JP3019047U - 茸育成室用調温調湿装置 - Google Patents

茸育成室用調温調湿装置

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JP3019047U
JP3019047U JP1995006567U JP656795U JP3019047U JP 3019047 U JP3019047 U JP 3019047U JP 1995006567 U JP1995006567 U JP 1995006567U JP 656795 U JP656795 U JP 656795U JP 3019047 U JP3019047 U JP 3019047U
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temperature
water
air
heat pump
humidity
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JP1995006567U
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Inventor
均 杉田
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株式会社広島設備開発
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギーコストの低い茸育成室用調温調湿
装置を提供する。 【構成】 循環水Wを所定の温度に冷却加温するヒート
ポンプ式チラー50、茸育成室90内に配置して茸育成
室内の空気Aを所定の温度・湿度に調温・調湿する調温
調湿器60、及び前記ヒートポンプ式チラー50と調温
調湿器60との間に水Wを循環させる冷却水温水循環シ
ステム70よりなり、且つ、その調温調湿器60の通風
路61内上部にヒートポンプ式チラー50からの冷却水
温水を噴射するシャワー62を設け、通風路61の空気
導入口65にヒートポンプ式チラー50よりの冷却水温
水により空気Aを冷却加温するラジエーター63を設
け、通風路61内に調温調湿器60と茸育成室90との
間に空気Aを循環させる循環ファン64を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加湿効果が高く、エネルギーコストの低い茸育成室用調温調湿装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、茸育成室内を最適の湿度に保持するための加湿器として次の構成のもの が使用されている。すなわち、図1に示すように、上方が開放された水タンク1 0内に、外装管21内に発熱体22を封入した電気ヒーター20を設け、水タン ク10内に水Wを溜めておき、電気ヒータ20で加熱し、水面から蒸発せた水蒸 気を茸育成室(図示省略)に送り、加湿するようにしている。
【0003】 しかしながら、上記従来の従来の加湿器は、水Wを蒸発させる熱が必要であり 、エネルギー消費が高く、しかもエネルギー源を電気に依存しているため、エネ ルギーコストが高いと言う問題点がある。さらにその際、図2に示すように、並 行してエアコン30で茸育成室内を最適の温度(15℃程度)に保つようにして いるため、エアコン本体31を建物40内に、室外機32を建物40の外側に別 々に取付ける煩雑さがあると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来の加湿器は、水Wを蒸発させるためのエ ネルギー消費が高く、電気を使っているためエネルギーコストが高いこと、さら に茸育成室内を最適の温度に保つエアコン本体31と室外機32とを建物40内 外に別々に取付ける煩雑さがあることであって、本考案は上記問題を解決した、 加湿効果が高く、エネルギー消費の低い茸育成室用加湿装置を提供するものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の考案は、水Wを所定の温度に冷却加温するヒートポンプ式チラー50、 茸育成室90内に配置して茸育成室内の空気Aを所定の温度・湿度に調温・調湿 する調温調湿器60、及び前記ヒートポンプ式チラー50と調温調湿器60との 間に水Wを循環させる冷却水温水循環システム70よりなり、且つ、その調温調 湿器60の通風路61内上部にヒートポンプ式チラー50からの冷却水温水を噴 射するシャワー62を設け、通風路61の空気導入口65にヒートポンプ式チラ ー50よりの冷却水温水により空気Aを冷却加温するラジエーター63を設け、 通風路61内に調温調湿器60と茸育成室90との間に空気Aを循環させる循環 ファン64を設けてなる茸育成室用調温調湿装置である。
【0006】 第2の考案は、第1の考案の水循環システム70が、調温調湿器60の下流側 とヒートポンプ式チラー50との間に、水レベル計群Eにより水レベルを一定に 保持する水タンク71及び循環ポンプ72を設けてなるものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例について、図3により説明すると、次のように構成される。す なわち、50は水Wを所定の温度に冷却加温するヒートポンプ式チラー、60は 茸育成室90へ供給する空気Aを所定の温度・湿度に調温・調湿する調温調湿器 、70は前記ヒートポンプ式チラー50と調温調湿器60との間を水Wを循環さ せる冷却水温水循環システムである。
【0008】 調温調湿器60について詳細説明すると、61は通風路、62はヒートポンプ 式チラー50よりの冷却水温水を噴射するシャワーであって、前記通風路61内 上部に設けてある。63はヒートポンプ式チラー50よりの冷却水温水により空 気Aを冷却加温するラジエーターであって、通風路61の空気導入口65に設け てある。64は調温調湿器60と茸育成室90との間に空気Aを循環させる循環 ファンであって、通風路61の空気排出口66に設けてある。
【0009】 水循環システム70について詳細説明すると、71は調温調湿器60の下流側 に設けた水タンク、72はその水タンク71の下流側且つヒートポンプ式チラー 50との間に設けた循環ポンプ、73,74,75はそれぞれバイパス管、76 ,77は分岐配管、78は水補給管、M,Tは水循環システム70内各所に設け た、それぞれ水量調節用手動バルブ、自動バルブである。なお、水タンク71内 には水レベルを保持するために、長さの異なるレベル計群Eを挿入してある。
【0010】
【作用】
循環ポンプ72によりヒートポンプ式チラー50と調温調湿器60との間を水 Wを循環させると共に、調温調湿器60と茸育成室90との間を循環ファン64 により空気Aを循環させる。この間、ヒートポンプ式チラー50で冷却加温され た冷却水温水は分岐配管76,77によりシャワー62とラジエーター63とに 適正に分岐される。空気Aの温度・湿度に応じてそれぞれ分岐配管76,77の 自動バルブTが開閉される。不要の場合、手動バルブMを閉じる。
【0011】 茸育成室90から空気導入口65を経て、調温調湿器60に戻った空気Aはラ ジエーター63で冷却加温される。その冷却加温された空気Aは、シャワー62 により噴射された冷却水温水の一部を同伴し、所定の温度・湿度に調温調湿され て、空気排出口66から茸育成室90へ送られる。空気Aに同伴されないで下に 落ちた水Wは水タンク71に戻される。
【0012】 その際、一例として、バイパス管73の自動バルブTが、冷房運転時は冷水温 度を15℃に近付ける流量になるよう開閉し、暖房運転時は全開となるようにし ておく。なお、バイパス管73の手動バルブMは最低水量確保の開度に設定して おく。また、バイパス管74の手動バルブMは、ヒートポンプ式チラー50の通 水量を確保のため、開度を60%にしておく。バイパス管75の手動バルブMは 常に開度を80〜100%に設定しておき、例えば調温調湿器が2基の場合、2 基100%運転時は手動バルブMを全閉にし、1基を停止し、他の1基のみの5 0%運転時は自動バルブTが開き、水Wがバイパス管75を経てバイパスされ、 ヒートポンプ式チラー50へ戻されるようにしておく。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、熱源を用いて水Wを蒸発させる必要が なく、エネルギーコストが低く、茸育成室内の温度を調整するエアコンを省くこ とが出来、シャワー62により噴射された水が空気A中の塵を捕捉すると言う防 塵作用もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】加湿器の従来例を示す断面図である。
【図2】従来例のエアコンの配置平面図である。
【図3】本考案の実施例を示す機器構成図である。
【符号の説明】
10 水タンク 20 電気ヒータ 21 外装管 22 発熱体 30 エアコン 31 エアコン本体 32 室外機 40 建物 50 ヒートポンプ式チラー 60 調温調湿器 61 通風路 62 シャワー 63 ラジエーター 64 循環ファン 65 空気導入口 66 空気排出口 70 冷却水温水循環システム 71 水タンク 72 循環ポンプ 73 バイパス管 74 バイパス管 75 バイパス管 76 分岐管 77 分岐管 78 水補給管 90 茸育成室 A 空気 E 水質レベル計群 M 手動バルブ T 自動バルブ W 水

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水(W)を所定の温度に冷却加温するヒ
    ートポンプ式チラー(50)、茸育成室(90)内に配
    置して茸育成室内の空気(A)を所定の温度・湿度に調
    温・調湿する調温調湿器(60)、及び前記ヒートポン
    プ式チラー(50)と調温調湿器(60)との間に水
    (W)を循環させる冷却水温水循環システム(70)よ
    りなり、且つ、その調温調湿器(60)の通風路(6
    1)内上部にヒートポンプ式チラー(50)からの冷却
    水温水を噴射するシャワー(62)を設け、通風路(6
    1)の空気導入口(65)にヒートポンプ式チラー(5
    0)からの冷却水温水により空気を冷却加温するラジエ
    ーター(63)を設け、通風路(61)内に調温調湿器
    (60)と茸育成室(90)との間に空気(A)を循環
    させる循環ファン(64)を設けてなる茸育成室用調温
    調湿装置。
  2. 【請求項2】 水循環システム(70)が、調温調湿器
    (60)の下流側とヒートポンプ式チラー(50)との
    間に、水レベル計群(E)により水レベルを一定に保持
    する水タンク(71)及び循環ポンプ(72)を設けて
    なる請求項1記載の茸育成室用調温調湿装置。
JP1995006567U 1995-06-06 1995-06-06 茸育成室用調温調湿装置 Expired - Lifetime JP3019047U (ja)

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