JP3019391B2 - 電動三輪車 - Google Patents

電動三輪車

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JP3019391B2
JP3019391B2 JP2261710A JP26171090A JP3019391B2 JP 3019391 B2 JP3019391 B2 JP 3019391B2 JP 2261710 A JP2261710 A JP 2261710A JP 26171090 A JP26171090 A JP 26171090A JP 3019391 B2 JP3019391 B2 JP 3019391B2
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JP
Japan
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靖 水野
一志 林本
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シートを載置した収納ボックスの内部にバ
ッテリー、コントローラ等を配置した電動三輪車に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、電動三輪車は第6図に示すように、車体フレー
ム1の前部中央に固着した軸受2に支持されてステアリ
ングシャフト3が立設され、ステアリングシャフト3の
上部にステアリング4を有している。また、車体フレー
ム1の先部に取付けたフロントカバー5は軸受2を覆い
この両側に足載せスペースを確保しており、また、ステ
アリングシャフト3の下部にはフロントフォーク6を介
して前輪7が回転自在に設けられている。なお、ステア
リングシャフト3のカバーには篭8が取付けられてい
る。
車体フレーム1の後部には収納ボックス9が設置さ
れ、また、収納ボックス9の上方に配置されたシート10
には下部に支軸11が設けられクロスメンバ12に垂直に支
持され回転可能にされている。収納ボックス9は、下方
および後方が開口したカバーフレームフロント13を、車
体に装着され前方を開口したカバーフレームリア14に合
体させて構成したもので、これらは合成樹脂で成形する
ことができる。また、収納ボックス9内部中央に仕切り
15を設けている。この仕切り15の後部には駆動モータ16
が設置され、車体フレーム1両側に配した後輪17にミッ
ションを介して回転が伝達されるようになっている。
また、収納ボックス9内の前部は中央にコントローラ
(図示略)が載置されその両側にバッテリー(図示略)
が載置されており、コントローラおよびバッテリーとも
ねじによって固定されている。なお、実開平1−144015
号公報には収納ボックスの構造について開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、収納ボックス9はその機能上堅固な形
状にされ側面から雨水などが入り込まないように孔は開
けられておらず、また、収納ボックス9の壁面とバッテ
リー、コントローラ等の隙間は小さくされ全体に小さく
されている。
しかしながら、コントローラおよびモータ等は作動さ
せることによって熱を発生するので、電動ファン等の冷
却装置を取付けるかまたは放熱の良い構造とする必要が
あるが、冷却装置の設置スペースはなく、また、上記の
ように収納ボックス9で周囲を覆っているのでモータよ
り放出される熱気が仕切り15を越えてコントローラ側に
流れ込んでコントローラ周囲の温度をより上昇させる。
このため、コントローラが過熱されて熱害を生じる。特
に、コントローラは半導体部品で構成されているのでコ
ントローラ周囲の温度が高くなると半導体には悪く、コ
ントローラの寿命または耐久性が短くなったり故障が頻
繁に起きたりすることになる。収納ボックス9側面に孔
を開けたりすれば熱は逃げて熱害は生じなくなるが、前
述したように機械のトラブルが発生する虞れもあり、ま
た、外観も悪くなる。
本発明は、コントローラ、モータより放熱される熱気
によってコントローラ周囲の温度が上昇するのを下げる
ため、発生する熱気からコントローラを保護するように
した電動三輪車を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、車体フレームに
組み付けた収納ボックスに、コントローラを中央に配し
て駆動用のバッテリーと共に内部前方に載置し、その後
方にモータを設置してなる電動三輪車において、前記コ
ントローラの上方に位置させ、かつ、シート下方に位置
させて前記収納ボックスの上面に通気孔を穿設すると共
に、前記コントローラの下方に位置させて車体フレーム
に固定したフレームアンダーフロアに通気孔を穿設し、
前記コントローラと前記モータとの間を板片で閉塞した
ことを特徴とする。
また、前記フレームアンダーフロアに穿設する通気孔
はルーバー形状にしても良い。
(作用) 上記の構成とすることによって、モータが発生する高
熱は板片に沿って上昇するがこれを越えてコントローラ
側に行くことはない。また、コントローラ自体の発熱は
コントローラの直上方および直下方に穿設された通気孔
から空気が流通するので熱気は上方の外気に発散される
ことになる。
(実施例) 次に、本発明の実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。電動三輪車には前述したようにシートの下
部に、下方および後方を開口したカバーフレームフロン
トと前方を開口して装着されたカバーフレームリアとを
合体して収納ボックスを形成させている。
第5図に示すように、収納ボックス18前部のカバーフ
レームフロント19は前部が壁面にされその両側は上端に
段部が形成され下部は車体フレーム20(第4図参照)に
倣った形状をして係合片19aを有している。また、この
上面には中央に通気孔19bが穿設され、この前部に取付
け用孔19cが開けられ後部には円弧状の切り欠き19dが形
成されている。なお、21は固定用ノブボルトであり、カ
バーフレームフロント19の両側には把手19eが形成され
ている。第4図に示すようにカバーフレームリア22は、
後部において側壁を形成した車体フレーム20の上部に取
付けられている。
一方、車体フレーム20に支持されたフレームアンダー
フロア23にはコントローラ24(第3図参照)の取付け部
25が中央に設けられこの間にルーバー状の通気孔23aが
開けられている。また、フレームアンダーフロア23の後
部には仕切り26が立設しこの上端は車体フレーム20に固
着したクロスメンバ27が取付けられ、このクロスメンバ
27上のカバーフレームリア22の開口部22aは板片28で塞
がれている。なお、車体フレーム20の両側にはカバーフ
レームフロント19の係合片19aが係合する係合部20aが形
成され、仕切り26後方には後輪29を駆動するモータ30お
よびミッション31(第1図参照)が収納されている。
第3図および第4図に示すように、クロスメンバ27に
はシートの支軸32の軸受33が設けられ、ここにコントロ
ーラ24等の取付け用ブラケット34が固着されている。コ
ントローラ24はその両側に配したバッテリー35と共にフ
レームアンダフロア23に載置され、ブラケット34から下
方に伸びるスクリュウ36によって固定されている。左右
のバッテリー35はスクリュウ36に挿通したコ字形のブラ
ケット37によって支持されチョウナット38で締め付け固
定されている。このように組み立てたコントローラ24の
周辺は1cmくらいのクリアランスを有している。
次に実施例の作用を第1,2図を参照して説明する。
フレームアンダフロア23に開けられた通気孔23aから
は外気が侵入してコントローラ24とバッテリー35とカバ
ーフレームフロント19の隙間を通りカバーフレームフロ
ント19に開けられた通気孔19bから抜け出るので、コン
トローラ24の周囲の熱気は共に上昇してカバーフレーム
フロント19の通気孔19bより外へ放出される。また、モ
ータ30より放出される熱気は仕切り26および板片28によ
ってコントローラ24側と遮断されるのでコントローラ24
を過熱することはない。
このようにしてコントローラ24を熱害から保護するこ
とができる。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成したものであるか
ら、収納ボックスには通気孔から空気が通りコントロー
ラの周囲の空気は上昇して外部に抜けるので、コントロ
ーラ周囲の温度は抑えられ、また、モータから発生する
熱気は板片で遮られるので、コントローラの過熱を防止
することができ、これによって機能の向上を図ることが
できる。また、特に、冷却装置を設けなくても良いので
安価に製作でき、外観を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の収納ボックス部分の側断
面図、第2図は実施例の収納ボックス部分の正面断面
図、第3図は実施例の収納ボックス内部の斜視図、第4
図は実施例の電動三輪車の後部車体フレームの斜視図、
第5図は実施例のカバーフレームフロントの斜視図、第
6図は従来の電動三輪車の側面図である。 18……収納ボックス 19a,23a……通気孔 20……車体フレーム 23……フレームアンダーフロア 24……コントローラ 28……板片 30……モータ 33……バッテリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームに組み付けた収納ボックス
    に、コントローラを中央に配して駆動用のバッテリーと
    共に内部前方に載置し、その後方にモータを設置してな
    る電動三輪車において、前記コントローラの上方に位置
    させ、かつ、シート下方に位置させて前記収納ボックス
    の上面に通気孔を穿設すると共に、前記コントローラの
    下方に位置させて車体フレームに固定したフレームアン
    ダーフロアに通気孔を穿設し、前記コントローラと前記
    モータとの間を板片で閉塞したことを特徴とする電動三
    輪車。
JP2261710A 1990-09-29 1990-09-29 電動三輪車 Expired - Lifetime JP3019391B2 (ja)

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JPH04138984A JPH04138984A (ja) 1992-05-13
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JP2981349B2 (ja) * 1992-10-19 1999-11-22 株式会社クボタ 小型電動車のバッテリー保持構造
JP4663464B2 (ja) * 2005-09-22 2011-04-06 本田技研工業株式会社 蓄電装置搭載車両

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