JP3020750B2 - 芳香族ポリアミド繊維 - Google Patents
芳香族ポリアミド繊維Info
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Description
リアミド繊維に関する。
力学特性により工業用繊維として各方面に用途を展開し
ているが、耐光性が必ずしも満足のいくレベルではなく
繊維を日光暴露して使用する場合に繊維物性が劣化しや
すいという問題がある。
が、水の存在下で光化学反応によりアミド結合が切断し
て分解したり、アミド結合がフリース転移反応を起こす
可能性や、酸化によりラジカルを発生して分解する可能
性等が要因として考えられている。
合、表面を他の繊維や樹脂で被覆して耐光劣化を抑制す
る対策を施す必要がある。また特に極細繊維による軽量
高強力スポーツ衣料用織物等での展開においては、耐光
性のよい芳香族ポリアミド繊維が望まれていた。
の遮蔽及び紫外線吸収作用等によって耐光性を改善した
高強力芳香族ポリアミド繊維を提供することにある。
耐光性改善方策としては以下のようなものが提案されて
いるが、未だ十分満足できる水準のものは得られていな
い。即ち、ベンゾトリアゾール系や置換ベンゾフェノン
系等の紫外線(UV)吸収剤を2〜6%繊維中に0.0
1μ以上の集塊を持たぬよう均一に分散ブレンドする方
法(USP3888821号公報)においては剤が繊維
内部まで均一に分布するので添加効率が低いという問題
がある。また光退色性顔料を0.02〜10%添加する
ことで日光暴露による変色を相殺する方法(特開平2―
229281号公報)の場合は原理的に“きなり”は難
しく、色相が限定されるという問題がある。アミド基を
N―芳香族アシル化してイミド基に変性する方法(特開
平2―178324号公報)は芳香族ポリアミドを溶媒
に溶かした状態で塩化ベンゾイル等でN―芳香族アシル
化をする必要があるので工程が長くなるという問題があ
る。
性改善に関するものとしては、粒径10〜50mμのカ
ーボンを0.1〜10重量%添加して耐光性を改善した
ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維(PPTA繊
維)(特開昭64―85316号公報)があり、PPT
A繊維へのカーボン添加による耐光性改善効果が記載さ
れているが、カーボン粒子径が10mμ未満または50
mμを越える場合は耐光性改善効果がみられず、分散不
良を起こし易いとされている。
を添加したものには以下の2例があるが耐光性に関する
記載はない。即ち、0.01μより大きい粒子または集
塊を有しない完全に有機の(硫酸可溶性の)顔料を0.
01〜6%含有する着色されたパラ系(P―)アラミド
繊維に関する特許(特開昭64―14317号公報)に
比較例の1つとしてカーボンブラックの添加例が示され
ているがこれには耐光性に関する記載は全くない。
さい粒子または集塊を有する完全に有機の顔料を0.0
1〜6%含有する着色されたP―アラミド繊維に関する
特許(特開平2―41414号公報)にも比較例の1つ
としてカーボンブラックの添加例が示されているがこれ
にも耐光性に関する記載は全くない。
れる芳香族コポリアミド繊維の耐光性改良方策として熱
延伸に耐えられる耐熱性に優れた紫外線吸収剤について
鋭意検討した結果、一次粒子のサイズが55mμ以上の
特定のカーボンブラックをポリマー溶液(ドープと称
す)と同一溶媒のスラリーの状態でドープに圧入添加、
混練することにより繊維の機械的物性を損なうことなく
耐光性に優れたアラミド繊維を得ることができるという
本発明に達した。
領域で紫外線吸収能を有し1次粒子径が55〜100m
μであるカーボンブラックが繊維全体の重量に対し0.
4〜3%含有され、単糸繊度が0.5〜50デニールで
あって、力学特性が下記範囲内にあることを特徴とする
芳香族コポリアミド繊維。 強度:18g/de以上 伸度:3.5以上 初期モジュラス:450g/de以上 である。
り返し単位の80モル%以上、好ましくは90モル%以
上が下記の繰り返し単位からなる芳香族コポリアミドで
あ
選ばれた同一のまたは相異なる芳香族残基で単一でも複
数でもよい。但し、芳香族残基の水素原子はハロゲン原
子または低級アルキル基で置換されていてもよい。)
ては、例えば英国特許第1501948号公報、米国特
許第3738964号公報、特開昭49―100522
号公報等に記載されている。
均一であってもよいが、好ましくは繊維の表層部とすべ
きである。カーボンの分布を実質的に繊維表層部とする
には、芯鞘型複合紡糸として鞘成分に高濃度のカーボ
ンをブレンドする方法、膨潤状態にある繊維にカーボ
ンを付与したのち乾燥収縮させて剤を表層部にとり込む
方法、静電気により単繊維表面に付着させたのち融着
もしくは接着により固定する方法、高濃度の剤をブレ
ンドした樹脂を繊維表面にコーティングする方法等があ
る。
吸収剤、ラジカル捕捉剤(フェノール系酸化防止剤、リ
ン系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ヒンダードアミ
ン類)を併用すれば更に効果的である。
00mμである。PPTAのような異方性溶液の場合は
ドープ中でポリマーが液晶を形成して緻密な構造となる
のでカーボンブラックの如き添加物を取り込むためには
サイズが小さいことが必要である。これに対し、等方性
溶液ではドープ中のポリマー構造がルーズなので添加物
の取り込みが容易であり、添加剤のサイズの問題は少な
い。しかし以下の理由により、添加すべきカーボンの1
次粒子径は55〜100mμとし、繊維中での凝集粒子
径は0.2μを越えないよう工夫する必要がある。
0〜20mμの場合は表面エネルギーが高く凝集を起こ
し易いので、その対策として有機系の分散補助剤との併
用が必要となり、その結果熱延伸工程で分散補助剤が熱
分解することによる製糸性への悪影響が生ずる。20〜
55mμの一次粒子径であっても添加混合時のいわゆる
ショック凝集が生じやすく欠陥異物となって製糸調子を
悪化させやすい。
次構造単位であるストラクチャーまたはクラスターとも
よばれる、2次構造単位の大きさが0.2〜0.4μ程
度になるので繊維中で粗大凝集物として欠陥異物になり
単糸切れによる毛羽や断糸の原因となり好ましくない。
ある。0.3重量%未満では紫外線の遮蔽効果が殆んど
なく、3重量%を越えると異物としての影響が増大して
物性が低下する。
ある。0.5デニール未満の場合は添加粒子が糸欠陥と
して作用し製糸性が不安定となる。また繊維の比表面積
が大きくなるので耐光劣化を受け易い。その結果、粒子
の添加量を増加させることにつながり、なお一層異物と
して悪影響を及ぼし工程調子を乱し好ましくない。50
デニールを越える場合は繊維の比表面積は小さくなり、
耐光劣化を受けにくい。反面、製糸工程で比表面積が小
さいので凝固が不完全になりやすく、その結果紡糸や延
伸工程で工程調子が乱れやすく、物性も低下しやすい。
い程好ましいが、添加物の濃度を上げるにつれて強度は
低下の傾向があり、18g/de未満では高強度繊維と
してのアラミド繊維の特長が不足する。
の場合は撚糸して使用する場合に撚り歪が大きくなり、
撚糸コードの強力利用率が低下する。従って耐光性が特
に要求される屋外使用のロープやネットの場合高強力耐
久性が問題になる。
る。450g/d未満の場合は抗モジュラス繊維として
特長が不足する。
持しながら、優れた耐光性を有するアラミド繊維を提供
する。
なおテストに使用したポリマー溶液(ドープ)の調製
と、カーボンブラックのブレンド製糸は以下の方法によ
った。 ドープの調製 窒素を内部にフローしている錨形攪拌翼を有する混合槽
に水分率約20ppmのN―メチル―2―ピロリドン
(以降NMPと称す)205lを投入し、パラフェニレ
ンジアミン2764gと3,4′―ジアミノジフェニル
エーテル5114gとを精秤して投入し溶解させた。こ
のジアミン溶液にその温度が30℃、攪拌回転数が64
回/分の状態においてテレフタル酸クロライド1032
0gを精秤して投入した。溶液の温度が反応熱によって
53℃まで上昇したのち60分間加熱して85℃とし
た。85℃でさらに15分間攪拌を続けて溶液の粘度上
昇が終了したことをもって重合反応終了とした。
を含有するNMPスラリー16.8kgを投入し、20分
間攪拌を続けてpH5.4としたドープを目開き20ミ
クロンのフィルターで濾過してポリマー濃度6%のポリ
マー溶液(以降ドープと称す)調製を完了した。 カーボンブラックのブレンド製糸 紡糸ヘッドへ送液中の上記のドープに対して、カーボン
ブラックのNMPスラリーを10〜20kg/cm2 の圧力
で定量圧入し、直ちにダイナミックミキシングを施し引
き続いてスタティックミキサー20段以上による十分な
混合作用を与えた後、軽量ポンプを経てパック・紡糸ノ
ズルより吐出後、ドライジェット紡糸で引き取り、凝固
・乾燥・熱延伸・仕上げ油剤付与を経て製品を巻取る。
して以下の条件で製糸して得られた繊維の耐光性評価を
行った。紡糸はドライジェット紡糸法式で、ノズル形状
は直径0.3mmの丸断面、1000孔の口金を使用し、
吐出量1350g/分、ドープ温度107℃で出糸し
た。50℃、NMP30%水溶液中で凝固させ、紡糸速
度47m/分で凝固浴より引出した後、水洗後、水和ゲ
ル形成性無機化合物を付与後、乾燥、510度での熱延
伸を経て500m/分で製品を巻取り1500デニール
の糸を得た。このアラミド繊維の物性は以下の通りであ
った。 全繊度:1502デニール 強力:42.7kg 強度:28.4g/d 破断伸度:4.84% モジュラス:587g/d この試料を63度*300時間の条件でサンシャイン耐
光劣化評価した結果、残存強力が12.8kg、維持率は
30%であった。
糸方法において、1次粒子径62mμ、比表面積27m
2 /g、吸油量87ml/100gのカーボンブラックの
10%NMPスラリーを97cc/hrの割合で圧入混合し
て繊維中のカーボン濃度を0.2重量%となるようにし
て以下の条件で製糸した。紡糸はドライジェット紡糸方
式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸断面、1000孔
の口金を使用し、吐出量1350g/分、ドープ温度1
07℃で出糸した。50℃、NMP30%水溶液中で凝
固させ、紡糸速度47m/分で凝固浴より引出した後、
水洗後水和ゲル形成性無機化合物を付与後、乾燥、51
0度での熱延伸を経て500m/分で製品を巻取り15
00デニールの糸を得た。
った。 全繊度:1503デニール 強力:41.0kg 強度:27.3g/d 破断伸度:4.80% モジュラス:591g/d この試料を63度*300時間の条件でサンシャイン耐
光劣化評価した結果、残存強力が13.6kg、維持率は
33%であった。
糸方法において、1次粒子径13mμ、比表面積250
m2 /g、吸油量80ml/100gのカーボンブラック
の10重量%NMPスラリーを500cc/hrの割合で圧
入混合して繊維中のカーボン濃度を1.0重量%となる
ように以下の条件で製糸を実施した。
形状は直径0.3mmの丸断面、1000孔の口金を使用
し、吐出量1350g/分、ドープ温度107℃で出糸
した。50℃、NMP30%水溶液中で凝固させ、紡糸
速度47m/分で凝固浴より引出した後、水洗後水和ゲ
ル形成性無機化合物を付与後、乾燥後510度で延伸倍
率8.7の熱延伸を行ったが断糸が多発し連続運転でき
なかった。そして断糸末端にはカーボンの粗大凝集粒子
がみられた。
糸方法において、1次粒子径13mμ、比表面積250
m2 /g、吸油量80ml/100gのカーボンブラック
とカーボン分散助剤としてのフタロシアニンブルーとの
混合物10重量%NMPスラリーを1250cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を1.0重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。
形状は直径0.3mmの丸断面、1000孔の口金を使用
し、吐出量1350g/分、ドープ温度107℃で出糸
したのち、50℃、NMP30%水溶液中で凝固させ、
紡糸速度47m/分で凝固浴より引出した後、水洗後水
和ゲル形成性無機化合物を付与後乾燥、510度で延伸
倍率8.7の熱延伸を行った。得られたアラミド繊維に
はカーボンの粗大凝集はなく物性は以下の通りであった
が、延伸中フタロシアニンブルーの分解昇華物が多量発
生してスカムの堆積により連続運転性や工程汚染上に許
容できるものではなかった。 デニール:152デニール ヤーン強力:40.0kg 強度:26.2g/d 破断伸度:4.52% モジュラス:587g/d
糸方法において、比較例2と同じ62mμのカーボンブ
ラックの10重量%NMPスラリーを250cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を0.5重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。紡糸はドラ
イジェット紡糸方式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸
断面、1000孔の口金を使用し、吐出量1350g/
分、ドープ温度107℃で出糸したのち、50℃、NM
P30%水溶液中で凝固させ、紡糸速度47m/分で凝
固浴より引出した後、水洗後水和ゲル形成性無機化合物
を付与後乾燥、510度での熱延伸を経て500m/分
で製品を巻取り1500デニールの糸を得た。
った。 デニール:1509デニール ヤーン強力:38.5kg 強度:25.5g/d 破断伸度:4.63% モジュラス:581g/d この試料を63度*300時間のサンシャイン耐光劣化
を評価した結果、残存強力が14.4kg、維持率は37
%であった。
糸方法において、比較例2と同じ62mμのカーボンブ
ラックの10重量%NMPスラリーを500cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を1.0重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。紡糸はドラ
イジェット紡糸方式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸
断面、1000孔の口金を使用し、吐出量1350g/
分、ドープ温度107℃で出糸したのち、50℃、NM
P30%水溶液中で凝固させ、紡糸速度47m/分で凝
固浴より引出した後、水洗後水和ゲル形成性無機化合物
を付与後乾燥、510度での熱延伸を経て500m/分
で製品を巻取り1500デニール糸を得た。
った。 デニール:1511デニール ヤーン強力:38.7kg 強度:25.6g/d 破断伸度:4.55% モジュラス:578g/d この試料を63度*300時間のサンシャイン耐光劣化
評価した結果、残存強力が16.3kg、維持率は42%
であった。
糸方法において、比較例2と同じ62mμのカーボンブ
ラックの10重量%NMPスラリーを750cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を1.5重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。紡糸はドラ
イジェット紡糸方式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸
断面、1000孔の口金を使用し、吐出量1350g/
分、ドープ温度107℃で出糸したのち、50℃、NM
P30%水溶液中で凝固させ、紡糸速度47m/分で凝
固浴より引出した後、水洗後水和ゲル形成性無機化合物
を付与後乾燥、510度での熱延伸を経て500m/分
で製品を巻取り1500デニールの糸を得た。
った。 デニール:1531デニール ヤーン強力:38.7kg 強度:25.3g/d 破断伸度:4.40% モジュラス:584g/d カーボン粒子の分布は透過電子顕微鏡により繊維中に均
一に分布していることを確認した。
イン耐光劣化評価した結果、残存強力が15.9kg、維
持率は41%であった。
糸方法において、比較例2と同じ62mμのカーボンブ
ラックの10重量%NMPスラリーを750cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を1.5重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。紡糸はドラ
イジェット紡糸方式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸
断面、1000孔の口金を使用し、吐出量1350g/
分、ドープ温度107℃で出糸したのち、50℃、NM
P30%水溶液中で凝固させ、紡糸速度47m/分で凝
固浴より引出した後、水洗後水和ゲル形成性無機化合物
を付与後乾燥、510度での熱延伸を経て500m/分
で製品を巻取り1500デニールの糸を得た。
った。 デニール:1506デニール ヤーン強力:32.4kg 強度:21.5g/d 破断伸度:3.98% モジュラス:584g/d カーボン粒子の分布は透過電子顕微鏡により繊維中に均
一に分布していることを確認した。
イン耐光劣化評価した結果、残存強力が22.9kg、維
持率は71%であった。
糸方法において、比較例2と同じ62mμのカーボンブ
ラックの10重量%NMPスラリーを334cc/hrの割
合で圧入混合して繊維中のカーボン濃度を1.5重量%
となるように以下の条件で製糸を実施した。紡糸はドラ
イジェット紡糸方式で、ノズル形状は直径0.3mmの丸
断面、133孔の口金を使用し、吐出量900g/分、
ドープ温度107℃で出糸したのち、50℃、NMP3
0%水溶液中で凝固させ、紡糸速度47m/分で凝固浴
より引出した後、水洗後水和ゲル形成性無機化合物を付
与後乾燥、510度での熱延伸を経て500m/分で製
品を巻取り1000デニールの糸を得た。
った。 デニール:1003デニール ヤーン強力:21.3kg 強度:21.2g/d 破断伸度:3.69% モジュラス:574g/d カーボン粒子の分布は透過電子顕微鏡により繊維中に均
一に分布していることを確認した。
イン耐光劣化評価した結果、残存強力が16.5kg、維
持率は77%であった。
Claims (1)
- 【請求項1】 250〜500nmの波長領域で紫外線
吸収能を有し1次粒子径が55〜100mμであるカー
ボンブラックが繊維全体の重量に対し0.4〜3%含有
され、単糸繊度が0.5〜50デニールであって、力学
特性が下記範囲内にあることを特徴とする芳香族ポリア
ミド繊維。 強度:18g/de以上 伸度:3.5%以上 初期モジュラス:450g/de以上
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237051A JP3020750B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 芳香族ポリアミド繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237051A JP3020750B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 芳香族ポリアミド繊維 |
Publications (2)
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---|---|
JPH0681211A JPH0681211A (ja) | 1994-03-22 |
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Family
ID=17009687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237051A Expired - Lifetime JP3020750B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 芳香族ポリアミド繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020750B2 (ja) |
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KR102257811B1 (ko) * | 2019-11-22 | 2021-05-28 | 영남대학교 산학협력단 | 내광성이 우수한 아라미드 섬유 및 이의 제조방법 |
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- 1992-09-04 JP JP4237051A patent/JP3020750B2/ja not_active Expired - Lifetime
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