JP3020976U - トラックボール - Google Patents

トラックボール

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JP3020976U
JP3020976U JP1995008650U JP865095U JP3020976U JP 3020976 U JP3020976 U JP 3020976U JP 1995008650 U JP1995008650 U JP 1995008650U JP 865095 U JP865095 U JP 865095U JP 3020976 U JP3020976 U JP 3020976U
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JP
Japan
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axis
ball
rotary shaft
rotation
trackball
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995008650U
Other languages
English (en)
Inventor
悟 谷田部
哲孝 小川
Original Assignee
神田通信工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来欠点を解消し、ボールのX軸、Y軸方向の
回転に比例した出力を出すトラックボールを提供するこ
と。 【構成】直交するX軸、Y軸方向に対するボールの回転
成分をボールと接触しているX軸、Y軸各々の回転軸ロ
ーラ部に伝達し、前記回転軸ローラ部の回転によりX軸
及びY軸方向の変位を出力するトッラクボールにおい
て、前記回転軸ローラ部の両側各々にトラックボールに
圧接するスポンジローラを備えたトラックボール。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像処理装置等において、ボールの部分を手で回転させることによ り画面上のカーソルマーク等を移動させるトラックボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラックボールは、CRT画面上のカーソルマーク等を移動させるためX、Y 位置信号入力装置として使用するものが一般的であり、指先等でボールを回動す ることにより、内部に搭載した光学式エンコーダ等で直交するX軸、Y軸方向の パルス信号を送出することができるものである。 機構としては、ボールの荷重を互いに直交するX軸、Y軸方向ともベアリング 付きの回転軸の回転軸ローラ部と、この2つの回転軸がボールと接する各々の点 と二等辺三角形を形成する点に設けた回転ローラとで受けている。上記のボール の回転は互いに直交する2本のX軸、Y軸の回転軸に伝えられ、さらに回転軸に 固定されたスリットを有するスリット円板を回転させる。フォトインタラプタで は、発光させた光がこのスリット円板により通過及び遮断の制御を受けることで 回転軸の回転数に比例したパルスを発生させている。 従来のトラックボールの回転軸の材質はステンレスでできており、ボールと接 触する回転軸の回転軸ローラ部の材質もステンレスであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、ボール表面、又は回転軸ローラ部表面にゴミが付着したりして、ボ ールと回転軸ローラ部との摩擦が低下し、滑ってしまい、スリット円板がボール の回転に比例せず、フォトインタラプタからも正しい出力パルスが出なくなる場 合があった。また回転ローラ部をゴム製とした試しもしてみたが良い結果は得ら れなかった。 本考案の目的は、上記欠点を解消し、ボールのX軸、Y軸方向の回転に比例し た出力を出すトラックボールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、構成を以下のようにした。 直交するX軸、Y軸方向に対するボールの回転成分をボールと接触しているX 軸、Y軸各々の回転軸ローラ部に伝達し、前記回転軸ローラ部の回転によりX軸 及びY軸方向の変位を出力するトッラクボールにおいて、前記回転軸ローラ部の 両側各々にトラックボールに圧接するスポンジローラを備えたトラックボール。
【0005】
【実施例】
図1はスポンジローラその他を装着した回転軸他を示す。図2はスリット板の 側面図である。図3はトラックボールの内部機構を示す概略図である。 1は、回転軸、11は回転軸ローラ部、12A、12Bは回転軸に挿着されて いるスポンジローラ、13はスリット円板、2はボール、3はフォトインタラプ タ、31はフォトインタラプタ3の受光部、32はフォトインタラプタ3の発光 部である。フォトインタラプタ3は、受光部32の入力の有無でパルス出力を出 す。4は回転ローラである。
【0006】 次に構成を説明する。X軸、Y軸各々の回転軸1には、スポンジローラが挿着 され、またスリット円板13が一端に装着されている。ボール2の荷重のほとん どはX軸、Y軸各々の回転軸1の回転軸ローラ部11及び回転ローラ4が受けて いる。ボール2にはX軸方向の回転軸1の回転軸ローラ部11の両側に装着され ているスポンジローラ12A、12Bが少し変形するほど圧接している。さらに ボール2にはY軸方向の回転軸1の回転軸ローラ部11の両側に装着されている 一対のスポンジローラ12A、12Bが少し変形するほど圧接している。
【0007】 次に動作を説明する。 いまボール2が操作者により回転の外力を受けると、ボール2のX軸方向の回 転成分に比例して、X軸の回転軸1がその回転軸ローラ部12と一対のスポンジ ローラ12A、12Bがボールと接触する摩擦で回転する。この回転軸1の回転 により回転軸1に取り付けられたスリット円板13が回転する。フォトインタラ プタ3はスリット円板13のスリットにより発光部32から発光された光線が通 過したり遮断されたりする。このフォトインタラプタ3の受光部31が発光光線 を受けたり、受けなかったりすることに応じて出力パルスを出す。なお、ボール 2のY軸方向の回転もX軸方向の回転動作と同じであるためその説明は省略する 。このようにして、ボール2の回転はX軸、Y軸それぞれの回転成分に分けられ 、その成分に応じた出力パルスがフォトインタラプタ3から出されるものである 。
【0008】 本考案では、ボール又は回転軸ローラ部にゴミ等がついても、回転軸ローラ部 11と共にスポンジローラ12A、12Bがボール2の回転に追従して回転する ようにしているため、ボールのX軸、Y軸方向成分の回転とX軸、Y軸の回転軸 の回転とが正確に比例する。
【0009】
【考案の効果】
本考案のトラックボールは、ボールにゴミ等がついてもボールの回転をX軸方 向、Y軸方向の出力パルスに正確に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポンジローラその他を装着した回転軸他を示
す図
【図2】スリット板の側面図
【図3】トラックボールの内部機構を示す概略図
【符号の説明】
1 回転軸 11 回転軸ローラ部 12Aスポンジローラ 12Bスポンジローラ 13 スリット円板 2 ボール 3 フォトインタラプタ 4 回転ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交するX軸、Y軸方向に対するボール
    の回転成分をボールと接触しているX軸、Y軸各々の回
    転軸ローラ部に伝達し、前記回転軸ローラ部の回転によ
    りX軸及びY軸方向の変位を出力するトッラクボールに
    おいて、前記回転軸ローラ部の両側各々にトラックボー
    ルに圧接するスポンジローラを備えたことを特徴とした
    トラックボール。
JP1995008650U 1995-07-26 1995-07-26 トラックボール Expired - Lifetime JP3020976U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008650U JP3020976U (ja) 1995-07-26 1995-07-26 トラックボール

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008650U JP3020976U (ja) 1995-07-26 1995-07-26 トラックボール

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JP3020976U true JP3020976U (ja) 1996-02-16

Family

ID=43156331

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JP1995008650U Expired - Lifetime JP3020976U (ja) 1995-07-26 1995-07-26 トラックボール

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