JP3019849U - 脱落防止付きコンドーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンドームの脱落を防止する機能を設けた脱
落防止付きコンドームを提供する。 【構成】 コンドーム（１）の根元部（２）に陰のうに
装着することのできる脱落防止部（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はコンドームに脱落を防止する機能を設けた脱落防止付きコンドーム に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、コンドームは性器の陰茎にだけ装着していたため、脱落を防止するには 、単に注意する方法をとっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のコンドームは性器の陰茎にだけ装着していたため、陰茎が勃起状態であ れば、脱落しにくかったが、陰茎が緩むと脱落する場合があった。 本考案は、このような脱落の欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、それを簡単な方法で実現することに成功したのである。今それを 図面に従って説明すると、 （イ）コンドーム（１）の根元部（２）に脱落防止部（３）を設ける。 （ロ）コンドーム（１）を性器の陰茎に装着するとき、脱落防止部（３）を陰 のうにも装着する。 本考案は、以上のような機能よりなる脱落防止付きコンドームである。

【０００５】

【作用】

コンドーム（１）を性器の陰茎に装着するときに脱落防止部（３）を陰のうに 装着することにより、コンドームの脱落を防止できる。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例について説明する。 （イ）天然ラテックスゴムて作られるコンドーム（１）の根元部（２）に脱落 防止部（３）を一体として設ける （ロ）脱落防止部（３）の寸法は陰のうに装着したとき脱落しない寸法を考慮 して決める。 本考案は以上のような機能で、これを使用するときコンドーム（１）を陰茎に 装着したのち脱落防止部（３）を広げ陰のうの根元に装着させることにより、陰 茎が緩んでも脱落を防止できる。尚、図３に示すように脱落防止部（３）を袋状 にし、陰のうに装着すれば完全に脱落は防止できる。

【０００７】

【考案の効果】

現在世界的規模で社会問題となっているエイズの予防対策として、性交渉によ るエイズ感染や、感染拡大を予防する手段として現時与では完全に安全ではない が、性交渉の時、最初からコンドームを装着、最後まで正しく使うことが唯一の 安全な予防対策である。しかし、コンドームはときどき、はずれたり、破れたり する場合がある。 本考案の脱落防止付きコンドームを使うことによって、脱落したために起こる エイズ感染や、感染拡大は防止できる。尚、また脱落したために起こる妊娠も防 止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の他の例を示す斜視図である。

【図３】本考案の他の例を示す斜視図である。

【符号の説明】

（１） コンドーム （２） 根元部 （３） 脱落防止部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンドーム（１）の根元部（２）に脱落
   防止部（３）を設けたことを特徴とする脱落防止付きコ
   ンドーム。