JP3019841B1 - 高電圧電源回路 - Google Patents

高電圧電源回路

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JP3019841B1
JP3019841B1 JP10278154A JP27815498A JP3019841B1 JP 3019841 B1 JP3019841 B1 JP 3019841B1 JP 10278154 A JP10278154 A JP 10278154A JP 27815498 A JP27815498 A JP 27815498A JP 3019841 B1 JP3019841 B1 JP 3019841B1
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Abstract

【要約】 【課題】 交流入力から整流逓倍して直流の高電圧を出
力する高電圧電源回路であって、回路全体の小型化を図
りコストを低減した高電圧電源回路を提供する。 【解決手段】 交流電圧が印加される一次巻線、及び所
望の昇圧電圧に応じた巻線数からなる1つの二次巻線を
有するトランスと、トランスの二次巻線に接続され、そ
れぞれがコンデンサを介して直列に接続された、二次巻
線から出力される交流電圧を全波整流する複数のダイオ
ードブリッジと、ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設け
られ、全波整流された出力電圧によって電荷を蓄積する
複数のコンデンサとを有する構成であり、複数のダイオ
ードブリッジのうち、二次巻線に最も近い初段のダイオ
ードブリッジの出力端子が接地電位と接続され、二次巻
線から最も離れた最終段のダイオードブリッジの出力端
子と接地電位間に負荷が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流入力から整流逓
倍して直流の高電圧を出力する高電圧電源回路に関し、
特に比較的少ない負荷電流で高電圧を必要とする進行波
管に電力を供給して好適な高電圧電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の高電圧電源回路の一構成例
を示す回路図である。
【0003】図8において、従来の高電圧電源回路は、
交流電圧が印加される一次巻線101、及び所望の昇圧
電圧に応じた巻線数からなる第1の二次巻線102〜第
3の二次巻線104を有するトランス100と、第1の
二次巻線102〜第3の二次巻線104に対応して設け
られ、第1の二次巻線102〜第3の二次巻線104か
ら出力される交流電圧を全波整流する第1のダイオード
ブリッジ111〜第3のダイオードブリッジ113と、
第1のダイオードブリッジ111〜第3のダイオードブ
リッジ113から出力される直流電圧のリップルを低減
する第1のコンデンサC101〜第3のコンデンサC1
03とによって構成されている。
【0004】第1のダイオードブリッジ111にはトラ
ンス100の第1の二次巻線102から出力される交流
電圧が印加され、第2のダイオードブリッジ112には
トランス100の第2の二次巻線103から出力される
交流電圧が印加され、第3のダイオードブリッジ113
にはトランス100の第3の二次巻線104から出力さ
れる交流電圧が印加される。
【0005】また、直流電圧を出力する第1のダイオー
ドブリッジ111〜第3のダイオードブリッジ113の
出力端子はそれぞれ直列に接続されている。
【0006】このような構成において、図8に示した高
圧電源回路には、例えば、比較的少ない負荷電流で高電
圧を必要とする進行波管が負荷として接続される。
【0007】図8に示すように、第1のダイオードブリ
ッジ111の一方の出力端子には進行波管のカソード端
子121が接続され、第1のダイオードブリッジ111
の他方の出力端子及び第2のダイオードブリッジ112
の一方の出力端子には進行波管の第1のコレクタ端子1
22がそれぞれ接続される。また、第2のダイオードブ
リッジ112の他方の出力端子及び第3のダイオードブ
リッジ113の一方の出力端子には進行波管の第2のコ
レクタ端子123がそれぞれ接続される。さらに、第3
のダイオードブリッジ113の他方の出力端子は進行波
管のヘリックス端子124と共に接地される。
【0008】このとき、負荷電流は、進行波管の第1の
コレクタ端子122、第2のコレクタ端子123、及び
ヘリックス端子124から、それぞれカソード端子12
1へと流れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
高電圧電源回路では、進行波管のカソード端子、第1の
コレクタ端子、及び第2のコレクタ端子に印加する高電
圧をそれぞれ得るために、トランスは印加電圧に応じた
3つの二次巻線を有している。
【0010】トランスの巻線比は一次巻線に印加する電
圧と二次巻線に発生する電圧の比に等しく、巻線比が大
きいほど、あるいは二次巻線の数が多いほど、より大き
な巻線幅や巻線厚を必要とする。
【0011】また、図8に示した構成ではトランスを高
電圧で使用するため、巻線間に所定の距離を確保して高
耐圧にする必要があり、トランスのボビンやコアを大き
くしなければならない。また、トランスのコアを大きく
することにより、損失が増大してトランスの伝送効率が
低下する。
【0012】さらに、巻線間の距離を広げることによっ
て寄生容量が増大するため、ダイオードがターンオンま
たはターンオフするときのスパイク電圧も大きくなる。
【0013】したがって、従来の高電圧電源回路では、
トランス、ダイオード、及びコンデンサ等の使用部品を
高耐圧にしなければならないため、回路が大きくなり、
コストも上昇するという問題があった。
【0014】このような問題を解決するため、例えば、
図9に示すような高電圧電源回路が特開昭62−770
59号公報に記載されている。
【0015】図9は従来の高圧電源回路の他の構成例を
示す回路図である。
【0016】図9に示した高圧電源回路は、トランスの
二次巻線を1つにし、二次巻線の巻線端に、それぞれコ
ンデンサを挟んで直列に接続された複数(図9では5
つ)のダイオードブリッジを有する構成である。なお、
各ダイオードブリッジの直流電圧を出力する出力端子は
図8と同様にそれぞれ直列に接続されている。
【0017】また、負荷RLは、直列に接続された複数
のダイオードブリッジのうち、トランスの二次巻線から
最も遠いダイオードブリッジの出力端子と、トランスの
二次巻線に最も近いダイオードブリッジの出力端子との
間に接続される。
【0018】このような構成では、二次巻線が1つであ
っても、ダイオードブリッジどうしの接続点から、それ
ぞれ異なる複数の高電圧を得ることができるため、複数
の負荷に同時に電力を供給する必要がある進行波管用の
電源として用いることができる。
【0019】しかしながら、図9に示した高電圧電源回
路は、トランスの二次巻線の中点及びトランスの二次巻
線に最も近いダイオードブリッジの出力端子がそれぞれ
接地されているため、いわゆるコッククロフト・ウォル
トン回路(図10参照)を2つ備えた構成になってい
る。
【0020】コッククロフト・ウォルトン回路は二次巻
線から出力される交流電圧を半波整流する多倍圧回路で
あるため、図8に示したような全波整流する高電圧電源
回路に比べてトランスの利用率が低く、出力電圧のリッ
プルが大きくなるという問題がある。
【0021】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、回路全
体の小型化を図ってコストを低減すると共に、出力電圧
のリップルを小さくした高電圧電源回路を提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の高電圧電源回路は、交流入力から整流逓倍して
直流の高電圧を出力する高電圧電源回路であって、交流
電圧が印加される一次巻線、及び所望の昇圧電圧に応じ
た巻線数からなる二次巻線を有するトランスと、前記ト
ランスの二次巻線に接続され、それぞれの入力端子間が
コンデンサを介して接続されると共に出力端子どうしが
接続されて直列に繋げられた、前記二次巻線から出力さ
れる交流電圧を全波整流する複数のダイオードブリッジ
と、該ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記
全波整流された出力電圧によって電荷を蓄積する複数の
コンデンサと、を有し、前記複数のダイオードブリッジ
のうち、前記二次巻線に最も近い初段のダイオードブリ
ッジの所定の出力端子が接地電位と接続され、前記二次
巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッジの所定
出力端子と該接地電位間に負荷が接続されるものであ
る。
【0023】このとき、前記最終段のダイオードブリッ
ジの所定の出力端子と、該最終段から前記初段のダイオ
ードブリッジに向かって所望の段数のダイオードブリッ
ジの出力端子との間に負荷が接続されてもよい。
【0024】また、本発明の他の高電圧電源回路は、交
流入力から整流逓倍して直流の高電圧を出力する高電圧
電源回路であって、交流電圧が印加される一次巻線、及
び所望の昇圧電圧に応じた巻線数からなる二次巻線を有
するトランスと、前記トランスの二次巻線に接続され、
それぞれの入力端子間がコンデンサを介して接続される
と共に出力端子どうしが接続されて直列に繋げられた
前記二次巻線から出力される交流電圧を全波整流する複
数のダイオードブリッジと、該ダイオードブリッジ毎に
それぞれ設けられ、前記全波整流された出力電圧によっ
て電荷を蓄積する複数のコンデンサと、前記複数のダイ
オードブリッジのうち、前記二次巻線に最も近い初段の
ダイオードブリッジの所定の出力端子に、接地電位に対
して所望の直流電圧を印加するための直流電源と、を有
し、前記二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブ
リッジの所定の出力端子と前記接地電位間に負荷が接続
されるものである。
【0025】このとき、前記最終段のダイオードブリッ
ジの所定の出力端子と、該最終段から前記初段のダイオ
ードブリッジに向かって所望の段数のダイオードブリッ
ジの出力端子との間に負荷が接続されてもよく、前記初
段のダイオードブリッジの所定の出力端子と前記直流電
源間に挿入され、該直流電源の出力電圧から、さらに微
調整された電圧を出力するためのシリーズレギュレータ
を有していてもよい。
【0026】さらに、本発明の高電圧電源回路は、交流
入力から整流逓倍して直流の高電圧を出力する高電圧電
源回路であって、交流電圧が印加される一次巻線、所望
の昇圧電圧に応じた巻線数からなる第1二次巻線及び第
2の二次巻線を有するトランスと、前記第1の二次巻線
に接続され、それぞれの入力端子間がコンデンサを介し
て接続されると共に出力端子どうしが接続されて直列に
繋げられた、前記第1の二次巻線から出力される交流電
圧を全波整流する複数のダイオードブリッジと、該ダイ
オードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波整流さ
れた出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコンデンサ
と、前記複数のダイオードブリッジのうち、前記二次巻
線に最も近い初段のダイオードブリッジの所定の出力端
子と一方の出力端子が接続され、他方の出力端子が接地
電位と接続される、前記第2の二次巻線から出力される
交流電圧を整流する整流回路と、を有し、前記二次巻線
から最も離れた最終段のダイオードブリッジの所定の
力端子と前記接地電位間に負荷が接続されるものであ
る。
【0027】このとき、前記最終段のダイオードブリッ
ジの所定の出力端子と、該最終段から前記初段のダイオ
ードブリッジに向かって所望の段数のダイオードブリッ
ジの出力端子との間に負荷が接続されてもよく、前記初
段のダイオードブリッジの所定の出力端子と前記整流回
間に挿入され、該整流回路の出力電圧から、さらに微
調整された電圧を出力するためのシリーズレギュレータ
を有していてもよい。
【0028】また、前記整流回路は、前記第2の二次巻
線に接続され、それぞれの入力端子間がコンデンサを介
して接続されると共に出力端子どうしが接続されて直列
に繋げられた、前記第2の二次巻線から出力される交流
電圧を全波整流する複数のダイオードブリッジと、該ダ
イオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波整流
された出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコンデン
サと、を有していてもよく、前記整流回路は、前記第2
の二次巻線に接続され、前記第2の二次巻線から出力さ
れる交流電圧を半波整流する多倍圧回路であるコックク
ロフト・ウォルトン回路であってもよい。
【0029】なお、上記高電圧電源回路に接続される前
記負荷は進行波管であるのが望ましく、前記コンデンサ
は積層セラミックコンデンサであるのが望ましい。
【0030】上記のように構成された高電圧電源回路
は、それぞれコンデンサを介して直列に接続された、ト
ランスの二次巻線から出力される交流電圧を全波整流す
る複数のダイオードブリッジと、全波整流された出力電
圧によって電荷を蓄積する複数のコンデンサとを有する
ことで、トランスの二次巻線が1つであっても、ダイオ
ードブリッジの接続点から異なる複数の高電圧を得るこ
とができる。また、このとき得られる高電圧は全波整流
された直流電圧であるため、半波整流する回路に比べて
リップル電圧が小さくなる。
【0031】また、二次巻線に最も近い初段のダイオー
ドブリッジの出力端子に、接地電位に対して所望の直流
電圧を印加するための直流電源を有することで、二次巻
線から最も離れた最終段のダイオードブリッジの出力端
子と接地電位間に接続される負荷に印加する電圧を、所
望の値に設定することができる。
【0032】また、トランスに第2の二次巻線を設け、
第2の二次巻線から出力される交流電圧を整流する整流
回路を有することで、直流電源を有する場合と同様に、
二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッジの
出力端子と接地電位間に接続される負荷に印加する電圧
を、所望の値に設定することができる。
【0033】さらに、直流電源あるいは整流回路の出力
電圧から、微調整された電圧を出力するためのシリーズ
レギュレータを有することで、二次巻線から最も離れた
最終段のダイオードブリッジの出力端子と接地電位間に
接続される負荷に印加する電圧をより最適な値に設定す
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0035】(第1実施例)図1は本発明の高電圧電源
回路の第1実施例の構成を示す回路図である。また、図
2は図1に示した高電圧電源回路の負荷である進行波管
の一構成例を示す模式図である。
【0036】図1に示すように、第1実施例の高電圧電
源回路は、交流電圧が印加される一次巻線2、及び所望
の昇圧電圧に応じた巻線数からなる二次巻線3を有する
トランス1と、直流電圧を出力する出力端子が直列に接
続され、二次巻線3から出力される交流電圧をそれぞれ
全波整流する第1のダイオードブリッジ11〜第4のダ
イオードブリッジ14と、各ダイオードブリッジ間に直
列に挿入され、第1のダイオードブリッジ11〜第4の
ダイオードブリッジ14の出力電圧を積み上げていくた
めのコンデンサC11〜C16と、第1のダイオードブ
リッジ11〜第4のダイオードブリッジ14の出力電圧
によって電荷を蓄積するコンデンサC21〜C24とを
有している。
【0037】第1のダイオードブリッジ11は、直列に
接続されたダイオードD11、D13と、直列に接続さ
れたダイオードD12、D14とを有し、ダイオードD
11、D12のカソードどうし、及びダイオードD1
3、D14のアノードどうしがそれぞれ接続された構成
である。
【0038】また、第2のダイオードブリッジ12は、
直列に接続されたダイオードD1、5、D17と、直列
に接続されたダイオードD16、D18とを有し、ダイ
オードD15、D16のカソードどうし、及びダイオー
ドD17、D18のアノードどうしがそれぞれ接続され
た構成である。
【0039】また、第3のダイオードブリッジ13は、
直列に接続されたダイオードD19、D21と、直列に
接続されたダイオードD20、D22とを有し、ダイオ
ードD19、D20のカソードどうし、及びダイオード
D21、D22のアノードどうしがそれぞれ接続された
構成である。
【0040】さらに、第4のダイオードブリッジ24
は、直列に接続されたダイオードD23、D25と、直
列に接続されたダイオードD24、D26とを有し、ダ
イオードD23、D24のカソードどうし、及びダイオ
ードD25、D26のアノードどうしがそれぞれ接続さ
れた構成である。
【0041】図2において、進行波管20は、電子ビー
ムを放出するカソード21と、カソード21から放出さ
れた電子ビームを集束するアノード22と、カソード2
1から放出された電子ビームを吸収する第1のコレクタ
23及び第2のコレクタ24と、内部に入力される電磁
波を増幅するためのヘリックス25とによって構成され
ている。なお、カソード21の近傍には電子にエネルギ
ーを与えるためのヒータ26が配置されている。
【0042】カソード21にはカソード端子27を介し
て外部から電圧が印加される。同様に、第1のコレクタ
23には第1のコレクタ端子28、第2のコレクタ24
には第2のコレクタ端子29、ヘリックス25にはヘリ
ックス端子30を介してそれぞれ外部から電圧が印加さ
れる。
【0043】カソード21から放出された電子ビームは
アノード22によって集束され、ヘリックス25の円弧
内を通り抜けて第1のコレクタ23及び第2のコレクタ
24で吸収される。一方、ヘリックス25内にカソード
21側から入力された電磁波は減速され、電子ビームよ
りもわずかに下まわる速度で第1のコレクタ23方向に
伝搬する。このような状態では、ヘリックス25内の電
磁波とカソード21から放出された電子ビームとの間で
相互干渉が生じ、電磁波は電子ビームからエネルギーを
与えられて増幅される。
【0044】なお、図2に示した進行波管20では、コ
レクタが2つの場合の構成を示しているが、コレクタの
数は2つに限定されるものではない。コレクタの数が増
えるとカソード21から放出される電子の吸収率が向上
するため進行波管20の損失が少なくなる。
【0045】しかしながら、コレクタの数が多すぎる
と、ヘリックス25に対してカソード21の電圧をより
高圧にする必要が生じ、コレクタ用の電圧も多数必要と
なるため、高圧電源回路の規模が大きくなる。したがっ
て、コレクタの数は進行波管に要求される性能を考慮し
て最適に設定される。
【0046】図1に示すように、本実施例の高圧電源回
路には、図2に示すような2つのコレクタを有する進行
波管20が負荷として接続される。
【0047】第3のダイオードブリッジ13と接続され
ない第4のダイオードブリッジ14の一方の出力端子に
は進行波管20のカソード端子27が接続され、第3の
ダイオードブリッジ13と第4のダイオードブリッジ1
4の接続点には進行波管20の第1のコレクタ端子28
が接続される。
【0048】また、第2のダイオードブリッジ12と第
3のダイオードブリッジ13の接続点には進行波管20
の第2のコレクタ端子29が接続される。さらに、第2
のダイオードブリッジ12と接続されない第1のダイオ
ードブリッジ11の一方の出力端子は進行波管20のヘ
リックス端子30と共に接地される。
【0049】なお、本実施例では、図2に示した進行波
管のアノード22が接地され、ヒータ26は不図示の他
の電源から電力が供給されるものとする。また、図1で
は4つのダイオードブリッジが直列に接続された構成を
示しているが、ダイオードブリッジの数は4つに限られ
るものではない。図1では負荷である進行波管20が2
つのコレクタ(第1のコレクタ、及び第2のコレクタ)
を有する場合に対応する回路構成を示しており、3つ以
上のコレクタを有する進行波管に電力を供給する場合
は、ダイオードブリッジの数を増やすことで対応するこ
とができる。
【0050】次に、本実施例の高電圧電源回路の動作に
ついて説明する。
【0051】トランス1の一次巻線2の巻線端から交流
電圧が供給されると、二次巻線3の巻線端a、b間には
巻線比に応じた交流電圧Ein(最大値をe[V]とす
る)が発生する。
【0052】ここで、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧
に対して正となる交流電圧Einの半周期では、ダイオ
ードD11、コンデンサC21、及びダイオードD14
を通して電流が流れ、コンデンサC21が交流電圧Ei
nの最大値−e[V]まで充電される。また、同時にコン
デンサC11、ダイオードD15、及びダイオードD1
4を通して電流が流れ、コンデンサC11が交流電圧E
inの最大値−e[V]まで充電される。
【0053】一方、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して負となる交流電圧Einの半周期では、ダイオー
ドD12、コンデンサC21、及びダイオードD13を
通して電流が流れ、コンデンサC21が交流電圧Ein
の最大値−e[V]まで充電される。また、同時にコンデ
ンサC12、ダイオードD16、及びダイオードD13
を通して電流が流れ、コンデンサC12が交流電圧Ei
nの最大値−e[V]まで充電される。
【0054】したがって、コンデンサC11、コンデン
サC12、及びコンデンサC21の両端には、交流電圧
Einを全波整流した直流電圧−e[V]が発生する。
【0055】また、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して正となる交流電圧Einの半周期では、コンデン
サC11、ダイオードD15、コンデンサC22、及び
ダイオードD18を通して電流が流れ、コンデンサC2
2が交流電圧Einの最大値−e[V]まで充電される。
また、同時にコンデンサC11、コンデンサC13、ダ
イオードD19、及びダイオードD18を通して電流が
流れ、コンデンサC13が交流電圧Einの最大値−e
[V]まで充電される。
【0056】一方、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して負となる交流電圧Einの半周期では、コンデン
サC12、ダイオードD16、コンデンサC22、及び
ダイオードD17を通して電流が流れ、コンデンサC2
2が交流電圧Einの最大値−e[V]まで充電される。
また、同時にコンデンサC12、コンデンサC14、ダ
イオードD20、及びダイオードD17を通して電流が
流れ、コンデンサC14が交流電圧Einの最大値−e
[V]まで充電される。
【0057】ここで、第1のダイオードブリッジ11と
第2のダイオードブリッジ12の接続点が、コンデンサ
C11、コンデンサC12、コンデンサC21によって
−e[V]に保持されていれば、第2のダイオードブリッ
ジ12と第3のダイオードブリッジ13の接続点には−
2e[V]の電圧が発生する。
【0058】また、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して正となる交流電圧Einの半周期では、コンデン
サC11、コンデンサC13、ダイオードD19、コン
デンサC23、及びダイオードD22を通して電流が流
れ、コンデンサC23が交流電圧Einの最大値−e
[V]まで充電される。また、同時にコンデンサC11、
コンデンサC13、コンデンサC15、ダイオードD2
3、及びダイオードD22を通して電流が流れ、コンデ
ンサC15が交流電圧Einの最大値−e[V]まで充電
される。
【0059】一方、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して負となる交流電圧Einの半周期では、コンデン
サC12、コンデンサC14、ダイオードD20、コン
デンサC23、及びダイオードD21を通して電流が流
れ、コンデンサC23が交流電圧Einの最大値−e
[V]まで充電される。また、同時にコンデンサC12、
コンデンサC14、コンデンサC16、ダイオードD2
4、及びダイオードD21を通して電流が流れ、コンデ
ンサC16が交流電圧Einの最大値−e[V]まで充電
される。
【0060】ここで、第2のダイオードブリッジ12と
第3のダイオードブリッジ13の接続点が、コンデンサ
C11〜C14、コンデンサC21、及びコンデンサC
22によって−2e[V]に保持されていれば、第3のダ
イオードブリッジ13と第4のダイオードブリッジ14
の接続点には−3e[V]の電圧が発生する。
【0061】同様に、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧
に対して正となる交流電圧Einの半周期では、コンデ
ンサC11、コンデンサC13、コンデンサC15、ダ
イオードD23、コンデンサC24、及びダイオードD
26を通して電流が流れ、コンデンサC24が交流電圧
Einの最大値−e[V]まで充電される。
【0062】一方、巻線端aの電圧が巻線端bの電圧に
対して負となる交流電圧Einの半周期では、コンデン
サC12、コンデンサC14、コンデンサC16、ダイ
オードD24、コンデンサC24、及びダイオードD2
5を通して電流が流れ、コンデンサC24が交流電圧E
inの最大値−e[V]まで充電される。
【0063】ここで、第3のダイオードブリッジ13と
第4のダイオードブリッジ14の接続点が、コンデンサ
C11〜C16、及びコンデンサC21〜C23によっ
て−3e[V]に保持されていれば、第3のダイオードブ
リッジ13と接続されない第4のダイオードブリッジ1
4の一方の出力端子には−4e[V]の電圧が発生する。
【0064】すなわち、接地されたヘリックス端子30
とダイオードブリッジの接続点の間には、二次巻線間の
交流電圧Einの最大値e[V]をダイオードブリッジの
段数倍(整数倍)にした電圧がそれぞれ出力される。
【0065】したがって、本実施例の高電圧電源回路に
よれば、二次巻線が1つであっても、ダイオードブリッ
ジの接続点から、それぞれ異なる複数の高電圧を得るこ
とができるため、複数の負荷に同時に電力を供給する必
要がある進行波管用の電源として用いることができる。
【0066】また、トランスの二次巻線が1つで済むた
め、図8に示した従来の高電圧電源回路に比べてトラン
スを小さくすることができる。
【0067】さらに、ダイオードブリッジの段数によっ
て出力電圧を高電圧化するため、トランスの二次巻線の
巻線耐圧を下げることができるため、トランスの大きさ
をより小さくすることができる。
【0068】また、各ダイオードブリッジの接続点から
出力される電圧は全波整流された直流電圧であるため、
図9に示した従来の高電圧電源回路に比べてリップル電
圧が低減される。
【0069】ところで、図1に示した構成では、第3の
ダイオードブリッジ13と接続されない第4のダイオー
ドブリッジ14の一方の出力端子に進行波管20のカソ
ード端子27が接続され、第3のダイオードブリッジ1
3と第4のダイオードブリッジ14の接続点に進行波管
20の第1のコレクタ端子28が接続され、第2のダイ
オードブリッジ12と第3のダイオードブリッジ13の
接続点に進行波管20の第2のコレクタ端子29が接続
されている。
【0070】したがって、本実施例の高電圧電源回路で
は、トランス1の二次巻線3から遠い後段のダイオード
ブリッジほど負荷電流が多く流れることになる。
【0071】このような構成では、コンデンサC11〜
C16、C21〜C24に損失の少ないものを使用する
ことが電圧降下を防止する点で望ましい。本実施例で
は、コンデンサC11〜C16、C21〜C24に、近
年、低損失化がより進んだ積層セラミックコンデンサを
用いている。積層セラミックコンデンサは、同じ静電容
量であるならば、マイカペーパーコンデンサやフィルム
コンデンサに比べて高耐圧でより小さいのものを選択す
ることができるため、高電圧電源回路をさらに小型化す
ることができる。
【0072】また、図1に示した構成では、コンデンサ
C11〜C16、C21〜C24、及びダイオードD1
1〜D26に印加される電圧がe[V]+リップル電圧と
なるため、図9に示した従来の回路に比べてリップル電
圧が小さくなる分、本実施例の高電圧電源回路では、ダ
イオードに逆耐圧特性の低い部品を選定することがで
き、コンデンサに耐圧の低い部品を選定することができ
る。
【0073】一般に、ダイオードやコンデンサは高耐圧
のものよりも低耐圧のものの方が小型であり、安価であ
る。よって、本実施例の高電圧電源回路は、図9に示し
た従来の高電圧電源回路に比べて、より小型で、安価に
構成することができる。また、リップル電圧が小さけれ
ば、ダイオードやコンデンサの部品寿命も長くなること
が期待できる。
【0074】さらに、各ダイオードのターンオン時、及
びターンオフ時に発生するスパイク電圧が小さくなるた
め、スパイク電圧を取り除くためのスナッバ回路などの
付加回路が不要になる。したがって、部品点数を増やさ
ずに済むため、さらに電源回路を小型化することができ
る。
【0075】特に、スナッバ回路は有効電力としてスパ
イク電圧のエネルギーを消費し、スパイク電圧を小さく
する回路であるため、これらが不要になることで電圧の
変換効率の低下が抑制される。また、使用するトランス
も小型ですむことから回路全体を、より小型で安価に構
成できる。
【0076】(第2実施例)次に本発明の高電圧電源回
路の第2実施例について図面を参照して説明する。
【0077】図3は本発明の高電圧電源回路の第2実施
例の構成を示す回路図である。
【0078】図3に示すように、本実施例の高電圧電源
回路は、第1実施例で示した高電圧電源回路のヘリック
ス端子30と第1のダイオードブリッジの出力端子との
間に所定の直流電圧Ekを供給する直流電源40を有す
る構成である。その他の構成は第1実施例と同様である
ため、その説明は省略する。
【0079】本実施例の構成によれば、負荷である進行
波管20のカソード端子27の電位を直流電源40の出
力電圧によって所望の値に設定することが可能になる。
【0080】通常、進行波管20のカソード端子27に
印加する電圧は、進行波管20が最も効率良く動作する
値に設定する必要がある。第1実施例の高電圧電源回路
では、カソード端子27、第1のコレクタ端子28、及
び第2のコレクタ端子29に、トランスの二次巻線の出
力電圧の整数倍の電圧しか印加することができないた
め、このような整数倍の電圧で最適に動作する進行波管
のみに使用することができる。したがって、仕様が合わ
ない進行波管に対して第1実施例の高電圧電源回路を用
いると、進行波管の効率が低下するおそれがあった。
【0081】一方、本実施例の高電圧電源回路によれ
ば、直流電源40によって、進行波管が最も効率良く動
作するようにカソード端子27に印加する電圧を設定す
ることができるため、様々な仕様の進行波管に対して最
適なカソード電圧を印加することができる。
【0082】(第3実施例)次に本発明の高電圧電源回
路の第3実施例について図面を参照して説明する。
【0083】図4は本発明の高電圧電源回路の第3実施
例の構成を示す回路図である。
【0084】図4に示すように、本実施例の高電圧電源
回路は、交流電圧が印加される一次巻線6、及び所望の
昇圧電圧に応じた巻線数からなる第1の二次巻線7、及
び第2の二次巻線8を有するトランス5と、直流電圧を
出力する出力端子が直列に接続され、第1の二次巻線7
から出力される交流電圧をそれぞれ全波整流する第1の
ダイオードブリッジ15〜第4のダイオードブリッジ1
8と、各ダイオードブリッジ間に直列に挿入され、第1
のダイオードブリッジ15〜第4のダイオードブリッジ
18の出力電圧を積み上げていくためのコンデンサC3
1〜C36と、第1のダイオードブリッジ15〜第4の
ダイオードブリッジ18の出力電圧によって電荷を蓄積
するコンデンサC41〜C44と、第2の二次巻線8か
ら出力される交流電圧を整流する整流回路9とを有して
いる。
【0085】また、第2のダイオードブリッジ16と接
続されない第1のダイオードブリッジ15の出力端子は
整流回路9の一方の出力端子と接続され、整流回路9の
他方の出力端子は接地されている。
【0086】また、本実施例の高圧電源回路には、第1
実施例及び第2実施例と同様に2つのコレクタを有する
進行波管20が負荷として接続される。
【0087】第3のダイオードブリッジ17と接続され
ない第4のダイオードブリッジ18の一方の出力端子に
は進行波管20のカソード端子27が接続され、第3の
ダイオードブリッジ17と第4のダイオードブリッジ1
8の接続点には進行波管20の第1のコレクタ端子28
が接続される。また、第2のダイオードブリッジ16と
第3のダイオードブリッジ17の接続点には進行波管2
0の第2のコレクタ端子29が接続される。さらに、ヘ
リックス端子30は接地される。
【0088】なお、第1のダイオードブリッジ15〜第
4のダイオードブリッジ18、コンデンサC31〜C3
6、及びコンデンサC41〜C44からなる多倍圧回路
の動作については第1実施例と同様であるため、その説
明は省略する。
【0089】本実施例の構成によれば、第2実施例と同
様に、進行波管20のカソード端子27に印加する電圧
を整流回路8の出力電圧によって所望の値に設定するこ
とができるため、進行波管20が最も効率良く動作する
ようにカソード電圧を最適に設定することができる。
【0090】ところで、本実施例の第2の二次巻線8の
耐圧は、第1の二次巻線7に接続される複数のダイオー
ドブリッジの出力電圧も考慮しなければならないため高
耐圧にする必要がある。
【0091】したがって、トランス5が大型化しないよ
うにするためには、第2の二次巻線8の巻線比をできる
だけ低く抑えることが望ましい。
【0092】なお、整流回路9には、図5に示すような
全波整流による多倍圧回路、あるいは図6に示すような
コッククロフト・ウォルトン回路から成る多倍圧回路を
用いるとよい。
【0093】(第4実施例)次に本発明の高電圧電源回
路の第4実施例について図面を参照して説明する。
【0094】図7は本発明の高電圧電源回路の第4実施
例の構成を示す回路図である。
【0095】図7において、本実施例の高電圧電源回路
は、第3実施例で示した整流回路の出力に、出力電圧の
微調整が可能なシリーズレギュレータ10を接続した構
成である。その他の構成は第3実施例と同様であるた
め、その説明は省略する。
【0096】本実施例の構成によれば、整流回路の出力
電圧から、シリーズレギュレータ10によって、さらに
微調整された電圧を出力することが可能になるため、第
3実施例に比べて進行波管20のカソード端子27の印
加電圧をより最適に設定することができる。
【0097】なお、図7では第3実施例で示した整流回
路の出力側にシリーズレギュレータを接続する構成を示
したが、第2実施例で示した直流電源の出力側にシリー
ズレギュレータを接続した構成にしてもよい。この場合
も第2実施例に比べて進行波管20のカソード端子27
の印加電圧をより最適に設定することができる。
【0098】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0099】それぞれコンデンサを介して直列に接続さ
れた、トランスの二次巻線から出力される交流電圧を全
波整流する複数のダイオードブリッジと、全波整流され
た出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコンデンサと
を有することで、トランスの二次巻線が1つであって
も、ダイオードブリッジの接続点から異なる複数の高電
圧を得ることができる。
【0100】また、ダイオードブリッジの段数によって
出力電圧を高電圧化するため、トランスの二次巻線の巻
線耐圧を下げることができる。
【0101】さらに、各ダイオードブリッジの接続点か
ら出力される電圧が全波整流された直流電圧であるため
半波整流する回路に比べて出力電圧のリップルを低減す
ることができる。
【0102】したがって、トランス、ダイオード、及び
コンデンサをより小さくすることができるため、回路全
体が小さくなり、コストを低減することができる。
【0103】一方、複数のダイオードブリッジのうち、
二次巻線に最も近い初段のダイオードブリッジの出力端
子に、接地電位に対して所望の直流電圧を印加するため
の直流電源を有することで、二次巻線から最も離れた最
終段のダイオードブリッジの出力端子と接地電位間に接
続される負荷に印加する電圧を、所望の値に設定するこ
とができる。
【0104】また、トランスに第2の二次巻線を設け、
第2の二次巻線から出力される交流電圧を整流する整流
回路を有することで、直流電源を有する場合と同様に、
二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッジの
出力端子と接地電位間に接続される負荷に印加する電圧
を、所望の値に設定することができる。
【0105】したがって、進行波管が最も効率良く動作
するように進行波管のカソード端子に印加する電圧を設
定することができるため、様々な仕様の進行波管に対し
て最適なカソード電圧を印加することができる。
【0106】さらに、直流電源あるいは整流回路の出力
電圧から、微調整された電圧を出力するためのシリーズ
レギュレータを有することで、二次巻線から最も離れた
最終段のダイオードブリッジの出力端子と接地電位間に
接続される負荷である進行波管に印加する電圧をより最
適な値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高電圧電源回路の第1実施例の構成を
示す回路図である。
【図2】図1に示した高電圧電源回路の負荷である進行
波管の一構成例を示す模式図である。
【図3】本発明の高電圧電源回路の第2実施例の構成を
示す回路図である。
【図4】本発明の高電圧電源回路の第3実施例の構成を
示す回路図である。
【図5】図4に示した整流回路の一構成例を示す図であ
り、全波整流による多倍圧回路の構成を示す回路図であ
る。
【図6】図4に示した整流回路の一構成例を示す図であ
り、コッククロフト・ウォルトン回路から成る多倍圧回
路の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の高電圧電源回路の第4実施例の構成を
示す回路図である。
【図8】従来の高電圧電源回路の一構成例を示す回路図
である。
【図9】従来の高圧電源回路の他の構成例を示す回路図
である。
【図10】多倍圧回路の一例であるコッククロフト・ウ
ォルトン回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1、5 トランス 2、6 一次巻線 3 二次巻線 7 第1の二次巻線 8 第2の二次巻線 9 整流回路 10 シリーズレギュレータ 11、15 第1のダイオードブリッジ 12、16 第2のダイオードブリッジ 13、17 第3のダイオードブリッジ 14、18 第4のダイオードブリッジ 20 進行波管 21 カソード 22 アノード 23 第1のコレクタ 24 第2のコレクタ 25 ヘリックス 26 ヒータ 27 カソード端子 28 第1のコレクタ端子 29 第2のコレクタ端子 30 ヘリックス端子 40 直流電源 C11〜C16、C21〜C24、C31〜C36、C
41〜C44 コンデンサ D11〜D26 ダイオード

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流入力から整流逓倍して直流の高電圧
    を出力する高電圧電源回路であって、 交流電圧が印加される一次巻線、及び所望の昇圧電圧に
    応じた巻線数からなる二次巻線を有するトランスと、 前記トランスの二次巻線に接続され、それぞれの入力端
    子間がコンデンサを介して接続されると共に出力端子ど
    うしが接続されて直列に繋げられた、前記二次巻線から
    出力される交流電圧を全波整流する複数のダイオードブ
    リッジと、 該ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波
    整流された出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコン
    デンサと、 を有し、 前記複数のダイオードブリッジのうち、前記二次巻線に
    最も近い初段のダイオードブリッジの所定の出力端子が
    接地電位と接続され、 前記二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッ
    ジの所定の出力端子と該接地電位間に負荷が接続される
    高電圧電源回路。
  2. 【請求項2】 前記最終段のダイオードブリッジの所定
    出力端子と、該最終段から前記初段のダイオードブリ
    ッジに向かって所望の段数のダイオードブリッジの出力
    端子との間に負荷が接続される請求項1記載の高電圧電
    源回路。
  3. 【請求項3】 交流入力から整流逓倍して直流の高電圧
    を出力する高電圧電源回路であって、 交流電圧が印加される一次巻線、及び所望の昇圧電圧に
    応じた巻線数からなる二次巻線を有するトランスと、 前記トランスの二次巻線に接続され、それぞれの入力端
    子間がコンデンサを介して接続されると共に出力端子ど
    うしが接続されて直列に繋げられた、前記二次巻線から
    出力される交流電圧を全波整流する複数のダイオードブ
    リッジと、 該ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波
    整流された出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコン
    デンサと、 前記複数のダイオードブリッジのうち、前記二次巻線に
    最も近い初段のダイオードブリッジの所定の出力端子
    に、接地電位に対して所望の直流電圧を印加するための
    直流電源と、 を有し、 前記二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッ
    ジの所定の出力端子と前記接地電位間に負荷が接続され
    る高電圧電源回路。
  4. 【請求項4】 前記最終段のダイオードブリッジの所定
    出力端子と、該最終段から前記初段のダイオードブリ
    ッジに向かって所望の段数のダイオードブリッジの出力
    端子との間に負荷が接続される請求項3記載の高電圧電
    源回路。
  5. 【請求項5】 前記初段のダイオードブリッジの所定の
    出力端子と前記直流電源間に挿入され、該直流電源の出
    力電圧から、さらに微調整された電圧を出力するための
    シリーズレギュレータを有する請求項3または4記載の
    高電圧電源回路。
  6. 【請求項6】 交流入力から整流逓倍して直流の高電圧
    を出力する高電圧電源回路であって、 交流電圧が印加される一次巻線、所望の昇圧電圧に応じ
    た巻線数からなる第1二次巻線及び第2の二次巻線を有
    するトランスと、 前記第1の二次巻線に接続され、それぞれの入力端子間
    がコンデンサを介して接続されると共に出力端子どうし
    が接続されて直列に繋げられた、前記第1の二次巻線か
    ら出力される交流電圧を全波整流する複数のダイオード
    ブリッジと、 該ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波
    整流された出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコン
    デンサと、 前記複数のダイオードブリッジのうち、前記二次巻線に
    最も近い初段のダイオードブリッジの所定の出力端子と
    一方の出力端子が接続され、他方の出力端子が接地電位
    と接続される、前記第2の二次巻線から出力される交流
    電圧を整流する整流回路と、 を有し、 前記二次巻線から最も離れた最終段のダイオードブリッ
    ジの所定の出力端子と前記接地電位間に負荷が接続され
    る高電圧電源回路。
  7. 【請求項7】 前記最終段のダイオードブリッジの所定
    出力端子と、該最終段から前記初段のダイオードブリ
    ッジに向かって所望の段数のダイオードブリッジの出力
    端子との間に負荷が接続される請求項6記載の高電圧電
    源回路。
  8. 【請求項8】 前記初段のダイオードブリッジの所定の
    出力端子と前記整流回路間に挿入され、該整流回路の出
    力電圧から、さらに微調整された電圧を出力するための
    シリーズレギュレータを有する請求項6または7記載の
    高電圧電源回路。
  9. 【請求項9】 前記整流回路は、 前記第2の二次巻線に接続され、それぞれの入力端子間
    がコンデンサを介して接続されると共に出力端子どうし
    が接続されて直列に繋げられた、前記第2の二次巻線か
    ら出力される交流電圧を全波整流する複数のダイオード
    ブリッジと、 該ダイオードブリッジ毎にそれぞれ設けられ、前記全波
    整流された出力電圧によって電荷を蓄積する複数のコン
    デンサと、 を有する請求項6乃至8のいずれか1項記載の高圧電源
    回路。
  10. 【請求項10】 前記整流回路は、 前記第2の二次巻線に接続され、前記第2の二次巻線か
    ら出力される交流電圧を半波整流する多倍圧回路である
    コッククロフト・ウォルトン回路である請求項6乃至8
    のいずれか1項記載の高圧電源回路。
  11. 【請求項11】 前記負荷は、進行波管である請求項1
    乃至10のいずれか1項記載の高電圧電源回路。
  12. 【請求項12】 前記コンデンサは、積層セラミックコ
    ンデンサである請求項1乃至11のいずれか1項記載の
    高電圧電源回路。
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