を未然に防止し得る効果があり、周縁部と折り返し部を連続的に折り 曲げて外縁部を形成できるので、コストアップを回避し、廉価に提供し得る効果 もある。
【0042】 さらに、本考案の請求項3記載の考案によれば、前記防水兼怪我防止用の外縁 部を、断面ほぼへ字型に形成しているので、本考案においても前記周縁部と折り 返し部とにより形成された外縁部により、開口部から工具箱本体内への雨水等の 侵入を完全に防止し得る効果があり、折り返し部が工具箱本体の外側面がわに向 かって曲成されているので、開口部の周りのエッジ部分に指等が引っ掛かって怪 我をする不具合を未然に防止し得る効果があり、周縁部と折り返し部を連続的に 折り曲げて外縁部を形成できるので、コストアップを回避し、廉価に提供し得る 効果もある。
【0043】 そして、本考案の請求項4記載の考案によれば、前記防水兼怪我防止用の外縁 部を、外側に湾曲させたカール状に形成しているので、本考案においても開口部 から工具箱本体の内部への雨水等の侵入をより良く防止し得る効果があり、外縁 部が外側にカール状に曲成されているので、開口部の周りのエッジ部分に指等が 引っ掛かって怪我をする不具合を未然に防止し得る効果があり、外縁部を曲げ加 工するのみで形成できるので、コストアップを回避し、廉価に提供し得る効果も ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図2】図1のA−A矢視図であって、一部破断側面図
である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図4】本考案の第3の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図5】本考案の第4の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図6】本考案の第5の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図7】本考案の第6の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図8】従来の車両用工具箱の縦断正面図である。
【符号の説明】
11 工具箱本体 11′ 工具箱本体の外側面 12 開口部 13,18,21,24,27,30 外縁部 14,19,22,25,28 周縁部 15,20,23,26,29 折り返し部 16 開閉蓋

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具箱本体の側部に開口部を設け、この
    開口部に開閉蓋を取り付けた工具箱において、前記開口
    部に、外側部に延びる周縁部と、この周縁部から外側に
    折り返し折り曲げられた折り返し部とを有する防水兼怪
    我防止用の外縁部を形成したことを特徴とする工具箱。
  2. 【請求項2】 前記防水兼怪我防止用の外縁部を、断面
    フック型に形成したことを特徴とする請求項1記載の工
    具箱。
  3. 【請求項3】 前記防水兼怪我防止用の外縁部を、断面
    ほぼへ字型に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    工具箱。
  4. 【請求項4】 前記防水兼怪我防止用の外縁部を、外側
    に湾曲させたカール状に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の工具箱。
JP1995009042U 1995-08-07 1995-08-07 工具箱 Expired - Lifetime JP3021442U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055312A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Kajima Corp 構真柱建込方法

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