JP3019259U - かつら装着用ピン - Google Patents
かつら装着用ピンInfo
- Publication number
- JP3019259U JP3019259U JP1995002778U JP277895U JP3019259U JP 3019259 U JP3019259 U JP 3019259U JP 1995002778 U JP1995002778 U JP 1995002778U JP 277895 U JP277895 U JP 277895U JP 3019259 U JP3019259 U JP 3019259U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wig
- hair
- holding member
- mounting pin
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は挟んだ頭髪が傷付つきにくく、挟む
作業も簡単にすることが主要な目的である。 【構成】 平面から見て凹字状と成し、横方向Xに沿っ
た両側部4A、4Bのそれぞれに、かつらベ−ス6に固
着する為の固着孔9が貫通形成された挟持部材本体4
と、この挟持部材本体4の両側部4A、4B間に横方向
Xに沿って並び、一端5Aが自由端と成し、他端5Bが
上記挟持部材本体4に連続すると共に、上記一端5A及
び他端5B間が平面から見て波状と成し、且つ上段下段
の差が交互に付けられた複数の突片5と、から成るかつ
ら装着用ピンに於て、上記突片5は、上記突片5の一端
5Aに連続し、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−ス
6の裏面7に固着したときにその頂部10がかつらベ−
ス6の裏面7に弾発的に接触するく字状の接触部11
と、この接触部11及び突片5の他端5Bの間に位置し
て連続すると共に、上下方向Zの上方向へ盛り上がるよ
う山状と成され、上記接触部11に弾発性を付与する湾
曲部12と、を有することを特徴とする。
作業も簡単にすることが主要な目的である。 【構成】 平面から見て凹字状と成し、横方向Xに沿っ
た両側部4A、4Bのそれぞれに、かつらベ−ス6に固
着する為の固着孔9が貫通形成された挟持部材本体4
と、この挟持部材本体4の両側部4A、4B間に横方向
Xに沿って並び、一端5Aが自由端と成し、他端5Bが
上記挟持部材本体4に連続すると共に、上記一端5A及
び他端5B間が平面から見て波状と成し、且つ上段下段
の差が交互に付けられた複数の突片5と、から成るかつ
ら装着用ピンに於て、上記突片5は、上記突片5の一端
5Aに連続し、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−ス
6の裏面7に固着したときにその頂部10がかつらベ−
ス6の裏面7に弾発的に接触するく字状の接触部11
と、この接触部11及び突片5の他端5Bの間に位置し
て連続すると共に、上下方向Zの上方向へ盛り上がるよ
う山状と成され、上記接触部11に弾発性を付与する湾
曲部12と、を有することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、かつら装着用ピンに係り、更に詳しくは、頭部に装着する部分かつ らや全体かつらのかつらベ−スの裏面に固着するかつら装着用ピンに関する。
【0002】
周知の通り、近時に於てはファッション性も追及した部分かつらや全体かつら が多々用いられるようになってきた。そして、上記かつらには、頭部にかつらを 装着する為のかつら装着用ピンが用いられている。
【0003】 上記かつら装着用ピンは、比較的柔らかな素材から成るかつらベ−スの裏面に 固着されるものであって、従来この種のかつら装着用ピンとして、本出願人が実 開平6−68604号公報で次の構成を有するかつら装着用ピンを提案した。即 ち、平面から見て凹字状と成された挟持部材本体と、この挟持部材本体の両側部 間に横方向に沿って並び、一端が自由端と成し、他端が上記挟持部材本体に連続 すると共に、上記一端及び他端間が平面から見て波状と成し、且つ上段下段の差 が交互に付けられた複数の突片と、から成るかつら装着用ピンである。
【0004】 そして、上記かつら装着用ピンは、上記突片との間で頭髪を挟めるように設け られた突片受部材を備えていた。より詳しくは、上記突片受部材は、上記複数の 突片が弾発的に接触するよう横方向に沿って延びた部材であって、その両端が挟 持部材本体の両側部に固定されている。そして、上記かつら装着用ピンをかつら ベ−スに固着した際、上記突片受部材はかつらベ−スから段差を有するものであ った。
【0005】 そして、上記かつらを頭部に装着する際、上記突片と突片受部材との間に頭髪 を挟むことにより、頭髪をかつら装着用ピンに固定し、以って上記かつらを頭部 に装着するものであった。
【0006】
上記従来技術によると、次の点に於て幾つかの不具合を有する。即ち、上記突 片受部材を備え、この突片受部材と突片との間に頭髪を挟んでいた為に、1とし て、上記突片及び突片受部材が例えば金属性等の固い材料から成るものであった 場合、上記頭髪が挟まれたときに頭髪が痛んでしまうことがあった。更に2とし て、上記頭髪をかつらベ−スの裏面から段差を有する突片受部材と、突片との間 の比較的限定された部分に挟む必要がある為に、頭髪をこの挟む部分に位置させ ることは面倒であり、特に老人や不器用な人には難しく時間がかかるものであっ た。
【0007】 従って、本考案の目的とする所は、かつらベ−スの裏面に固着したかつら装着 用ピンによって頭髪を挟んだとき、挟んだ頭髪が痛みにくく、また、上記かつら 装着用ピンに頭髪を挟む作業が簡単に行える技術を提供するにある。
【0008】
上記目的を解決する為に、本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に 対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は平面から見て凹 字状と成し、横方向Xに沿った両側部4A、4Bのそれぞれに、かつらベ−ス6 に固着する為の固着孔9が貫通形成された挟持部材本体4と、この挟持部材本体 4の両側部4A、4B間に横方向Xに沿って並び、一端5Aが自由端と成し、他 端5Bが上記挟持部材本体4に連続すると共に、上記一端5A及び他端5B間が 平面から見て波状と成し、且つ上段下段の差が交互に付けられた複数の突片5と 、から成るかつら装着用ピンに於て、上記突片5は、上記突片5の一端5Aに連 続し、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−ス6の裏面7に固着したときにその 頂部10がかつらベ−ス6の裏面7に弾発的に接触するく字状の接触部11と、 この接触部11及び突片5の他端5Bの間に位置して連続すると共に、上下方向 Zの上方向へ盛り上がるよう山状と成され、上記接触部11に弾発性を付与する 湾曲部12と、を有することを特徴とするかつら装着用ピンである。
【0009】
上記構成によると、上記かつら装着用ピン1をかつら2のかつらベ−ス6に固 着した際、上記かつら装着用ピン1の挟持部材3の接触部11がかつらベ−ス6 の裏面7に弾発的に接触する。即ち、上記突片5とかつらベ−ス6の裏面7との 間に頭髪を挟むことができるようになる。これにより、比較的柔らかい素材から 成るかつらベ−ス6と突片5との間に頭髪が挟まり、頭髪の痛みが少なくなる。 更に、上記頭髪を挟む部分は、一平面を有するかつらベ−ス6と突片5との間に 有するので、上記かつらベ−ス6に当接した頭髪をそのまま滑らすようにかつら ベ−ス6と突片5との間に移動させたり、或いは上記突片5を軽くかつらベ−ス から離し、できた隙間に頭髪を位置させたりでき、頭髪をかつら装着用ピン1に 簡単に挟むことができる。
【0010】
次に、添付図面に従い本考案の実施例を説明する。図1は、本考案のかつら装 着用ピン1を部分かつら2に取り付けた状態を示す部分かつら2の底面図である 。この例では、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−ス6の裏面7の前後及び左 右にそれぞれ2個、合計4個を取り付けているが、この取り付け個数は適宜増減 してもよい。
【0011】 上記部分かつら2は、かつらベ−ス6とかつら毛8とから成る。上記かつらベ −ス6は、比較的柔らかな素材から成り、2重の網状と成す。また、上記かつら 毛8は、上記かつらベ−ス6の表面側に位置し、かつらベ−ス6に植設されてい る。
【0012】 次に、上記かつら装着用ピン1は、挟持部材本体4と突片5とから成る。上記 挟持部材本体4は、平面から見て凹字状と成し、横方向Xに沿った一側部4A及 び他側部4Bのそれぞれに、かつらベ−ス6に固着する為の固着孔9が表面4C から裏面4Dに貫通形成されている。上記突片5は、上記挟持部材本体4の両端 部4A、4B間に横方向Xに沿って複数並んでいる。そして、一端5Aが自由端 と成し、他端5Bが上記挟持部材本体4に連続すると共に、上記一端5A及び他 端5B間が平面から見て波状と成している。そして、隣り合う突片5は、上段下 段の差が交互に付けられている。つまり、高さHの突片5と、この高さHよりも 低い高さhの突片5とが交互に並んでいる。
【0013】 上記複数の突片5に上段下段の段差を付けることにより、各突片5とかつらベ −ス6との間で頭髪を挟むばかりでなく、各突片5と突片5との間においても頭 髪を挟むことができるようになり、挟持可能な頭髪の量を増やすことができる。
【0014】 また、上記複数の突片5を、上段下段の段差を付けて高低交互に配置すること により、高い位置に配置した突片5で頭髪を大量に挟むことができると共に、低 い位置に配置した突片5で頭髪をしっかりと挟むことができる。これにより、量 的にも強度的にも優れた挟持力を得ることができるようになる。
【0015】 更に、このように段差を付けて突片5を配置することにより、頭髪の多い人に も、少ない人にも良好に対応することができるようになり、優れた汎用性が得ら れるようになる。
【0016】 次に、本考案の特徴とする部分を説明する。即ち、上記突片5は、上記突片5 の一端5Aに連続し、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−ス6の裏面7に固着 したときにその頂部10がかつらベ−ス6の裏面7に弾発的に接触するく字状の 接触部11を有する。更に、上記突片5は、上記接触部11及び突片5の他端5 Bとの間に位置して連続すると共に、上下方向Zの上方向へ盛り上がるよう山状 と成され、上記接触部11に弾発性を付与する湾曲部12を有する。ここで、上 記上下方向Zの上方向とは、上記かつらベ−ス6に固着したかつら装着用ピン1 の突片5が、かつらベ−ス6の裏面7から遠ざかる方向である。
【0017】 次に、上記かつら装着用ピン1の使い方を説明する。この例では、上記かつら 装着用ピン1の突片5の一端5Aを上記かつらベ−ス6の中心に向けて固着する 。具体的には、上記挟持部材本体4両側部4A、4Bの固着孔9を使ってかつら 装着用ピン1をかつらベ−ス6に縫い付ける。
【0018】 次に、上記部分かつら2を頭部の装着したい部分に当てがいつつ、上記頭髪を 上記突片5とかつらベ−ス6の裏面7との間に挟む。このとき、上記頭髪は突片 5とかつらベ−ス6の裏面7との間に挟まれるばかりでなく、各突片5と突片5 との間においても挟まれる。そして、上記複数の突片5を、上段下段の段差を付 けて高低交互に配置することにより、高い位置に配置した突片5で頭髪を大量に 挟むことができると共に、低い位置に配置した突片5で頭髪をしっかりと挟むこ とができる。また、上記突片5の一端5Aが頭髪をすくように頭髪間に入り、よ り頭髪を挟み易い。そして、上記頭髪を挟むことにより、かつら装着用ピン1が 頭髪に固定され、以って部分かつら2が頭部に装着されるものである。
【0019】 尚、上記かつらベ−ス6の裏面7に対して、頭髪の滑り止めとなるような短毛 状の滑り止め手段を配設しても良い。
【0020】 以上のように、上記かつら装着用ピン1によって、頭髪を傷付けることなく、 而も簡単に挟むことができるものである。
【0021】
以上詳述した如く、本発明は湾曲部によって上記かつらベ−スに弾発的に接触 する接触部により、かつら装着用ピンをかつらのかつらベ−スに固着した際、上 記突片とかつらベ−スの裏面との間に頭髪を挟むことができるようになる。これ により、比較的柔らかい素材から成るかつらベ−スと突片との間に頭髪が挟まり 、頭髪の痛みが少なくなる。更に、上記頭髪を挟む部分は、一平面を有するかつ らベ−スと突片との間に有するので、上記かつらベ−スに当接した頭髪をそのま ま滑らすようにかつらベ−スと突片との間に移動させたり、上記突片を軽くかつ らベ−スから離し、できた隙間に頭髪を位置させたりでき、かつら装着用ピンに 簡単に頭髪を挟むことができる。
【図1】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの使
用状態を示す図である。
用状態を示す図である。
【図2】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの平
面図である。
面図である。
【図3】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの底
面図である。
面図である。
【図4】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの背
面図である。
面図である。
【図5】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの図
2のA−A線に沿った縦断側面端面図である。
2のA−A線に沿った縦断側面端面図である。
【図6】本考案の実施例で示したかつら装着用ピンの図
2のB−B線に沿った縦断側面端面図である。
2のB−B線に沿った縦断側面端面図である。
1 かつら装着用ピン 2 部分かつら 4 挟持部材本体 5 突片 6 かつらベ−ス 7 かつらベ−スの裏面 8 かつら毛 9 固着部 10 頂部 11 接触部 12 湾曲部
Claims (1)
- 【請求項1】 平面から見て凹字状と成し、横方向Xに
沿った両側部4A、4Bのそれぞれに、かつらベ−ス6
に固着する為の固着孔9が貫通形成された挟持部材本体
4と、この挟持部材本体4の両側部4A、4B間に横方
向Xに沿って並び、一端5Aが自由端と成し、他端5B
が上記挟持部材本体4に連続すると共に、上記一端5A
及び他端5B間が平面から見て波状と成し、且つ上段下
段の差が交互に付けられた複数の突片5と、から成るか
つら装着用ピンに於て;上記突片5は、上記突片5の一
端5Aに連続し、上記かつら装着用ピン1をかつらベ−
ス6の裏面7に固着したときにその頂部10がかつらベ
−ス6の裏面7に弾発的に接触するく字状の接触部11
と、この接触部11及び突片5の他端5Bの間に位置し
て連続すると共に、上下方向Zの上方向へ盛り上がるよ
う山状と成され、上記接触部11に弾発性を付与する湾
曲部12と、を有することを特徴とするかつら装着用ピ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002778U JP3019259U (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | かつら装着用ピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002778U JP3019259U (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | かつら装着用ピン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3019259U true JP3019259U (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=43154677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002778U Expired - Lifetime JP3019259U (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | かつら装着用ピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019259U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016188441A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 株式会社アートネイチャー | 取付具、かつら、及び、増毛具 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP1995002778U patent/JP3019259U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016188441A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-04 | 株式会社アートネイチャー | 取付具、かつら、及び、増毛具 |
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