JP3018722B2 - 液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

液晶ディスプレイ装置

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JP3018722B2
JP3018722B2 JP4074043A JP7404392A JP3018722B2 JP 3018722 B2 JP3018722 B2 JP 3018722B2 JP 4074043 A JP4074043 A JP 4074043A JP 7404392 A JP7404392 A JP 7404392A JP 3018722 B2 JP3018722 B2 JP 3018722B2
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政昭 今村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機のコクピットでナ
イトビジョンゴーグル(夜間に目標物の発する赤外線を
可視化する装置)を使用する場合に適した液晶ディスプ
レイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の航空機コクピット用の液晶
ディスプレイの主要部の断面構成を示す構成図、図4は
液晶ディスプレイの正面を示す正面図である。これらの
図に示す構成では、液晶表示部(LCD)7の周囲に多
数のスイッチ1a〜1tが配置されている。そして、透
過型のLCD7とその背面に配置されたバックライトと
しての蛍光管8とが、ケース6とガラス5により構成さ
れた筐体に収められている。
【0003】スイッチ1には、照明のためのミニュチュ
アタングステンランプ等のランプ2,光を均一にするた
めの導光板3が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図3及び図4に示
した構成で、ランプ2と蛍光管8とは、それぞれ独立に
照度(輝度)が制御されている。このため、調整箇所が
2ヵ所になり、調整作業が面倒になる。特に航空機のコ
クピット内では作業性が悪化することになる。また、ラ
ンプ2の寿命も短いといった問題もある。そして、ラン
プ2の色温度が低いため、白色光として照明を行うた
め、導光板3にフィルタを入れる必要がある。
【0005】一方、図5はナイトビジョンゴーグル対応
の航空機コクピット用の液晶ディスプレイの主要部の断
面構成を示す構成図である。この図に示す構成では、取
付台7aに取り付けられた透過型のLCD7及び拡散板
7c並びにその背面のLCD照明用の蛍光管8とが、ケ
ース6とガラス5により構成された筐体に収められてい
る。
【0006】そして、ガラス5の前面に、N.V.G.C.フィ
ルタ11が取り付けられている。このN.V.G.C.(Night
Vision Goggle Compatible)フィルタ11は、暗視装置
の一種であるナイトビジョンゴーグルの光増幅領域( 6
25nm〜 900nm)の光を減衰させるように干渉フィルタ等
で構成されるものである。これにより、航空機のコクピ
ット内でナイトビジョンゴーグルを使用した状態で、内
部照明航空計器の照明光の影響を受ける恐れが無くな
る。
【0007】上記図5のような場合、N.V.G.C.フィルタ
の透過率が50%以下であるため、通常使用で十分な視
認性を得るためにはN.V.G.C.フィルタなしの場合の2倍
以上の輝度を有する蛍光管が必要になる。これにより、
消費電力が増大し、内部発熱も増大する。また、N.V.G.
C.フィルタ11により遮断される波長領域が赤外光及び
赤色光であるため、赤色が減衰してフルカラー表示は行
えない問題がある。
【0008】図6は上記の赤色の減衰の問題を解決する
ためのものであるが、N.V.G.C.フィルタ11を着脱式に
したものである。これにより、必要なときにのみN.V.G.
C.フィルタ11を装着すれば良く、昼間における赤色光
の減衰もなくなる。しかし、フライト中に交換が簡単に
はできないため、昼から夜にかけての運行の際は操作性
に問題がある。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、第一の目的は、スイッチパネルの光
源とLCDのバックライトの操作性及び信頼性が高い液
晶ディスプレイ装置を実現することにある。
【0010】また、本発明の第二の目的は、高輝度なフ
ルカラー表示とナイトビジョンゴーグル用の表示とを容
易に切り換えることが可能な液晶ディスプレイ装置を実
現することにある。
【0011】
【課題を解決するため手段】上記した課題を解決する第
一の手段は、透過型の液晶表示部(7)と、液晶表示部
(7)を背面より照明し照度を調整できるバックライト
(8)と、液晶表示部(7)の周囲に配置されたスイッ
チパネルと(1)と、バックライト(8)から照射され
る光を受けて、スイッチパネル(1)の複数のスイッチ
のそれぞれに対応して光を導く光ファイバ(9)とを備
えたことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
【0012】上記した課題を解決する第二の手段は、透
過型の液晶表示部と、液晶表示部を背面より照明するバ
ックライトと、液晶表示部とバックライトとの中間位置
であって側面方向から照射された光を液晶表示部方向に
反射するように配置されたプリズムと、プリズムの端面
であって液晶表示部とバックライトとに向かい合ってい
ない面に接するように設けられ赤色光及び赤外光を遮断
するN.V.G.C.フィルタと、N.V.G.C.フィルタを介してプ
リズムに光を照射するエッジライトとを備えたことを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】第一の発明において、液晶表示部の周囲に配置
されたスイッチパネルの複数のスイッチのそれぞれは
液晶表示部を背面より照明するバックライトからの光の
一部を受ける光ファイバにより照明される。このため、
スイッチパネル専用の光源は必要なくなり、信頼性が向
上する。また照度も同時に調整できるようになり、操作
性が向上する。
【0014】第二の発明において、バックライトにより
通常の照明が行われ、プリズムを介してエッジライトに
よりナイトビジョンゴーグル用の照明が行われる。この
ため、用途により照明が瞬時に切り換わり、通常表示で
は効率良く高輝度な照明が可能になる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す構成
図である。
【0016】この図において、スイッチ1は基板4上の
導光板3に取り付けられている。そして、取付台7aに
取り付けられた透過型のLCD7及び拡散板7c並びに
その背面の蛍光管取付板8aに取り付けられたLCD照
明用のバックライトとしての蛍光管8とが、ケース6と
ガラス5により構成された筐体に収められている。
【0017】更に、蛍光管取付板8aの蛍光管8取付部
分には穴が開けられており、光ファイバ9の一端が配置
されている。そして、この光ファイバ9の他端は基板4
を貫通して導光板3に接続されている。この光ファイバ
9は、複数のスイッチのそれぞれに対応して設けられて
いる。また、蛍光管8は図外の照度調整回路により照度
を調整できるようになっている。
【0018】このような場合、蛍光管8を点灯すること
により、蛍光管8からの照射光は拡散板7cで拡散さ
れ、拡散板7cの面全体で均一な光としてLCD7を背
面より照射する。一方、蛍光管8と接している箇所の蛍
光管取付板8aに配置された光ファイバ9は、蛍光管8
の照射光の一部を導光板3に導く。このようにして光フ
ァイバ9により導かれた光は、導光板3により均一な光
となりスイッチ1全体を照射する。
【0019】従って、蛍光管8を点灯することにより、
LCD7の照明とスイッチ1の照明とが同時に行われ
る。また、蛍光管8の照度を調整すると、スイッチ1の
照度も同時に調整される。これにより、調整箇所が1ヵ
所にまとまり操作性が良くなる。尚、光源が蛍光管8に
統一されるので、寿命が長くなり信頼性も向上する。
【0020】そして、スイッチ1の照明として、タング
ステンランプに代えて蛍光管8の光を使用しているの
で、色温度が高いため色補正が不要になり、フィルタが
必要なくなる。更に、スイッチの個数が増えても、蛍光
管8からの光ファイバ9の本数を増やすだけでよいの
で、消費電力も少なくて済み、対応も容易である。
【0021】図2は本発明の第二の実施例の構成を示す
構成図である。この図において、取付台7aに取り付け
られた透過型のLCD7及び拡散板7c並びにその背面
のLCD照明用の蛍光管8とが、ケース6とガラス5に
より構成された筐体に収められている。
【0022】そして、蛍光管8と反射板8bとの中間
に、透明ガラス等で構成されたプリズム10と、N.V.G.
C.フィルタ2aを有する状態でプリズム10の一端(側
面)に配置されたランプ2とを備えている。
【0023】このような場合、通常のフルカラー表示の
際は、蛍光管8からの照明光がプリズム10を透過し拡
散板7cにより拡散されてLCD7を照射する。この場
合、蛍光管8からの光がN.V.G.C.フィルタを通過しない
ので、白色光のままであり、不要な減衰も生じない。従
って、低消費電力で高輝度を実現でき、高照度環境下で
も視認性が極めてよい。
【0024】また、ナイトビジョンゴーグルを使用する
場合は、蛍光管8を消灯しランプ2を点灯する。このと
き、ランプ2から放射される光束のうちN.V.G.C.フィル
タ2aを通過したものだけが、プリズム10により反射
されてLCD7を照射する。この場合、ナイトビジョン
ゴーグル対応の表示が行われる。
【0025】以上のような構成にすることで、N.V.G.C.
フィルタを脱着せずに、昼から夜にかけてのフライトで
も、フルカラー表示からナイトビジョンゴーグル対応の
表示への対応が瞬時にかつ簡単に行える。
【0026】また、ナイトビジョンゴーグルを使用しな
い場合は、N.V.G.C.フィルタがLCDのバックライトの
光路上に無いので、バックライトの透過率の低下がな
く、低電力で効率良く高輝度の照明が行える。
【0027】
【発明の効果】以上実施例とともに詳細に説明したよう
に、液晶表示部の周囲に配置されたスイッチパネルを、
バックライトからの光の一部を受ける光ファイバにより
照明するようにしたので、スイッチパネル専用の光源は
必要なくなり、信頼性が高まり、照度も同時に調整でき
るようになり、操作性が向上する。
【0028】また、バックライトにより通常の照明を行
い、プリズムを介してエッジライトによりナイトビジョ
ンゴーグル用の照明を行うようにしたため、用途により
照明が瞬時に切り換り、通常表示では効率良く高輝度な
照明が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の全体の構成を示す構成
図である。
【図2】本発明の第二の実施例の全体の構成を示す構成
図である。
【図3】従来における装置の構成を示す説明図である。
【図4】従来における装置の構成を示す説明図である。
【図5】従来における装置の構成を示す説明図である。
【図6】従来における装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 3 導光板 4 基板 5 ガラス 6 ケース 7 LCD 8 蛍光管 9 光ファイバ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型の液晶表示部(7)と、 液晶表示部(7)を背面より照明し照度を調整できる
    ックライト(8)と、 液晶表示部(7)の周囲に配置されたスイッチパネルと
    (1)と、 バックライト(8)から照射される光を受けて、スイッ
    チパネル(1)の複数のスイッチのそれぞれに対応して
    光を導く光ファイバ(9)とを備えたことを特徴とする
    液晶ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 透過型の液晶表示部(7)と、 液晶表示部(7)を背面より照明するバックライト
    (8)と、 液晶表示部(7)とバックライト(8)との中間位置で
    あって側面方向から照射された光を液晶表示部方向に反
    射するように配置されたプリズム(10)と、 プリズム(10)の端面であって液晶表示部(7)とバ
    ックライト(8)とに向かい合っていない面に接するよ
    うに設けられ赤色光及び赤外光を遮断するN.V.G.C.フィ
    ルタ(2a)と、 N.V.G.C.フィルタ(2a)を介してプリズム(10)に
    光を照射するエッジライン(2)とを備えたことを特徴
    とする液晶ディスプレイ装置。
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