JP3018786B2 - ディスクケース - Google Patents
ディスクケースInfo
- Publication number
- JP3018786B2 JP3018786B2 JP4286415A JP28641592A JP3018786B2 JP 3018786 B2 JP3018786 B2 JP 3018786B2 JP 4286415 A JP4286415 A JP 4286415A JP 28641592 A JP28641592 A JP 28641592A JP 3018786 B2 JP3018786 B2 JP 3018786B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- disk
- hole
- upper shell
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、磁気ディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク等の円盤状の記録用デ
ィスク体を収納するディスクケースに関する。
ク,光ディスク,光磁気ディスク等の円盤状の記録用デ
ィスク体を収納するディスクケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、3.5インチフロッピィディス
クは、一対の薄肉板状のシェルの内部に磁気ディスク体
を収納するように構成されている。そして、これらのシ
ェルとしては、例えば、図2及び図3に示す上シェル
と、図4及び図5に示す下シェルとが知られている。こ
のうち、上シェル1には、磁気ヘッド導入用の窓部2
と、ライトプロテクタ用の口部3と、上記磁気ディスク
体の記録容量の違いを識別する識別穴4とがそれぞれ形
成されていると共に、上記上シェル1の表面5には、シ
ャッターを装着するためのシャッターエリア部6と、ラ
ベルを貼着するためのラベルエリア部7とがそれぞれ他
の部分より若干へこんだ状態で形成され、さらに、裏面
8側には、その外縁部のほぼ全域にわたって外枠部9が
形成され、この外枠部9に連なって円弧状のリブ部10
が形成されている一方、上記リブ部10の内方側は、磁
気ディスク体を収納するディスク体収納部11とされて
いる。また、上記上シェルとほぼ同様の構成の下シェル
20には、上記窓部2と合致する窓部21と、上記口部
3と合致する口部22と、上記磁気ディスク体のハブを
嵌入するための開口部23と、上記識別穴4と合致する
識別穴24と、基準穴25と、切欠26とがそれぞれ形
成されていると共に、上記下シェル20の表面27に
は、シャッターエリア部28と、ラベルエリア部29と
がそれぞれ他の部分より若干へこんだ状態で形成され、
さらに、裏面30側には、その外縁部のほぼ全域にわた
って外枠部31が形成され、この外枠部31に連なって
円弧状のリブ部32が形成されている一方、上記リブ部
32の内方側はディスク体収納部33とされている。
クは、一対の薄肉板状のシェルの内部に磁気ディスク体
を収納するように構成されている。そして、これらのシ
ェルとしては、例えば、図2及び図3に示す上シェル
と、図4及び図5に示す下シェルとが知られている。こ
のうち、上シェル1には、磁気ヘッド導入用の窓部2
と、ライトプロテクタ用の口部3と、上記磁気ディスク
体の記録容量の違いを識別する識別穴4とがそれぞれ形
成されていると共に、上記上シェル1の表面5には、シ
ャッターを装着するためのシャッターエリア部6と、ラ
ベルを貼着するためのラベルエリア部7とがそれぞれ他
の部分より若干へこんだ状態で形成され、さらに、裏面
8側には、その外縁部のほぼ全域にわたって外枠部9が
形成され、この外枠部9に連なって円弧状のリブ部10
が形成されている一方、上記リブ部10の内方側は、磁
気ディスク体を収納するディスク体収納部11とされて
いる。また、上記上シェルとほぼ同様の構成の下シェル
20には、上記窓部2と合致する窓部21と、上記口部
3と合致する口部22と、上記磁気ディスク体のハブを
嵌入するための開口部23と、上記識別穴4と合致する
識別穴24と、基準穴25と、切欠26とがそれぞれ形
成されていると共に、上記下シェル20の表面27に
は、シャッターエリア部28と、ラベルエリア部29と
がそれぞれ他の部分より若干へこんだ状態で形成され、
さらに、裏面30側には、その外縁部のほぼ全域にわた
って外枠部31が形成され、この外枠部31に連なって
円弧状のリブ部32が形成されている一方、上記リブ部
32の内方側はディスク体収納部33とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記上下シ
ェル1,20を樹脂成形する場合には、従来、射出成形
金型に形成された上記上下シェル1,20成形用の多数
のキャビティ内に溶融樹脂を供給し、この溶融樹脂を冷
却固化させることにより、上記上下シェル1,20を得
るようにしていた。そして、このように射出成形金型の
多数のキャビティ内に溶融樹脂を供給することにより、
上下シェル1,20を成形する場合においては、成形し
た上下シェル1,20にバリ等の不具合が生じた際に、
この不具合が生じたキャビティを特定できるように、成
形時に上下シェル1,20にキャビティ番号を刻印する
ようにしている。すなわち、上シェル1にあっては、そ
の裏面8であって、上記下シェル20の切欠26に対向
する位置Aに、キャビティ番号を刻するようにしてい
る。しかしながら、このように上シェル1の裏面8であ
って、上記下シェル20の切欠26に対向する位置Aに
キャビティ番号を刻する場合にあっては、良品と判定さ
れた上下一対のシェル1,20において、上記下シェル
20の切欠26に対向する上シェル1の裏面8の位置A
に側方から光が当たり易いため、上記キャビティ番号が
外部からの人の目に触れ易く、見苦しいという問題があ
る。
ェル1,20を樹脂成形する場合には、従来、射出成形
金型に形成された上記上下シェル1,20成形用の多数
のキャビティ内に溶融樹脂を供給し、この溶融樹脂を冷
却固化させることにより、上記上下シェル1,20を得
るようにしていた。そして、このように射出成形金型の
多数のキャビティ内に溶融樹脂を供給することにより、
上下シェル1,20を成形する場合においては、成形し
た上下シェル1,20にバリ等の不具合が生じた際に、
この不具合が生じたキャビティを特定できるように、成
形時に上下シェル1,20にキャビティ番号を刻印する
ようにしている。すなわち、上シェル1にあっては、そ
の裏面8であって、上記下シェル20の切欠26に対向
する位置Aに、キャビティ番号を刻するようにしてい
る。しかしながら、このように上シェル1の裏面8であ
って、上記下シェル20の切欠26に対向する位置Aに
キャビティ番号を刻する場合にあっては、良品と判定さ
れた上下一対のシェル1,20において、上記下シェル
20の切欠26に対向する上シェル1の裏面8の位置A
に側方から光が当たり易いため、上記キャビティ番号が
外部からの人の目に触れ易く、見苦しいという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、キャビティ番号のように
製品として使用する場合に必要がない符号等をできるだ
け人目に触れないようにすることができて、見栄えがよ
く、商品価値が高いディスクケースを提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、キャビティ番号のように
製品として使用する場合に必要がない符号等をできるだ
け人目に触れないようにすることができて、見栄えがよ
く、商品価値が高いディスクケースを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一対のケース体内にディスク体を収納す
るディスクケースにおいて、一方のケース体に貫通穴が
形成され、かつ他方のケース体の、上記貫通穴に対向す
る位置に符号等の情報記録部が形成されたものである。
に、本発明は、一対のケース体内にディスク体を収納す
るディスクケースにおいて、一方のケース体に貫通穴が
形成され、かつ他方のケース体の、上記貫通穴に対向す
る位置に符号等の情報記録部が形成されたものである。
【0006】
【作用】本発明のディスクケースにあっては、上記一方
のケース体の貫通穴によって、他方のケース体の情報記
録部に形成された符号等に外部からの光が当たりにくく
なり、上記符号等が人目に触れにくくなる。
のケース体の貫通穴によって、他方のケース体の情報記
録部に形成された符号等に外部からの光が当たりにくく
なり、上記符号等が人目に触れにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、図1に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0008】図1は射出成形された樹脂製の上シェル1
と下シェル20とを嵌め合わせた状態を示すもので、上
記従来例が、上シェル1の裏面8であって、上記下シェ
ル20の切欠26に対向する位置Aに、キャビティ番号
を刻するようにしているのに対して、本実施例において
は、上記上シェル1の裏面8であって、上記下シェル2
0の基準穴25に対向する位置Bに、キャビティ番号を
刻するようにした点が相違している。
と下シェル20とを嵌め合わせた状態を示すもので、上
記従来例が、上シェル1の裏面8であって、上記下シェ
ル20の切欠26に対向する位置Aに、キャビティ番号
を刻するようにしているのに対して、本実施例において
は、上記上シェル1の裏面8であって、上記下シェル2
0の基準穴25に対向する位置Bに、キャビティ番号を
刻するようにした点が相違している。
【0009】上記のように構成されたディスクケースに
おいては、上シェル1に刻したキャビティ番号が、上記
下シェル20の基準穴25に対向する位置Bに配設して
あるから、この下シェル20の基準穴25を構成する円
形の内縁部25aによって光が遮られることにより、上
記上シェル1の裏面8の位置Bに光が極力当たらないよ
うにでき、かつキャビティ番号が目立たないようにでき
る。従って、上記上シェル1に刻されたキャビティ番号
が人の目に触れにくく見苦しくない。
おいては、上シェル1に刻したキャビティ番号が、上記
下シェル20の基準穴25に対向する位置Bに配設して
あるから、この下シェル20の基準穴25を構成する円
形の内縁部25aによって光が遮られることにより、上
記上シェル1の裏面8の位置Bに光が極力当たらないよ
うにでき、かつキャビティ番号が目立たないようにでき
る。従って、上記上シェル1に刻されたキャビティ番号
が人の目に触れにくく見苦しくない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一対の
ケース体内にディスク体を収納するディスクケースにお
いて、一方のケース体に貫通穴が形成され、かつ他方の
ケース体の、上記貫通穴に対向する位置に符号等の情報
記録部が形成されたものであるから、上記一方のケース
体の貫通穴によって、他方のケース体の情報記録部に形
成された符号等に外部からの光が当たりにくくなり、上
記符号等が目立たないようになることにより、キャビテ
ィ番号のように製品として使用する場合に必要がない符
号等をできるだけ人目に触れないようにすることができ
て、見栄えがよく、商品価値が高い製品を容易に製造す
ることができる。
ケース体内にディスク体を収納するディスクケースにお
いて、一方のケース体に貫通穴が形成され、かつ他方の
ケース体の、上記貫通穴に対向する位置に符号等の情報
記録部が形成されたものであるから、上記一方のケース
体の貫通穴によって、他方のケース体の情報記録部に形
成された符号等に外部からの光が当たりにくくなり、上
記符号等が目立たないようになることにより、キャビテ
ィ番号のように製品として使用する場合に必要がない符
号等をできるだけ人目に触れないようにすることができ
て、見栄えがよく、商品価値が高い製品を容易に製造す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、上シェルと下
シェルとを嵌め合わせた状態を該下シェル側からみた図
である。
シェルとを嵌め合わせた状態を該下シェル側からみた図
である。
【図2】上シェルを表面側からみた図である。
【図3】図2の上シェルを裏面側からみた図である。
【図4】下シェルを表面側からみた図である。
【図5】図4の下シェルを裏面側からみた図である。
1 上シェル(ケース体) 8 裏面 20 下シェル(ケース体) 25 基準穴(貫通穴)
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のケース体内にディスク体を収納す
るディスクケースにおいて、一方のケース体に貫通穴が
形成され、かつ他方のケース体の、上記貫通穴に対向す
る位置に符号等の情報記録部が形成されたことを特徴と
するディスクケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286415A JP3018786B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ディスクケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4286415A JP3018786B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ディスクケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139745A JPH06139745A (ja) | 1994-05-20 |
JP3018786B2 true JP3018786B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17704101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4286415A Expired - Fee Related JP3018786B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | ディスクケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018786B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4286415A patent/JP3018786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06139745A (ja) | 1994-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991130 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |