JP2786157B2 - 自営用phsシステムの呼接続方式 - Google Patents
自営用phsシステムの呼接続方式Info
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- JP2786157B2 JP2786157B2 JP8133466A JP13346696A JP2786157B2 JP 2786157 B2 JP2786157 B2 JP 2786157B2 JP 8133466 A JP8133466 A JP 8133466A JP 13346696 A JP13346696 A JP 13346696A JP 2786157 B2 JP2786157 B2 JP 2786157B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSシステムの
呼接続方式に関し、特に家庭内で使用するコードレス電
話に関する。
呼接続方式に関し、特に家庭内で使用するコードレス電
話に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の社会・経済活動の多様化・国際化
を背景として情報通信に対す期待は大きく、また、人々
のライフスタイルの多様化や活動範囲の拡大に伴ない、
大勢の人々が安価で使用できる移動通信サービスが要求
されている。
を背景として情報通信に対す期待は大きく、また、人々
のライフスタイルの多様化や活動範囲の拡大に伴ない、
大勢の人々が安価で使用できる移動通信サービスが要求
されている。
【0003】このような背景から家庭やオフイスで利用
されているデジタルコードレス電話機を、無線基地局を
介してデジタル公衆網に接続して屋外,駅,地下街など
でも使用できるPHSシステムが普及している。
されているデジタルコードレス電話機を、無線基地局を
介してデジタル公衆網に接続して屋外,駅,地下街など
でも使用できるPHSシステムが普及している。
【0004】従来のPHSシステムは、ISDN網以外
のデータ公衆網を使用しているもかかわらず、ISDN
プロトコル手順に従い、発呼処理,着呼処理が行われて
いる。
のデータ公衆網を使用しているもかかわらず、ISDN
プロトコル手順に従い、発呼処理,着呼処理が行われて
いる。
【0005】すなわち、発呼処理においては、図4に示
すように、リンクチャネル確立手順(101〜107)
後に、サービスチャネル確立手順(108〜112)を
実行し、次に接続手順(113〜114)が実行されて
いる。
すように、リンクチャネル確立手順(101〜107)
後に、サービスチャネル確立手順(108〜112)を
実行し、次に接続手順(113〜114)が実行されて
いる。
【0006】また、着呼処理においては、図5に示すよ
うに、リンクチャネル確立手順(202〜208)後
に、サービスチャネル確立手順(209〜210)を実
行し、次に接続手順(211〜212)が実行されてい
る。リンガ鳴動は、サービスチャネル確立手順の着呼
(209)の際に行われる。
うに、リンクチャネル確立手順(202〜208)後
に、サービスチャネル確立手順(209〜210)を実
行し、次に接続手順(211〜212)が実行されてい
る。リンガ鳴動は、サービスチャネル確立手順の着呼
(209)の際に行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のPH
Sシステムは、発呼処理において、リンクチャネル確立
手順後に、呼設定手順,認証手順(サービスチャネル確
立手順)、接続手順を実行するので、発呼処理に時間を
要しCPUの負荷が大きくなる。また、プログロム容量
が大きくなるので、容量の大きなROM,RAMが必要
となり、コストパフォーマンスが劣る。
Sシステムは、発呼処理において、リンクチャネル確立
手順後に、呼設定手順,認証手順(サービスチャネル確
立手順)、接続手順を実行するので、発呼処理に時間を
要しCPUの負荷が大きくなる。また、プログロム容量
が大きくなるので、容量の大きなROM,RAMが必要
となり、コストパフォーマンスが劣る。
【0008】更に、着呼処理において、個別付随制御チ
ャネル(ACCH)の低速付随チャネル(SACCH)
上の呼出メッセージによりリンガを鳴動しているので、
複数のPHS端末へ同時に着呼することができない。
ャネル(ACCH)の低速付随チャネル(SACCH)
上の呼出メッセージによりリンガを鳴動しているので、
複数のPHS端末へ同時に着呼することができない。
【0009】本発明の目的は、発着呼手順におけるIS
DNプロトコル手順を省略することにより、呼設定手順
の短縮化,プログラム容量の縮小化を図り、安価なPH
Sシステムを実現する自営用PHSシステムの呼接続方
式を提供することにある。
DNプロトコル手順を省略することにより、呼設定手順
の短縮化,プログラム容量の縮小化を図り、安価なPH
Sシステムを実現する自営用PHSシステムの呼接続方
式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自営PHSシス
テムの呼接続方式は、少くとも一つの親機と複数の子機
とから成るコードレス電話が有線でISDN網以外の公
衆回線網と接続されたPHSシステムにおいて; 前記
親機と複数の前記子機との無線区間インタフェースであ
るUm点の呼接続処理であって、リンクチャネル確立フ
ェーズ後に続いて実行するサービスチャネル確立フェー
ズを省略し、前記リンクチャネル確立フェーズ後、直ち
に通信フェーズに移行することを特徴とする。
テムの呼接続方式は、少くとも一つの親機と複数の子機
とから成るコードレス電話が有線でISDN網以外の公
衆回線網と接続されたPHSシステムにおいて; 前記
親機と複数の前記子機との無線区間インタフェースであ
るUm点の呼接続処理であって、リンクチャネル確立フ
ェーズ後に続いて実行するサービスチャネル確立フェー
ズを省略し、前記リンクチャネル確立フェーズ後、直ち
に通信フェーズに移行することを特徴とする。
【0011】また、前記Um点の呼接続処理は;前記親
機が、前記リンクチャネル確立フェーズにおいて前記子
機から送信される非同期平衡モード設定要求に対して返
信する設定確認応答を前記子機へ送信すると同時に、前
記データ公衆網に対しループ閉成処理を実行し前記公衆
回線網との接続処理行う公衆網接続手段と;前記データ
公衆網との接続処理後、前記子機から送信される操作通
知メッセージを受信し、被呼者の加入者番号を抽出する
加入者情報受信手段と;前記加入者情報受信手段が抽出
した加入者番号をDP信号またはPB信号に変換して前
記データ公衆網へ送信するダイヤル情報送信手段と;を
有することを特徴とする。
機が、前記リンクチャネル確立フェーズにおいて前記子
機から送信される非同期平衡モード設定要求に対して返
信する設定確認応答を前記子機へ送信すると同時に、前
記データ公衆網に対しループ閉成処理を実行し前記公衆
回線網との接続処理行う公衆網接続手段と;前記データ
公衆網との接続処理後、前記子機から送信される操作通
知メッセージを受信し、被呼者の加入者番号を抽出する
加入者情報受信手段と;前記加入者情報受信手段が抽出
した加入者番号をDP信号またはPB信号に変換して前
記データ公衆網へ送信するダイヤル情報送信手段と;を
有することを特徴とする。
【0012】更に、前記子機が、待ち受け状態において
前記親機から送信されるメッセージ種別,子機指定,リ
ンガ鳴動指定を含むシステム状態情報を受信し、子機指
定情報を抽出し着呼先の子機を判定する着信先判定手段
と;前記着信先判定手段の判定結果が自己の子機である
ときリンガを鳴動するリンガ鳴動手段と;を有すること
を特徴とする。
前記親機から送信されるメッセージ種別,子機指定,リ
ンガ鳴動指定を含むシステム状態情報を受信し、子機指
定情報を抽出し着呼先の子機を判定する着信先判定手段
と;前記着信先判定手段の判定結果が自己の子機である
ときリンガを鳴動するリンガ鳴動手段と;を有すること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の発呼手順の一例を示すシー
ケンス図である。図2は本発明の着呼手順の一例を示す
シーケンス図である。図3はPHSシステムのネットワ
ーク構成を示す図である。
て説明する。図1は本発明の発呼手順の一例を示すシー
ケンス図である。図2は本発明の着呼手順の一例を示す
シーケンス図である。図3はPHSシステムのネットワ
ーク構成を示す図である。
【0014】図3に示すPHSシステムのネットワーク
構成は、子機11−1〜11−nと、親局12が無線区
間インタフェースUm点を介して無線接続されるコード
レス電話システム10と、コードレス電話システムの親
機12と接続する公衆網20と、公衆網に固定的い接続
された電話機30とから構成され、公衆網20は、コー
ドレス電話システム10とインタフェースするPHS用
接続装置21と、市内交換機22と、市外交換機23
と、市内交換機22と共通線を介して接続されるPHS
サービス制御局24とから構成されている。
構成は、子機11−1〜11−nと、親局12が無線区
間インタフェースUm点を介して無線接続されるコード
レス電話システム10と、コードレス電話システムの親
機12と接続する公衆網20と、公衆網に固定的い接続
された電話機30とから構成され、公衆網20は、コー
ドレス電話システム10とインタフェースするPHS用
接続装置21と、市内交換機22と、市外交換機23
と、市内交換機22と共通線を介して接続されるPHS
サービス制御局24とから構成されている。
【0015】例えばコードレス電話システム10の子機
11−1から電話機30へ発信する場合、子機11−1
が電話機の加入者番号をダイヤルすると、親局12はP
HS用接続装置に対し子機11−1が契約加入者である
か否かを問合せした後、市内交換機22を介して電話機
30と接続し、電話機30が応答すと課金処理する。
11−1から電話機30へ発信する場合、子機11−1
が電話機の加入者番号をダイヤルすると、親局12はP
HS用接続装置に対し子機11−1が契約加入者である
か否かを問合せした後、市内交換機22を介して電話機
30と接続し、電話機30が応答すと課金処理する。
【0016】また、電話機30から子機11−1へ発信
する場合、電話機が子機11−1の加入者番号をダイヤ
ルすと、市内交換機22は共通線を介してPHSサービ
ス制御局23を検索して子機11−1の位置情報を検索
し、PHS用接続装置21を介して親機12と接続し子
機11−1を呼び出し、子機11−1が応答すると通話
路が形成され通話を開始する。
する場合、電話機が子機11−1の加入者番号をダイヤ
ルすと、市内交換機22は共通線を介してPHSサービ
ス制御局23を検索して子機11−1の位置情報を検索
し、PHS用接続装置21を介して親機12と接続し子
機11−1を呼び出し、子機11−1が応答すると通話
路が形成され通話を開始する。
【0017】次に図3に示す無線区間インタフェースU
m点における呼接続方法について説明する。なお、また
子機11−1の位置登録はすでに完了しているもとす
る。
m点における呼接続方法について説明する。なお、また
子機11−1の位置登録はすでに完了しているもとす
る。
【0018】最初に図1に図3を併せて参照し発呼手順
について説明する。発呼時、通話路が形成されるまでの
接続時間を短縮するために、図1に示すように呼接続フ
ェーズにおいて、例えば子機11−1がオフフックし、
非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12へ送
出し、親機12から非同期平衡モードの設定が完了した
ことを示す受付確認応答メッセージ(UA)を受信する
リンクチャネル確立後に、従来行われていたISDNプ
ロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省略す
る。
について説明する。発呼時、通話路が形成されるまでの
接続時間を短縮するために、図1に示すように呼接続フ
ェーズにおいて、例えば子機11−1がオフフックし、
非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12へ送
出し、親機12から非同期平衡モードの設定が完了した
ことを示す受付確認応答メッセージ(UA)を受信する
リンクチャネル確立後に、従来行われていたISDNプ
ロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省略す
る。
【0019】すなわち、親局12は制御チャネルの共通
制御チャネル(CCCH)の個別セル用チャネル(US
CCH)を使用して子機11−1〜11−nに対してメ
ッセージ種別,子機指定,リンガ鳴動指定を含むシステ
ム状態情報を送信すると、子機11−1〜11−nはそ
れぞれシステム状態情報(図1の符号101)をUSC
CH上で受信した時点で待受モードとなる。
制御チャネル(CCCH)の個別セル用チャネル(US
CCH)を使用して子機11−1〜11−nに対してメ
ッセージ種別,子機指定,リンガ鳴動指定を含むシステ
ム状態情報を送信すると、子機11−1〜11−nはそ
れぞれシステム状態情報(図1の符号101)をUSC
CH上で受信した時点で待受モードとなる。
【0020】この状態で例えば子機11−1が発信すべ
くオフフックすると、親機12に対しリンクチャネル確
立要求(102)が送出され、親機12からリンクチャ
ネル割当の通知を受信すると(103)、子機11−1
は親機12に対し同期確立のための同期バースト要求を
送信し(104)し、親機12から同期バーストを受信
する(105)。
くオフフックすると、親機12に対しリンクチャネル確
立要求(102)が送出され、親機12からリンクチャ
ネル割当の通知を受信すると(103)、子機11−1
は親機12に対し同期確立のための同期バースト要求を
送信し(104)し、親機12から同期バーストを受信
する(105)。
【0021】子機11−1は同期バーストを受信する
と、非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12
に対し送信し(106)、親機12から非同期平衡モー
ドを設定した旨の受付確認応答(UA)を受信する(1
07)。親機12は子機11−1へ受付確認応答(U
A)を送信した後、公衆回線網20とのループを閉成し
(113)し通話路を形成する。子機11−1は、通話
路が形成されると被呼者(例えば電話機30)の加入者
番号をダイヤルする(114)。
と、非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12
に対し送信し(106)、親機12から非同期平衡モー
ドを設定した旨の受付確認応答(UA)を受信する(1
07)。親機12は子機11−1へ受付確認応答(U
A)を送信した後、公衆回線網20とのループを閉成し
(113)し通話路を形成する。子機11−1は、通話
路が形成されると被呼者(例えば電話機30)の加入者
番号をダイヤルする(114)。
【0022】このように、呼接続フェーズのうちISD
Nプロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省
略して、リンクチャネル確立フェーズ終了後、直ちに通
話フェーズに移行し通話路を形成することにより、呼処
理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量の縮小、メモ
リ(RAM,ROM)容量の縮小が可能となる。
Nプロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省
略して、リンクチャネル確立フェーズ終了後、直ちに通
話フェーズに移行し通話路を形成することにより、呼処
理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量の縮小、メモ
リ(RAM,ROM)容量の縮小が可能となる。
【0023】次に図2に図3を併せて参照し着呼手順に
ついて説明する。着呼時、通話路が形成されるまでの接
続時間を短縮するために、図2に示すように呼接続フェ
ーズにおいて、親機12から例えば子機11−1に対し
システム状態情報をUSCCHにより送信し、非同期平
衡モード設定要求(SABM)を親機12へ送出し、親
機12から非同期平衡モードの設定が完了したことを示
す受付確認応答メッセージ(UA)を受信するリンクチ
ャネル確立後に、従来行われていたISDNプロトコル
によるサービスチャネル確立フェーズを省略する。
ついて説明する。着呼時、通話路が形成されるまでの接
続時間を短縮するために、図2に示すように呼接続フェ
ーズにおいて、親機12から例えば子機11−1に対し
システム状態情報をUSCCHにより送信し、非同期平
衡モード設定要求(SABM)を親機12へ送出し、親
機12から非同期平衡モードの設定が完了したことを示
す受付確認応答メッセージ(UA)を受信するリンクチ
ャネル確立後に、従来行われていたISDNプロトコル
によるサービスチャネル確立フェーズを省略する。
【0024】すなわち、親局12は公衆網から呼出信号
を受信すると(図2の符号201)、子機例えば11−
1に対して制御チャネルの共通制御チャネル(CCC
H)の個別セル用チャネル(USCCH)を使用して子
機11−1〜11−nに対してシステム状態情報を送信
する(202)。このシステム状態情報には、子機指定
フラグ,リンガ鳴動フラグが含まれている。このリンガ
鳴動フラグは、複数の子機を同時に鳴動するとき鳴動の
タイミングを一致させるために使用する。親機12は予
め子機呼出指定情報を登録しておく子機指定メモリ(図
示せず)を有し、この子機指定メモリの登録内容から呼
び出す子機を特定し、制御チャネルの共通チャネル(C
CCH)の個別セル用チャネル(USCCH)を使用し
て子機指定フラグに指定番号を設定する。また、指定さ
れる子機が複数の場合、リンガ鳴動のタイミングを一致
させるためにリンガ鳴動フラグのON/OFFを設定す
る。
を受信すると(図2の符号201)、子機例えば11−
1に対して制御チャネルの共通制御チャネル(CCC
H)の個別セル用チャネル(USCCH)を使用して子
機11−1〜11−nに対してシステム状態情報を送信
する(202)。このシステム状態情報には、子機指定
フラグ,リンガ鳴動フラグが含まれている。このリンガ
鳴動フラグは、複数の子機を同時に鳴動するとき鳴動の
タイミングを一致させるために使用する。親機12は予
め子機呼出指定情報を登録しておく子機指定メモリ(図
示せず)を有し、この子機指定メモリの登録内容から呼
び出す子機を特定し、制御チャネルの共通チャネル(C
CCH)の個別セル用チャネル(USCCH)を使用し
て子機指定フラグに指定番号を設定する。また、指定さ
れる子機が複数の場合、リンガ鳴動のタイミングを一致
させるためにリンガ鳴動フラグのON/OFFを設定す
る。
【0025】従って、すべての子機10−1〜10−n
を呼び出す場合には、子機10−1〜10−nそれぞれ
の子機指定フラグ,リンガ鳴動フラグを個別セル用チャ
ネル(USCCH)に指定することにより可能となり、
一斉呼出時にはこの処理を行う。
を呼び出す場合には、子機10−1〜10−nそれぞれ
の子機指定フラグ,リンガ鳴動フラグを個別セル用チャ
ネル(USCCH)に指定することにより可能となり、
一斉呼出時にはこの処理を行う。
【0026】子機指定フラグで指定された例えば子機1
1−1が鳴動し、オフフックして応答すると親機12に
対しリンクチャネル確立要求を送信し(203)、親機
12からリンクチャネル割当の通知を受信すると(20
4)、子機11−1は親機12に対し同期確立のための
同期バースト要求を送信し(205)し、親機12から
同期同バーストを受信する(206)。
1−1が鳴動し、オフフックして応答すると親機12に
対しリンクチャネル確立要求を送信し(203)、親機
12からリンクチャネル割当の通知を受信すると(20
4)、子機11−1は親機12に対し同期確立のための
同期バースト要求を送信し(205)し、親機12から
同期同バーストを受信する(206)。
【0027】子機11−1は同期バーストを受信する
と、非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12
に対し送信し(207)、親機12から非同期平衡モー
ドを設定した旨の受付確認応答(UA)を受信する(2
08)。親機12は子機11−1へ受付確認応答(U
A)を送信した後、公衆回線網20とのループを閉成し
て(211)通話路を形成し、通話状態になる(21
2)。
と、非同期平衡モード設定要求(SABM)を親機12
に対し送信し(207)、親機12から非同期平衡モー
ドを設定した旨の受付確認応答(UA)を受信する(2
08)。親機12は子機11−1へ受付確認応答(U
A)を送信した後、公衆回線網20とのループを閉成し
て(211)通話路を形成し、通話状態になる(21
2)。
【0028】このように、呼接続フェーズのうちISD
Nプロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省
略して、リンクチャネル確立フェーズ終了後、直ちに通
話フェーズに移行し通話路を形成することにより、呼処
理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量の縮小、メモ
リ(RAM,ROM)容量の縮小が可能となる。
Nプロトコルによるサービスチャネル確立フェーズを省
略して、リンクチャネル確立フェーズ終了後、直ちに通
話フェーズに移行し通話路を形成することにより、呼処
理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量の縮小、メモ
リ(RAM,ROM)容量の縮小が可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リンクチ
ャネル確立フェーズにおいて子機から送信される非同期
平衡モード設定要求に対して返信する設定確認応答を子
機へ送信すると同時に、データ公衆網に対しループ閉成
処理を実行しデータ公衆網との接続処理する公衆網接続
手段と、データ公衆網との接続処理後、子機から送信さ
れる操作通知メッセージを受信し、被呼者の加入者番号
を抽出する加入者情報受信手段と;加入者情報受信手段
が抽出した加入者番号をDP信号またはPB信号に変換
してデータ公衆網へ送信するダイヤル情報送信手段とを
親機に備え、また、リンクチャネル確立フェーズにおい
て親機から送信されるシステム状態情報を受信し、子機
指定情報を抽出し着呼先の子機を判定する着信先判定手
段と、着信先判定手段の判定結果が自己の子機であると
きリンガを鳴動するリンガ鳴動手段とを子機に備え、U
m点の呼接続処理におけるリンクチャネル確立フェーズ
後に従来実行していたISDNプロトコルによるサービ
スチャネル確立フェーズを省略し、リンクチャネル確立
フェーズ後直ちに通信フェーズに移行するよう構成した
ので、呼処理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量を
縮小することができ、メモリ(RAM,ROM)容量の
縮小も可能となる。
ャネル確立フェーズにおいて子機から送信される非同期
平衡モード設定要求に対して返信する設定確認応答を子
機へ送信すると同時に、データ公衆網に対しループ閉成
処理を実行しデータ公衆網との接続処理する公衆網接続
手段と、データ公衆網との接続処理後、子機から送信さ
れる操作通知メッセージを受信し、被呼者の加入者番号
を抽出する加入者情報受信手段と;加入者情報受信手段
が抽出した加入者番号をDP信号またはPB信号に変換
してデータ公衆網へ送信するダイヤル情報送信手段とを
親機に備え、また、リンクチャネル確立フェーズにおい
て親機から送信されるシステム状態情報を受信し、子機
指定情報を抽出し着呼先の子機を判定する着信先判定手
段と、着信先判定手段の判定結果が自己の子機であると
きリンガを鳴動するリンガ鳴動手段とを子機に備え、U
m点の呼接続処理におけるリンクチャネル確立フェーズ
後に従来実行していたISDNプロトコルによるサービ
スチャネル確立フェーズを省略し、リンクチャネル確立
フェーズ後直ちに通信フェーズに移行するよう構成した
ので、呼処理時間の短縮、レイヤ3のプログラム容量を
縮小することができ、メモリ(RAM,ROM)容量の
縮小も可能となる。
【0030】そのため、コードレス電話の製造コストを
低減することができる。
低減することができる。
【0031】また、USCCHメッセージで着呼情報を
通知する際に、着信先子機を指定するので、特定の子
機、あるいはすべての子機に同時に着呼することができ
る。
通知する際に、着信先子機を指定するので、特定の子
機、あるいはすべての子機に同時に着呼することができ
る。
【図1】本発明の発呼手順の一例を示すを示すシーケン
ス図である。
ス図である。
【図2】本発明の着呼手順の一例を示すシーケンス図で
ある。
ある。
【図3】本発明の主要構成を示すブロック図である。
【図4】従来の発呼手順の一例を示すシーケンス図であ
る。
る。
【図5】従来の着呼手順の一例を示すシーケンス図であ
る。
る。
10 コードレス電話 11−1〜11−n 子機 12 親機 20 公衆網 21 PHS用接続装置 22 市内交換機 23 市外交換機 24 PHSサービス制御局 30 電話機
Claims (3)
- 【請求項1】 少くとも一つの親機と複数の子機とから
成るコードレス電話が有線でISDN網以外の公衆回線
網と接続されたPHSシステムにおいて;前記親機と複
数の前記子機との無線区間インタフェースであるUm点
の呼接続処理であって、リンクチャネル確立フェーズ後
に続いて実行するISDNプロトコルによるサービスチ
ャネル確立フェーズを省略し、前記リンクチャネル確立
フェーズ後、直ちに通信フェーズに移行することを特徴
とする自営用PHSシステムの呼接続方式。 - 【請求項2】 前記Um点の呼接続処理は;前記親機
が、前記リンクチャネル確立フェーズにおいて前記子機
から送信される非同期平衡モード設定要求に対して返信
する設定確認応答を前記子機へ送信すると同時に、前記
データ公衆網に対しループ閉成処理を実行し前記公衆回
線網との接続処理行う公衆網接続手段と;前記データ公
衆網との接続処理後、前記子機から送信される操作通知
メッセージを受信し、被呼者の加入者番号を抽出する加
入者情報受信手段と;前記加入者情報受信手段が抽出し
た加入者番号をDP信号またはPB信号に変換して前記
データ公衆網へ送信するダイヤル情報送信手段と;を有
することを特徴とする自営用PHSシステムの呼接続方
式。 - 【請求項3】 前記子機が、待ち受け状態において前記
親機から送信されるメッセージ種別,子機指定,リンガ
鳴動指定を含むシステム状態情報を受信し、子機指定情
報を抽出し着呼先の子機を判定する着信先判定手段と;
前記着信先判定手段の判定結果が自己の子機であるとき
リンガを鳴動するリンガ鳴動手段と;を有することを特
徴とする自営用PHSシステムの呼接続方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8133466A JP2786157B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 自営用phsシステムの呼接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8133466A JP2786157B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 自営用phsシステムの呼接続方式 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09322244A JPH09322244A (ja) | 1997-12-12 |
JP2786157B2 true JP2786157B2 (ja) | 1998-08-13 |
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Family Applications (1)
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JP8133466A Expired - Fee Related JP2786157B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 自営用phsシステムの呼接続方式 |
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JP (1) | JP2786157B2 (ja) |
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1996
- 1996-05-28 JP JP8133466A patent/JP2786157B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09322244A (ja) | 1997-12-12 |
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