JP3019238U - 液晶表示体付ドアスコープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は既存のドアスコープ穴にカメラ、
レンズ、液晶表示体を一体化した器具を取り付け液晶表
示体を通して訪問者を正確に把握し、防犯に役立てるこ
とを目的とする。 【構成】 本考案は既存のドアスコープ穴に、１レン
ズ及び２カメラを設け、室内側に液晶表示体を取付金具
Ｂにより固定し、カメラ部と液晶部を一体構造に納めた
ドアスコープであり、身長の高低に関わりなく、訪問者
を把握することが可能で防犯上有効である。また、配線
工事の必要はなく、既存のドアスコープ穴を利用できる
ためほとんどのドアに対応できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、既存のドアスコープ穴にカメラ及び液晶表示体の一体構造物を取り 取り付けることにより訪問者を見易くするための考案である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のドアスコープは覗き穴形式で覗き穴から見える範囲が狭く、訪問者を確 認する事が困難であった。カメラを用いる方法としては、玄関壁にカメラを設置 し、室内に配線を引き込みインターフォンの受信機に表示体を設置するものがあ った。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のドアスコープでは覗き穴まで視線を動かさなければならい点で、身長の 低い老人や子供には使用が出来なかった。また対象物が狭い範囲のみしか見えな いので使用しずらかった。 テレビカメラを設置し室内のブラウン管に映し出す方式もあるが、カメラの設 置場所の確保が必要であり、また配線工事が必要で費用がかかり経済的負担が大 きかった。 配線工事を必要としないカメラ機能と表示機能を一体化してこれをドアに取り 付けることにより前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ドアスコープ穴の貫通部分にカメラとレンズを設置して室内側の液 晶表示体に訪問者を映し出す事により訪問者を正確に把握出来る。 且つ、既存のドアスコープ穴に配線工事をせずに取り付けることが可能な為、 問題点を解決している。

【０００５】

【作用】 既存のドアスコープ穴貫通部分にカメラ及びレンズを設置し、室内側に液晶表 示体及び液晶表示体ドライバー基板を設置する。これにより室内より室外の映像 を液晶表示体に映しだし訪問者を正確に把握できる構造となる。

【０００６】

【実用例】

以下、添付図面にしたがって一実用例を説明する。 １は防塵及び防水を兼ねたレンズ。２は画像を取り込む為のカメラ。３は従来 のドアスコープと同一形状の１、２を内蔵した取付金具Ａ。４は３と螺子止めす ることにより室内側部品の５〜７を固定する取付金具Ｂ。２のカメラでとらえた 映像を５の液晶表示体に映し出すものである。６はカメラ及び液晶表示体の電源 スイッチ。７はカメラ及び液晶表示体の駆動用バッテリーである。

【０００７】 始動時に６のスイッチを押すことにより５の液晶表示体に訪問者が映し出され 訪問者を正確に把握してからドアを開け面談する。

【０００８】

【考案の効果】

上述の様に、本案は訪問者を正確に掌握できることが出来るため防犯上有効で ある。また、既存のドアに直接取り付ける事が出来るため配線工事が不要で簡単 に取り付ける事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１図は本考案のドア取付斜視図である。

【図２】第２図は本考案の表示体部から見た斜視図であ
る。

【符号の説明】 １、レンズ ２、カメラ ３、取付金具Ａ ４、取付金具Ｂ ５、液晶表示体及び同ドライバー ６、スイッチ ７、バッテリー ８、ドア切断画

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カメラと液晶表示体を一体構造にしたド
   アスコープ