JP3019273B2 - コルゲートフィンの切断装置 - Google Patents

コルゲートフィンの切断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波状に成形されたフィ
ン成形用帯材を切断してコルゲートフィンを得るコルゲ
ートフィンの切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジエ−タ等の熱交換器に使用されるコ
ルゲートフィンは、波状に成形されたフィン成形用帯材
をコルゲートフィン切断装置を使用して適当な長さに切
断することにより形成されている。
【0003】図5は従来のコルゲートフィン製造装置を
示し、この製造装置では、ドラム1に巻回されたフィン
成形用帯材3が、コルゲートカッター5を有するコルゲ
ートフィン成形装置7に連続的に供給されて波状に成形
され、そして、波状に成形されたフィン成形用帯材3
が、コルゲートフィン切断装置11で所定の長さに切断
されてコルゲートフィン9が形成されている。そして、
形成されたコルゲートフィン9は、コルゲートフィン収
容籠13内に収容された後、適当な手段によりコルゲー
トフィン洗浄装置15に搬送されている。
【0004】上記コルゲートフィン切断装置11は、実
開昭60−175519号公報又は図6に示すように、
上下方向に移動可能な可動刃(上刃)17と、これに対
応させてコルゲートフィン通路の下部に配設した固定刃
(下刃)19と、コルゲートフィン9を搬送・停止させ
るウォーム21、及びコルゲートフィン通路の上部に配
設されたフィン押さえ板23とで構成されている。そし
て、ウォーム21により搬送される波状に成形されたフ
ィン成形用帯材3を一旦停止し、瞬時に可動刃17を降
下させてフィン成形用帯材3の谷部3aを切断すること
により、適当な長さのコルゲートフィン9を得るように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記コルゲート
フィン切断装置11にあっては、フィン成形用帯材3の
谷部3aとウォーム21の歯部21aとを平行にするた
めに、図7の如くウォーム21をフィン成形用帯材3の
搬送方向(図中、矢印方向)に対し傾けて配設しなけれ
ばならなかった。
【0006】そのため、図6に示すように、可動刃17
と固定刃19による切断センターmとウォーム21の先
端21bとの間に隙間nが生じ、その結果、切断する谷
部3aとウォーム21の先端21bとが離れるため、フ
ィン成形用帯材3が切断力で撓んで谷部3aを斜めに切
断してしまったり、又、切断したい谷部3aをウォーム
21で機械的に位置決め,規制できないため、フィン成
形用帯材3の山部3bが切断センターとなって山部3b
を切断してしまう等の切断不良が発生する虞があった。
【0007】そして、斯かる切断不良が発生すると、コ
アの組付け時にコルゲートフィン9の端部が不揃いとな
って外観不良が発生したり、座板とチューブとの接合状
態に不良を来す等の欠点があった。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、フィン成形用帯材の切断不良をなくし、又、ウォー
ムによるフィン成形用帯材の搬送をスムーズにして、
ィン成形用帯材を確実に所定の長さで切断することので
きるコルゲートフィンの切断装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明に係るコルゲートフィンの切断装置は、波状
に成形されたフィン成形用帯材の両肩部に夫々係合する
一対の右捩じれウォームと左捩じれウォームを、夫々、
フィン成形用帯材の呼込み側を送出し側より小径にし
て、これらをフィン成形用帯材の搬送方向に沿ってフィ
ン成形用帯材の上部に平行に配設し、当該両ウォームで
フィン成形用帯材を搬送,停止させると共に、両ウォー
ムの先端側に、当該両ウォームの先端に沿って上下方向
に移動する可動刃と、当該可動刃に対応する固定刃を配
設したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、左捩じれウォームと右捩じれ
ウォームがフィン成形用帯材の両肩部に夫々係合してフ
ィン成形用帯材を搬送し、そして、フィン成形用帯材が
決められた山数分だけ搬送されてその谷部が可動刃と固
定刃との切断センターに来ると、両ウォームが停止する
と共に可動刃が瞬時に降下してフィン成形用帯材の谷部
を切断し、所定の長さのコルゲートフィンが形成される
こととなる。そして、右捩じれウォームと左捩じれウォ
ームは、夫々、フィン成形用帯材の呼込み側を送出し側
より小径にしているので、両ウォームによるフィン成形
用帯材の搬送がスムーズに行われることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1に於て、25は上記フィン成形用帯材
3と同様、コルゲートカッターを有するコルゲートフィ
ン成形装置により波状に成形されたフィン成形用帯材
で、当該フィン成形用帯材25は、一対の左捩じれウォ
ーム27と右捩じれウォーム29によって、図2の如く
フィン搬送台31上を矢印方向へ搬送し、又、停止され
るようになっている。
【0012】左捩じれウォーム27と右捩じれウォーム
29は、図3の如くフィン成形用帯材25の両肩部に夫
々係合するように、フィン成形用帯材25の搬送方向に
沿って当該フィン成形用帯材25の上部両側に平行に配
設されており、両ウォーム27,29の先端27a,2
9aは夫々垂直方向に切断され、そして、図2に示すよ
うにそれらの先端27a,29a側が、フィン搬送台3
1の先端31aから同一寸法を以って前方へ突出された
構造となっている。
【0013】そして、両ウォーム27,29は、図示し
ないギヤで連結されてサーボモータで夫々矢印方向へ駆
動されるようになっており、当該両ウォーム27,29
はフィン成形用帯材25を決められた山数分だけ搬送
し、そして、フィン成形用帯材25の谷部25aが決め
られた位置、即ち、後述する可動刃33と固定刃35と
の切断センターmに来たときに、切断のためにフィン成
形用帯材25を一旦停止させるようになっている。
に、上記両ウォーム27,29は、図4に示すように、
フィン成形用帯材25の呼込み側27b,29bの径
送出し側2c,29cの径より若干小さくるように
角度θ(本実施例では、5°の角度)の案内をつけて、
フィン成形用帯材25の搬送がスムーズに行えるように
なっている。
【0014】一方、上記両ウォーム27,29の先端側
には、図2に示すように、両ウォーム27,29の先端
27a,29aに沿って上下方向に移動する可動刃33
が、当該先端27a,29aと僅かな間隔を以って配設
されると共に、当該可動刃33に対応して固定刃35が
両ウォーム27,29の下部に配設されており、可動刃
33と固定刃35の切断センターmが、両ウォーム2
7,29の先端27a,29aと略同一平面上に位置す
るようになっている。
【0015】又、図2中、37は上記可動刃33に取り
付けられて可動刃33と一体に上下動する略コ字状の門
型に成形された可動刃ガイド、39は可動刃33による
フィン成形用帯材25の切断時にその変形を防ぐ前ガイ
ドで、当該前ガイド39は固定刃35の後方に設置され
た基台41上にスプリング43によって支持されてい
る。そして、図3に示すように、上記可動刃ガイド37
の両脚部37aの間隔nはフィン成形用帯材25の幅p
よりも広く形成され、又、両脚部37aの先端は可動刃
33の先端よりも0.2mm程度下方へ突出した構造と
なっており、可動刃33が下降してフィン成形用帯材2
5を切断するとき、可動刃33に先行して可動刃ガイド
37の両脚部37aが前ガイド39を圧接して、これを
スプリング43のバネ力に抗して下方へ押し下げるよう
になっている。その他、図中、45はフィンガイドであ
る。
【0016】本実施例に係るコルゲートフィンの切断装
置はこのように構成されているから、サーボモータで駆
動される左捩じれウォーム27と右捩じれウォーム29
が、フィン成形用帯材25の両肩部に夫々係合してフィ
ン成形用帯材25を搬送し、そして、フィン成形用帯材
25が決められた山数分だけ搬送されてその谷部25a
が図2の如く可動刃33と固定刃35との切断センター
mに来ると、両ウォーム27,29が停止すると共に可
動刃33が瞬時に降下し、可動刃ガイド37が可動刃3
3に先行して前ガイド39を押し下げ乍ら、可動刃33
がフィン成形用帯材25の谷部25aを切断し、所定の
長さのコルゲートフィンが形成されることとなる。
【0017】そして、上述したように本実施例では、両
ウォーム27,29の呼込み側27b,29bの径が送
出し側27c,29cの径より若干小さくなるように角
度θの案内をつけたから、フィン成形用帯材25の搬送
がスムーズに行え、又、可動刃33と固定刃35の切断
センターmが、両ウォーム27,29の先端27a,2
9aと略同一平面上に、即ち、切断センターmと両ウォ
ーム27,29の先端27a,29aをぎりぎり迄接近
させたから、両ウォーム27,29の停止位置をサーボ
モータで決めれば、図2に示すように、切断される谷2
5aのひとつ後の山部25bが両ウォーム27,29に
食いついた状態で、両ウォーム27,29から外れた一
つ目の谷部25aに可動刃33を降下させることができ
るので、切断の際に従来の如くフィン成形用帯材25が
切断力で撓んでしまうことがない。
【0018】そのため、フィン成形用帯材25の谷部2
5aを斜めに切断してしまったり、フィン成形用帯材2
5の山部25bで切断してしまうといった切断不良がな
く良好な切断が可能となる。従って、本実施例に係る切
断装置で製造されたコルゲートフィンを用いることによ
り、コアの組付け時にコルゲートフィンの端部が不揃い
となって外観不良が発生することがなくなると共に、座
板等との接合状態に不良を来す等の欠点が解消できるこ
ととなった。
【0019】尚、上記切断装置の前には、図5に示す従
来例と同様、コルゲートカッターを備えたコルゲートフ
ィン成形装置が配置されて、当該成形装置から連続的に
フィン成形用帯材25が供給されてくるため、切断のた
めに両ウォーム27,29を停止すると、両ウォーム2
7,29とコルゲートカッターとの間でフィン成形用帯
材25が詰まってしまうこととなるが、斯かる対策とし
て、両ウォーム27,29の呼込み側27b,29bの
ピッチを変えたり、又、歯の形状を変えることにより、
フィン成形用帯材25の遊びを吸収させることが可能で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、
ウォームによるフィン成形用帯材の搬送がスムーズに行
え、且つフィン成形用帯材の良好な切断が可能となるの
で、本発明に係る切断装置で製造されたコルゲートフィ
ンを用いることにより、コアの組付け時にコルゲートフ
ィンの端部が不揃いとなって外観不良が発生することが
なくなると共に、座板等との接合状態に不良を来すとい
った欠点が解消できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコルゲートフィンの切
断装置の平面図である。
【図2】図1に示す切断装置の側面図である。
【図3】図1に示す切断装置の正面図である。
【図4】図1に示す切断装置に於けるウォームの形状を
示す側面図である。
【図5】従来のコルゲートフィン製造装置の概略構造図
である。
【図6】従来のコルゲートフィン切断装置の側面図であ
る。
【図7】従来のコルゲートフィン切断装置に於けるウォ
ームの配設状態を示す平面図である。
【符号の説明】
25 フィン成形用帯材 27 左捩じれウォーム 29 右捩じれウォーム 31 フィン搬送台 33 可動刃 35 固定刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波状に成形されたフィン成形用帯材(2
    5)の両肩部に夫々係合する一対の右捩じれウォーム
    (29)と左捩じれウォーム(27)を、夫々、フィン
    成形用帯材(25)の呼込み側(29b,27b)を送
    出し側(29c,27c)より小径にして、これらを
    ィン成形用帯材(25)の搬送方向に沿ってフィン成形
    用帯材(25)の上部に平行に配設し、当該両ウォーム
    (27,29)でフィン成形用帯材(25)を搬送,停
    止させると共に、両ウォーム(27,29)の先端側
    に、当該両ウォーム(27,29)の先端に沿って上下
    方向に移動する可動刃(33)と、当該可動刃(33)
    に対応する固定刃(35)を配設したことを特徴とする
    コルゲートフィンの切断装置。
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JP5243091B2 (ja) * 2008-02-20 2013-07-24 カルソニックカンセイ株式会社 コルゲートフィン切断方法及びコルゲートフィン切断装置
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