JP3018347B2 - 複反射鏡ビームアンテナ - Google Patents

複反射鏡ビームアンテナ

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JP3018347B2 JP1166759A JP16675989A JP3018347B2 JP 3018347 B2 JP3018347 B2 JP 3018347B2 JP 1166759 A JP1166759 A JP 1166759A JP 16675989 A JP16675989 A JP 16675989A JP 3018347 B2 JP3018347 B2 JP 3018347B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複反射鏡ビームアンテナに関し、特に衛星
通信移動局の車載用アンテナとして最適な複反射鏡ビー
ムアンテナに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の複反射鏡ビームアンテナとしては、第
5図(a)および(b)に示すものがある。
この複反射鏡ビームアンテナは、1次放射器11、副反
射鏡14、および主反射鏡15とから構成されている。主反
射鏡15は、車載用アンテナとして用いるために、一部分
が車幅よりも狭く、かつ利得をある程度高くする必要が
ある。
そこで、まず主反射鏡15は、回転軸対称なカセグレン
アンテナの両端を平行に切り取った形状となっている。
また、副反射鏡14は、回転軸対称な形状であり、1次放
射器11は、主反射鏡15および副反射鏡14と同じ回転軸上
にあり、開口部は円形となっている。
[発明が解決しようとする課題] 第5図(a)および(b)に示す従来の複反射鏡ビー
ムアンテナは、回転軸対称なカセグレンアンテナの両端
を並行に切り取った主反射鏡15と、回転軸対称な副反射
鏡14と、主反射鏡15および副反射鏡14と同じ回転軸上に
ある円形開口の1次放射器11とから構成されている。副
反射鏡14を介して1次放射器11から放射される円形ビー
ムは、主反射鏡15上でも照射領域が円形となるために、
切り取られた部分からの電力の漏れ(スピルオーバー)
が大きく、利得が低くなり、Az方向のパターンが悪くな
るという欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、主
反射鏡の切り取られた部分からの電力の漏れ(スピルオ
ーバー)を抑え、Az方向のパターンを改善することを目
的とし、この目的を達成するために、主反射鏡と、副反
射鏡と、補助反射鏡と、給電のための1次放射器とを有
し、前記主反射鏡は回転軸対称なカセグレンアンテナの
両端を並行に切り取った形状であり、前記補助反射鏡か
ら前記副反射鏡へ照射されるビームの焦点が、横方向の
ビームより縦方向のビームの方が前記副反射鏡側となる
ように、前記補助反射鏡の曲面形状が定められているよ
うに構成されている。
このように構成された複反射鏡ビームアンテナによれ
ば、1次放射器から放射されるビームの補助反射鏡及び
副反射鏡を介して主反射鏡に照射される領域が、主反射
鏡の外形内に納る楕円形となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)および(b)は、本発明による複反射鏡
ビームアンテナの一実施例を示す側面図および正面図で
ある。第3図(a)は、第1図の主反射鏡5におけるビ
ーム照射領域を説明する主反射鏡5の正面図である。
本実施例における複反射鏡ビームアンテナは、回転軸
対称なカセグレンアンテナの両端を並行に切り取った形
状の主反射鏡5と、副反射鏡4と、主反射鏡5および副
反射鏡4と同じ回転軸上にある1次放射器1から構成さ
れる。
副反射鏡4の曲面形状は、1次放射器1から放射され
るビームが副反射鏡4を介して主反射鏡5に照射される
領域が第3図(a)に示すように主反射鏡の外形内に収
る楕円形となるように副反射鏡4の縦方向の曲率を横方
向の曲率よりも大きく定めている。
これにより、主反射鏡5の切り取られた部分からの電
力の漏れ(スピルオーバー)が抑えられる。
第2図(a)および(b)は、本発明による複反射鏡
ビームアンテナの第2実施例を示す側面図および正面図
である。第4図(a)および(b)は、第2図に示す第
2実施例の動作(焦点の移動)を説明する横断面図及び
上断面図である。
本実施例における複反射鏡ビームアンテナは、回転軸
対称なカセグレンアンテナの両端を並行に切り取った形
状の主反射鏡5と、主反射鏡5と同じ回転軸7上にある
副反射鏡4と、補助反射鏡2と、回転軸7とはほぼ垂直
な方向を向き補助反射鏡2へのビームを照射するための
1次放射器1から構成される。
一般に1次放射器1から補助反射鏡2を介して副反射
鏡4へ軸対称なビームを照射する場合、補助反射鏡2と
しては楕円鏡面が用いられる。その時の焦点8は第4図
(a)および(b)のaの位置となる。
第4図(a)に示す横断面図では、補助反射鏡2から
副反射鏡4へ照射される横方向のビームが変わらないよ
うに、焦点8をaの位置に置き、第4図(b)に示す上
断面図では、補助反射鏡2から副反射鏡4へ照射される
縦方向のビームが絞られて副反射鏡4上の照射領域6が
楕円となるように補助反射鏡2の曲率を大きくするよう
に設定されている。補助反射鏡2の曲率を大きくするこ
とで、従来の焦点8はaの位置からbの位置に移るの
で、従来の副反射鏡14をそのまま使用すると鏡面設計の
基本条件である光路長一定条件と主反射鏡5上でのスネ
ルの法則(反射則)が成り立たなくなる。そこで、上記
の2つの条件を満足し、第三図(a)および(b)に示
すように副反射鏡4および主反射鏡5上の照射領域6が
楕円となるように補助反射鏡2と副反射鏡4の曲面形状
を定めるようにしている。
これにより、主反射鏡5の切り取られた部分からの電
力の漏れ(スピルオーバー)が抑えられる。
[発明の効果] 以上で説明したように、第1の本発明は、主反射鏡
と、副反射鏡と、給電のための1次放射器とを有し、前
記主反射鏡は回転軸対称なカセグレンアンテナの両端を
平行に切り取った形状であり、副反射鏡で反射して主反
射鏡に放射されるビームの照射領域が、主反射鏡の外形
内に納る楕円形となるように、副反射鏡の曲面形状を定
めて構成したので、主反射鏡の切り取られた部分からの
電力の漏れ(スピルオーバー)を抑え、Az方向のパター
ンを改善することが可能となる。また、第2の本発明
は、主反射鏡と、副反射鏡と、補助反射鏡と、給電のた
めの1次放射器とを有し、前記主反射鏡は回転軸対称な
カセグレンアンテナの両端を並行に切り取った形状であ
り、前記補助反射鏡から前記副反射鏡へ照射されるビー
ムの焦点が、横方向のビームより縦方向のビームの方が
前記副反射鏡側となるように前記補助反射鏡の曲面形状
が定められるように構成したので、主反射鏡の切り取ら
れた部分からの電力の漏れ(スピルオーバー)を抑え、
Az方向のパターンを改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明による複反射鏡ビームアンテナ
の一実施例を示す横断面図、 第1図(b)は、本発明による複反射鏡ビームアンテナ
の一実施例を示す正面図、 第2図(a)は、本発明による複反射鏡ビームアンテナ
の第2実施例を示す横断面図、 第2図(b)は、本発明による複反射鏡ビームアンテナ
の第2実施例を示す正面図、 第3図(a)は、第1図および第2図に示す主反射鏡5
におけるビーム照射領域を説明する主反射鏡5の正面
図、 第3図(b)は、第2図に示す副反射鏡4におけるビー
ム照射領域を説明する副反射鏡4の正面図、 第4図(a)は、第2図に示す第2実施例の動作(焦点
の移動)を説明する横断面図、 第4図(b)は、第2図に示す第2実施例の動作(焦点
の移動)を説明する上断面図、 第5図(a)は、従来の複反射鏡ビームアンテナを装置
の側面から見た状態を示す図、 第5図(b)は、従来の複反射鏡ビームアンテナを装置
の後方から見た状態を示す図である。 1……1次放射器 2……補助反射鏡 4……副反射鏡 5……主反射鏡 6……照射領域 7……回転軸 8……焦点

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主反射鏡と、副反射鏡と、給電のための1
    次放射器とを有し、 前記主反射鏡は回転軸対称なカセグレンアンテナの両端
    を平行に切り取った形状であり、 前記副反射鏡で反射して前記主反射鏡に放射されるビー
    ムの照射領域が、前記主反射鏡の外形内に収まる楕円形
    となるように、前記副反射鏡の曲面形状が定められ、前
    記主反射鏡の回転軸上に前記副反射鏡と前記1次放射器
    とが配設されていることを特徴とする複反射鏡ビームア
    ンテナ。
  2. 【請求項2】主反射鏡と、副反射鏡と、補助反射鏡と、
    給電のための1次放射器とを有し、 前記主反射鏡は回転軸対称なカセグレンアンテナの両端
    を平行に切り取った形状であり、 前記補助反射鏡から前記副反射鏡へ照射されるビームの
    焦点が、横方向のビームより縦方向のビームの方が前記
    副反射鏡側となるように、前記補助反射鏡の曲面形状が
    定められ、前記主反射鏡の回転軸上に前記副反射鏡と前
    記補助反射鏡とが配設されていることを特徴とする複反
    射鏡ビームアンテナ。
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