JP3019707B2 - ジメチルナフタレンの異性化方法 - Google Patents

ジメチルナフタレンの異性化方法

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    • C07C5/22Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
    • C07C5/27Rearrangement of carbon atoms in the hydrocarbon skeleton
    • C07C5/2729Changing the branching point of an open chain or the point of substitution on a ring
    • C07C5/2732Catalytic processes
    • C07C5/2737Catalytic processes with crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸の原料として有用な2,6−ジメチルナフタ
レンの製造方法に関する。2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸は、優れた引っ張り強度と耐熱性を有するポリエチ
レンナフタレート繊維やフィルム等の製造に用いられる
高性能ポリエステルの原料として工業的に重要なもので
ある。
【0002】
【従来技術】2,6−ジメチルナフタレンは、2,6−
ナフタレンジカルボン酸の原料となるものであり、品質
的には高純度であることが要求される。ジメチルナフタ
レンには2個のメチル基の位置により10個の異性体が
存在する。この中から2,6−体以外の異性体を実質的
に含まない2,6−ジメチルナフタレンを大量且つ安価
に製造する必要がある。ジメチルナフタレンの異性化を
行う場合、α−β間の異性化に比べ、β−β間の異性
化、環を越える異性化は起こり難いことが知られてい
る。すなわち、ジメチルナフタレンは異性化に関しては
以下の四つの属に分けられ、各属内の異性化に比べ、属
間の異性化は起こり難い。 A属 1,5−、1,6−、2,6−。 B属 1,8−、1,7−、2,7−。 C属 1,4−、1,3−、2,3−。 D属 1,2−。
【0003】公知の2,6−ジメチルナフタレンの製造
法としては、ナフタレンあるいはメチルナフタレンをメ
チル化後に異性化分離する方法やタール留分、石油留分
から分離する方法等がある。しかし、これらの留分や生
成物には4属の異性体のほとんどが含まれており、これ
を異性化して2,6−ジメチルナフタレンを効率的に製
造するには、困難な属間の異性化が必要となる。 更
に、高純度の2,6−ジメチルナフタレンを得るために
は、多種の異性体混合物からの煩雑な分離操作が避けら
れず、工業的な2,6−ジメチルナフタレンの製造法と
しては実現性の低いものである。
【0004】特開昭49−134634ではオルトキシ
レンとブタジエンからo-トリルペンテン-2を高収率で得
る方法、特開昭50−89353ではo-トリルペンテン
-2を環化して1,5−ジメチルテトラリンを製造する方
法、また特開昭48−76852では1,5−ジメチル
テトラリンを脱水素して高収率、高選択率で1,5−ジ
メチルナフタレンを製造する方法が提案されている。
1,5−ジメチルナフタレンは2,6−ジメチルナフタ
レンと同じ属であり、ここで得られる1,5−ジメチル
ナフタレンを原料とした場合には、属内のみでの異性化
により2,6−体を製造できるという利点がある。1,
5−ジメチルナフタレンを異性化して2,6−ジメチル
ナフタレンを製造する方法としては多くの方法が提案さ
れており、例えば特公昭47−50622ではシリカア
ルミナを触媒として気相で異性化する方法、米国特許4
962260ではβゼオライトやY型ゼオライトを触媒
とする方法が提案されている。
【0005】しかしながら、特公昭47−50622で
は生成液に含まれる2,6−体の異性体比は高いが、
2,6−体とは属の異なる2,7−体,1,7−体の生
成も多いのに加えて不均化によるモノメチルナフタレ
ン、トリメチルナフタレンの生成量も多い。米国特許4
962260では、不均化等の副反応は少ないが、2,
7−体等異属の異性体の生成が多く、2,6−体への異
性化率も不十分である。
【0006】本発明者らは、触媒としてアルミナに対す
るシリカのモル比が、100以上の実質的に水素型から
なるモルデナイトを用い、液相下、反応温度270℃以
下で原料ジメチルナフタレンの異性化反応を行なうこと
により、2,6−ジメチルナフタレンへの高い異性化率
が得られ、且つ不均化、属外異性化等の好ましくない副
反応が著しく抑制できることを見出し、特開平06−2
87151にて特許を出願している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら本発明者
らの開発した方法は、高い反応成績を得ることでは十分
満足できるが、長期に亘り触媒性能を安定に保持すると
云う点では必ずしも満足できるものではなかった。本発
明者らは、高い反応成績を長期間安定に維持し得る方法
を開発すべく鋭意検討を行ったところ、反応を継続する
に伴い触媒性能が低下する原因は、触媒上へのコーク析
出であることが判明した。そこでコーク生成の原因につ
いて鋭意検討を重ねた結果、原料中の特定の不純物がそ
の主原因であることを突き止め、この知見を基に本発明
に到達し、完成させることができた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き事
実に鑑み、ジメチルナフタレンを異性化して2,6−ジ
メチルナフタレンを製造する際に、触媒性能だけでなく
原料の品質が問題になることが明確になったことから、
原料中の不純物の影響について鋭意検討を続けた。その
結果、原料中のモノメチルナフタレンが触媒上のコーク
生成の主因となり、触媒活性を徐々に低下させることが
判明した。本発明方法では、モノメチルナフタレンの量
が5wt%以下である原料を反応に使用し、触媒として
アルミナに対するシリカのモル比が、100以上の実質
的に水素型からなるモルデナイトを用い、液相下、反応
温度270℃以下で異性化反応を実施することを特徴と
するものである。 その結果、触媒上のコーク生成は抑
制され、触媒活性を低下させることなく、長期に亘り反
応を進行させることができることを見出し、本発明を完
成させることができた。
【0009】原料中にモノメチルナフタレンが含まれて
いる場合には、触媒の活性低下速度が含まれていない場
合と比較して大きくなり、触媒寿命に悪影響を与える。
すなわちモノメチルナフタレンが含まれている場合に
は、副反応としてモノメチルナフタレンとジメチルナフ
タレンの付加物の生成、またモノメチルナフタレンの二
量化反応が起こり、これらの高沸物により触媒表面のコ
ーキングが引き起こされて触媒活性は低下する。
【0010】モノメチルナフタレンは、ジメチルナフタ
レンを異性化する際に不均化反応により副生することが
あるが、本発明の触媒を用い、所定の条件下で異性化反
応を行う際には、モノメチルナフタレンやトリメチルナ
フタレン等の副生は極微量である。通常、異性化生成液
は晶析工程へ送られ、2,6−DMNは結晶として採取
され、その母液は異性化工程へリサイクルされるが、こ
の際異性化生成液中のモノメチルナフタレンは、母液に
含まれてリサイクルされることとなり、異性化原料中に
次第に濃縮されることになる。
【0011】本発明の方法における原料ジメチルナフタ
レン中のモノメチルナフタレン濃度は、5wt%以下、
好ましくは1wt%以下である。原料中に5wt%以上
のモノメチルナフタレンが含まれていると、触媒活性の
低下が著しく、触媒再生までのサイクルが短くなり、経
済面で不利となる。モノメチルナフタレンは、蒸留によ
るジメチルナフタレンとの分離除去は可能であるが、そ
の沸点差が小さいため、完全に除去するためには蒸留塔
の段数と還流比を非常に大きくする必要があり、膨大な
エネルギーを消費するために経済的プロセスとは云えな
い。したがって、原料ジメチルナフタレン中のモノメチ
ルナフタレンの濃度は、本発明の方法における許容範囲
において、蒸留のエネルギーコストと触媒寿命とを勘案
して決められるものである。
【0012】特公昭58−5888では、SiO2/Al
2 3 比が10以上30以下の水素型モルデナイトを触
媒とし、液相でジメチルナフタレンの異性化反応を行な
う際には、2,6−属以外の異性体が生成するためトリ
メチルナフタレンの含有量が10モル%以下である原料
を用いることを提案している。本発明方法により異性化
反応を実施した場合には、トリメチルナフタレン混入の
影響は殆どみられない。またモノメチルナフタレンを1
0wt%加えた場合にも、寿命の面での影響はあるが、
不均化や族外異性化等、副反応への影響は殆どみられな
い。これは本発明方法で使用しているモルデナイトが、
シリカアルミナ比が高く、低温でも十分な異性化反応速
度が得られるため、もともと分子間反応等の副反応が少
ないためである。
【0013】本発明では、触媒として実質的に水素型か
らなるモルデナイトを用いる。本発明の方法に使用する
H型モルデナイトは、SiO2/Al2 3 比が高いほど
高活性であり、SiO2/Al2 3 比が100以上、更
に好ましくは200以上である。モルデナイトには、例
えばNa型、Ca型等があるが、本発明の方法において
は実質的に水素型から成るモルデナイトを用いることを
特徴とするものであり、アルカリ金属あるいはアルカリ
土類金属を含むものは活性が低く、モルデナイト中のア
ルカリ金属、アルカリ土類金属の含有量としては、モル
デナイト中の金属量として、0.5wt%以下、さらに
好ましくは0.1wt%以下である。
【0014】本発明による異性化を実施するに際しての
反応形式には特に制限はなく、回分式、流通式いずれの
方法でも行なうことができる。また、流通式において
も、固定床、移動床、流動床等の反応方式があり、いず
れも採用できるが固定床流通式が一般的である。固定床
流通式にて実施する場合、モルデナイトを成型して用い
ることになる。モルデナイトの成型助剤としてはベント
ナイト等の粘土、アルミナ、シリカ等が用いられが、本
発明の触媒に対する成型助剤としてはアルミナが優れて
いる。ベントナイト等の粘土は各種金属を含んでおり、
これが触媒の異性化活性を損なう原因となる。アルミナ
は異性化活性を低下させることはなく、触媒寿命の面で
もよい結果を与える。
【0015】成型助剤として用いるアルミナの量は、少
なければ触媒寿命は長くなるが、強度面で問題があり、
多くすれば強度面では問題はないが、触媒寿命の面で悪
影響がみられる。この点を勘案し、成型助剤として用い
るアルミナの量は、モルデナイト100重量部に対し5
〜50重量部、好ましくは10〜30重量部である。さ
らに本発明の方法に従って使用し活性が低下した触媒
は、酸素を含む不活性気体中で、400℃以上600℃
以下の温度で加熱することにより、再生することができ
る。この再生操作により、初期の触媒活性にまで賦活す
ることが可能であり、この再生を組み込めば極めて長期
に亘り触媒を反応に使用されることができる。
【0016】本発明方法における異性化反応は、反応温
度270℃以下で実施され、好ましくは150℃〜27
0℃の範囲で実施される。これより高温では異属への異
性化や不均化等の副反応が起こり易くなり、またこれよ
り低温では十分な異性化速度が得られないため経済的で
はない。本発明方法による異性化を270℃以下の適正
な温度を選んで実施した場合、反応生成液中の2,6−
ジメチルナフタレンの濃度は熱力学的平衡濃度まで到達
し、同時に2,7−ジメチルナフタレン等異属異性体の
生成および不均化等の副反応はほとんど起こらない。
【0017】本発明を流通法により実施する場合のWH
SVは、0.05〜5hr-1、好ましくは0.1〜2h
-1、さらに好ましくは0.2〜1hr-1である。WH
SVを小さくすると、低温で異性化反応が進行するが、
反応器を大きくする必要があり経済的ではない。WHS
Vを大きくすると、高い異性化率を得るためには反応温
度を高くする必要があり、異属への異性化、不均化が起
こり易くなる。回分式で実施する場合の触媒使用量は、
原料100重量部に対し0.1〜10重量部、好ましく
は0.3〜5重量部である。反応時間は、触媒と原料と
の比、反応温度により変化するが、一般的には10分か
ら2時間である。以上述べた如く、本発明の方法により
ジメチルナフタレンの異性化反応を実施した場合には、
副反応や異属への異性化を実質的に抑制し高い異性化率
が達成され、且つ長期間に亘り安定的に目的生成物2,
6−ジメチルナフタレンを得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ジメチルナフタ
レンの異性化反応に際し2,7−ジメチルナフタレン等
の異属への異性化、及び不均化などの副反応を抑制し、
2,6−ジメチルナフタレンへの高い異性化率を達成す
ることができ、更に長期に亘って触媒活性を維持するこ
とができ、工業的に大きな意義をもつものである。
【0019】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を以て本発明の方
法を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。実施例1、2、及び比較例1 SiO2/Al2 3 比が203のH型モルデナイト10
0g(東ソ−製)とアルミナゾル20g(触媒化成製:
アルミナ含量70wt%)をステンレス製容器に採り、
適量の純水を加えてよく練り合わせた。110℃で8時
間乾燥後、空気中500℃で3時間焼成し、砕いて粒径
1.0〜2.0mmの物を集め、触媒とした。この触媒
5gを、内径13mmのステンレス製反応管に充填し、
窒素で十分に置換した後、230℃まで窒素雰囲気下で
昇温し、同温度に保った。窒素停止後、反応管下部よ
り、原料を15g/hr(ジメチルナフタレンの量)の
条件で供給し、異性化反応を行った。反応管上部より取
り出した反応生成液は、その組成をガスクロマトグラフ
ィーにより分析し、反応成績を算出した。原料としてジ
メチルナフタレン中のモノメチルナフタレン濃度が0.
15wt%(実施例1)、3.27wt%(実施例
2)、10.09wt%(比較例1)の3種類を用い
た。 反応結果を表1に示す。モノメチルナフタレン
が5wt%以上含まれる原料を用いた場合には、高沸物
が著しく生成し、更に2,6−ジメチルナフタレン濃度
の経時的な低下が大きく触媒寿命に影響がみられる。
【0020】実施例3、4 実施例1と同じ触媒を用いて、実施例1と同条件で異性
化反応を行なった。原料としてトリメチルナフタレン濃
度が2.83wt%でモノメチルナフタレン濃度が0.
15wt%(実施例3)のもの、及びトリメチルナフタ
レン濃度が9.92wt%でモノメチルナフタレン濃度
が0.13wt%(実施例4)のものを用いた。 反
応結果を表2に示す。モノメチルナフタレン濃度が許容
量以下であれば、トリメチルナフタレンを含んでいても
触媒寿命や副反応への影響はみられない。
【0021】実施例5、及び比較例2 SiO2/Al2 3 比が16のH型モルデナイトを、3
規定の塩酸で処理し、SiO2/Al2 3 比が154の
H型モルデナイトを得た。この触媒を用いて実施例1と
同様にして成型触媒を調製し、同条件で異性化反応を行
った。原料として、モノメチルナフタレン濃度が0.1
5wt%(実施例5)のものと、10.12wt%(比
較例2)のものを用いた。 反応結果を表3に示す。S
iO2/Al2 3 比にかかわらず、モノメチルナフタレ
ン濃度が大きい場合には、2,6−ジメチルナフタレン
濃度の経時的低下が大きく、触媒寿命に影響がみられる
ことがわかる。
【0022】以下に、各表中に記した略号を示す。MM
N(モノメチルナフタレン)。 DMN(ジメチルナフ
タレン)。TMN(トリメチルナフタレン)。WHSV
(原料 -g/触媒 -g・hr) 。時間 (反応開始時点
からの経過時間)。
【0023】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実施例1 実施例2 比較例1 < 原料 > MMN 0.15 3.27 10.09 DMN 99.76 96.63 89.80 1,5-* 13.64 13.64 13.64 1,6-* 78.76 78.76 78.76 2,6-* 7.40 7.40 7.40 Others* 0.20 0.20 0.20 TMN 0.07 0.07 0.06 低沸点物 0.02 0.03 0.05 高沸点物 0.00 0.00 0.00 <反応条件> 温度( ℃) 230 230 230 230 230 230 WHSV 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 時間(hr) 61 181 58 178 60 181 <生成液> MMN 0.18 0.16 2.98 3.02 9.12 9.27 DMN 99.60 99.69 96.54 96.59 89.64 89.72 1,5-* 7.85 9.51 7.90 9.49 10.61 12.30 1,6-* 44.08 43.33 44.02 43.30 42.93 46.62 2,6-* 47.85 46.96 47.86 47.01 46.24 40.87 Others* 0.22 0.20 0.22 0.20 0.22 0.21 TMN 0.09 0.06 0.11 0.09 0.09 0.07 低沸点物 0.05 0.03 0.06 0.03 0.08 0.05高沸点物 0.08 0.06 0.31 0.27 1.07 0.89 * DMN 中の異性体比(%) 。
【0024】
【表2】 ──────────────────────────────────── 実施例3 実施例4 < 原料 > MMN 0.15 0.15 DMN 97.00 89.91 1,5-* 13.64 13.64 1,6-* 78.76 78.76 2,6-* 7.40 7.40 Others* 0.20 0.20 TMN 2.83 9.92 低沸点物 0.02 0.02 高沸点物 0.00 0.00 <反応条件> 温度( ℃) 230 230 230 230 WHSV 3.0 3.0 3.0 3.0 時間(hr) 60 175 55 181 < 生成液 > MMN 0.18 0.16 0.17 0.16 DMN 96.85 96.92 89.70 89.83 1,5-* 7.59 9.45 7.55 9.51 1,6-* 44.31 43.31 44.41 43.47 2,6-* 47.88 47.03 47.82 46.82 Others* 0.22 0.21 0.22 0.20 TMN 2.86 2.83 9.99 9.92 低沸点物 0.05 0.03 0.05 0.02 高沸点物 0.08 0.06 0.09 0.07 ────────────────────────────────────
【0025】
【表3】 ──────────────────────────────────── 実施例3 実施例4 < 原料 > MMN 0.15 10.01 DMN 99.76 89.91 1,5-* 13.64 13.64 1,6-* 78.76 78.76 2,6-* 7.40 7.40 Others* 0.20 0.20 TMN 0.07 0.0 低沸点物 0.02 0.02 高沸点物 0.00 0.00 <反応条件> 温度( ℃) 230 230 230 230 WHSV 3.0 3.0 3.0 3.0 時間(hr) 59 180 60 180 < 生成液 > MMN 0.19 0.17 9.12 9.30 DMN 99.59 99.68 89.68 89.71 1,5- * 13.27 13.12 11.60 16.23 1,6- * 41.34 41.73 44.47 45.72 2,6- * 45.17 44.95 43.71 37.85 Others * 0.22 0.20 0.22 0.21 TMN 0.09 0.06 0.10 0.07 低沸点物 0.05 0.03 0.05 0.05 高沸点物 0.08 0.06 1.05 0.84 ────────────────────────────────────
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−95821(JP,A) 特公 昭55−37533(JP,B2) 特公 昭47−95821(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 15/24 C07C 5/27

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジメチルナフタレンの異性化反応を実施す
    るに際して、モノメチルナフタレンの濃度が5重量%以
    下の原料を使用し、触媒としてシリカのアルミナに対す
    るモル比が100以上の実質的に水素型から成るモルデ
    ナイトで、モルデナイト中のアリカリ金属および/また
    はアリカリ土類金属の含有量が0.1重量%以下のモル
    デナイトを用い、モルデナイト100重量部に対し10
    〜30重量部のアルミナを成型助剤とし、270℃以下
    の反応温度で液相で異性化することを特徴とするジメチ
    ルナフタレンの異性化方法。
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