JP3018771U - 防振架台用気密シートの固定具 - Google Patents

防振架台用気密シートの固定具

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JP3018771U
JP3018771U JP1995006208U JP620895U JP3018771U JP 3018771 U JP3018771 U JP 3018771U JP 1995006208 U JP1995006208 U JP 1995006208U JP 620895 U JP620895 U JP 620895U JP 3018771 U JP3018771 U JP 3018771U
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airtight sheet
fixing
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synthetic resin
frame
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JP1995006208U
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Inventor
博行 根上
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ネミー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振架台1の上下架台間の全周に巻着する気
密シート6をリベット等20によって固定する場合ボル
ト端21に生ずる結露を防止する。 【構成】 断面C形に形成された硬質合成樹脂製押え基
板10の凹溝18内にリベット20の外端部21を覆う
カバー体22を基板に対して脱着可能に装入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋上等に設置するクーラー等を搭載する防振架台の外周に巻着す る気密シートの固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来の防振架台の構成を示す斜視図である。1は防振架台、2は下架台 、3は上架台であって上下架台間に揺動ストッパ4と吸振装置5が所定位置に配 設されると共に架台間の外周に気密シート6を捲着してボルトナット7等の固定 手段で固定することによって架台の内外を遮蔽するようにしている。 架台内部の温度は通常外気より低温であるから外気が高温多湿になると外部に露 出しているボルトナットに結露を生じて錆を発生させたり、水滴の流れによって 架台の外観を著しく損なう。
【0003】
【解決しようとする問題点】
本案は、シート外表面の結露を防止して架台の外観を四季を通じて美麗に保ち 、錆などを生じさせない固定具を提供するものである。
【0004】
【解決するための手段】
本案は、気密シートの上下各辺をリベット等によって押え基板を介して架台に 固定すると共にナット又はリベット等の複数一列の金属製固定手段の外端部を合 成樹脂製カバー体によって脱着自在に被包してカバー体の内部を実質的に密封状 態に維持するものである。 押え基板は硬質合成樹脂製とし、リベット等の打込み間隔を大きくするため金属 製の座板を介装させることもできる。 カバー体は基板と同質の合成樹脂製又は可撓性合成樹脂製であって基板に対して 内装式とすることも外装式とすることも可能であり、更に基板に可撓屈曲可能に 連設しておくこともできる。 金属製固定手段は、ボルトの他、ブラインドリベット、タッピングスクリュー等 任意である。 架台の隅角部は水滴等が浸入しないようにゴム又は軟質合成樹脂によって成型し たブロック状の閉塞部材を嵌合させる。
【0005】
【実施例】
図4,図5は、カバー体内装式の本案固定具を上架台3に装着した場合の断面 図である。 10は断面C型に形成した硬質塩化ビニル製押え基板であって、長手方向に所定 間隔でリベット孔11が穿設され、基板の底面部12に押え突条13が形成され ると共に両側壁14,15の端縁に夫々内向突片16,17が設けられて構成さ れている。 20はリベット等の固定手段、21はその外端部である。22は押え基板上に形 成された凹溝18内に嵌入した断面凸形のカバー体であって基板の端側から挿入 される。 図5において19は金属製座板である。
【0006】 図6,図7はカバー外装式の例である。 図6における基板10の両側縁には係止段部24が設けられ、断面半円状のカバ ー体25の両内側面に設けた係合部26を係止する。 カバー体25は、基板10の全体を覆うように形成されている。 図7はカバー部材を基板に対して屈撓可能に連設したものである。 基板10の一方の側壁14には屈撓凹部30を介してカバー体31が連設され、 カバーの下端縁に形成したフック部32が他方の側壁15の外面に形成した係止 溝33に嵌合されている。係止溝33を側壁15の内側に設けると共にフック部 32をカバー体の下端縁内側に設けてもよい。 本案固定具は、架台の各辺に図2の如く取付けられるので各隅角部には図3のよ うに閉塞部材35を嵌合させる。
【0007】
【効果】
本案固定具を使用することにより固定手段の外端部は常時合成樹脂製カバー体 によって外気と遮断されているので結露を生じない他、雨滴からも保護されてい るから錆の発生もなく長期間外観を維持できる。 またシートの取外しが必要な場合でも簡単にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】防振架台の斜視図。
【図2】本案固定具を用いた防振架台の側面図。
【図3】コーナー部の一部拡大平面図。
【図4】固定具の拡大断面図。
【図5】他の固定具の拡大断面図。
【図6】他の固定具の拡大断面図。
【図7】他の固定具の拡大断面図。
【符号の説明】
2,3 架台 6 気密シート 10 押え基板 12 底面 14,15 側壁 16,17 内向突片 19 座板 20 固定手段 21 外端部 22,25,31 カバー体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防振架台の台枠間の全周に巻着された気
    密シートの上辺及び下辺を固定するための固定具であっ
    て、前記気密シートの縁辺部に接する底面に連設した両
    側壁に夫々内向突片が形成されて全体として断面C形に
    形成された硬質合成樹脂製押え基板の凹溝部に前記内向
    突片に係止される断面凸状の合成樹脂製カバー体が前記
    押え基板を貫通する固定手段の外端部を覆って嵌入され
    てなる気密シートの固定具。
  2. 【請求項2】 防振架台の台枠間の全周に巻着された気
    密シートの上辺及び下辺を固定するための固定具であっ
    て、底面が固定手段によって前記気密シートの縁辺部に
    固定された硬質合成樹脂製押え基板の上方の側壁に屈撓
    部を介してカバー体が連設されると共に該カバー体の他
    縁に設けたフック部を前記押え基板の下方の側壁に設け
    た係止溝に係合させてなる気密シートの固定具。
  3. 【請求項3】 押え基板と固定手段の外端部との間に座
    板が介装されてなる請求項1又は2記載の固定具。
  4. 【請求項4】 防振架台の台枠間の全周に巻着された気
    密シートの上辺及び下辺を固定するための固定具であっ
    て、底面が前記気密シートの縁辺部に接し、両側縁部に
    係止段部が設けられた押え基板が該基板を貫通する固定
    手段によって固定されると共に前記係止段部に係合する
    一対の係合部を備えた合成樹脂製カバー体が前記固定手
    段の外端部と前記押え基板の両側縁部を覆って嵌着され
    てなる気密シートの固定具
  5. 【請求項5】 押え基板の底面に気密シートの押え突条
    が形成されてなる請求項1乃至4記載のいずれかの固定
    具。
JP1995006208U 1995-05-30 1995-05-30 防振架台用気密シートの固定具 Expired - Lifetime JP3018771U (ja)

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