JP3019195B2 - デジタル移動通信における同報ファクシミリ通信方法 - Google Patents

デジタル移動通信における同報ファクシミリ通信方法

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JP3019195B2
JP3019195B2 JP7324909A JP32490995A JP3019195B2 JP 3019195 B2 JP3019195 B2 JP 3019195B2 JP 7324909 A JP7324909 A JP 7324909A JP 32490995 A JP32490995 A JP 32490995A JP 3019195 B2 JP3019195 B2 JP 3019195B2
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敬也 宮下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ端末
間をデジタル移動通信網などのデジタル伝送路を介して
接続して、同報ファクシミリ通信を行うための通信方法
に関するものである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、交換局と、該
交換局の配下にある無線基地局と、該無線基地局の配下
にあって同報通信を行うための複数の無線端末と、各々
の該無線端末とファクシミリ端末との間に設置すること
により該ファクシミリ端末からのファクシミリ信号とデ
ジタル移動通信網に適用されるデジタル信号との間の相
互変換機能を有するアダプタ装置と、前記アダプタ装置
からのデジタル信号と固定網側のファクシミリ信号との
間の相互変換機能を果たすために前記交換局側に設けた
ファクシミリサービス用トランクとを有するデジタル移
動通信網を介してデジタル移動同報ファクシミリ通信を
行うのに好適な、同報ファクシミリ通信方法に関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来から知られている通り、固定網にお
けるファクシミリ同報通信は広く行われている。ここで
同報通信とは、メッセージ、音声、画像等から成る同一
の情報を複数の相手に送信することをいう。従って、固
定網におけるファクシミリ同報通信とは、複数のファク
シミリ端末に対して同一の画情報を順次送信することで
ある。また最近では、少なくとも1台の無線端末を代表
子局として双方向の通信を可能とするデジタル移動同報
通信方式も提案されている。例えば特願平6−2011
05号では、音声の同報通信を行う場合の代表子局およ
び子局の接続、複数エリアにまたがった同報通信方式、
同報着信を行う場合の加入者データ構成および呼接続方
式について開示がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来知
られているデジタル移動同報ファクシミリ通信のための
系統では、アダプタ装置と、ファクシミリサービス用ト
ランク又はアダプタ装置とは、1対1で接続されており
同時に複数のファクシミリ端末に画像データを送信する
ことはできなかった。
【0005】さらに、従来の系統においては、アダプタ
装置とファクシミリサービス用トランク又はアダプタ装
置とは、1対1で接続されており、ARQフレームの再
送や画像データの再送を行うシステムしか存在しなかっ
た。
【0006】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
双方向デジタル移動通信網において、複数の移動ファク
シミリ端末に対して同一情報の伝送を可能とした同報フ
ァクシミリ通信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、交換局と、該交換局の配下にある無線
基地局と、該無線基地局の配下にあって同報通信を行う
ための複数の無線端末と、各々の該無線端末とファクシ
ミリ端末との間に設置することにより該ファクシミリ端
末からのファクシミリ信号とデジタル移動通信網に適用
されるデジタル信号との間の相互変換機能を有するアダ
プタ装置と、前記アダプタ装置からのデジタル信号と固
定網側のファクシミリ信号との間の相互変換機能を果た
すために前記交換局側に設けたファクシミリサービス用
トランクとを有するデジタル移動通信網を介してデジタ
ル移動同報ファクシミリ通信を行うにあたり、前記固定
網側からの同報ファクシミリの発信を受信した前記交換
局は、同一同報着信グループに含まれる複数の前記無線
端末に同報着信による呼び出しを順次行い、最初に応答
があった前記無線端末を代表子局端末とし、それ以外の
前記無線端末は子局端末とし、前記代表子局端末側から
の同報ファクシミリ回線切替要求を受信した前記交換局
は、前記ファクシミリサービス用トランクと前記代表子
局端末の前記アダプタ装置との間の回線を設定し、該回
線についてのみ上下の無線回線上での信号を送受し、前
記子局端末の前記アダプタ装置に対しては下り回線のみ
受信させるものである。このように本発明では、双方向
デジタル移動同報通信システムによるファクシミリ通信
を行う場合に代表子局のアダプタ装置と、子局のアダプ
タ装置と、交換局側のファクシミリサービス用トランク
との間の接続構成を明示し、複数のファクシミリ端末へ
のファクシミリ通信を可能としている。
【0008】また、同報ファクシミリの送信側が前記無
線端末の前記アダプタ装置に接続されているファクシミ
リ端末の場合、前記交換局の前記ファクシミリサービス
用トランクを使用することなく、送信側の該アダプタ装
置と同報着信側無線端末の前記代表子局端末の前記アダ
プタ装置との間の回線を設定し、該回線についてのみ上
下の無線回線上での信号を送受し、前記子局端末の前記
アダプタに対しては下り回線のみ受信させるものとす
る。すなわち、上記のデジタル移動同報ファクシミリ通
信方法において、発信側ファクシミリ端末が無線端末の
アダプタ装置に接続された場合の代表子局のアダプタ装
置と、子局のアダプタ装置と、発信側ファクシミリ端末
のアダプタ装置との間の接続構成を明示し、複数のファ
クシミリ端末へのファクシミリ通信を可能としている。
【0009】さらに、前記代表子局端末の前記アダプタ
装置は、前記子局端末の前記アダプタ装置に信号を受信
させるため無線回線上での誤りによる画像信号の再送要
求を行うことなく該無線回線上から受信した全ての信号
を正常に受信したものとみなして信号を制御することに
より、該ファクシミリ端末とリアルタイムでのファクシ
ミリ通信を行い、前記子局端末の前記アダプタ装置は下
り無線回線の信号を受信し、その中の画像データのみを
識別し、該画像データを蓄積することにより、前記交換
局からファクシミリ通信の終了信号を受信してから該ア
ダプタ装置に接続されている前記ファクシミリ端末との
間でファクシミリ通信を開始し、蓄積した画像データを
送信するのが好適である。このことにより、デジタル移
動同報ファクシミリ通信を実現する際に、無線区間の再
送制御に対して制御信号の再送は行うが、画像データは
子局でも傍受させる必要から再送制御を行わないで通信
を行うことにより、複数のファクシミリ端末へのファク
シミリ通信を行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明を適用
したデジタル移動同報ファクシミリ通信システムを例示
する。これら各図において、DTE1,DTE2〜DT
Enはファクシミリ端末装置、ADP1,ADP2〜A
DPnはアダプタ装置、MS1,MS2〜MSnは無線
端末、BS1,BS2は無線基地局、MCX1は交換
局、DSCC1はファクシミリサービス用トランクを示
す。
【0011】図1に示した移動−固定接続時デジタル移
動同報ファクシミリ通信システムでは、ファクシミリサ
ービス用トランクは代表子局アダプタ装置とのみARQ
フレームでの双方向通信を行い、子局アダプタ装置は下
りARQフレームのみ受信することにより、同時に複数
ファクシミリ端末に画像データの伝送を可能とする。
【0012】図2に示した移動−移動接続時デジタル移
動同報通信システムでは、送信側アダプタ装置は代表子
局アダプタ装置とのみARQフレームでの双方向通信を
行い、子局アダプタ装置は下りARQフレームのみ受信
することにより、同時に複数のファクシミリ端末に対す
る画像データの伝送が可能となる。
【0013】これら図1,図2の場合、固定網側からの
同報ファクシミリの発信を受信した交換局は、同一同報
着信グループに含まれる複数の無線端末に同報着信によ
る呼び出しを順次行い、最初に応答があった無線端末を
代表子局端末とし、それ以外の無線端末は子局端末と
し、代表子局端末側からの同報ファクシミリ回線切替要
求を受信した交換局は、ファクシミリサービス用トラン
クと代表子局端末のアダプタ装置との間の回線を設定
し、該回線についてのみ上下の無線回線上での信号を送
受し、子局端末のアダプタ装置に対しては下り回線のみ
受信させるものとする。
【0014】さらに、これら図1,図2の場合、代表子
局は従来の通信方式で通信し、子局に信号を受信させる
ためARQフレームの再送やファクシミリ端末間での画
像データの再送は一切行わずに通信する。また子局は下
りARQフレームを受信し、その中の画像データ部分の
み蓄積し、ファクシミリ通信が終了してから子局アダプ
タ装置と受信ファクシミリ端末との間で画像データを送
るためのファクシミリ通信を行うものとする。
【0015】すなわち、代表子局とのファクシミリ通信
速度を固定とし、画像データを再送しないで通信を行う
ようにして子局での画像データの複数回受信を防ぎ、子
局では画像データのみ蓄積受信し、ファクシミリ通信完
了信号を受信してから、その画像データをファクシミリ
端末に送信するためにアダプタ装置とファクシミリ端末
の間でファクシミリ通信を行うことによって実現してい
る。
【0016】このように、代表子局アダプタ装置との通
信を子局アダプタ装置が傍受することで、同時に複数の
ファクシミリ端末に対して同一の画像を送信することが
可能となる。
【0017】
【実施例】実施例1 図1は第1の実施例を説明するためのデジタル移動同報
ファクシミリ通信網の構成図、図3はその構成で同報フ
ァクシミリ通信状態に移行するまでのシーケンスを示
す。
【0018】図1において、既述の如く、DTE1,D
TE2,DTE3はファクシミリ端末装置、ADP1,
ADP2はアダプタ装置、DSCC1はファクシミリサ
ービス用トランク、MS1,MS2は無線端末、BS1
は無線基地局、MCX1は交換局を表す。ここでは、送
信側の同報ファクシミリ親局端末装置をDTE3、MS
1を代表子局端末として説明を行う。
【0019】DTE3から同報番号による呼び出しを受
信したMCX1は同一同報着信グループの無線端末に対
して順次同報の呼び出しを行う(S1〜S3)。
【0020】MCX1は呼び出しに対して最初に応答の
あったMS1を代表子局端末とし(S6)、MS1はA
DP1に代表子局であることを通知する。そして、MS
1,MS2に対して下りは各MSの傍受で信号を受信
し、上りは各MSで1回線を共有する同報の音声通信用
回線設定を行う(S8,S9)。
【0021】回線設定後、MS1に接続しているADP
1は同報ファクシミリ回線切替要求をMCX1に対して
送信する(S10)。同報ファクシミリ回線切替要求を
受信したMCX1はファクシミリサービス用トランクD
SCC1に起動をかけ(S11)、ADP1とDSCC
1の間に同報ファクシミリ通信用回線の設定を行う(S
12)。また、子局であるMS2に接続されているAD
P2に対しては、下り同報ファクシミリ通信用回線の設
定を行う(S14)。
【0022】このようにして、移動−固定接続のデジタ
ル移動同報ファクシミリ通信状態に移行する。
【0023】実施例2 図2は、第2の実施例を説明するためのデジタル移動同
報ファクシミリ通信網の構成図、図4はその構成で同報
ファクシミリ通信状態に移行するまでのシーケンスを示
す。
【0024】図2において、既述の如く、DTE1,D
TE2,DTE3はファクシミリ端末装置、ADP1,
ADP2,ADP3はアダプタ装置、MS1,MS2,
MS3は無線端末、BS1,BS2は無線基地局、MC
X1は交換局を表す。ここでは、送信側の同報ファクシ
ミリ親局端末をDTE3、MS1を代表子局端末として
説明を行う。
【0025】DTE3から同報番号による発信を受信し
たMCX1は同一同報着信グループの無線端末に対して
順次同報の呼び出しを行う(S20〜S22)。MCX
1は呼び出しに対して最初に応答のあったMS1を代表
子局端末とし(S25)、MS1はADP1に代表子局
であることを通知する。そして、MS3からMS1,M
S2に対して下りは各MSの傍受で信号を受信し、上り
は各MSで1回線を共有する同報の音声通信用回線設定
を行う(S27〜S29)。
【0026】これらの回線設定後、MS1に接続してい
るADP1とMS3に接続しているADP3は同報ファ
クシミリ回線切替要求をMCX1に対して送信する(S
30,S31)。同報ファクシミリ回線切替要求を受信
したMCX1は無線端末同士の同報ファクシミリ通信と
判断し、MCX1内のファクシミリサービス用トランク
を使用せずに直接アダプタ装置同士を接続する(S3
2)。ADP1とADP3の間に同報ファクシミリ通信
用回線の設定を行うと、MCX1は子局であるMS2に
接続されているADP2に対しては下り同報ファクシミ
リ通信用回線の設定を行う(S33)。
【0027】このようにして、移動−移動接続のデジタ
ル移動同報ファクシミリ通信状態に移行する。
【0028】実施例3 図5は、本発明を適用したデジタル移動同報ファクシミ
リ通信でのアダプタ装置と、ファクシミリサービス用ト
ランク又はアダプタ装置との間の動作シーケンスを示す
(図1,図2参照)。
【0029】デジタル移動同報ファクシミリ通信状態に
移行すると、同報送信側ファクシミリ端末装置のDTE
3からDSCC1又はADP3および代表子局のADP
1を通して同報着信側ファクシミリ端末装置のDTE1
の間でファクシミリ制御信号が送受信される(S40〜
S44)。MCX1からADP1へのファクシミリ制御
信号は子局のADP2でも受信されるが画像データでな
いためADP2においてこのデータは破棄される。
【0030】ファクシミリ制御信号の送受信によってフ
ァクシミリ伝送パラメータが決定すると、DTE3から
DTE1にファクシミリ画像データが送信される(S4
5,S46)。子局のADP2ではこの画像データ部分
をメモリに蓄積する(S47)。ここで、ファクシミリ
画像データ部分は子局でも受信するため、無線区間での
誤りによる再送は行わず全て正常に送信できたとして処
理する。
【0031】ファクシミリ画像データの送信が完了する
と再度DTE3からADP3又はDSCC1、ADP1
を通してDTE1とファクシミリ制御信号の送受を行い
正常にファクシミリ画像データ送信が完了していること
を確認し、ファクシミリ通信手順を終了する(S48,
S49)。
【0032】ファクシミリ通信が終了するとMCX1
は、同報ファクシミリ通信用の無線回線を解放し、同時
に固定回線側の切断処理を行う(S50〜S52)。ま
た、親局と代表子局のアダプタ装置は接続されているフ
ァクシミリ端末装置との回線を切断する。
【0033】そして、子局のADP2は回線が切断され
ると、蓄積した画像データをADP2に接続されている
ファクシミリ端末装置DTE2に送信するためにADP
2とDTE2の間でファクシミリ通信を開始し(S5
3)、通常のファクシミリ通信手順でDTE2に対して
蓄積したファクシミリ画像データを送信する(S54〜
S57)。
【0034】このようにして、デジタル移動同報ファク
シミリ通信によるファクシミリ伝送を行う。
【0035】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、網側
ファクシミリサービス用トランクと通信を行う代表子局
アダプタ装置を設定し、このアダプタ装置と網側のファ
クシミリサービス用トランクとの間でファクシミリ通信
を行い、あるいは、アダプタ装置間でファクシミリ通
信を行い、これら,のファクシミリ通信の画像デー
タを複数の子局に受信させることによって、デジタル移
動通信における同報ファクシミリ通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例3による移動−
固定接続時移動通信網構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1および実施例2による移動−
移動接続時移動通信網構成を示す図である。
【図3】実施例1のシーケンスを示す図である。
【図4】実施例2のシーケンスを示す図である。
【図5】実施例3のシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
DTE1,DTE2,DTE3 ファクシミリ端末装置 ADP1,ADP2,ADP3 アダプタ装置 MS1,MS2,MS3 無線端末 BS1,BS2 無線基地局 MCX1 交換局 DSCC1 ファクシミリサービス用トランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−137878(JP,A) 特開 平2−119438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 - 7/26 101 H04N 1/00 H04N 1/32 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換局と、該交換局の配下にある無線基
    地局と、該無線基地局の配下にあって同報通信を行うた
    めの複数の無線端末と、各々の該無線端末とファクシミ
    リ端末との間に設置することにより該ファクシミリ端末
    からのファクシミリ信号とデジタル移動通信網に適用さ
    れるデジタル信号との間の相互変換機能を有するアダプ
    タ装置と、前記アダプタ装置からのデジタル信号と固定
    網側のファクシミリ信号との間の相互変換機能を果たす
    ために前記交換局側に設けたファクシミリサービス用ト
    ランクとを有するデジタル移動通信網を介してデジタル
    移動同報ファクシミリ通信を行うにあたり、 前記固定網側からの同報ファクシミリの発信を受信した
    前記交換局は、同一同報着信グループに含まれる複数の
    前記無線端末に同報着信による呼び出しを順次行い、最
    初に応答があった前記無線端末を代表子局端末とし、そ
    れ以外の前記無線端末は子局端末とし、 前記代表子局端末側からの同報ファクシミリ回線切替要
    求を受信した前記交換局は、前記ファクシミリサービス
    用トランクと前記代表子局端末の前記アダプタ装置との
    間の回線を設定し、該回線についてのみ上下の無線回線
    上での信号を送受し、前記子局端末の前記アダプタ装置
    に対しては下り回線のみ受信させることを特徴とするデ
    ジタル移動通信における同報ファクシミリ通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 同報ファクシミリの送信側が前記無線端末の前記アダプ
    タ装置に接続されているファクシミリ端末の場合、前記
    交換局の前記ファクシミリサービス用トランクを使用す
    ることなく、送信側の該アダプタ装置と同報着信側無線
    端末の前記代表子局端末の前記アダプタ装置との間の回
    線を設定し、該回線についてのみ上下の無線回線上での
    信号を送受し、前記子局端末の前記アダプタに対しては
    下り回線のみ受信させることを特徴とするデジタル移動
    通信における同報ファクシミリ通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記代表子局端末の前記アダプタ装置は、前記子局端末
    の前記アダプタ装置に信号を受信させるため無線回線上
    での誤りによる画像信号の再送要求を行うことなく該無
    線回線上から受信した全ての画像信号を正常に受信した
    ものとみなして信号を制御することにより、該ファクシ
    ミリ端末とリアルタイムでのファクシミリ通信を行い、 前記子局端末の前記アダプタ装置は下り無線回線の信号
    を受信し、その中の画像データのみを識別し、該画像デ
    ータを蓄積することにより、前記交換局からファクシミ
    リ通信の終了信号を受信してから該アダプタ装置に接続
    されている前記ファクシミリ端末との間でファクシミリ
    通信を開始し、蓄積した画像データを送信することを特
    徴とするデジタル移動通信における同報ファクシミリ通
    信方法。
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