JP3018465U - データを印刷した印刷物,データ印刷装置およびデータ読取り装置 - Google Patents
データを印刷した印刷物,データ印刷装置およびデータ読取り装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 数値を表すコードの印刷エリアが狭くてもコ
ードマークが小さくならないようにする。 【構成】 使用する特定の数値単位のみをコードとした
コード体系としてコードの種類を少なくする。複数種類
のこの種のコード体系の印刷物に、使用するコード体系
を表すコードマークを印刷しておき、これを読んでその
コード体系に合ったコードで数値を読み書きする。
ードマークが小さくならないようにする。 【構成】 使用する特定の数値単位のみをコードとした
コード体系としてコードの種類を少なくする。複数種類
のこの種のコード体系の印刷物に、使用するコード体系
を表すコードマークを印刷しておき、これを読んでその
コード体系に合ったコードで数値を読み書きする。
Description
【0001】
この考案は、金額等の数値コードとこの数値の数字とを併記したプリペイドカ ード等に関する。数値コードは機械の読み取り用、数字は人間が目視して読み取 る為に使われる。
【0002】
従来、この種の印刷物では、数値データをそのままコード化し、コードと数字 とを印刷して使用していた。
【0003】
しかし、人間が目視して読み取る為には、数字の領域が広くてコードの領域は 狭い方が好ましく、一方、機械がコードを読み書きするには、コード印刷領域が 広くて、一つひとつのコードマークが大きい方が読み書きの信頼性の点でも、機 械のコストの点でも有利であって、機械の要求と人間の要求とは相入れないもの であった。 しかも、プリペイドカード等の小型の印刷物に、より多くのデータを書き込み たいという要求は増大している。従って、上述の課題は、ますます解決を迫られ ることになってき た。
【0004】 印刷物の種類、用途によっては、たとえば、¥100,¥400のように¥1 00未満の金額は扱わないものがある。また、¥10000,¥5000,¥3 000,¥1000,¥500,¥300,¥100のように特定の1,3,5 の数字と下の桁の0のみを扱うものもある。 そこで、この考案は、使われる数値に応じて、数値データを圧縮してコードの 数を減らし、あるいは、コード化する数字の桁数を減らすことによって、狭いコ ード印刷領域に少ない数値コードを印刷するようにして上述課題を解決しようと するものである。
【0005】
この考案は、数値コードとこの数値の数字とを併記した印刷物において、数字 の下の桁の0を除いた数値をコードで表したことを特徴とする。
【0006】 また、数値コードとこの数値の数字とを併記した印刷物において、使用する特 定の数値単位のみをコードとしたことを特徴とする。 また、数字の下の桁の0を除いた数値と、前記数字の下の桁の0の数とをコー ドで表したことを特徴とする。 更に、また、これらの印刷物において、数値コードの種別を表すコードを付加 したことを特徴とする。 また、このような印刷物に記録した数値コードの種別を表すコードを読み取り 、その数値コードの種別を選択して所定の数値コードを印刷することを特徴とす る。
【0007】 また、指定された数値コードの種別に応じて所定の数値をコード化し、このコ ードを印刷することを特徴とする。 更に、印刷物に記録した数値コードの種別を表すコードを読み取り、その数値 コードの種別を選択して印刷された数値コードを読み取ることを特徴とする。
【0008】
この考案によれば、印刷物の用途によって使わない数字や下の桁の0を除いて コード化するので、コードが簡単になってその種類が減り、また、コード化する 対象の数字の数が減って、印刷するコードマークが少なく、単純になる。 また、このような数値コードに、数値コードの種別を表すコードを併用するよ うにすれば、コードの読み書きの間違いは起こらない。 コードの読み取り・書き込み装置が、数値コードの種別を表すコードを解読す れば、これに応じてコード処理するようにできる。 また、キー操作等により数値コードの種別を指定して、共通の印刷装置を使っ ていろいろなコード種別の印刷ができる。
【0009】
次に、この考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は、数字の下の2桁の0を除いた数値をコードで表したプリペイドカード (印刷物)(図1(a))およびそのコード(図1(b))を示す。 ここに用いたコードは、田型の形状を1単位としたもので、田型の左上が黒、 他が白は1、田型の左下が黒、他が白は2、田型の右上が黒、他が白は4、田型 の右下が黒、他が白は8とし、黒マークの合計コード値をそのコードの値とする 。たとえば、右上と左下とが黒なら、2+4=6である。
【0010】 印刷物1には、図示しない他の事項が印刷されるているとともにコードエリア 2と数字エリア3があって、数字エリア3には金額等の数字が、コードエリア2 には右側の数字エリア3の数字の下2桁の0を除いた数字のコードが印刷されて いる。 普通に右側の4桁の数字をコード表示すると田型コードが4個使うが、この実 施例では、2個しか使わないで済む。プリペイドカード等ではこの例のように1 00円単位等で使用して、それ以下の端数は使わないことが多いから、このよう な場合、コードエリア2を少なくして、しかも、コードそのものを細かく印刷し ないで済むことになる。
【0011】 図2は、第2の実施例で、使用する特定の数値単位のみをコードとして表した プリペイドカード(印刷物)(図2(a))およびそのコード(図2(b))を 示す。 ここに用いたコードは、日型の形状を1単位としたもので、使用する数字0, 1,3,5の4種に図2(b)のとおり白黒コードを割り付けている。なお、数 字の下の2桁の0はコードには除いてある。 印刷物1には、図1と同様に、図示しない他の事項が印刷されるているととも にコードエリア2と数字エリア3があって、数字エリア3には金額等の数字が、 コードエリア2には右側の数字エリア3の数字の下2桁の0を除いた数字のコー ドが印刷されている。
【0012】 図1の実施例ならば、例えば、10000を表す田型コードは3個、即ち、日 型コードなら6個使用するが、この第2の実施例では図2(a)に示すようにそ の半分の3個しか使わない。 従って、コードエリア2は更に少なくなって、しかも、コードそのものを細か く印刷しないで済む。 図3は、第3の実施例で、数字の下の桁の0を除いた数値と、数字の下の桁の 0の数とをコードで表したプリペイドカード(印刷物)(図3(a))およびそ のコード(図3(b))を示す。 ここに用いたコードは、図1の実施例と同じものを使用する。
【0013】 印刷物1には、図示しない他の事項が印刷されるているとともに、下0の桁を 除いた数値の第1のコードエリア2と、数字の下の桁の0の数の第2のコードエ リア4と、数字エリア3があって、数字エリア3には金額等の数字が、第1のコ ードエリア2には右側の数字エリアの数字の下の桁の0を除いた数字のコードが 、また、第2のコードエリア4には数字の下の桁の0の数がそれぞれ印刷されて いる。
【0014】 図1の実施例ならば、例えば、100000を表す田型コードは4個使用する が、この第3の実施例では図3(a)に示すようにその半分の2個しか使わない 。 この第3の実施例は、取り扱う数値の範囲が広く、桁数の大きくて下桁に0が 続く数値と桁数の小さい数値が入り交じる場合に特に有効で、比較的狭いコード エリアで済む。
【0015】 また、以上の各実施例では、コードの種別を示す種別コード5が印刷してあり 、コード読み取り装置、または、コード書き込み装置がこれを識別して数値コー ドを読み取り、あるいは、そのコードで書き込めるようにしてある。
【0016】 図4は、プリペイドカード(印刷物)に数値コードを印刷するための、この考 案になるデータ印刷装置のブロック図である。 図4において、コード読み取り手段6が図1〜3のいずれかの種別コード5を 読み取り、この読み取り値は種別判別・選択手段7に送られ、この種別判別・選 択手段7がどのコード体系を扱う印刷物であるかを判別して該当するコード翻訳 テーブル8,9または10を選択する。 コード翻訳テーブル8には,図1(b)の内容のコード表が記録され、コード 翻訳テーブル9には,図2(b)の内容のコード表が記録され、また、コード翻 訳テーブル10には,図3(b)の内容のコード表と下の桁が0を除いた数値コ ードエリアとこの0の数を記録したコードエリアと2種類のコードエリアが印刷 物にあることが記録されている。
【0017】 そして、追記する数値印刷データ11を選択したコード翻訳テーブル8,9ま たは10によって、コード変換手段12が印刷する数値じーたをこれから書き込 む印刷物に適合したコードに変換し、コード印刷手段13がこのコードデータを 受けてコードを印刷するとともに、数値印刷データ11は数値印刷手段14によ り印刷する。 印刷されていない初めての印刷物に印刷する場合は、コード種別指定キー15 によってコード種別を指定して、その指定コード種別によって、コード変換手段 12が数値印刷データ11をコード変換する。
【0018】 図5は、プリペイドカード(印刷物)に数値コードを印刷する、この考案にな るデータ読取り装置のブロック図である。 図5において、コード読み取り手段6が図1〜3のいずれかの種別コード5を 読み取り、この読み取り値は種別判別・選択手段7に送られ、この種別判別・選 択手段7がどのコード体系を扱う印刷物であるかを判別して該当するコード翻訳 テーブル8,9または10を選択する。
【0019】 コード翻訳テーブル8,9または10の内容は、図4のデータ印刷装置のもの と同一である。 そして、印刷物から読み取った数値印刷コード16を選択したコード翻訳テー ブル8,9または10によって、コード変換手段12が変換して、数値印刷コー ド16の数字データ17として読み取る。 上述の実施例におけるコードマークは、いろいろに変形可能であることは言う までもないが、印刷、読み取りコストの面から、なるべく白黒の2値コードで、 あまり細かくないものが好ましい。また、コードエリアは、実施例では何れも長 方形状のものについて説明したが、隣のコードエリアまたは数字エリアとの間に 適宜の空白を置いて区分したり、セパレータコードを間挿したりして、各エリア の境界をフレキシブルに変形できるようにしてもよい。
【0020】
この考案によれば、以上説明したように、印刷物の用途によって使わない数字 や下の桁の0を除いてコード化するので、コードが簡単になってその種類が減り 、また、コード化する対象の数字の数が減って、印刷するコードマークが少なく 、単純になり、コード印刷領域が狭くても、比較的ラフな印刷でコードを扱うこ とができる。 また、このような数値コードに、数値コードの種別を表すコードを併用するよ うにすれば、コードの読み書きの間違いは起こらない。 コードの読み取り・書き込み装置が、数値コードの種別を表すコードを解読す れば、これに応じてコード処理するようにできる。 また、キー操作等により数値コードの種別を指定して、共通の印刷装置を使っ ていろいろなコード種別の印刷ができる。 印刷物のコードの読み取り・書き込み装置は、いろいろなコード種別毎に揃え る必要がなくなる。
【提出日】平成7年5月26日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】 また、指定された数値コードの種別に応じて所定の数値をコード化し、このコ ードを印刷して上記の印刷物とすることを特徴とする。 更に、このような印刷物に記録した数値コードの種別を表すコードを読み取り 、その数値コードの種別を選択して印刷された数値コードを読み取ることを特徴 とする。
【図1】この考案になる第1の実施例を示し、図1
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図1
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図1
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
【図2】この考案になる第2の実施例を示し、図2
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図2
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図2
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
【図3】この考案になる第3の実施例を示し、図3
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図3
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
(a)はプリペイドカード(印刷物)の正面図、図3
(b)はそこに使われるコードを示す説明図である。
【図4】プリペイドカード(印刷物)に数値コードを印
刷する、この考案になるデータ印刷装置のブロック図で
ある。
刷する、この考案になるデータ印刷装置のブロック図で
ある。
【図5】プリペイドカード(印刷物)に数値コードを印
刷する、この考案になるデータ読取り装置のブロック図
である。
刷する、この考案になるデータ読取り装置のブロック図
である。
1 印刷物 2 コードエリア 3 数字エリア 5 種別コード 8 コード翻訳テーブル 9 コード翻訳テーブル 10 コード翻訳テーブル 12 コード変換手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/00 G 9069−5L
Claims (7)
- 【請求項1】 数値コードとこの数値の数字とを併記し
た印刷物において、数字の下の桁の0を除いた数値をコ
ードで表したことを特徴とするデータを印刷した印刷
物。 - 【請求項2】 数値コードとこの数値の数字とを併記し
た印刷物において、使用する特定の数値単位のみをコー
ドとしたことを特徴とするデータを印刷した印刷物。 - 【請求項3】 数値コードとこの数値の数字とを併記し
た印刷物において、数字の下の桁の0を除いた数値と、
前記数字の下の桁の0の数とをコードで表したことを特
徴とするデータを印刷した印刷物。 - 【請求項4】 数値コードとこの数値の数字とを併記し
た印刷物において、数値コードの種別を表すコードを付
加した請求項1,2または3記載のデータを印刷した印
刷物。 - 【請求項5】 印刷物に記録した数値コードの種別を表
すコードを読み取り、その数値コードの種別を選択して
所定の数値コードを印刷することを特徴とするデータ印
刷装置。 - 【請求項6】 指定された数値コードの種別に応じて所
定の数値をコード化し、このコードを印刷することを特
徴とするデータ印刷装置。 - 【請求項7】 印刷物に記録した数値コードの種別を表
すコードを読み取り、その数値コードの種別を選択して
印刷された数値コードを読み取ることを特徴とするデー
タ読取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016369U JP3018465U (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | データを印刷した印刷物,データ印刷装置およびデータ読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016369U JP3018465U (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | データを印刷した印刷物,データ印刷装置およびデータ読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018465U true JP3018465U (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=43153914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016369U Expired - Lifetime JP3018465U (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | データを印刷した印刷物,データ印刷装置およびデータ読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018465U (ja) |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP1994016369U patent/JP3018465U/ja not_active Expired - Lifetime
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