JP3021332U - 洋式便器の便蓋カバー - Google Patents

洋式便器の便蓋カバー

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JP3021332U
JP3021332U JP1994002630U JP263094U JP3021332U JP 3021332 U JP3021332 U JP 3021332U JP 1994002630 U JP1994002630 U JP 1994002630U JP 263094 U JP263094 U JP 263094U JP 3021332 U JP3021332 U JP 3021332U
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JP
Japan
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toilet lid
cover
toilet
locking
cover body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994002630U
Other languages
English (en)
Inventor
弘道 長谷川
Original Assignee
センコーインテリア株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多種にわたる洋式便器の便蓋形状に全て適応
し得るものであって、どのような便蓋に対しても確実に
装着することが出来る洋式便器の便蓋カバーを提供す
る。 【構成】 基布2に装飾用織糸3を植設してなるカバー
本体1の折り返し周縁部を弾性体として周縁部を多少絞
り状態に形成し、周縁部の両端を連結してカバー本体の
基部側を係止固定させる係止バンド4を付設し、係止バ
ンドを長さ調整自在に形成すると共に全体ないし一部を
弾性体によって形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多種にわたる洋式便器の便蓋形状に適応し得るものであって、どの ような便蓋に対しても確実に装着出来るように工夫された洋式便器の便蓋カバー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、洋式便器のタイプは多種多様であり、それに伴い便器の蓋(便蓋)のタ イプも形状・大きさなど異なる種類のものが非常に多く、1種類の便蓋カバーで 全てのタイプの便蓋に対応することは困難であるため、便蓋カバー自体も各種の 便蓋形状に対応すべく数多くのタイプが製造されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の如く、便蓋カバーにおいても数多くのタイプを製造することは 、製造コストが係って商品が高価になってしまうばかりでなく、1タイプの便蓋 カバーにおける種類(模様、生地、色彩等)も自ずと少なくなってしまい、需要 者は限定された範囲での選択を余儀なくされてしまう事となっていた。又、便蓋 カバーを購入する際には、便蓋のタイプを知っておく必要があり、それをチェッ クせずに出掛けて二度手間となってしまう状況も見受けられる。又、便座カバー 、トイレマット、ホルダーカバー等は、贈答品として利用されることが多いが、 便蓋カバーについては、前述のとおり全く使用出来ないケースが発生しやすく、 利用頻度の低い商品と言わざるを得なかった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、全ての便蓋形状に適合する1 タイプの便蓋カバーを案出することで、低価格でバラエティに富んだ各種カバー を供給することが出来、利用者にとっても便蓋のタイプを気にせずに自由に選び 出すことが出来、商品的価値も十分に高めることが出来るようにした洋式便器の 便蓋カバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の便蓋カバーは、基布に装飾用織糸を植設し てなるカバー本体の折り返し周縁部を弾性体として周縁部を多少絞り状態に形成 し、周縁部の両端を連結してカバー本体の基部側を係止固定させる係止バンドを 付設し、係止バンドを長さ調整自在に形成すると共に全体ないし一部を弾性体に よって形成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
以上の如く本考案の便蓋カバーあれば、小さい便蓋に対しては、カバー本体の 折り返し部分すなわち便蓋の裏面側に位置する面積が多くなるが、折り返し周縁 部の弾性体が収縮して便蓋表面側にカバー本体を浮き上がることなく密着した状 態に保持させることが出来、係止バンドを短く調整して周縁部の両端を連結させ れば、係止バンドの弾性体が収縮する状態でカバー本体の基部を係止固定するか ら、便蓋へカバー本体をしっかりと装着することが出来るものである。又、大き い便蓋に対しては、逆にカバー本体の折り返し部分が少なくなっ状態で、折り返 し周縁部の弾性体が伸長して便蓋表面側のカバー本体を密着状態に保持させるこ とが出来、係止バンドを長く調整して周縁部の両端を連結させれば、係止バンド の弾性体が適宜伸びた状態でカバー本体の基部を係止固定することが出来るから 、大きい便蓋であっても前述した蓋カバーを使用して、便蓋にしっかりと装着す ることが出来るものとなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施例を示す裏面側斜視図、図2、3は本考案を各便蓋に装 着した際の便蓋裏側を示す正面図である。
【0009】 図面において、1はカバー本体で、基布2に装飾用織糸3を植設して各種模様 や図柄を施した便蓋カバーであり、最も大きい便蓋に装着した時であっも当該便 蓋の表側全体を被覆出来るだけの大きさを有したものである。又、カバー本体1 の折り返し周縁部1aには伸縮可能なゴム紐体等の弾性体を設け、当該折り返し 周縁部において多少絞った状態に形成している。
【0010】 4は係止バンドで、カバー本体1を便蓋へ装着する際に周縁部1aの両端を連 結してカバー本体1の基部側を係止固定させるためのバンドであり、これによっ てカバー本体1は便蓋の大小並びに形状に関係なく、ずれ動くようなことがなく 安定した装着状態を保持することが出来るものとなる。係止バンド4は、長さ調 節部4aを備えて長さを適宜調節することが出来、且つ全体(一部でも良い)を ゴム状弾性体にして適宜伸縮出来るように形成しており、当該係止バンド4であ れば、最短から最長に至るバンド長さの範囲は非常に広く、あらゆるタイプの便 蓋に対応することが出来るものであり、バンド長さの適宜調節によって、装着時 におけるカバー本体1の係止固定を容易ならしめるものである。
【0011】 尚、本実施例における長さ調節部4aは、バンドを係止フック部4bの位置で折 り返し、これを固定金具4cにて固定することで全体のバンド長さを調節する既 存の手段を講じたものであるが、その調節手段については特に限定するものでは ない。又、本実施例では係止フック4bを他方へ掛け止めることによって係止バ ンド4を介して周縁部1aの両端を連結する構成としたが、係止フック4bの替 わりに連結リング等を利用し、周縁部1aの両端を係止バンド4を介して常時連 結させた状態としておいても良い。
【0012】 5は補助係止体で、前述の如く係止バンド4によってカバー本体1を便蓋にし っかりと装着させるが、さらにカバー本体1の装着性を高めるために設けられた 補助部材であり、伸縮自在な紐体の先端にフック5aを固着しており、カバー本 体1の別位置に設けたループ5b又は係止バンド4の適宜位置に掛け止め、カバ ー本体1の便蓋前方への移動を防止するものである。
【0013】 従って、本実施例の蓋カバーであれば、小さい便蓋Aに装着する場合、係止バ ンド4の長さを短く調節して周縁部1aの両端を連結すれば良く、図2の如く、 便蓋Aの裏面側にカバー本体1が多く折り返った状態となり、周縁部1a及び係 止バンド4の収縮作用によってカバー本体1を便蓋Aの表面に密着した状態すな わちカバー本体1を張った状態に保持させることが出来る。又、大きい便蓋Bに 装着する場合、係止バンド4を長く調節して周縁部1aの両端が連結出来るよう にすれば良く、図3の如く、便蓋Bの裏面側におけるカバー本体1の折り返し部 分は少なくなるが、上記と同様に周縁部1a及び係止バンド4の収縮作用によっ てカバー本体1を便蓋Bの表面に張った状態に保持することが出来る。
【0014】 尚、図示しなかったが、カバー本体1の基布2を伸縮性を有する基布とした場 合、基布2自体も適宜伸縮してカバー本体1が便蓋に装着することになるから、 各種タイプの便蓋に対する適合性をより高めることが出来、而も便蓋の大小や異 なる形状に応じて基布2が伸縮される状態となるから、便蓋表側を被覆する基布 2の実質的な面積(言い換えれば便蓋裏側に折り返された基布2の実質的面積) は、各タイプの便蓋の差異に比してその違いは少なく、例えば装飾用織糸3によ って施されている便蓋表側の外周部を彩る輪郭模様は、便蓋が大きくなっても基 布2はそのまま全体的に伸びるから便蓋表側の外周部を彩る輪郭模様のままであ り、又、便蓋が略台形形状になっても基布2は必要な箇所(前方の2隅)が伸び 、当該便蓋の表側外周部を彩る輪郭模様として殆どそのままであり、本蓋カバー によればカバー本体1の模様や図柄を各種タイプの便蓋形状に適応した形で表出 させることが出来るなど、単なる基布2を用いたカバー本体1では奏し得ない効 果を発揮することが出来るものである。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案によれば、従来の便蓋カバーとは根本的に異なり、あ らゆるタイプの便蓋に適応して装着可能な便蓋カバーを供することが出来るもの であり、大量生産にも適しており低価格で供給することが出来、又、フリーサイ ズ的な便蓋カバーとして全ての便蓋に使用出来るなど利用価値も非常に高く、需 要者にとって多大な効果を奏するものであり、更に、今までは複数のタイプの便 蓋カバーが必要であったが、本便蓋カバーであれば1タイプで済むこととなり、 1タイプの便蓋カバーにつき模様や図柄の異なる多種にわたったカバーを提供す ることが出来、又、供給と需要のバランスも図り易く、その商品的価値は非常に 高いと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す裏面側斜視図。
【図2】本考案を便座Aに装着した際の便蓋裏側の状態
を示す正面図。
【図3】本考案を便座Bに装着した際の便蓋裏側の状態
を示す正面図。
【図4】
【符号の説明】
1 カバー本体 2 基布 3 織糸 4 係止バンド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す裏面側斜視図。
【図2】本考案を便座Aに装着した際の便蓋裏側の状態
を示す正面図。
【図3】本考案を便座Bに装着した際の便蓋裏側の状態
を示す正面図。
【符号の説明】 1カバー本体 2基布 3織糸 4係止バンド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布に装飾用織糸を植設してなるカバー
    本体の折り返し周縁部を弾性体として周縁部を多少絞り
    状態に形成し、周縁部の両端を連結してカバー本体の基
    部側を係止固定させる係止バンドを付設し、係止バンド
    を長さ調整自在に形成すると共に全体ないし一部を弾性
    体によって形成したことを特徴とする洋式便器の便蓋カ
    バー。
  2. 【請求項2】 カバー本体の基布が伸縮性を有している
    ことを特徴とする請求項1の洋式便器の便蓋カバー。
JP1994002630U 1994-02-24 1994-02-24 洋式便器の便蓋カバー Expired - Lifetime JP3021332U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3185629U (ja) * 2013-06-14 2013-08-22 株式会社インフォマックス 便座蓋用カバー

Cited By (1)

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