JP3018261U - 電磁弁用コントローラ - Google Patents

電磁弁用コントローラ

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JP3018261U
JP3018261U JP1995004646U JP464695U JP3018261U JP 3018261 U JP3018261 U JP 3018261U JP 1995004646 U JP1995004646 U JP 1995004646U JP 464695 U JP464695 U JP 464695U JP 3018261 U JP3018261 U JP 3018261U
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JP
Japan
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solenoid valve
signal
output voltage
controller
arithmetic processing
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JP1995004646U
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Inventor
四郎 石黒
Original Assignee
大同信号株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来何回も繰り返して行なっていたスロース
タート用可変抵抗及びスローストップ用可変抵抗、ゲイ
ン用可変抵抗など各種の可変抵抗の調整をなくし、操作
性がよい油圧機器のアクチュエータに用いられる電磁弁
用コントローラを提供すること。 【構成】 操作出力電圧Va又はVbに対応した電磁弁
5,6に流れる駆動電流を信号として予め各種設定した
メモリ部23と、操作出力電圧をアナログ信号からデジタ
ル信号に変換するとともに、この変換した信号とメモリ
部に予め設定された信号とから駆動電流に相当する出力
量を求める演算処理部22と、この演算処理部の出力量を
制御電流として入力し電磁弁に出力するパルス変調回路
からなる駆動部24とを具えている。演算処理部にはメモ
リ部に設定された各種信号を変更するハンディターミナ
ル25が接続されるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば高所作業車等の油圧機器のアクチュエータ(駆動器)の動 作速度を制御する電磁弁用コントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のようなアクチュエータの制御について期待する動作速度を得るた め、その速度に応じて電磁(比例)弁を開閉している。すなわち、電磁弁の開閉 にはまず電磁弁のソレノイドコイルに流す駆動電流をある値に設定し、アクチュ エータのスタート(電磁弁の開放)−最高速度−ストップ(電磁弁の閉鎖)とい うように動作速度を電流の調整で制御している。
【0003】 図4は前記のようなアクチュエータの電磁弁を制御するための従来のコントロ ーラ等を示している。1はコントローラで、このコントローラ1は操作器2の操 作出力電圧(アナログ値)Va又はVbを増幅する前置増幅器3と、急激な操作器 2の取扱いによるアクチュエータをショックレスにコントロールするための遅延 回路4と、電磁弁5,6へ駆動電流を必要な制御電流として流す電力増幅器7, 8と、電磁弁5,6の開閉(開口度)をスムーズにするためのディザー発振回路 9とから構成されている。
【0004】 前記のようなアクチュエータの電磁弁5(例えばアクチュエータ上昇用)及び 電磁弁6(例えばアクチュエータ下降用)をコントローラ1により開閉動作させ るには、操作器2内のポテンションメータからの操作出力電圧Va又はVbを入力 電圧として前置増幅器3で増幅し、ステップ状の操作出力電圧Va又はVbに対し て電磁弁5,6に出力する制御電流をゆるやかに立ち上げる遅延回路4のスロー スタート用可変抵抗10及び同ゆるやかに立ち下げるスローストップ用可変抵抗11 を調整し、操作出力電圧Va又はVb対制御電流の比率を調整する電力増幅器7, 8のゲイン用可変抵抗12,13を調整し、また操作出力電圧Va又はVbが無信号時 (ポテンションメータ電圧レベルが零)の制御電流の位置を調整する電力増幅器 7,8のNULL用可変抵抗(零点)14,15を調整し、電磁弁5,6に流れる電 流特性を調整して行なっている。さらに電磁弁5,6の開閉をスムーズにするた めデイザー発振回路9の周波数を可変抵抗16で調整して制御電流に加えている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のコントローラ1は、電磁弁5,6を開閉動作するとき、 前記のように操作出力電圧Va又はVbを入力電圧として電磁弁5,6に流し、そ のとき遅延回路4のスロースタート用可変抵抗10及びスローストップ用可変抵抗 11、電力増幅器7,8のゲイン用可変抵抗12,13、NULL用可変抵抗14,15、 デイザー発振回路9の可変抵抗16をそれぞれ調整して電磁弁5,6を開閉し、ア クチュエータを動作させるが、この動作が不適当の場合は再度、前記各可変抵抗 を調整してアクチュエータの動作を確かめるように、調整を何回も繰り返してア クチュエータの最適速度を得なければならず、非常に手数がかかるものであった 。
【0006】 そこで、この考案は前記従来の問題点を解決し、調整を何回も繰返し行なう必 要がないコントローラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この考案は、前記のようなコントローラにおいて、 操作出力電圧に対応した電磁弁に流れる駆動電流を信号として予め各種設定した メモリ部と、操作出力電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換するとともに 、この変換した信号と前記メモリ部に予め設定された信号とから駆動電流に相当 する出力量を求める演算処理部と、この演算処理部の出力量を制御電流として入 力し電磁弁に出力するパルス変調回路からなる駆動部とを具えている。演算処理 部にはメモリ部に設定された各種信号を変更するハンディターミナルが接続され るようになっている。
【0008】
【作用】
前記のようなコントローラによれば、メモリ部に電磁弁に流れる駆動電流を信 号として予め各種設定しており、この設定された信号と操作出力電圧のアナログ 信号から演算処理部で演算して求めたその出力量により、操作出力電圧対制御電 流の特性と併用してアクチュエータを最適な動作にすることができ、従来のよう にいちいち再調整する必要がなくなる。しかも、この特性を演算処理部に接続し たハンディターミナルで読み出し、予めメモリ部に設定した特性を変更すること も可能となる。
【0009】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例をブロック図で示したものである。この実施例にお いて従来のものと同様の部材には同一符号を付してその説明を省略することとし 、以下には特に新規な部分について説明する。21はコントローラで、このコント ローラ21はマイクロコンピュータからなる演算処理部22と、外部メモリ部23と、 パルス変調回路からなる駆動部24とから構成されている。25はハンディターミナ ルで、演算処理部22に接続されるようになっている。
【0010】 演算処理部22は電磁弁5,6に流す駆動電流を演算処理する。すなわち、操作 器2内のポテンションメータによる操作出力電圧Va又はVb(アナログ信号)は 演算処理部22に入力されて該部22にあるA/D変換器によりデジタル化される。 このデジタル化された信号(入力値)は予めメモリ部22に設定されている操作出 力電圧Va又はVbに対応した電磁弁5,6に流れる駆動電流の各種信号(係数) のうち選択された信号と演算処理部22により数1に示す式のように演算される。 そしてこの演算により求められた出力量は制御電流として駆動部24のパルス変調 回路を経由して電磁弁5,6へ出力される。
【0011】
【数1】 出力量=K(係数)×入力値(操作出力電圧Va又はVb)
【0012】 電磁弁5,6は前記出力量として表わされる制御電流(電圧)により動作する 。アクチュエータは電磁弁5,6の開閉によって動作するが、その動作態様は電 磁弁5,6に流れる電流によって違ってくる。しかも、スタート時、ストップ時 及び最高速度に要求される態様は千差万別である。
【0013】 そのためメモリ部22には例えばアクチュエータにスロースタート、最高速度、 スローストップを要求される態様に備え、図2の内容の係数K(K1,K2,K3 〜Kn)が設定されている。この係数Kは、図3のようにスロースタートのた めの時間tと電磁弁5,6に流れる駆動電流曲線A、スローストップのための 時間tと電磁弁5,6に流れる駆動電流曲線B、操作器2内のポテンションメ ータからの操作出力電圧Va又はVbに対応した電磁弁5,6に流れる最大駆動電 流曲線C、の3点を1つのパターンとした電流曲線をテーブル化して記憶させた ものである。この状態で操作器2を取扱いポテンションメータによる操作出力電 圧Va又はVbに応じて駆動電流が図3に示した態様で電磁弁5,6に流れてアク チュエータが動作する。しかし、この動作は1つの基準曲線であり、不適当であ ればこの曲線を記憶させているメモリ部23の係数Kを演算処理部22に接続したハ ンディターミナル25で読み出し、修正したい部分を書き換えてアクチュエータの 動作が最適な値になるようにする。すなわち、係数Kの値をハンディターミナル 25で変更することにより電磁弁5,6に流す駆動電流を変えることができる。
【0014】 またデイザー周波数の調整もハンディターミナル25によってソフトプログラム を演算処理部22で演算処理させ、その出力を制御電流と併用し、アクチユエータ を動作させる、このソフトプログラムの値を換えることにより調整ができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案は前記のような構成からなるので、従来のようにスロースタート用可 変抵抗及びスローストップ用可変抵抗、ゲイン用可変抵抗など各種の可変抵抗の 調整を何回も繰り返して行なう必要がなく、操作性がよいという優れた効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】メモリ部に設定された係数Kを示すグラフであ
る。
【図3】スロースタートのための時間と電磁弁に流れる
駆動電流曲線、スローストップのための時間と電磁弁に
流れる駆動電流曲線、操作出力電圧に対応した電磁弁に
流れる最大駆動電流曲線、の3点を1つのパターンとし
た電流曲線を示すグラフである。
【図4】従来の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 操作器 5,6 電磁弁 21 コントローラ 22 演算処理部 23 メモリ部 24 駆動部 25 ハンディターミナル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧機器のアクチュエータの動作速度を
    制御する電磁弁を操作器内のポテンションメータからの
    操作出力電圧を入力電圧としてコントロールするコント
    ローラにおいて、前記操作出力電圧に対応した電磁弁に
    流れる駆動電流を信号として予め各種設定したメモリ部
    と、前記操作出力電圧をアナログ信号からデジタル信号
    に変換するとともに、この変換した信号と前記メモリ部
    に予め設定された信号とから駆動電流に相当する出力量
    を求める演算処理部と、この演算処理部の出力量を制御
    電流として入力し前記電磁弁に出力するパルス変調回路
    からなる駆動部とを具え、かつ前記演算処理部には前記
    メモリ部に設定された各種信号を変更するハンディター
    ミナルが接続されるようになっていることを特徴とする
    電磁弁用コントローラ。
JP1995004646U 1995-05-17 1995-05-17 電磁弁用コントローラ Expired - Lifetime JP3018261U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10202731A (ja) * 1997-01-22 1998-08-04 Japan Steel Works Ltd:The 電磁比例弁制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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